説明

アースリサイクル株式会社により出願された特許

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【課題】多種多様な複合系廃棄物に対し広く適用できる万能型分離回収方法および装置の提供
【解決手段】内部には金網メッシュの回転ドラム11がモータで回転駆動される回転軸12に軸支されて横置きされ、低速及び高速の2段階で回転可能となっている一方、溶媒加熱手段13を備え、反応槽10内に加熱した分離溶剤を供給できるようになっており、前記回転ドラム中攪拌下に分離溶剤で被処理物を処理する反応槽10内で溶剤としてトリエチレングリコールを用い、各種プラスチックP1とP2を分離回収する。他方、回収される溶剤を前記反応槽10に供給して再利用する溶剤再生循環型で万能な分離回収方法及び装置にある。 (もっと読む)


【課題】 パーム果房などの原料を生産地などで熱分解して粗油を製造し、粗油を集めてバイオディーゼル燃料油を効率よく製造する分散製造システムを提供する。
【解決手段】 原料の生産地又は生産地近くの集荷場所に設けられ、原料を熱分解し熱分解ガスが抽出される熱分解槽(11)、該熱分解槽の熱分解ガスから熱分解油を凝縮して粗油を製造する凝縮器(13)、及び製造された粗油を貯留する粗油タンク(1)を備えた粗油製造設備(30)と、生産地及び集荷場所と異なる精製場所に設けられ、移送された粗油を貯留する粗油タンク(15)、粗油から中質油を蒸留する蒸留塔(16)、及び中質油を精製する精製器(17)を備えた燃料油精製設備(31)と、粗油製造設備から燃料油精製設備に粗油を移送する粗油移送手段(32)と、を備える。 (もっと読む)


【課題】 連続運転を可能とし、パーム果房などの原料を熱分解して低粘性・低流動点・高セタン価のバイオディーゼル燃料油を効率よく製造できるシステムを提供する。
【解決手段】 流動砂(11A)にはアルカリ化合物と分解触媒とが混合され、破砕された原料が槽内に投入され、炉床下方から高温水蒸気が供給されることにより、流動砂が原料とともに流動されるとともに加熱され、原料が熱分解されて熱分解ガスが槽外に抽出され、熱分解残渣が流動砂の一部とともに槽外に排出される流動床構造の熱分解槽(11)と、熱分解槽の熱分解ガスから熱分解油を凝縮する凝縮器(13)と、熱分解油を蒸留して軽質油及び重質油から中質油を分離する蒸留塔(16)と、分離された中質油からバイオディーゼル燃料油を得る精製器(17)と、を備える。 (もっと読む)


【課題】 多品種の原料の溶融・熱分解をバッチ式で行うことにより、槽内壁のコーキングの洗浄を効率よく行うことができ、有害物質を排出することなく且つ処理時間を大幅に短縮できる丸型横型熱分解槽を提供する。
【解決手段】 廃プラスチック、廃タイヤ、廃潤滑油、廃食用油、パーム、ジャトロハなどの原料を熱分解する横型熱分解槽において、横長筒状をなし、扉によって開閉される主投入口が長手方向の一端に形成され、上部に熱分解油のガスを抽出する抽出口が形成された槽本体と、横長の皿状をなし、原料が触媒とともに搭載され、主投入口から槽本体内に出し入れされ、原料の溶融・熱分解が行われる一方、熱分解残渣が溜められる受皿と、槽本体を内蔵し、燃焼熱によって槽本体の外側から受皿上の原料を加熱する加熱炉と、槽本体の内側から受皿上の原料を加熱する加熱手段と、を備える。 (もっと読む)


【課題】 槽内壁のコーキングの生成を抑制でき、廃プラスチックの熱分解温度を下げることができるようにした廃プラスチックの熱分解槽を提供する。
【解決手段】 槽本体(11)に生石灰及び活性白土の混合触媒とともに投入された廃プラスチックを熱分解し、抽出口(11B)から熱分解生成油のガスを抽出する。撹拌機(12)を回転させ、投入された廃プラスチックと混合触媒を攪拌し、シャフト(12A)及び攪拌翼(12B)を流通する高温蒸気によって槽本体内の廃プラスチックを内部から加熱するとともに、槽本体外側のジャケット(10)に高温蒸気を流通させ、槽本体内の廃プラスチックを外部から加熱する。攪拌翼先端から噴き出す高温蒸気によって槽本体内壁のコーキングの生成を抑制する。 (もっと読む)


【課題】 低い熱分解槽にて溶融、脱塩化水素、熱分解を行って、塩化ビニルを含む廃プラスチックを効率よく油化できるようにする。
【解決手段】 廃プラスチックを熱分解する横型の熱分解槽(10)と、熱分解槽の一側方に設けられ、投入原料に対して3〜5重量倍の溶融物と溶融物に対して3〜15重量%の消石灰とが混合され、溶融され廃プラスチックの脱塩化水素を行う第1の溶融脱塩化水素槽(11)と、熱分解槽の一側方に設けられ、溶融された廃プラスチックの脱塩化水素を行う第2の溶融脱塩化水素槽(12)と、熱分解槽内に一側方から他側方及び他側方から一側方に延びて設けられ、熱分解槽の槽底油によって間接加熱されることによって廃プラスチックを第1、第2の溶融脱塩化水素槽の間で攪拌しながら移送する2本のスクリューコンベア(13,14)と、熱分解槽からの熱分解油ガスから熱分解油を得る蒸留塔(17,18,19)を備える。 (もっと読む)


【課題】 環境汚染を招来することなく、強化繊維を分離して回収できるようにした強化繊維の回収方法を提供する。
【解決手段】 強化繊維に熱硬化性樹脂を含浸させてなる繊維強化樹脂製品の廃棄物から強化繊維を分離するにあたり、繊維強化樹脂製品の廃棄物を高温のエチレングリコール又はトリエチレングリコールと接触させることにより樹脂を溶解して強化繊維を分離し、分離した強化繊維からエチレングリコール又はトリエチレングリコールを水洗によって除去する。 (もっと読む)


【課題】 コーキングの発生を抑制しつつ、廃プラスチック、廃潤滑油、廃タイヤ、廃食用油、廃溶剤、タンクスラッジなどをボイラ−燃料油、ディ−ゼル発電燃料油に使用できる高品質の液体燃料に転換するようにした廃棄物の油化方法を提供する。
【解決手段】 廃棄物を熱分解槽にて加熱して溶融させ、熱分解を行って熱分解ガスを回収し、この熱分解ガスを凝縮させて熱分解油を得る一方、得られた熱分解油のうちの軽質油を低温度で分留することによりコーキング原因物質を分離し、この軽質油留分を高温燃焼ガスと熱交換して所定の温度に昇温し、熱分解槽に循環させて熱源とする。 (もっと読む)


【課題】混合プラスチックからプラスチック、アルミ等を効率的に分離回収する方法を提供する。
【解決手段】混合プラスチックが溶解しない湿式比重差選別液体としてエチレングリコール(EG)を用い、PO、PS、ABS、とPET、PVC、アルミを融点近辺の加熱温度で分離し、次いで水とエチレングリコール混合液体で、PVC、アルミ等を沈降分離する。EGは分離回収し不足分はPET解重合工程から循環再使用する。更にPET、PVC,アルミ等はEG及びNaOH中で常圧加熱解重合してテレフタル酸塩とEGを生成する。PVCは脱塩素化し塩化水素はNaClとなる。一方、PO、PVC,アルミ等の固形物はキシレン等の溶剤に溶解し、アルミ、固形物は、付着溶剤を乾燥除去して回収する。更にPO、テレフタル酸塩、NaOHの混合溶液は加熱真空蒸発して溶剤を分離し溶剤は再循環使用し、水洗してPOとテレフタル酸塩、NaOHに分離する。 (もっと読む)


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