説明

シティ・オブ・ホープにより出願された特許

1 - 10 / 15


【課題】潜伏感染しているヒトサイトメガロウイルス(HCMV)の活性化〜発病を防止できる、ワクチンの提供。
【解決手段】潜伏HCMVを保有する患者のCD8+クラスI MHC拘束性細胞傷害性T-リンパ球により認識される免疫原性エピトープである複数のペプチド(およびその免疫学的に機能的な変異体)からなる、HCMVに対するワクチン。また、脂質化したペプチド、DNAアジュバント、または抗原提示細胞を含む細胞性ワクチン。さらに該ペプチドをコードする、ウイルスベクターワクチン。これらワクチンは、HCMVに対するCTLおよびCTLpを活性化することができ、HCMVに対する細胞性免疫応答を引き出すために有用である。 (もっと読む)


非免疫的選別エピトープが、タンパク質のある部分を除去することで調製され得る。例えば、遺伝子コードトランケートされたヒト内皮細胞増殖因子レセプタポリペプチド(EGFRt)は、膜遠位EGF結合ドメイン及び細胞傷害シグナル系を欠失するが、抗EGFR抗体により認識される細胞外エピトープを保持する。細胞は、EGFRtを発現するように遺伝子組換えされ、その後、完全長EGFR免疫活性の使用に伴う免疫活性を有さずに精製され得る。フローサイトメトリ分析を介して、EGFRtは、マウスでのインビボで遺伝子組換えヒトT細胞移植のための追跡マーカとして使用することが可能である。さらに、EGFRtは、セツキシマブ介在抗体依存性細胞傷害(ADCC)を介して細胞除去の可能性が示される。従ってEGFRtは、治療の可能性を持つ遺伝子組換え細胞のための、非免疫性選別ツール、追跡マーカ、細胞除去ツール又は自殺遺伝子として使用され得る。
(もっと読む)


【課題】遺伝子工学的に作製された再指向免疫細胞およびB細胞仲介自己免疫疾患の細胞免疫療法を提供する。
【解決手段】CD19に対して特異的な受容体を含む細胞外ドメイン、細胞内シグナリングドメイン、および膜貫通ドメインをもつ細胞表面タンパク質を発現する、遺伝子工学的に作製されたCD19特異的再指向免疫細胞、CD19悪性疾患の細胞免疫療法および有害なB細胞機能を阻害するための、前記細胞の使用、および前記受容体をコードする裸のDNAを用いるエレクトロポレーションにより、キメラT細胞受容体を発現する再指向T細胞を作製する方法。 (もっと読む)


【課題】加ピロリン酸分解活性化重合(PAP)の新規方法を提供する。
【解決手段】相補的な活性化可能オリゴヌクレオチドP*を、テンプレート鎖にアニーリングさせる工程。アニーリングした活性化可能オリゴヌクレオチドP*を加ピロリン酸分解する工程。活性化されたオリゴヌクレオチドP*を伸長することによって重合させ、所望の核酸鎖を合成する工程。テンプレート鎖から所望の核酸鎖を分離する工程。所望の核酸鎖の所望の増幅レベルが達成されるまで、前記工程を反復する工程。 (もっと読む)


IL13Rα2特異的IL13-ゼータカイン(zetakine)(IL13ζ)などの腫瘍ターゲティングキメラ抗原受容体(CAR)内での共刺激シグナル伝達ドメインの組込みは、共刺激受容体に対する発現されたリガンドの非存在下であってさえ、腫瘍に対するT細胞仲介性反応を増進する。 (もっと読む)


【課題】キメラ膜貫通イムノレセプターであって、細胞表面に細胞外ドメインを接着することができる支持体領域に連結した可溶性レセプターリガンドを含む細胞外ドメイン、膜貫通領域および細胞内シグナリングドメインを含んで成るキメラ膜貫通イムノレセプター、ゼータカインを提供する。
【解決手段】IgGのFc領域に連結したIL−13Rα2特異的IL−13突然変異体IL−13(E13Y)の細胞外標的指向ドメイン、ヒトCD4の膜貫通ドメイン、およびヒトCD3ゼータ鎖を含む神経膠腫特異的イムノレセプター。 (もっと読む)


本発明は、細胞中の望ましい標的遺伝子からの遺伝子産物の発現を選択的に減少させるための、並びに、遺伝子の発現によって引き起こされる疾患の治療のための、組成物および方法を対象とする。より詳細には、本発明は、真核細胞において標的遺伝子の発現を減少させることができる、二本鎖RNA(“dsRNA”)を含む組成物、およびそれらを調製する方法を対象とする。dsRNAは、長さが25から約30ヌクレオチドの間の第一オリゴヌクレオチド配列、および、生物学的条件下で第一配列にアニーリングする第二オリゴヌクレオチド配列を有する。さらに、少なくとも長さ19ヌクレオチドの配列を有するdsRNAの配列の一方の領域は、標的遺伝子から産生されるRNAのヌクレオチド配列と十分に相補的であり、RNAi機構によって標的RNAの分解を誘導する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、細胞表面に細胞外ドメインをつなぐことができる支持領域に連結した可溶性受容体を含む細胞外ドメイン、膜貫通領域及び細胞内シグナル伝達ドメインを含む、「ゼータカイン(zetakines)」というキメラ膜貫通免疫受容体に関する。
【解決手段】ゼータカインは、Tリンパ球の表面上で発現すると、可溶性受容体リガンドが特異的である受容体を発現する特異的細胞へとT細胞活性を指向させる。ゼータカインキメラ免疫受容体は、特にヒト悪性疾患に用いられる自己分泌/パラ分泌サイトカイン系による様々な癌の治療への適用を含む、T細胞の抗原特異性を再指向させるための抗体基材免疫受容体の新規な進展である。好ましい態様では、IgGのFc領域に連結したIL−13Rα2特異的IL−13突然変異体IL−13(E13Y)の細胞外標的指向ドメイン、ヒトCD4の膜貫通ドメイン及びヒトCD3ζ鎖を含むグリオーマ特異的免疫受容体である。 (もっと読む)


siRNA発現カセットを迅速に産生するための、増幅に基づく方法およびキットを提供する。細胞において、増幅されたsiRNA発現カセットを発現するための方法もまた提供する。 (もっと読む)


腫瘍抑制タンパク質 p53に対する突然変異はすべてのヒト癌の40-60%において観察されている。これら突然変異にはしばしば高いp53の核内および細胞質濃度が伴う。多くの腫瘍は非常に高いp53レベルを示すため、このタンパク質は癌免疫療法の魅力的な標的である。残念なことに、p53は、免疫系によって自己-タンパク質として寛容されそうである自己抗原である。本発明はp53 (rMVAp53)をコードする核酸を含む組換え・改変・ワクシニア・アンカラ (MVA) の投与によりこの自己寛容が克服されるという発見に基づく。本発明はrMVAp53を含む組成物の投与による突然変異p53を発現する腫瘍細胞に対するp53-特異的CTL応答の生成方法を開示する。rMVAp53の投与は様々な悪性細胞型における腫瘍発生、腫瘍増殖、および死亡率を低下させる。これらの効果は、CTLA-4遮断薬および/またはCpGオリゴデオキシヌクレオチド免疫調節物質の投与によって増強される。 (もっと読む)


1 - 10 / 15