説明

株式会社グリーンセイジュにより出願された特許

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【課題】従来のヒートポンプユニットでは、加熱と冷却の熱量をバランスさせながら、加熱側と冷却側の両方の負荷に対して所望の温度保証をすることはできなかった。
【解決手段】第1負荷用熱交換器が第2負荷用熱交換器より設定温度が高いときには、冷媒循環経路を、圧縮機5、第1負荷用熱交換器7、第1膨張弁9、調整用熱交換器11、第2膨張弁13、第2負荷用熱交換器15、圧縮機5とするノーマルモードに設定し、それぞれの負荷の温度に対応して前記第1負荷用熱交換器による負荷の加熱と前記第2負荷用熱交換器による負荷の冷却、両方の負荷用熱交換器によるそれぞれの負荷への加熱または、両方の負荷用熱交換器によるそれぞれの負荷への冷却を行う。設定温度が低いときには、リバースモードに設定する。 (もっと読む)


【課題】被乾燥物を処理槽内で乾燥する時、被乾燥物の水分量が略40%以下となった時に発生する被乾燥物有機体が固着し、乾燥処理がスムーズに進まなくなる点や乾燥度が進んだ時に処理槽空気中に浮遊物が舞い上がる点を解決する除湿型乾燥システムを提供する。
【解決手段】固着は、被乾燥有機体が、水素結合で結合し、複数の水素結合により強力な結合力を発揮することに由来していると分析し、この水素結合を解くための方法、水分付加によって解決するようにした。固着が始まった時点で、被乾燥物の撹拌処理に負荷がかかり水分蒸発のスピードが低下することに注目し、これらを検出して自動的に水分付加し、この固着を解消するようにした。また浮遊物は、微細な有機体が、核になって水素結合によって作られたと考え、ここでも蒸発水分を浮遊物に当接させることで、浮遊物の解消を図った。 (もっと読む)


【課題】油分や粘性の高い有機物であっても、常温域での乾燥によって、水分を15%以下にしたり、形状を保持して乾燥させることを可能とする食品や食品廃棄物などの循環式常温乾燥処理装置を提供する。
【解決手段】処理槽2に投入された有機物は、物理処理機構12で、まず細かく破砕され、破砕された有機物はこの処理槽2内で撹拌され、1方で加熱機構4によって投入層内の温度より少し高い温度で加熱される。そのため有機物からは水蒸気が発生し、水蒸気を担持した空気は吐出機構6によって冷却・凝結機構8に運ばれる。水分が取除かれた空気は吸入機構10によって再び処理槽2内に戻されるが、加熱機構4の加熱により温度が上がり、再び有機物から発生する水蒸気を担持し、水分を除去する媒体となる。空気の循環過程を繰り返すことにより乾燥処理が進む。 (もっと読む)


【課題】従来のヒートポンプユニットでは、加熱と冷却の熱量をバランスさせ、加熱冷却対象物の温度を制御する二次的なシステムが必要となり、システム全体が複雑になって、効率の高いヒートポンプの普及の妨げになっていた。
【解決手段】調整用凝縮器9と、調整用蒸発器13と、冷媒状態を監視する冷媒状態監視手段(A,B,C,D)と、凝縮器7と蒸発器15における熱移動による加熱対象と冷却対象の温度を監視する加熱・冷却温度監視手段(E,F)と、圧縮機5等の自律制御により、前記監視対象を目標範囲に収める制御手段21とを備え、加熱熱量と冷却熱量をバランスさせ、加熱対象物や冷却対象物の温度を設定された温度に保つことができる。これによって乾燥装置、農業ハウスの冷暖房、水の蒸留、工場における排熱のカスケード利用、店舗のショーケースの適温維持など、さまざまな分野へのヒートポンプの応用が可能になる。 (もっと読む)


【課題】 原油高騰により燃料費、運送費などが値上がり、値上がりは農業資材・維持・管理費へと広がっている。農業用地の有効利用の面から見た時ビニールハウス等の生産はさらに普及が期待されるが、現状は暖房用の重油の高騰でハウス生産が出来なくなる状況がある。そこで重油などを使わない暖房方法で、なおかつコストのかからないビニールハウス等を作りたい。
【解決手段】 ビニールハウス等の農業用閉空間施設にヒートポンプを併設し、さらに該閉空間施設内の土壌にパイプを敷設し、ヒートポンプから送られてくる冷媒もしくは温水によって該土壌を温度制御し、該土壌中に植生した植物活性化を計るようにした。重油を使わず、かつ従来の数分の1のエネルギーコストで外界環境から植生する植物を守るようにした。 (もっと読む)


【課題】食品や食品廃棄物などの有機物の乾燥処理は、高温による有機物の変性を避けるために噴霧乾燥や減圧下での乾燥処理が行なわれて来た。これらは大がかりなプラントとなり、コストも高くつき、なおかつ有機物の変性や香りの揮発という問題が残った。常温域での乾燥を可能とする循環式常温乾燥処理装置とその装置を使って作った乾燥有機物ないし、液状有機物を提案する。
【解決手段】1.乾燥処理装置の処理槽を常温域で加熱し、2.被処理有機物から水分蒸発させ、3.この水分を空気に担持し、処理槽外に運びだし、4.水分を除去し、乾燥空気を再び処理槽に戻す仕組をベースに考え、さらに被乾燥有機物と空気との接触面積を増大させたり、水分蒸発を促すための工夫を処理槽内の仕組みとして構成し、常温域内での加熱・加温によって、水分蒸発が持続するようにした。 (もっと読む)


【課題】従来の乾燥システムではエネルギー効率が悪かった。
【解決手段】圧縮冷凍システムを利用し、凝縮器を、系外に熱を放出する排熱量調整可能な調整用凝縮器13と、処理槽5内に装入された含水性の被乾燥処理物(W)に熱を供給することで処理物(W)中の水分を蒸発させて湿り空気を生成する加温用凝縮器11とに分割させた。水蒸気の凝縮熱を蒸発器17で冷媒の熱として回収し、この回収した熱を加温用凝縮器11で放出して被乾燥処理物(W)中の水分の気化熱に利用し、余剰の熱を調整用凝縮器13によって系外に排出することにより、消費エネルギーが0.5kWh程度と従来の電気ヒーター方式に比べて3分の1程度のエネルギーで済むようになった。また、立上り運転期間は四方弁19を切替えて調整用凝縮器13を吸熱用蒸発器として使用することで使用エネルギーを抑制し、かつ立上り期間を短縮化することに成功した。 (もっと読む)


【課題】従来の圧縮冷凍サイクルを利用した蒸留水製造方法では、原水から蒸留水を製造するのに大量の熱エネルギーを供給し、且つ排出していた。
【解決手段】凝縮器を、系外に熱を放出する排熱量調整可能な調整用凝縮器13と、処理槽5内の原水(W)に熱を供給することで原水(W)から水分を分離・蒸発させて湿り空気を生成する加温用凝縮器11とに分割する。水蒸気の凝縮熱を蒸発器17で回収し、この回収した熱を加温用凝縮器11で放出して原水(W)中の水分の気化熱に利用し、余剰の熱を調整用凝縮器13によって系外に排出することで、系外から大きな熱量を供給する必要はなく、しかも系外に大きな熱量を排出しなくて済む。例えば、濁った海水や河川水の一次処理に利用し、更に膜技術を利用して二次処理をすれば、安価に高品質の水を精製することができる。また、工場等における水のリサイクル利用も推進できる。 (もっと読む)


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