説明

株式会社東洋環境技術研究所により出願された特許

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【課題】 曝気槽が脱窒槽の役割も兼ね、別個に脱窒槽を必要としない処理施設において、間歇曝気でなく、連続した曝気が行える有機物の処理方法を提供する。
【解決手段】 曝気槽12の底面積及び/又は容量の30〜70%の領域に設置した散気管14から曝気してこの領域の溶液を好ましくは溶存酸素濃度(DO)が2mg/L以上の好気状態にし、曝気槽12の残りの領域については曝気しないで好ましくは溶存酸素濃度(DO)が0.1mg/L以下の嫌気状態にする事により、曝気槽12内の有機物のBOD・窒素処理を行う。
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【課題】 有機物と微生物との混合液を処理するに際し、余剰汚泥の発生を抑制し、浄化槽における有機物処理のランニングコストを軽減することができる有機物の処理方法を提供する。
【解決手段】 有機物と微生物との混合液中に、空気、酸素、又はこれらの混合物を導入して有機物と微生物との混合液の溶存酸素濃度(DO)を2mg/L以上、BOD汚泥負荷を0.07±0.02kgBOD/kgMLVSSに維持しながら有機物を生分解処理すると共に窒素成分を硝化処理する曝気工程と、硝化された窒素成分を有機物の存在下で嫌気処理する脱窒工程とを繰り返すことで、汚泥の発生量(乾重量)を投入原水BOD乾重量の15%以下に制限することにより有機物の処理を行う。
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【課題】 有機物と微生物との混合液を処理するに際し、余剰スラッジ及び放流すべき処理水等の発生のない有機物生分解処理を安定して行うことができる有機物の処理方法を提供する。
【解決手段】 有機物と微生物とを有し、微生物濃度が全有機炭素濃度で10000ppm以上の曝気処理槽2の混合液中に、空気、酸素、又はこれらの混合物を酸素供給装置6から導入して有機物を生分解することにより、前記混合液中からの分解処理物及び水の排出を生分解反応熱で蒸散させて、余剰スラッジ及び処理水を外部に放出しない有機物の処理方法において、混合液温度を38℃以上に保つ難分解性物質処理工程と、混合液温度を38℃未満に保つ生分解処理工程とを交互に行う。
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