説明

柏原計器工業株式会社により出願された特許

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【課題】水道メーターの指示とデジタル計量値が一致するようにする。その際、長期間に亘って安定してデジタルデータに変換できるようにする。
【解決手段】直読式水道メーターのリットル針11の指針に磁石10を装着する。また、リットル針11の上方に磁気センサ手段12を配置して回転を検出する。その際、磁気センサ手段12を2個の磁気センサ12a、12bで構成し、その検出出力が90°の位相差となるようにする。こうすることで、前記位相差からリットル針11の回転方向が検出できるので、回転方向に基づいて計量値の加減算を行えば、メーター指示と一致させることができる。さらに、磁気検出により、汚れや経年変化による検出精度の低下を防止することにより、長期間に亘って安定してデジタルデータに変換できるようにする。 (もっと読む)


【課題】流量計の器差を全流量域でフラットに、かつ、器差の値も小さくする。
【解決手段】流入口25と流出口26間に設けた計量室20に収容される羽根車本体11の回転軸13に錘部材12を設ける。こうすることで、流入口から計量室内に流れ込む小流量の水に対しては、浮き上がろうとする前記羽根車10を錘部材12の荷重によって阻止して器差のピークを抑制する。また、大流量の水に対しては、錘部材12の荷重と羽根車10が受ける浮力とが相殺するようにして錘部材12による器差を小さくする。また、流入する中流量の水には、錘部材12の荷重と羽根車の受ける浮力とが釣り合って、器差にピークを生じないようにする。このように、小流量域、中流量域及び大流量域で器差を小さくして全流量域に亘って器差の無いフラットな特性が得られるようにする。 (もっと読む)


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