説明

ファイベックス株式会社により出願された特許

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【課題】コンクリート表面のひび割れの補修等に適した強化繊維シートを提供する。
【解決手段】縦糸1が800MPa未満の引張強度、横糸2が800MPa以上の引張強度の強化繊維である強化繊維シートS1。強化繊維シートS1を、縦糸1の方向とひび割れCの方向とが略一致するように、コンクリート表面に貼付け、これにより、強化繊維(つまり、横糸2)は、ひび割れCと略直交する方向(引張応力σが作用する方向)に貼付されることとなり、該引張応力σに抗して、ひび割れCの拡大を抑制する布基礎の補強方法。 (もっと読む)


【課題】補強後のコンクリート構造物の表面状態を経過的に観察することが可能なコンクリート補強用シートの提供。
【解決手段】 高性能繊維からなる糸束6cをまとめて繊維束6としたタテ糸6A及びヨコ糸6Bからなり、それらタテ糸及びヨコ糸を用いて、縦横2方向に織られた2方向織り部分5aを有し、隣接する2方向織り部分5a、5aの間は、タテ糸6Aのみからなるタテ糸接続部5b及びヨコ糸6Bのみからなるヨコ糸接続部5cにより接続されている。横方向に隣接するタテ糸接続部及び縦方向に隣接するヨコ糸接続部の間に本体を貫通する形で観察窓5dを形成する。各観察窓の周囲に沿って、熱融着糸により溶融接着された枠状の溶融接着部8が設けられ、かつ糸ずれ防止糸によるタテ糸の解れ止めによって、各観察窓の位置ずれを防止する。 (もっと読む)


【課題】施工に要する工数を大幅に削減するとともに、補強パネル接合部の接合部材の剥落による応力伝達不良等が生じない、品質と安全性に優れた、埋設型枠による既設トンネルの覆工コンクリート補強方法等を提供する。
【解決手段】補強パネルに取付金具を設け、前記取付金具が既設コンクリート表面の取付部位に接するように前記補強パネルを配置し、所定の位置にアンカーを打設して前記補強パネルを前記既設コンクリートに固定し、前記補強パネルと前記既設コンクリートとの間隙にモルタルを充填し、コンクリート構造物の補強をおこなう。 (もっと読む)


【課題】接着剤の塗布作業の簡素化等を図る。
【解決手段】アラミド繊維シート1の片面1aにシリコン接着剤2を塗布し(図1(a) 参照)、該シート1をロール状に丸めて他面1bに該接着剤2を付着させる(同図(b) 参照)。その後、該シート1を伸ばしながらコンクリート柱状体3に巻き付け(同図(c)
参照)、接着剤の付着漏れ部分4にはシリコン接着剤2を追加塗布する(同図(d) 参照)。シート1を丸めるだけで他面1bに接着剤2が付着するので、該面1bへの接着剤2の塗布作業を軽減することができる。また、該シリコン接着剤2は、耐候性を有しているのでコーティング膜を別に塗布する必要が無く、その点でも作業の簡素化を図ることができる。さらに、該シリコン接着剤2は、エポキシ樹脂と比較して硬化時間が短いので、その点においても作業の簡素化を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】繊維シートのコンクリート部材表面への付着強度を向上させることにより、該繊維シートによる補強効果を向上させる。
【解決手段】コンクリート部材1の表面に鋼板2が接着され、その外側表面には繊維シート3が貼り付けられる。この方法によれば、鋼板2の剛性により繊維シート3とコンクリート部材1との有効な付着面積を広げることが可能で、その結果として、繊維シート3によるコンクリート部材1の補強効果を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】コンクリート部材表面に繊維シートを貼り付けた構造のものにおいて、繊維シートの剥がれを防止して繊維シートによる補強効果を維持できるようにする。
【解決手段】コンクリート部材1の表面には繊維シート3が貼り付けられ、その表面には板状部材5が配置され、該板状部材5及び繊維シート3を貫通してコンクリート部材1内部に到達するように鋲6が打ち込まれている。これらの板状部材5及び鋲6によって繊維シート3の剥がれを防止でき、繊維シート3によるコンクリート部材1の補強効果を維持することができる。 (もっと読む)


【課題】建物への電気的な影響を少なくできるととともに建物の耐たわみ性能、耐火性能を向上でき、しかも建物の低コスト化を可能とするコンクリート構造体を提供する。
【解決手段】本発明のコンクリート構造体1は、一方の面51と一方の面と対向する他方の面52とを備え、鉄筋6により形成された鉄筋構造部3及び電気絶縁性能を有する絶縁筋5により形成された絶縁筋構造部2の周りがコンクリート部4で囲まれて形成されたコンクリート構造体であって、一方の面51に近い側に絶縁筋構造部2を備え、他方の面52に近い側に鉄筋構造部3を備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】コンクリート躯体のアンカーピン挿入孔内に滲み出した水を排出できるコンクリートの補修構造を提供する。
【解決手段】コンクリート躯体4の表面に強化繊維シート1をアンカーピン2で取り付けるとともに、強化繊維シート1に樹脂を含浸させて固化する。アンカーピン2は、筒状の本体部2aの一端に大径部2bとテーパー部2gを備え、この付近を残して軸方向に延びるスリット2cを本体部2aに形成してある。強化繊維シート1の取り付けに際し、アンカーピン2の先端部にテーパーピン2eを押し込み、アンカーピン2を拡開させてコンクリート躯体4の孔5の周面に圧接する一方、係止部2bで強化繊維シート1をコンクリート躯体4の表面に押し付ける。 (もっと読む)


【課題】強化繊維シートに対する押圧板の馴染みを良くし、強化繊維シートの破断が生じないコンクリートの補修構造を提供する。
【解決手段】コンクリート躯体4の表面に強化繊維シート1をアンカーピン2で取り付けるとともに、強化繊維シート1に樹脂を含浸させて固化する構造において、強化繊維シート1として所定幅に裁断された長尺のものを用い、強化繊維シート1を横に並べてコンクリート躯体の剥落想定範囲を覆うとともに、各強化繊維シート1の側縁部を重ね合わせ、重ね合わせた側縁部に繊維強化プラスチック製の押圧板3を被せ、各強化繊維シート1の側縁部を押圧板3と一緒にアンカーピン2でコンクリート躯体4に固定してある。 (もっと読む)


【課題】補強用シート材を、緊張力を作用させた状態で構造物表面に貼り付けて該構造物を補強する工法において、作業を簡単なものにする。
【解決手段】補強用シート材1の両端部にループ部1aを形成し、該ループ部1aに連結部材4を挿通し、緊張手段5からの緊張力は、それらの連結部材4及びループ部1aを介して作用させる。連結部材4は、ループ部1aに挿通させるだけでシート材1に連結されることとなり、該連結のために接着剤やピンやボルトや他の固定部材を必要としないため、連結作業は非常に簡単なものとなる。 (もっと読む)


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