説明

学校法人東京農業大学により出願された特許

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【課題】廃糖蜜のような処理が困難とされている発酵基質を用いた場合であっても効率よくエタノールを生産し得るエタノール生産技術を提供する。また、エタノール発酵に蒸留廃液の排出量を極力抑制するバイオエタノール生産システムである固体発酵法を取り入れ、固定化担体に廃糖蜜を高濃度に吸着固定した固体状基質におけるエタノール固体発酵技術を提供する。
【解決手段】固定化担体としてデンプンを主要構成糖とする食品を用い、該固定化担体に第1の発酵基質を吸着させて固体状基質を調製する固体状基質調製工程と、固体状基質に酵母を吸着させてエタノール発酵を行うエタノール発酵工程と、発酵終了後の固体状基質からエタノールを抽出するエタノール抽出工程と、エタノール抽出工程の後に得られた担体に第2の発酵基質及び酵母を吸着させてエタノール発酵を行う再発酵工程と、を有することを特徴とする、エタノールの生産方法。 (もっと読む)


【課題】安定した検量線を作成するためにラクトバチルス・ライヒマニ(Lactobacillus leichmannii)ATCC 7830 株より優れた株を探索し、より安定したビタミンB12定量法を確立することを目的とする。
【解決手段】乳酸菌を使用して試料中のビタミンB12を定量する方法において、乳酸菌として、ラクトバシルス・デルブリュッキ・サブスピーシーズ・デルブリュッキ(Lactobacillus delbrueckii subsp. delbrueckii)NRIC0700株(受領番号:NITE AP-726)を使用する。 (もっと読む)


【課題】カルシウム/カルモジュリン依存性キナーゼIV(CaMKIV)をターゲットとした、記憶能力の減退に対する治療薬のスクリーニング方法を提供する。
【解決手段】(1)第1の蛍光物質で標識されたカルモジュリンと、第2の蛍光物質で標識されたCaMKIVと、前記被検化合物と、を溶液中で接触させ、第1の蛍光物質と、第2の蛍光物質との接近に基づく蛍光共鳴エネルギー移動による蛍光値を測定する、または、(2)第1および第2の蛍光物質で標識されたCaMKIVと、前記被検化合物と、を溶液中で相互作用させ、CaMKIVの立体構造が変化することに基づく、第1の蛍光物質と第2の蛍光物質の蛍光共鳴エネルギー移動による蛍光値を測定する。 (もっと読む)


【課題】簡易、迅速に且つ正確にエタノールを測定することができ、低濃度でも安定性および定量性があるエタノール測定技術を提供することを目的とする。
【解決手段】エタノール含有試料を、酸素、水及びアルコールオキシダーゼの存在下に酵素反応させることにより過酸化水素を発生させ、該過酸化水素と、4−アミノアンチピリン、フェノールを、ペルオキシダーゼの存在下に酵素反応させることにより赤色キノン色素を発色させるエタノール測定方法及び上述したエタノール測定方法をより簡易、迅速に実施するためのエタノール測定キットにより解決する。 (もっと読む)


【課題】p27とサイクリン-CDKとの相互作用を生細胞内で簡便に検出・評価する系を構築することを目的とする。
【解決手段】サイクリンA-YFPN融合タンパク質をコードする発現ベクター及びp27-YFPC融合タンパク質をコードする発現ベクターを細胞へ導入して形質転換細胞を作製するステップと、形質転換細胞を培養し、サイクリンA-YFPN融合タンパク質と、p27-YFPC融合タンパク質を生成させるステップと、サイクリン-サイクリン依存性キナーゼ複合体と、p27との相互作用を蛍光の有無で検出するステップと、を有するサイクリンA-p27相互作用検出方法。 (もっと読む)


【課題】既に生成された脆弱で浮遊性の低い菌膜を扱うことなく菌膜の生成,増殖を迅速化して、材料液からのアルコール成分の蒸発を阻止して味の低下を防止することができ、材料液の酢酸発酵に時間が掛からないようにすることのできる接種技術を含む食酢製造方法と、この食酢製造方法の接種技術に利用される接種用補助具とを提供する。
【解決手段】静置法による食酢製造の際に酢酸発酵のための種菌として酢酸菌を被酢酸発酵材料液に接種する食酢製造方法において、通気性または通液性を有するシート材に酢酸菌を培養した種菌シートを前記材料液の液面に浮かせた状態で載置し、該液面と前記シート材との間で酢酸菌を好気的な状態にして酢酸発酵することを特徴とする食酢製造方法およびそれに用いる接種用補助具である。 (もっと読む)


【課題】分生胞子の増殖にかかわる因子について種々検討し、この分生胞子増殖因子を利用して、従来のPDBと比較して分生胞子の形成量を向上させるための技術を提供することを目的とする。
【解決手段】分子量が20MDa以上のデンプンを含む分生胞子増殖因子、該分生胞子増殖因子を含む培地並びに該分生胞子増殖因子の製造方法により解決する。本発明によれば、20MDa以上の分子量のデンプンを使用することにより、グルコースの添加量を増加することなく、糸状菌の分生胞子形成数及び乾燥菌体重量を、従来のPDB培地よりも有意に増加させることができる。 (もっと読む)


【課題】小麦由来のPDIと形質転換細胞由来のPDIとの相違を明らかにし、形質転換細胞由来のPDIを小麦加工製品に応用する技術を提供する。
【解決手段】配列番号:1で表わされる塩基配列からなるポリヌクレオチドで形質転換した形質転換細胞から産生されたリコンビナントプロテインジスルフィドイソメラーゼを主成分とする小麦加工製品の改質剤及び該改質剤を小麦粉に添加して生地を形成する、小麦加工製品の製造方法により解決する。 (もっと読む)


【課題】 ホタテガイ(帆立貝)の貝柱を調味乾燥した白干しを生産するに当り、二番煮を行うことなく高品質な製品を生産する方法を提供する。
【解決手段】 ホタテガイの貝柱を、NaCl濃度が0.5重量%〜飽和濃度でかつ温度が−5〜40℃の水溶液に1時間以上浸漬することにより塩味を付与した後、二番煮を行うことなく焙乾し、次いで、あん蒸を行うことにより、旨味成分を多く含む白干しを生産する。 (もっと読む)


【課題】医薬品や食品などの可食性組成物の本来的機能を損なわず、効果的に苦味を抑制する技術を提供する。
【解決手段】食塩又は甘味料と、リボフラビン結合蛋白質とを含む苦味阻害剤、および該苦味阻害剤を使用して、苦味物質の苦味を阻害する、苦味阻害方法により解決する。本発明の苦味阻害剤及び苦味阻害方法によれば、食塩又は甘味料とRBPとを併用することにより、食塩、甘味料及びRBPをそれぞれ単独で使用するよりも苦味阻害効果を高めることができる。そのため、食塩、甘味料及びRBPの使用量を低減することができ、医薬品や食品の本来的機能を害することなく、効果的に苦味を阻害することができる。 (もっと読む)


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