説明

宮本工業株式会社により出願された特許

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【課題】通常の鍛造方法でデッドメタルとなる部位を含め、鍛造部材全体に均質な強度を発現できるマグネシウム合金鍛造部材の製造方法を提供する。
【解決手段】長周期構造を示す金属間化合物を含むマグネシウム合金素材12を鍛造して鍛造部材1を製造する。デッドメタルとなる部位5を予め特定し、マグネシウム合金素材12を密閉型11内に収容して鍛造し、デッドメタルとなる部位5に1.0以上の相当歪みを導入する予備成形を行い、予備成形されたマグネシウム合金素材18を鍛造して鍛造部材1を得る。マグネシウム合金素材12は、MgとZnとYとを含むマグネシウム合金からなり、前記長周期構造を示す金属間化合物はMg12ZnY相である。予備成形は、デッドメタルとなる部位5に、加圧パンチ17に形成された凸部16を圧接する。凸部16の大きさは、マグネシウム合金素材12について予め求められた強度−歪み曲線に基づいて決定する。 (もっと読む)


【課題】優れた鍛造性と、鍛造後の高温における優れた機械的特性とを備えるピストン用のアルミニウム合金及びピストンの鍛造方法を提供する。
【解決手段】アルミニウム合金は、7〜17重量%のSi、0.5〜3重量%のCu、0.4〜1.5重量%のMg、0.6〜1.2重量%のMn、0.8〜3重量%のNi、0.05〜0.3重量%のZr、0.15〜1.0重量%のFe、不可避的不純物を含むアルミニウム合金を、12〜50℃/秒の冷却速度で凝固させた鋳造体で、DASが2〜18μmである。0.01〜0.3重量%のTiを含んでもよく、0.01〜0.3重量%のSbまたは0.005〜0.1重量%のBeを含んでもよい。ピストンの鍛造方法は、前記鋳造体に対して、200〜240℃の温度で、20〜45%の加工率の予備加工を施して鍛造用アルミニウム合金素材を形成し、該鍛造用アルミニウム合金の再結晶温度を超える温度で鍛造加工を施す。 (もっと読む)


【課題】鍛造時に割れを発生せず、高精度に型充満することができ、優れた機械的強度を備える鍛造品が得られるマグネシウム合金の鍛造方法を提供する。
【解決手段】全量に対し、6〜10重量%のアルミニウムと、0.4〜2重量%の亜鉛と、0.05〜0.3重量%のマンガンと、0.4〜1.5重量%のカルシウムと不可避的不純物とを含むマグネシウム合金からなる鋳造体を12〜40℃/秒の速度で冷却して、樹脂状晶のデンドライトアーム間隔が0.5〜15μmであり、Mg−Al金属間化合物からなる晶出物の粒子径が1〜10μmである第1の鍛造用マグネシウム合金素材を形成する。第1の鍛造用マグネシウム合金素材に対して、250〜450℃の温度で、20〜70%の加工率の予備加工を施し、第2の鍛造用マグネシウム合金素材を形成する。第2の鍛造用マグネシウム合金素材に対して鍛造加工を施す。 (もっと読む)


【課題】優れた機械的特性と鍛造性とを備える鍛造用マグネシウム合金及びその製造方法を提供する。
【解決手段】鍛造用マグネシウム合金は、全量に対し、6〜10重量%のAlと、0.4〜2重量%のZnと、0.05〜0.3重量%のMnと、0.4〜1.5重量%のCaと不可避的不純物とを含む鋳造体であって、デンドライトアーム間隔が0.5〜15μmであり、晶出物の粒子径が1〜10μmである。鍛造用マグネシウム合金は、全量に対し、0.01〜0.3重量%のSbまたは0.006〜0.2重量%のBeを含んでもよく、全量に対し、1.2重量%以下のCeを含んでもよい。鍛造用マグネシウム合金の製造方法は、全量に対し、6〜10重量%のAlと、0.4〜2重量%のZnと、0.05〜0.3重量%のMnと、0.4〜1.5重量%のCaと不可避的不純物とを含むマグネシウム合金を鋳造し、得られた鋳造体を12〜40℃/秒の速度で冷却する。 (もっと読む)


【課題】安価で鍛造性に優れたマグネシウム合金部材の製造方法を提供する。
【解決手段】Mgと、Znと、Yと、全量に対して0.1〜0.7重量%の範囲のZrとを溶解し、得られた溶湯Mを所定の形状の鋳型3に連続的に供給し、該鋳型3内で冷却して取り出すことにより、ZnとYとを含むマグネシウム合金からなり、且つ50〜150μmの範囲の結晶粒子径を有する鋳造体Maを得る工程と、該鋳造体を350〜500℃の範囲の温度に加熱して鍛造することにより、マグネシウム合金部材となる鍛造体を得る工程とを備える。前記鍛造により付与される相当歪み量が、1.1〜5.0の範囲である。 (もっと読む)


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