説明

バリアン・インコーポレイテッドにより出願された特許

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【課題】微量ガス漏れ検出のための質量分析計と方法との改善が必要である。
【解決手段】微量ガス漏れ検出用質量分析計と、質量分析計を動作させる方法とが提供されている。前記質量分析計は、ヘリウムのような微量ガスをイオン化するイオン源と、イオンを偏向させる磁石と、偏向イオンを検出する検出器とを含む。イオン源はフィラメントのような電子源を含む。この方法は、電離室に対して、微量ガスをイオン化するのには十分であるが三価炭素のような不要イオンを形成するのには不十分な電子加速電位で電子源を動作させる工程を含む。 (もっと読む)


【課題】電極の開口部を含むことに関連した問題を改善する、イオン処理装置に用いる電極構造を提供する。
【解決手段】例えばイオントラップのような装置に使用される電極は、通常、第1の軸方向端部から第2の軸方向端部へと中心軸の方向に延びる軸長、および内側表面を有している。この内側表面は、第1の軸方向端部から第2の軸方向端部にわたって均一、または少なくとも軸方向に沿った均一部分長さについて均一である表面形状を含む。電極は、少なくとも均一部分の長さについては、延びている溝のような細長い表面形状を含んでもよい。開口部は溝とつながっている。電極は軸方向に領域に分割されている。領域間の隙間は、中心軸に直交する平面に対して角度をつけて向けられている。電極は細長い内部空間の近傍に同軸に配列された電極構造として構成された数個の電極のうちの1つであってもよい。 (もっと読む)


【課題】線形イオントラップなどの線形イオン処理装置において、イオンが獲得可能な最大運動エネルギー量を増加させる技術を提供する。
【解決手段】線形電極構造内でイオンの運動エネルギーを増加させる方法において、イオンの軸方向運動は、実質的に、電極構造の選択された一方の端部に制約される。イオンは、駆動されて、選択端部から他方の端部に向かって軸方向に移動し、そして、選択端部に向かって逆反射される。制約は、電極構造の端部および中央領域に印加される1以上のDC電圧を調整して、選択端部に軸方向電位ウェルを生成することによって実行可能である。駆動は、前記選択端部に印加されるDC電圧を、制約工程で印加される電圧値よりも大きな大きさに調整することによって実行可能である。制約工程および駆動工程は、何度も反復可能である。この方法は、衝突誘起解離と共に実施可能である。 (もっと読む)


【課題】質量分光分析装置の動作パラメータを最適化する。
【解決手段】ある実施形態において、タンデム(MS/MS)質量分析方法は、所与の親イオン質量対電荷(m/z)比に対して娘イオン断片化プロセスを最適化するように、四重極イオントラップに関する衝突誘発解離(CID)電圧振幅およびqパラメータ値を選択することを含む。q値およびCID電圧値は、ルックアップテーブルに従って、かつ/または、近似分析式を使用して選択することができる。m/z値と(q,CID)値対との間の対応は、予備測定検量によって設定可能である。m/zに基づいて断片化最適化q値を計算し、計算されたq値に基づいてCID電圧値を決定することができる。例えば、所望の娘イオン質量範囲の捕獲を容易にするために、ユーザが、qを他の値に強制設定することもでき、コントローラが、この強制設定されたq値に基づいてCID電圧値を計算する。 (もっと読む)


【課題】実質的な計器ノイズおよび/またはドリフトの存在下で最適化に要する時間を最小限にするために取るステップを含む、分析機器の操作用パラメータ(例えば、質量分析計のレンズ電圧)の最適化方法を提供する。
【解決手段】最適化方法は、初期設定の計器パラメータセット(ベクトル)と最新の最適パラメータとの間の最良点を選択し、パラメータ空間において、選択された最良点で開始シンプレックスを構築し、シンプレックスを進行させて最適パラメータベクトルを求めることを含む。最良のシンプレックスの点を定期的に再測定し、結果の読み込みを使用して前の測定値を置換および/または平均化する。アルゴリズムの収束速度はシンプレックスの収縮を徐々に減少させて調節してもよい。本発明の方法は、全て整数のパラメータ値を用いて機能し、機器範囲外のパラメータ値を認識し、関連する制御用コンピュータではなく機器自身の制御下で機能する。 (もっと読む)


【課題】不所望のイオンから所望のイオンを分離するようにさらに調整され、かつ従来印加されていた分離波形信号と同じくらいの電力を必要としないイオン分離波形信号を供給する方法および装置を提供する。
【解決手段】イオン・トラッピング・ボリューム内において所望のイオンが、イオン・トラッピング・ボリューム内に保持されるべき所望のイオンと、イオン・トラッピング・ボリュームから放出されるべき不所望のイオンと、を含むイオン・トラッピング・ボリューム内の複数のイオンに、イオン分離信号を印加することにより、所望のイオンが分離される。イオン分離信号は、周波数範囲にわたる複数の信号成分を含んでいる。複数の信号成分は、所望のイオンの永年周波数に近接する周波数を有する第1の成分と、第1の成分の周波数に隣接する周波数を有する隣接成分と、を含んでいる。第1の成分は、隣接成分の振幅よりも大きい振幅を有している。 (もっと読む)


【課題】コイルに対するRFフィールド分布を、感応容積内部における限定された領域へ拘束する。
【解決手段】NMR共鳴構造体は、軸方向導体54a,54b,54c,54dと、端部部材50,51とで形成され、前記端部部材は前記導体を支持して、所望の電気的接続形態のコイル構造体8を形成し、前記端部部材は、選択された軸方向の導体(誘導体)間でのRF相互接続機能を、前記端部部材の軸方向の境界外部に存在するRFフィールドの軸方向の拘束機能と組合せ、前記端部部材は、必要に応じて、共鳴構造体のために選択されたキャパシタンス61を含む。 (もっと読む)


【課題】微量ガス漏れ検出システムにおいて、携帯用無線遠隔ユニットを利用して漏れ検出器作動情報を表示する。
【解決手段】微量ガス漏れ検出器10によって測定されるガス漏れを、無線リンクによって漏れ検出器情報として送信し、その漏れ検出器情報を携帯用無線遠隔ユニット30によって受信して、漏れ率を英数字表示する。遠隔ユニット30は、漏れ検出器10の無線ベースユニット300と通信する無線トランシーバ352、表示装置32、および受信された漏れ検出器情報に応答して表示装置32上に表示を生成する制御器350を含んでいる。 (もっと読む)


【課題】挿入可能なワンドを多核NMRプローブに用いて、プローブが種々の組み合わせの核を検知し、そこからデータを得る。
【解決手段】種々の電気的構成要素と、チューブと協働するように設計されたワンド内の部品とにより、特定の組み合わせの周波数が決定され、調節可能な4分の1波長アセンブリを形成する。ワンド内の調節可能な4分の1波長アセンブリ構成要素は、調節可能な導電カラーとスプリングコンタクトとを有する金属ロッドを含んでおり、金属ロッドがチューブ内に挿入されると、ロッドとチューブとが、調節可能な4分の1波長回路または4分の1波長短絡スタッブを形成する。チューブはワンドまたはプローブの一部を構成してもよい。ワンドがプローブ内に挿入されると、プローブ内のNMRコイルと調節可能な4分の1波長短絡スタッブとの組み合わせが、NMR回路を2個の異なる周波数で共鳴させる手段を提供する。 (もっと読む)


【課題】平坦なポンピング面を備えた回転ディスクまたは回転円筒状ドラムを有する分子引きずりステージを含まない真空ポンプを提供する。
【解決手段】ハイブリッドターボ分子真空ポンプは、取入口と排出口とを有するハウジングと、前記ハウジング内部に設けられかつ傾斜ブレードを有する固定子と傾斜ブレードを有するインペラとを各々が含む1つ以上の軸方向フローステージと、軸方向フローステージではなくてかつハウジング内に設けられているとともに固定子とインペラとを含む少なくとも1つの追加真空ポンピングステージと、前記取入口から前記排出口へ気体をポンピングするように前記インペラを回転させる原動機とを含む。追加真空ポンピングステージは、インペラが粗いまたは溝付きのポンピング面を有するディスクを含む改良型分子引きずりステージ、および/または再生ステージであってもよい。 (もっと読む)


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