説明

有限会社末富エンジニアリングにより出願された特許

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【課題】メルトブロー法により紡糸を行う際に、繊維の延伸と繊維の冷却とのタイムスパンを小さくする手段を講じることで、繊維の径の更なる微細化、柔軟化を実現する。
【解決手段】紡糸ダイ10の、熱風吐出スリット11eと冷風吐出スリット12eとの間に、冷却用流体供給スリット14を設ける。この冷却用流体供給スリット14に供給フード71を差し込んで、ポリマー通路11b、12bに冷却した紡糸油剤mを送り込む。冷風吐出スリット12eと熱風吐出スリット11eとの吐出風量の差から生じる負圧により、溶融ポリマーpを繊維fに延伸させる。これとほぼ同時に、冷却用流体供給スリット14を通じ溶融ポリマーpに冷却した紡糸油剤mを付与して冷却する。繊維fに熱が残らないため、結晶化が抑制されて延伸性が向上し、柔軟性も増し、風合いが良くなる。また、紡糸油剤mは、毛羽立ち、静電気の発生をも抑える。 (もっと読む)


【課題】伸縮度が高く、ボリューム感に富み、手触りがよい伸縮性複合繊維を効率よく得る。
【解決手段】伸縮性繊維11と非伸縮性繊維12とを一体化して、伸縮性繊維11と非伸縮性繊維12とが周方向に交互に露出する複合繊維10を形成する。この複合繊維10表面の伸縮性繊維11の各露出部の、最大の露出部の表面積の大きさを分母に、他の露出部の表面積の大きさを分子として比をとった場合に、その各値が0.8未満を満足するように調整しておく。これを長さ方向に伸長すると、収縮応力の大きさが最大露出部と他の露出部とで大きく異なり、ずれ応力が大きいため、伸縮性繊維11と非伸縮性繊維12とが簡単に分離して伸縮度の高い複合繊維10が効率よく得られる。この際に非伸縮性繊維12が三次元捲縮するため嵩高となり、また、非伸縮性繊維12がゴム様の感触を持つ伸縮性繊維11に螺旋状に絡み付いてこれを覆うため手触りが良好である。 (もっと読む)


【課題】光触媒を用いて簡易に、低コストで廃水や汚水を処理可能とすることである。
【解決手段】光触媒微粒子を混入したポリマーにより水処理用チューブ1を形成したのである。また、多層構造の水処理用チューブ1において、水と接触する部分である最内層を、光触媒微粒子を混入したポリマーから形成したのである。 (もっと読む)


【課題】繊維に光触媒を使用した場合に、触媒反応の効率を上げることである。
【解決手段】光触媒微粒子を混入したポリマー10を紡糸して繊維11を形成し、前記繊維を積層してメルトブロー不織布12を形成したのである。 (もっと読む)


【課題】燃料電池用の水素燃料を得るための都市ガス等の改質触媒において、貴金属の量を減らすことで水素燃料製造コストの低減を図る。
【解決手段】改質触媒を、カーボン繊維11aの外周面に、一定の間隔をおいて長さ方向に筋状貴金属部11bを設けた複合繊維11から形成された不織布および織布とする。 (もっと読む)


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