説明

サイエンス ソリューションズ株式会社により出願された特許

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【課題】高レベル廃棄物の廃液を処理するガラス溶融炉において、前記廃液に含まれる金属微粒子等がガラス溶融炉の下方に沈殿することを防止する。
【解決手段】ガラス溶融炉10の処理用炉14には、粒子含有溶融ガラスPLGが収容される。この粒子含有溶融ガラスPLGは、廃液に含まれるルテニウム、パラジウム、ロジウム等の金属微粒子等が添加されることで得られたものである。この粒子含有溶融ガラスPLGに対して原料ガラス及び廃液が投入されると、該粒子含有溶融ガラスPLGの上方で、原料ガラスが溶融して溶融ガラスが形成されるとともに、廃液の液分が蒸発して金属微粒子等が残留する。すなわち、新たな粒子含有溶融ガラスが生成する。処理用炉14に予め収容された粒子含有溶融ガラスPLGは、新たに生成するこの粒子含有溶融ガラスとの間にレイリーテイラー不安定性が発現しないような見掛け密度に予め調整されている。 (もっと読む)


【課題】電極近傍で発生したガスが下流側に流れることを阻止することが可能な電気浸透流ポンプ及びこの電気浸透流ポンプを用いた液体供給装置を提供する。
【解決手段】電気浸透流ポンプ10Aでは、出口側チェンバー28にバブル隔離部材40が出口側電極20より離間して配置され、出口側電極20近傍におけるポンプ容器12の側部にガス抜き部材42が配設され、入口側電極18近傍におけるポンプ容器12の側部にガス抜き部材44が配設されている。また、入口側チェンバー26には自己充填機構50が配設され、この自己充填機構50は、入口側電極18を介して電気浸透材16に接触する液体引込部材52と、該液体引込部材52側部を囲繞する囲繞部材54とポンプ容器12の内壁との間で形成されたエア抜きパス56とから構成される。 (もっと読む)


【課題】より少ない量で溶液に対する結晶の溶解度を短時間に計測することを可能とする溶解度測定システムを提供する。
【解決手段】マイクロ流体チップ計測制御装置16によって、マイクロ流体チップ14から観測用セル12に対する溶液26の供給及び排出制御を自動的に行い、温度制御装置18によって、観測用セル12内の温度制御を自動的に行い、濃度計測装置20によって、溶質濃度及び溶解度の計測を自動的に行う。すなわち、溶解度測定システム10では、人手を介することなく観測用セル12に対する溶液26の駆動制御と、観測用セル12の温度制御と、前記溶質濃度及び前記溶解度の計測を自動的に行うので、前記溶解度の計測時間を短縮することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】どのような種類の液体でも輸送することが可能となる液体供給装置及び液体輸送システムを提供する。
【解決手段】電気浸透流ポンプを用い電気浸透流ポンプ10Aの内部には、電気浸透現象を発揮する駆動液体15と、該駆動液体15の移動に伴ってバブル33を介して非接触で移動可能な輸送液体31とが充填されている。この場合、電気浸透材16を通過可能な液体は駆動液体15のみであるので、輸送液体31が電気浸透現象を発揮しない液体であっても、電気浸透流ポンプ10Aを利用して該輸送液体31を輸送することが可能となる。従って、電気浸透流ポンプ10Aでは、駆動液体15が前記電気浸透現象を発揮する液体であれば、輸送液体31がどのような液体であっても安定して輸送することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】システム全体を小型化してモバイル性を向上させる電気浸透流ポンプシステム及び電気浸透流ポンプを提供する。
【解決手段】マイクロ流体チップ12の連通孔36に対向して電気浸透流ポンプ14a〜14dのポンプ本体24には突起35が突出形成されている。突起35と連通孔36とが嵌合すると、電気浸透流ポンプ14a〜14dの第1流路22と、マイクロ流体チップ12の第2流路18とが連通すると共に、マイクロ流体チップ12に対して電気浸透流ポンプ14a〜14dが固定され、且つ第1流路22と第2流路18との間がシールされて、外部への液体38、40及び気体42等の流体の漏洩が阻止される。 (もっと読む)


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