説明

公益財団法人かがわ産業支援財団により出願された特許

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【課題】 魚骨を脆弱化した製品の提供。
【解決手段】 凍結した骨付き魚肉に魚骨の比誘電損率が魚肉のそれよりも大きい温度範囲でマイクロ波を照射する魚骨の軟化方法、および得られた魚骨のみを内部加熱した骨付き魚肉。照射するマイクロ波はパルス波である。比誘電損率の小さい冷却材によって、凍結した骨付き魚肉を冷却しながらマイクロ波照射する。マイクロ波照射後の魚肉の温度は−20℃ないし130℃である。 (もっと読む)


【課題】亜臨界流体あるいは超臨界流体等の高圧流体中で膨潤するような性質を有する合成樹脂あるいは合成ゴム等の体積の膨張率を測定し、或いは化学プロセスにおける高温高圧の雰囲気流体に接触するパッキンあるいはO−リング等のゴム製品などの体積の膨張率を測定することができる、固体有機高分子材料の体積膨張率の測定装置とその測定方法を提供することを課題とする。
【解決手段】固体有機高分子材料の体積膨張率の測定装置が、流体、該流体によって膨潤する性質を有する固体有機高分子材料からなる固体試料、及び該固体試料が膨潤することにより前記流体中で流動する流動媒体を収容しうる測定容器と、前記固体試料が膨潤して前記流体中で流動媒体が流動することによって前記該測定容器内に昇降自在に設けられたピストンと、前記固体試料の体積膨張率を測定すべく、前記ピストンが上昇した距離を検知する検知手段とを具備することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 森林、街路樹、あるいは公園や私的庭園の植栽樹等の各種樹木の衰弱化、枯死を抑止するための、樹勢の改善方法を提供する。
【解決手段】 酸性雨あるいはこれに伴う土壌酸性化等の環境変化によって、このところ国内の樹木は押し並べて樹勢が衰弱化しており、その結果として大規模な松枯れ等の具体的症状が顕在化し始めている。各種の樹木がこのような環境変化に伴って衰弱化するのは、主には樹木自身の糖代謝機能あるいは窒素代謝機能に異常を来していることが原因と推定される。そこで本発明法では、このような代謝機能の回復、向上を図るために、糖代謝促進剤を単独で、もしくは窒素代謝促進剤と併せて樹木に施用する。なおここにおいて、糖代謝促進剤としては例えばクロム化合物が、また窒素代謝促進剤としてはモリブデン化合物が具体例としてあげられる。 (もっと読む)


【課題】チタン酸バリウムを効率よく合成することができ、その合成する過程における結晶粒子形状の破壊を防ぐことができる結晶粒子形状を制御したチタン酸バリウムの製造方法を提供する。
【解決手段】チタン酸水和物からチタン酸バリウムを製造する方法であって、前記チタン酸水和物とバリウム源原料と水系媒体とを混合してチタン酸バリウム原料混合物を形成し、該原料混合物に対してマイクロ波を照射することを特徴とする。チタン酸水和物からチタン酸バリウムを合成する時間を短くできるので、チタン酸バリウムを合成する効率を向上させることができる。しかも、短時間でチタン酸バリウムが合成されるので、合成過程におけるチタン酸水和物の溶解析出反応による結晶粒子形状の破壊を防ぐことができる。よって、チタン酸水和物の結晶粒子形状を維持したチタン酸バリウムを合成することができる。 (もっと読む)


【課題】生分解性を有しつつ、優れた徐放能を有し、長期間使用が可能な忌避剤を提供する。
【解決手段】L−ラクチドが所定の割合で重合されたポリ乳酸共重合体からなる基材に、α−ピネンを主成分とする樹脂精油を含浸させる。α−ピネンが基材の内部まで含浸するため、ポリ乳酸共重合体の分解に伴う単位時間当たりのα−ピネンの放出量をほぼ一定に保つことができる。 (もっと読む)


【課題】バイオマスを利用して製造されるバイオ燃料の一種であるバイオディーゼル燃料の製造装置と、バイオディーゼル燃料の製造方法に関し、所望量のバイオディーゼル燃料を得るために、ほぼ同量の容積の反応槽を必要とすることもなく、反応槽を小型化することができ、反応物とアルカリ触媒の効率的な分離を実現でき、また、反応のための処理効率を著しく向上させることができるバイオディーゼル燃料の製造方法と製造装置を提供することを課題とする
【解決手段】油脂類とアルコール類とを固体アルカリ触媒の存在下でマイクロ波を照射して反応させるための反応槽と、該反応槽で生成する反応生成物と未反応のアルコール類を分離するための分離器とを具備し、前記油脂類とアルコール類との反応槽内での反応と、前記反応槽内で生成した反応生成物と未反応のアルコール類の分離器での分離とが連続的に行われるように構成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】機能性食品、医薬部外品、その他の機能性材料等の添加原料としてニーズが高い柑橘類の果皮の粉末を提供するために、柑橘類の果皮から効率的に油分を除去することができる柑橘類果皮からの油分の除去方法を提供することを課題とする。
【解決手段】柑橘類の果皮中の油分を、高圧流体によって抽出し、柑橘類の果皮から除去することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】PZT系に替わる非鉛系の新しい圧電材料として期待される板状チタン酸バリウムの製造方法に関し、これの中間生成物である板状チタン酸カリウムリチウムを従来法よりも高速かつ安定して製造出来る製造方法を提供する。
【解決手段】Ti、KおよびLi源原料を水系媒体に添加混合後、この混合物にマイクロ波を照射することを特徴とする板状チタン酸カリウムリチウムの製造方法であり、反応操作は回分式のみならず連続式でも可能となる。これまでの欠点であった反応の長時間化が回避されて反応時間が劇的に短縮される結果、顕著な経済性の向上が図られることになる。さらに、従来法では不可能であった低原料濃度下での反応進行も可能となり、反応操作の安定性の格段の向上をも獲得出来る。 (もっと読む)


【課題】フコキサンチンの抽出率、回収率が著しく良好な、海藻からのフコキサンチンの抽出方法とその装置を提供することを課題とする。
【解決手段】海藻から、高圧流体によってフコキサンチンを抽出することを特徴とする。高圧流体としては、超臨界流体や亜臨界流体などが用いられる。また流体の成分としては、たとえば二酸化炭素が用いられる。このような高圧流体と補助溶媒との混合流体を用いてフコキサンチンを抽出することも可能である。さらに、天日乾燥、凍結乾燥、酵素処理などの前処理を行うことも可能である。 (もっと読む)


【課題】 植物性あるいは動物性油脂もしくはこれらの廃棄物を用いた内燃機関用燃料油の製造方法に関し、従来法よりも高速かつ単純な工程で製造出来る反応方法を提供する。
【解決手段】 油脂類とアルコールとの混合物を固体触媒存在下、短時間マイクロ波処理することを特徴とし、好ましくは固体触媒がカルシウムの酸化物または水酸化物の単独もしくは複合物を主体として構成され、またマイクロ波の照射時間が5分よりも短く、さらには反応が連続下で行われる簡便な油脂類分解反応方法。固体触媒とマイクロ波との組み合わせにより、非常に短時間で反応が完結すると共に、従来必須であった反応生成物からの煩雑な触媒分離操作が不要になり、さらには廃棄物系油脂の有効利用を図ることも可能となり、環境改善の面からも有益である。 (もっと読む)


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