説明

新日本サーマルセラミックス株式会社により出願された特許

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【課題】製鉄所の各種耐火炉でのライニング施工の作業効率を改善する繊維質断熱材ブロックと、これを用いた炉内被加熱面のライニング施工方法を提供すること。
【解決手段】本発明の繊維質断熱材ブロックは、繊維質断熱材ブランケットを加圧下に積層して形成された単位ブロック2と、単位ブロックのブランケット積層方向側面である加圧面3a、3bのそれぞれの少なくとも一部を覆う加圧面当接部5、及び加熱面当接部と繋がり単位ブロックの加熱面3cの少なくとも一部を覆う加熱面保護部6を有し、加圧面当接部と加熱面保護部との境界部7が、単位ブロックの加圧面と加熱面とがなす角部を覆っている梱包材3と、梱包材3を介して単位ブロック2の形状を維持する結束バンド4と、を備え、梱包材の加熱面保護部は、結束バンドの除去によって可動して、加圧面当接部と同一平面上に配置することができ、且つ、梱包材の加熱面保護部に手掛り部10が設けられている。 (もっと読む)


【課題】コークス炉窯口部に形成される空隙を長期間安定してシールすることが可能なブレイドロープ、およびそのロープを使用したシール方法を提供する。
【解決手段】耐火性無機短繊維と有機繊維とを混紡したものを、芯線と共に撚り合わせて単糸とし、1本又は複数の単糸を芯糸と共に撚り合わせて合撚糸とし、複数の合撚糸を撚り合わせることでヤーンロープとし、該ヤーンロープを用いて形成される中芯を、耐火性無機連続繊維からなる被覆材によって被覆することで、密度が650kg/m3以上となるようにしたコークス炉窯口部のシール用ブレイドロープであり、また、このブレイドロープを耐火モルタルと組み合わせて、コークス炉窯口部における構成部材間に形成される空隙を塞ぐシール方法である。 (もっと読む)


【課題】熱やガスが炉壁に直接通じてしまうような通し目地の発生を防いで、フォールドの挿入や目地詰め等の追加施工を可及的に減らすことができ、長期に亘って使用可能な耐火ライニング、及びこのような耐火ライニングの形成を可能にするセラミックファイバーブロックの取り付け方法を提供する。
【解決手段】帯状のセラミックファイバーブランケットが所定の長さで折り畳まれて形成されたセラミックファイバーブロック2を、炉壁に沿って縦横方向に並べてブロック縦列及びブロック横列を形成すると共に、ブロック縦列又はブロック横列において前後に並ぶセラミックファイバーブロック2が、互いに相補的な形状によって嵌め合いながら取り付けられるようにする。 (もっと読む)


【課題】加熱炉などに施工されるセラミックファイバー断熱材のFeOによる侵食を防止するためその表面にコーティングする、耐FeO性及び耐亀裂・剥離性に優れたコーティング材を提供する。
【解決手段】耐火性のセラミックファイバー断熱材の表面に塗布される耐FeO性コーティング材であって、骨材として、粒径1mm以下のスピネル、及び、粒径1mm以下のアルミナを含有し、更に、結晶質ファイバー、及びコロイダルシリカを含有することを特徴とするコーティング材である。 (もっと読む)


【課題】加熱炉等に施工されるセラミックファイバー断熱材のFeOによる侵食を防止するためにその表面にコーティングする耐FeO性及び耐亀裂・剥離性に優れる軽量断熱質コーティング材を提供する。
【解決手段】耐火性のセラミックファイバー断熱材の表面に塗布される耐FeO性コーティング材であって、骨材として、粒径が1mm以下、嵩比重が0.6〜0.8、気孔径が5μm以下、及び見掛気孔率が60体積%以上のカルシウム−アルミナ原料を50〜80質量%、結晶質ファイバーを5〜40質量%、及びコロイダルシリカを5〜30質量%含有する耐FeO性コーティング材であり、また、前記カルシウム−アルミナ原料の一部を、粒径1mm以下のアルミナまたはスピネルのいずれか1種もしくは2種からなる原料に置換して、コーティング材中の含有割合を、前記カルシウム−アルミナ原料を20〜60質量%、前記アルミナまたはスピネルのいずれか1種もしくは2種からなる原料を5〜50質量%とした耐FeO性コーティング材である。 (もっと読む)


【課題】耐風速性や耐スケール性に優れ、また、施工の煩雑さの少ない耐火断熱ライニング材用セラミックファイバーモジュールおよびこのモジュールを用いた加熱炉の耐火断熱ライニング施工方法を提供する。
【解決手段】モジュールは、δアルミナを含有するムライト系結晶質からなりアルミナ含有率が60〜80質量%である結晶質セラミックファイバーの成形加工品をモジュール化したものである。モジュールは、45μm以上のショット含有率が5質量%以下である。また、モジュールは、結晶質セラミックファイバーの成形加工品10がブランケットであり、ブランケットの複数枚を積層して、モジュール化したものである。 (もっと読む)


【課題】 加熱バーナー周囲の炉壁の亀裂や剥落を防止でき、かつ、熱処理炉の立ち上げ、休止の時間を短縮できる鋼材の直火加熱式熱処理炉を提供すること。
【解決手段】 炉壁内側を耐風速性セラミックファイバー5とし、その外側にセラミックファイバーブランケット6を配設した炉壁構造を具備し、炉壁に設けた挿入孔にバーナー2を設置し、該バーナーの外側にスリーブ7を嵌合し、該スリーブ7の先端を炉内壁面より突出して配置したことを特徴とする直火加熱式熱処理炉。 (もっと読む)


【課題】 熱衝撃によって割れ・亀裂の発生や層状剥離の発生がなく、バーナー火炎の流速によって局部的に損傷することもなく、かつ、熱収縮によって周辺ライニング耐火物との間、あるいはバーナータイル内に隙間を生じることのないバーナータイルを提供する。
【解決手段】 無機繊維を一方向に積層または堆積させて成形した成形体からなるバーナータイルを、隣接するバーナーの中心軸方向に対して、該バーナータイルにおける加熱線収縮の最大となる方向が30°以内となる様に設置する。 (もっと読む)


【課題】 使用済みセラミックファイバー中に含まれる異物を除去することによって、バージン製品を併用することなく、高品質の製品を製造可能な使用済みセラミックファイバーの再生方法を提供する。
【解決手段】 使用済みセラミックファイバーと結合材と水とを遠心分離槽11内で解繊及び粉砕し、使用済みセラミックファイバー中の異物を分離した後、この異物を含む混濁液17を成形槽16に移送し混濁液17中に含まれる異物を沈降分離して、上澄み層中のセラミックファイバーを成形槽16内に配置した成形枠19内に吸引成形することにより、バージン製品を併用することなく使用済みセラミックファイバーのみで再利用可能なセラミックファイバー成形体30を得る。 (もっと読む)


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