説明

BASFコーティングスジャパン株式会社により出願された特許

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【課題】 塗装作業性(特にタレ抵抗性)に優れ、平滑で高外観性を与える塗膜を得るための水性中塗り塗料組成物を提供する。
【解決手段】 (A)水溶性又は水分散性ポリエステル樹脂、(B)メラミン樹脂、(C)ポリプロピレングリコールを必須成分として含有し、該(A)成分が、樹脂酸価が25〜35mgKOH/gであるポリエステル樹脂に、(a)炭素数1〜3のアルコキシ基を含むグリコールモノアルキルエーテルを、(A)成分の樹脂固形分の質量に対して7〜20質量%加え、更に、2級アミン及び/又は3級アミンにて中和して、水性化したポリエステル樹脂であり、該(B)成分が、メチル化メラミン樹脂及びメチル/ブチル混合アルキル化メラミン樹脂であって、メチル化メラミン樹脂のメチル/ブチル混合アルキル化メラミン樹脂に対する固形分での含有質量比率が50/50〜90/10であって、(A)成分の(B)成分に対する樹脂固形分の含有質量比率が70/30〜90/10であり、該(C)成分の数平均分子量が400〜1,200であって、(C)成分の含有質量比率が、(A)成分と(B)成分との樹脂固形分の総質量に対して1〜10質量%であることを特徴とする水性中塗り塗料組成物。 (もっと読む)


【課題】中塗り塗料の塗装工程を省略して、酸化チタンを所定量の配合した水性着色塗料を用いた複層塗膜形成方法において、隠ぺい性に優れた高明度塗色、特に、白色乃至淡彩色の複層塗膜を形成する方法を提供する。
【解決手段】基材上に、塗膜のL値が30〜50である電着硬化塗膜を形成する工程と、比表面積13m/g以下の酸化チタンを塗料固形分全量に対して50〜60質量%含有する第1水性着色塗料(A)を塗装する第1着色塗膜塗装工程と、該塗膜へ予備加熱を行う予備加熱工程と、予備加熱された第1着色塗膜上にクリヤー塗料(C)の塗装を行うクリヤー塗装工程と、クリヤー塗膜と第1着色塗膜を同時に加熱硬化させる硬化工程を有し、第1着色塗膜のL値が85以上であって、かつ第1水性着色塗料(A)の塗着2分後の塗料固形分含有量が塗装直前の塗料固形分含有量と比較してその差が11質量%以下であることを特徴とする複層塗膜形成方法。 (もっと読む)


【課題】 塗膜面の法線に対して、光の入射角を変化させた時に、鮮やかな有彩色の塗膜から無彩色の塗膜へと劇的に変化する塗膜を形成することができる塗料組成物を提供する。
【解決手段】 (A)角度依存性の干渉効果を有する光輝材である金属酸化物被覆シリカフレーク、及び(B)金属酸化物被覆マイカ及び/又は金属酸化物被覆アルミナフレークを、(A)成分の(B)成分に対する含有比率((A)/(B))が、固形分質量比で1/1.3〜1/6である割合で含有する塗料組成物であって、該塗料組成物を塗装して得られる塗膜のグレイジングアングルにおける(A)成分の干渉色と(B)成分の干渉色が、マンセル表色系の色相環100に対して、(A)成分の干渉色をマンセル表示系における色相0とし、この色相に対して、左廻り+50、右廻り−50で表示した際に、(B)成分の干渉色が、+30〜+50、または−30〜−50の色相範囲にある補色関係にあり、該塗料組成物を塗装して得られる塗膜のグレイジングアングルでの変角分光測色計での彩度(C値)が20以下であって、観察角度をフェイスアングルからグレイジングアングルへと変化させたときに該塗膜の色が有彩色から無彩色に変化することを特徴とする塗料組成物。 (もっと読む)


【課題】 プレコート塗装金属板の端面や傷つき面及び加工部での耐食性に優れた塗膜を形成できるクロムフリー系下塗り塗料組成物を提供する。
【解決手段】 (A)数平均分子量400〜10,000のビスフェノール型エポキシ樹脂又はその変性樹脂、及び/または、水酸基価が5〜200mgKOH/gで、数平均分子量が500〜20,000である水酸基含有ポリエステル樹脂、
(B)ブロック化ポリイソシアネート化合物及び/またはメラミン樹脂、
(A)成分と(B)成分との樹脂固形分の総和質量に対して、
(C)バナジン酸マグネシウム 10〜45質量%、
(D)カルシウムイオン交換シリカ 2〜20質量%、
(E)リン酸亜鉛、第二リン酸亜鉛、リン酸二水素亜鉛及びトリポリリン酸亜鉛の群から選ばれた少なくとも1種 10〜45質量%、
(F)セリウム化合物、タングステン酸化合物及びモリブデン酸化合物(モリブデン酸マグネシウム塩を除く)の群から選ばれた少なくとも1種 0.1〜5質量%
を含有とすることを特徴とする下塗り塗料組成物。 (もっと読む)


【課題】 塗膜面の法線に対して、光の入射角を変化させた時に、無彩色の塗膜から鮮やかな有彩色の塗膜へと劇的な変化する塗膜を形成することができる塗膜の色の変化方法を提供する。
【解決手段】 (A)角度依存性の干渉効果を有する光輝材、及び(B)金属酸化物被覆マイカ及び/又は金属酸化物被覆アルミナフレークを、(A)成分の(B)成分に対する含有比率((A)/(B))が、固形分質量比で2.5/1〜1/6である割合で含有しており、塗膜のフェイスアングルにおける(A)成分の干渉色と(B)成分の干渉色が補色関係にある塗料組成物を塗装し、得られる塗膜の観察角度をフェイスアングルからグレイジングアングルへと変化させたときに該塗膜の色を無彩色から有彩色に変化させることを特徴とする塗膜の色の変化方法。 (もっと読む)


【課題】 80℃程度の低温焼付け時におけるポリオレフィン素材への付着性にすぐれ、過酷な条件下での耐湿性試験を満足させる塗膜を形成し、かつ、安定性が良好な水性プライマー組成物を提供する。
【解決手段】 (A)融点が60℃〜100℃であり、重量平均分子量が50,000〜250,000である、不飽和カルボン酸及び/又は酸無水物によって変性された非塩素化ポリオレフィン樹脂の水分散体、(B)水酸基を含有しないポリウレタン樹脂水分散体、
(C)導電性カーボン、及び(D)アミン価又は酸価の少なくとも一方が0mgKOH/g超であり、分散剤の固形分あたりアミン価が65mgKOH/g以下であり、酸価が55mgKOH/g以下である顔料分散剤、を含有し、(A)/(B)の含有質量比率が、固形分換算で20/80〜80/20の範囲内であり、かつ、(C)/{(A)+(B)}の含有質量比率が、固形分換算で2/98〜20/80の範囲内であり、かつ、(D)/(C)の含有質量比率が、固形分換算で10/90〜50/50の範囲内であることを特徴とする水性プライマー組成物。 (もっと読む)


【課題】 アルミニウム又はアルミニウム合金部品の表面に形成された陽極酸化被膜と該陽極酸化被膜上に形成される防錆プライマー塗膜及び必要に応じて上塗塗膜からなる塗膜との付着性が優れ、かつ優れた耐食性を有する塗膜を形成する方法及び、その塗膜を提供する。
【解決手段】 アルミニウム又はアルミニウム合金部品を陽極酸化処理してアルミニウム又はアルミニウム合金部品の表面に陽極酸化被膜を形成し、極酸化被膜上に防錆プライマーを塗装して防錆プライマー塗膜を形成し、必要に応じて該防錆プライマー塗膜上に上塗塗料を塗装して上塗塗膜を形成する方法において、該防錆プライマーが、水酸基含有エポキシ樹脂からなる基体樹脂と、メラミン樹脂及びポリイソシアネートから選ばれる硬化剤と、硫酸バリウムとを含有し、該硫酸バリウムの含有割合が基体樹脂と硬化剤の固形分の合計量100質量部に対して20〜70質量部の割合である塗膜の形成方法。 (もっと読む)


【課題】 耐傷付き性と耐食性に優れ、特に優れた繰り返し摺動性を有する塗装鋼板を提供する。
【解決手段】 化成処理を施した亜鉛めっき鋼板またはアルミニウム/亜鉛合金めっき鋼板上に、防錆顔料を含有するプライマーを乾燥塗膜厚が2〜30μmになるように塗装して焼付けてプライマー塗膜を形成する工程と、該プライマー塗膜上に、樹脂成分がポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、及びアマイド樹脂の群から選ばれた少なくとも1種の樹脂からなるワックス粒子の表面にダイヤモンド粒子を固定したダイヤモンド粒子固定ワックス粒子が固形分換算値で、塗料固形分全量に対して0.3〜5質量%の割合で分散されている上塗塗料を乾燥塗膜厚が10〜30μmになるように塗装し、焼付けて上塗塗膜を形成する工程とからなることを特徴とする塗装鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】補修対象部分の外側のミストが磨き取りやすく、かつクリヤー塗膜の薄膜部分の剥がれが生じにくい上、部分補修部分と非補修部分との境目が分かりにくい外観を得ることができる、耐すり傷性塗膜の部分補修方法を提供する。
【解決手段】(a)耐すり傷性クリヤー塗膜が塗装された補修対象部分を研磨する工程と、(b)補修対象部分の外側のクリヤーぼかし塗装する部分を研磨材にて研磨する工程と、(c)補修対象部分をカラーベース塗料で塗装する工程と、(d)カラーベース塗料を硬化させずに、ウエットオンウエットでクリヤー塗料を塗装する工程と、(e)ぼかし剤で希釈したクリヤー塗料をぼかし塗装をする部分に塗装する工程と、(f)乾燥工程及び(g)ぼかし塗装をした部分をポリッシュする工程を含む耐すり傷性塗膜の部分補修方法において、(1)前記クリヤー塗料がイソシアネート硬化型の2液タイプの塗料であること、及び(2)前記ぼかし剤が、エチルエトキシプロピオネートを含む溶剤と、アクリル樹脂と、界面活性剤と、硬化触媒とを含み、かつぼかし剤中のエチルエトキシプロピオネートの含有量が5〜50質量%であって、アクリル樹脂の含有量が、固形分として1〜5質量%であること、を特徴とする耐すり傷性塗膜の部分補修方法である。 (もっと読む)


【課題】 低温における耐チッピング性に優れた複層塗膜形成方法を提供する。
【解決手段】 電着塗膜が形成された被塗物の電着塗膜上に、中塗塗料、ベースコート塗料、クリヤーコート塗料を順次塗り重ねて、クリヤーコート塗料の硬化塗膜を表層に有する複層塗膜を形成する複層塗膜形成方法において、該クリヤーコート塗料の硬化塗膜が−20℃における抗張力が60MPa以上、かつ破断伸び率が5%以上であることを特徴とする複層塗膜形成方法。 (もっと読む)


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