説明

株式会社新三興鋼管により出願された特許

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【課題】安価に高い地山補強効果を得ることができる先受け鋼管を得る。
【解決手段】トンネル掘削に先行して、トンネル切羽外周の地山内に先受け鋼管6を打設した後、注入材を鋼管内を通して地山に浸透固化させ、トンネル周辺地山を補強改良する長尺先受け工法に用いる先受け鋼管である。先受け鋼管6は、不連続格子模様の溝を刻んだロールを通す熱間圧延により、表面に、規則的に配列されて不連続格子模様をなす多数の突条態様の突起部を形成した縞鋼板を素材として電縫管製造設備で製造された鋼管である。先受け鋼管6の外面の突起部が地山に対する摩擦力を大にし、地山補強効果が向上する。縞鋼板で製造した電縫管なので、安いコストで突起部を有する鋼管(縞鋼板製鋼管)が得られる。また、突起部の存在で注入材が先受け鋼管の外面に行き渡り易く注入材と先受け鋼管の外面との付着強度が大きくなる。 (もっと読む)


【課題】配管用鋼管どうしをソケットなしに直接接続することが可能なネジ付き配管用鋼管を安価に提供する。
【解決手段】素材鋼管の一端部を加熱状態で管長手方向に圧縮して、この一端部を外径が素材鋼管外径より大で板厚が素材鋼管板厚より厚くなるように拡径・増肉(拡径・増肉部5)し、この鋼管の他端部の外面に雄ネジ3を形成し、前記拡径・増肉部5の内面に、前記他端部の雄ネジ3が螺合するサイズの雌ネジ2を形成してなる。別部品のソケットを用いずに配管用鋼管1どうしを直接接続することができるので、管接続の作業性が向上し、部品点数が削減され、取り扱いが簡便になり、コストも安くなる。 (もっと読む)


【課題】例えば電線管にケーブルを引き入れる際に、ケーブルの摺動摩擦が小さく済む鋼管を提供する。
【解決手段】不連続格子模様などの溝を刻んだロールを通す圧延により表面に多数の突起部を形成した縞鋼板を素材として電縫管製造設備により、内面に突起部が存在する態様で製造されたことを特徴とする縞鋼板製鋼管である。例えば電線管に適用して好適である。管内に電気ケーブルを摺動させて挿通させる場合、管内面に縞鋼板の突起が多数存在しているので、管内面が平滑面である場合と比較して、ケーブルと管内面との接触面積は小さく、ケーブルの摺動摩擦は小さく済み、ケーブルを管路内に引き入れる作業が容易になる。 (もっと読む)


【課題】塗膜を短時間で乾燥させることができ、また平滑で均一な膜厚の塗膜が得られる鋼管塗装方法を提供する。
【解決手段】電縫鋼管製造ラインで造管され連続して送られてくる鋼管3に塗装を施す鋼管塗装方法であって、連続して送られてくる鋼管3を、当該鋼管3を囲む誘導コイル4aに高周波電流を通電することで当該鋼管3に渦電流を流して加熱する高周波誘導加熱装置4で予熱し、その鋼管3に水溶性アルキド樹脂クリヤー塗料を流し塗り方式で塗布(塗装部5)し、その下流に配置した、鋼管外径に概ね等しい内径の穴6aをあけたスポンジ6の前記穴6aを通過させて、鋼管表面の塗料をならし塗膜を調整する。塗料塗布前に予め鋼管を高周波誘導加熱装置で予熱するので、塗膜に対する加熱が有効に行われ、塗膜を短時間で乾燥させることができる。また、平滑でかつ均一な膜厚の塗膜が得られる。 (もっと読む)


【課題】先端部が円錐状に先細りかつ先端面に開口を持つ先細り金属管を提供する。
【解決手段】円形金属管(原円形部7)の断面内直角四方向の4箇所が管中心に向かって押し込まれて管長さ方向の溝3を形成する態様で次第に円錐状に先細りとなっている。その溝付き円錐状先細り部6の先端面には管中心部に開口4が形成されている。先端部近傍は、図2(イ)の原円形部7から直角四方向に溝3が形成されつつ円錐状に絞られて、先端面直近では図2(ニ)のように開口4が形成されている。先端が閉じていない先細り金属管が容易に得られる断面形状である。円錐状でかつ先端に開口を持つ特殊な先細り金属管を簡単にかつ安価に得ることができる。 (もっと読む)


【課題】主として滑り防止が必要となる用途の小径鋼管を、安価にかつ簡便に提供できるようにする。
【解決手段】本発明の小径縞鋼板製鋼管は、外径が85mm以下であって、格子模様などの溝を刻んだロールを通す圧延により表面に多数の突起部を形成した縞鋼板を素材として電縫管製造設備により製造されたことを特徴とする。この小径縞鋼板製鋼管1は、パイプを枠材として構築される枠組構築物における枠材等に用いることができる。例えば、枠組足場や単管足場の手摺や支柱、その他種々の用途に用いることができる。管表面に多数の突起部2があるので、手で掴んだ時に滑らない。 (もっと読む)


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