説明

株式会社フォーエスメディカルにより出願された特許

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【課題】 棒状部材に対する支持体の取付位置を変更可能としながら一の支持体から骨片に対し複数方向よりピンの刺入が可能な創外固定器を提供する。
【解決手段】 創外固定器1は棒状部材2と支持体3とピン4を有し支持体3は円弧状の挟持板5の中心部に貫通孔5aを穿設して棒状部材2をスライド可能に挿入する。挟持板5は円弧状のためピン4を骨片に対して異なる方向より放射状に刺入する。棒状部材2の断面を円形とする場合には挟持板5は回動可能となり刺入角度又は刺入方向をより広く選択できる。又棒状部材2は長さを変えることで3組以上の挟持板3を取り付けることもできる。棒状部材は直線状のガイドレールを突設したり、コイルスプリングを周設したり、隣接する支持体間にボールジョイントを設けたり1種類の支持体に複数タイプのロッドを選択することができ様々な形態の骨折又は折損部位の固定に対応可能となる。 (もっと読む)


【課題】骨折部に多方向から刺入するピンを平行に揃えなくとも容易にセット可能で、ピンの固定力が維持できる創外固定器を提供する。
【解決手段】創外固定器1は、棒状部材2と、その両端に配設する一対の支持体3,4と、一方の支持体3に保持される2本の太径ピン5と他方の支持体4に保持される3本以上の細径ピン6を有する。支持体4は周面に開口部を設ける枠体7、細径ピン6を挿通する円筒体8、これに螺着する棒状ネジ10及び小ネジ11を有し、骨セメント9が充填される。小ネジ11は細径ピン6を押圧して円筒体8がピン軸方向にずれるのを防止する。棒状ネジ10は骨セメント9が硬化した後取り外す。小ネジ11の押圧力が低下した場合には増し締めすることで固定力を維持する。 (もっと読む)


【課題】短縮転位を確実に防止し得る橈骨遠位端用内固定材を提供する。
【解決手段】内固定材1は、補強用プレート2と、補強用プレート2の遠位部アーム3を固定するロッキングピン4と、プレート近位部5を固定するためのスクリュー6を有する。橈骨遠位端7を骨折した場合、骨折部8を整復するため補強用プレート2を設置し、遠位にロッキングピン4を刺入すると共に近位の骨幹部9にもスクリュー6を捻じ込んで固定する。ロッキングピン4は、橈骨遠位端7の関節面側10の皮質骨11の内面11aに沿って刺入し得る湾曲軸4aを有する。このロッキングピン4を皮質骨内面11aに沿うように刺入することができ、軸全体で骨面を支持することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】 鋼線の刺入方向、刺入位置を細かに調整しながら、厳格に鋼線の刺入方向及び位置が設定できる整復鉗子を提供する。
【解決手段】 整復鉗子1はアーム2に整復固定針5と、外方よりK‐鋼線8を挿通して整復固定針5間を通過するように案内する誘導筒9を有する。誘導筒9は、K‐鋼線8を案内する管体10と、この管体10を移動可能に挿通する蝶ボルト11及び球体12と、蝶ボルト11を螺着してアーム2に係止する位置決め部材13を有する。誘導筒9は骨折面14に対してK‐鋼線8が対称的に交差刺入し得る刺入位置・刺入角度を予測して位置決め部材13を移動固定する。指骨骨折の治療を行う場合には骨折部を整復した後、整復固定針5を挟み込み固定された誘導筒9の管体10にK‐鋼線8を案内しながら骨片に刺入する。管体10はスライド下降して指皮膚に当接させる。 (もっと読む)


【課題】 骨折部に多方向から刺入するピンを平行に揃えなくとも容易にセットできる創外固定器を提供する。
【解決手段】 創外固定器1は、棒状部材2と、その両端に配設する一対の支持体3,4と、一方の支持体3に保持される2本の太径ピン5と他方の支持体4に保持される3本以上の細径ピン6を有する。支持体4は段付丸棒4dの先端より分枝する枝線4eとこれに装着するピン保持部材4fを有する。ピン保持部材4fは枝線4e及び細径ピン6を遊挿し、細径ピン6はかしめにより固定する。支持体4は、細径ピン6を保持するピン保持部材4f及び枝線4e、更には段付丸棒4dを含む範囲で重合前の柔らかい骨セメント7を包み込み、その後硬化させて全体を一体的に形成する。 (もっと読む)


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