説明

日鉄コンポジット株式会社により出願された特許

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【課題】現場施工性がよく、端面で剥離しにくい鋼構造物補強用繊維強化樹脂に使用する繊維シートを提供する。
【解決手段】本発明の繊維シート1は、複数の繊維が互いに平行に配列されて形成された繊維束11を並列に並べて固定し、繊維束11の繊維方向端部において繊維束を間引くなどして応力緩和領域17を設けることにより、樹脂を含浸固化した後の鋼構造物補強用繊維強化樹脂の端部での剥離を防止する。繊維シート1にはあらかじめ樹脂を含浸させておいてもよい。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維FRP格子筋を使用し、コンクリートのかぶり厚さを従来に比して低減することができ、且つ、酸性腐食環境下でも耐久性の良好なコンクリート構造物の補修方法を提供する。
【解決手段】炭素繊維強化樹脂とされる複数の補強筋を格子状に配置して形成されたFRP格子筋を、酸性腐食環境下におけるコンクリート構造物のコンクリート面に固定して、コンクリート構造物を補修する方法であって、(a)コンクリート面を高圧の水洗浄にて下地処理する工程、(b)下地処理したコンクリート面にFRP格子筋を固定する工程、(c)固定されたFRP格子筋側から耐硫酸性モルタルを増厚する工程、を有する。 (もっと読む)


【課題】複数本の繊維強化プラスチック線材を長手方向に引き揃えて有する繊維強化シートを使用して、コンクリート構造物の床版下面凹状面、又は、カルバートのハンチ部などとされる構造物の凹状曲り部を作業性良く補強することのできる作業効率が高い構造物の補強方法を提供する。
【解決手段】構造物100の凹状曲り部101の表面に接着材106を塗布し、繊維強化シート1の線材2の長手方向が構造物100の凹状曲り部101の曲線形状に対向するようにして、繊維強化シート1を配置し、次いで、繊維強化シート1を繊維強化シート1の弾性力に抗して、接着材106が塗布された構造物100の凹状曲り部101の表面の方へと押圧して弾性変形させ、この状態を固定具200にて仮固定し、繊維強化シート1の凹状曲り部101と対向した側とは反対の表面側へと侵出した接着材106を平らに均し、必要に応じて、繊維強化シート1の表面側から接着材106を塗布し、その後、接着材106を硬化させる。 (もっと読む)


【課題】極めて作業性良く、連続した、平坦な織物とされる繊維強化シートを作製することのできる織機方式による織成繊維強化シート及びその製造方法を提供する。
【解決手段】(a)縦糸として、連続した繊維強化プラスチック線材2を複数本、互いに所定の空隙を持たせて平行に配列し、(b)互いに平行に配列された複数本の繊維強化プラスチック線材2に対して、繊維強化プラスチック線材2の長手方向に沿って所定間隔にて横糸3を織り込み、シート状の織物を製織し、(c)前記(a)工程における、互いに平行に配列された複数本の繊維強化プラスチック線材により形成される、繊維強化プラスチック線材の長手方向に対して直交する方向の幅は、製品である織成繊維強化シートの幅より10〜30%だけ広く設定する。 (もっと読む)


【課題】車両用灯具の軽量化を図るとともに、光源としての半導体発光素子から生じた熱を効率的に拡散させる。
【解決手段】車両用灯具10は、光源としての半導体発光素子32と、半導体発光素子32を支持する支持部材としてのブラケット50と、を備える。ブラケット50は、半導体発光素子32と接する領域の少なくとも一部が等方的熱伝導性を有する第1伝熱部材を含み、第1伝熱部材と接する領域が異方的熱伝導性を有する第2伝熱部材を含む。 (もっと読む)


【課題】連続した、平坦な織物とされる織成繊維強化シート、及び、斯かる織成繊維強化シートを作業性良く、作製することのできる織機方式による織成繊維強化シートの製造方法を提供する。
【解決手段】シート状の織物とされる織成繊維強化シートは、(a)縦糸として、連続した繊維強化プラスチック線材2を複数本、互いに所定の空隙gを持たせて平行に配列し、且つ、補助縦糸5を平行に配列された繊維強化プラスチック線材2の間に所定の間隔にて平行に配列し、(b)平行に配列された複数本の繊維強化プラスチック線材2にて形成されるシート状の繊維強化プラスチック線材のいずれかの側に位置するように、繊維強化プラスチック線材2の長手方向に沿って所定間隔Pにて横糸3を配置し、且つ、横糸3は、縦糸2及び補助縦糸5に織り込まれることによって、平行に配列された複数本の繊維強化プラスチック線材2をシート状に固定する。 (もっと読む)


【課題】安価で性能の良い発泡コアサンドイッチ板を製造し得る発泡コアサンドイッチ板の製造方法を提供する。
【解決手段】発泡材とされる芯材2を表面材3、3で挟持した発泡コアサンドイッチ板1を製造する製造方法であって、発泡剤が分散されたフィルム状の樹脂2aを、表面材3、3を形成する板材の間に挟み込み、次いで、フィルム状の樹脂2aを発泡させ、同時に、発泡した樹脂2aと板材3とを接着させる。 (もっと読む)


【課題】樹脂を含浸させた連続繊維を用いて、長さ方向でパイプの肉厚の異なった段付きパイプとされる大型の繊維強化プラスチック製段付きパイプを生産性良く製造するための製造方法を提供する。
【解決手段】(a)マンドレル52の長さ方向の所定位置に、ピン70A、70Bをマンドレル周方向に複数本着脱自在に植設し、このピンを使用して、フィラメントワインディング法によりマンドレル52の外周面に樹脂含浸繊維強化プラスチック積層体を形成し、その後、マンドレル52からピンを取り外す工程と、(b)その後、フィラメントワインディング法により繊維強化プラスチック積層体及びマンドレルの外周面を覆って樹脂含浸の他の繊維強化プラスチック積層体を形成する工程と、(c)各繊維強化プラスチック積層体の樹脂を硬化させる工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】表面の平面度に優れ、熱膨張が小さく、かつ高い比剛性を有する構造体を提供する。
【解決手段】(A)炭素繊維強化プラスチック部材21、および前記(A)炭素繊維強化プラスチック部材に接合された(B)セラミックス部材31を含み、前記(A)炭素繊維強化プラスチック部材21と前記(B)セラミックス部材31を接合する為に、前記(A)炭素繊維強化プラスチック部材の未硬化状態の接着力を使用する事を特徴とする構造体。 (もっと読む)


【課題】コンクリート構造物であるトンネルにおいて、FRP格子筋を簡便に且つ強力にトンネル内面に固定でき、コンクリート剥落を防止すると共に、防水対策をも可能としたトンネル内面補修材を提供する。
【解決手段】アンカーボルト4を用いてトンネル200のコンクリート面7に固定するトンネル内面補修材1である。繊維強化樹脂である補強筋を格子状に配置して形成され、全体形状が矩形状とされるFRP格子筋100と、FRP格子筋100と略同形状とされる不燃フレキシブル板11と、FRP格子筋100と不燃フレキシブル板11との間に配置される防水シート12と、を備え、FRP格子筋100、防水シート12、及び、不燃フレキシブル板11は、複数個所において保持手段20にて一体的に保持されており、保持手段20を利用してアンカーボルト4によりトンネルのコンクリート面に固定する。 (もっと読む)


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