説明

エコシステムエンジニアリング株式会社により出願された特許

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【課題】醗酵槽内の被処理物から発生する水蒸気を水蒸気や臭気を醗酵棟内に拡散させることなく発生直後に捕集し、しかも被処理物中に含まれる水分量の調整を可能とすることにより、醗酵処理の迅速化と高効率化を図るとともに、水蒸気が結露することによる建物への影響を低減する、醗酵処理法と醗酵装置とを提供する。
【解決手段】醗酵槽の上部開口をカバー体によって覆い、醗酵槽内に堆積された被処理物の表面とカバー体裏面との間に、醗酵熱によって被処理物から発生した水蒸気の拡散防止空間を形成する。醗酵槽本体の上部両側にコンクリート製のダクトを連設し、その開口部を醗酵槽本体の側壁上部に醗酵槽本体の長さ方向に沿って形成して拡散防止空間と連通させ、水蒸気を拡散防止空間から開口部を通り、排気ダクトに吸引させる。 (もっと読む)


【課題】醗酵槽投入前に有機性廃棄物を有効に前処理することにより、有機性廃棄物の性状いかんにかかわらず、切返し手段に負荷を生じさせることなく確実な切返しを行わせることができ、醗酵処理槽内での醗酵処理時間を著しく短縮し、単位時間当たりの処理量を増加させることのできる、醗酵処理法を提供する
【解決手段】連続式醗酵法において、被処理物を所定の前処理を行う。前処理は、被処理物を、固相と液相と気相の三相分布が固相30%前後、液相30%前後、気相40%前後の割合にあり、物性が湿潤した粒子状になるように調整する。 (もっと読む)


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