説明

イムノメディクス, インコーポレイテッドにより出願された特許

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【課題】マウスクラスIII、抗CEA mAbの抗CEA結合特性及びヒト患者におけるヒトmAbの免疫原性を有する免疫学的試薬を提供する。
【解決手段】異種抗体のフレームワーク領域に移植された親マウスクラスIII、抗CEAモノクローナル抗体の相補性決定領域を有するヒト化モノクローナル抗体であって、このヒト化抗体が親マウスモノクローナル抗体の結合特異性は保持するものの、異種宿主においてそれよりも免疫原性が小さいヒト化モノクローナル抗体が提供される。好ましいマウスクラスIII、抗CEAモノクローナル抗体はMN14抗体であり、好ましい異種抗体はヒトに由来するものである。このヒト化モノクローナル抗体を産生するDNA構築物及びベクター、並びにそれを用いる診断用及び治療用複合体も提供される。 (もっと読む)


【課題】 B細胞悪性疾患、たとえば、ノンホジキンリンパ腫や慢性リンパ性白血病のB細胞サブタイプは、癌死亡率の重大な一因である。様々な治療形式に対するB細胞悪性疾患の応答は様々である。化学療法と放射線療法を含め、B細胞悪性疾患を治療する伝統的な方法は、有毒な副作用があるため、有用性に限界がある。抗CD20抗体を用いた免疫療法も、その成功は、限られている。
【解決手段】 CD22抗原と結合する抗体の使用は、B細胞悪性疾患、たとえば、無痛形のB細胞リンパ腫、攻撃形B細胞リンパ腫と急性形および慢性形のリンパ性白血病を治療する有効な手段である。さらに、抗CD22抗体を用いた免疫療法は比較的低用量の抗体蛋白質を必要とし、複数の方式の治療方法で有効に使用される。 (もっと読む)


【課題】放射免疫療法(RAIT)および化学免疫療法において治療のために使用される免疫学的試薬、ならびに、放射免疫検出(RAID)、超音波検査法および磁気共鳴画像化(MRI)において検出および/または診断のために使用される免疫学的試薬の提供。
【解決手段】標的組織に対して反応し得る少なくとも1つのアームと、リンカー部分に対して反応し得る少なくとも1つの他のアームとを有する二重特異性の抗体または抗体フラグメントに関する。リンカー部分は、抗体が調製されたハプテンを含む。そのような抗原性リンカーは1つ以上の治療剤または診断剤または酵素にコンジュゲートされる。そのような二重特異性の抗体または抗体フラグメントを製造するための構築物および方法、ならびにそれらの使用方法。 (もっと読む)


【課題】 腫瘍細胞や感染性物質に対する啼乳動物の体液性および細胞性免疫応答を誘導する。
【解決手段】 抗体と、腫瘍または感染性物質に関連する抗原のエピトープによく似る抗イディオタイプ抗体とを含む、免疫接合体を含んでなるワクチンを用いて、腫瘍細胞や感染性物質に対する啼乳動物の体液性および細胞性免疫応答を誘導する。この免疫接合体はさらに、腫瘍関連抗原や感染性物質のエピトープを含むペプチド、抗イディオタイプ抗体の最小認識単位を含有するペプチド、あるいは強い主要組織適合遺伝子複合体拘束性免疫応答を誘導するペプチドを包含させてもよい。また、抗体とサイトカインを用いて、免疫応答を増幅することもできる。 (もっと読む)


F−18で放射能標識されたペプチドが、ヒドロキシルアミン基、チオセミカルバジド基、ヒドラジン基、または遊離アミン基を含むペプチドと4−[18F]フルオロベンズアルデヒドとを反応させることによって調製される。F−18放射能標識ペプチドの特定の非限定的な例が、本明細書に記載されている。標識ペプチドは、例えば臨床ポジトロン放出断層撮影法において有用である。
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細胞培養物の寿命を増加させ、タンパク質(好ましくは、抗体、ペプチド、酵素、成長因子、インターロイキン、インターフェロン、ホルモン、およびワクチンなどの組換えタンパク質)の産生を増加させる組成物および方法を本明細書中に開示する。培養物中での細胞のアポトーシス阻害遺伝子またはベクターでのトランスフェクションにより、培養物中の細胞はより長く生存することができ、それにより、タンパク質生合成の状態および収率が増大する。細胞内でのアポトーシスインヒビターの発現により、これが細胞を死滅させないので、細胞またはその増加したフラクションをより長い期間培養物中で維持することが可能である。次いで、本発明により、商業的および研究的に使用するための細胞株のタンパク質産生が制御、増強され、特に、成長因子、インターフェロン、インターロイキン、ホルモン、酵素、およびモノクローナル抗体などの産生が増強される。本方法は、培養物中に真核細胞を選択的に含み、より有利には、培養物中に哺乳動物細胞を含む。
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細胞培養物の寿命を延長させ、タンパク質(好ましくは抗体、ペプチド、酵素、成長因子、インターロイキン、インターフェロン、ホルモン、およびワクチンなどの組換えタンパク質)の生産増加を可能にするための組成物および方法が開示される。三重突然変異型Bcl−2遺伝子などのアポトーシス阻害遺伝子またはベクターをトランスフェクトした細胞は、培養下で、より長く生存することができ、タンパク質生合成の状態および収量の拡大をもたらす。前記トランスフェクト細胞は、親細胞株によって達成される最大密度に等しいか、それを上回る最大細胞密度を示す。トランスフェクト細胞を無血清培地における成長に前適応させて、無血清培地におけるタンパク質生産を獲得するのに必要な時間を著しく短縮することもできる。特定の方法では、前適応細胞を使って、無血清条件下での形質転換後に、タンパク質生産を行うことができる。本方法では、好ましくは真核細胞、より好ましくは哺乳動物細胞を使用する。
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本発明は、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体−γ(PPARγ)アンタゴニストの組成物および該アンタゴニストを使用する方法に関する。1つの実施形態では、本発明は、そのようなアンタゴニストの組成物および該アンタゴニストを製造する方法および使用する方法に関する。別の実施形態では、本発明は、がんなどの疾患を治療するためのPPARγアンタゴニストの組成物の使用を提供する。別の実施形態では、本発明は、がんを治療するためのPPARγアンタゴニストおよび1以上のさらなる抗がん剤との組成物の使用を提供する。 (もっと読む)


HLA−DRに特異的に結合するヒト化抗体類が提供される。本抗体類は、マウスモノクローナル抗体L243によって認識されるエピトープを認識する。そのような抗体、そのような抗体を含む薬学的組成物を調製するため、およびそのような抗体の臨床治療および診断、ならびに研究に関連した使用のための方法が提供される。
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少なくとも2つの異なるマーカーを標的化する多特異的アンタゴニストを用いる、炎症性疾患および免疫調節性疾患の免疫治療のための方法および組成物が開示される。異なる標的としては、(i)先天的免疫系の炎症促進性エフェクターと、(ii)凝固因子と、(iii)炎症性障害または免疫調節不全障害と特異的に関連する標的、病的血管新生もしくはがんと特異的に関連する標的、または感染性疾患と特異的に関連する標的が挙げられ、この(iii)の群に含まれる標的は、免疫系の炎症促進性エフェクターでも、凝固因子でもない。多特異的アンタゴニストが、炎症性障害または免疫調節不全障害、病的血管新生もしくはがん、または感染性疾患と関連する標的と特異的に反応する場合、これはまた、免疫系の少なくとも1つの炎症促進性エフェクター、または少なくとも1つの凝固因子と特異的に結合する。従って、多特異的アンタゴニストは、治療されている疾患細胞または状態に関連する少なくとも1つの結合特異性、ならびに免疫系の成分、例えば、B細胞、T細胞、好中球、単球およびマクロファージのレセプターまたは抗原、および樹状細胞、凝固の調節因子、または炎症促進性サイトカインに対する少なくとも1つの特異性を含有する。多特異的アンタゴニストは、先天的な免疫系の炎症促進性エフェクターまたは凝固因子によって生成されるか悪化されるか、そうでなければそれらに関与する、種々の疾患の治療において用いられる。このような疾患としてはさらに詳細には、急性および慢性の炎症性障害、自己免疫疾患、巨細胞性動脈炎、敗血症、敗血性ショック、血液凝固障害(汎発性血管内凝固を含む)、神経障害、移植片対宿主病、感染性疾患、急性呼吸窮迫症候群、肉芽腫性疾患、移植片拒絶、喘息、悪液質、心筋虚血、およびアテローム性動脈硬化が挙げられる。他の疾患もこれらの治療に反応性であって、これには、がんおよび病的血管新生を伴う状態が挙げられる。 (もっと読む)


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