株式会社タハラにより出願された特許
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中空成形方法
【課題】電動中空成形機では、その電気系駆動機構であるサーボモータとかシーケンサとかの制限によって型締装置の動作にて有効な短縮化を達成することができなかった。
【解決手段】ヘッド2から垂下した筒状パリソンを型締装置7の駆動によって成形金型6にて挟んだ型閉後、型締を行い、ブローピン8a,8b下方に成形金型6をスライド移動させ、下動したブローピン8a,8bからエアを吹き込んでパリソンを膨らませて成形品を成形し、エアを排気し、ついで成形金型6をヘッド2下方に逆方向にスライド移動させる中空成形法において、操作画面20に成形品の水平方向の最大外形寸法値および筒状パリソンの外径値を入力し、最大型開定点からこれら値のいずれか大きい値に至る型閉時間を計測し、成形金型の型閉位置から当該大きい方の値に所望の値を加算してなる寸法位置にて成形金型6の逆方向のスライド移動を開始し、ついで計測した型閉時間に相当する位置にて型閉を開始させる。
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中空成形機における金型交換方法およびそれに使用する金型交換台車
【課題】吹込装置近傍に他の装置を設置する必要があるいわゆるダブルステーション型中空成形機において、当該他の装置が阻害となって金型交換ができないという問題があった。
【解決手段】交換すべき成形金型3をヘッド2下方にずらし、空いた吹込装置5の下方空間に金型交換台車30を中空成形機前方から進入させ、取り外した成形金型3を一対のプラテン12,13のガイドローラ18,20にて転動させて金型交換台車30の第3ローラ80まで案内し、第2ローラ70、昇降支持体50およびスライド盤43によって方向転換して、第1ローラ60に成形金型3を移動させて中空成形機外に搬出し、新たに取り付ける成形金型3’を金型交換台車30の第1ローラ60に載せて吹込装置5の下方空間に進入させ、新たな金型3’を方向変換して第3ローラ80からガイドローラ18,20へ移動し、成形金型3’を一対のプラテン12,13に取り付ける。
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中空成形機の制御方法
【課題】ブロー成形でのエア放出時間は、最適化になるまでトライ・アンド・エラーにて詰めているため、排気時間が必要以上になって生産性を落としている恐れがある。
【解決手段】成形金型5の型開指令から成形金型5内のパリソンへのブローピン7a,7bの打込下降開始までの動作時間を計測し、設定成形サイクル時間から動作時間を減算して冷却時間とし、冷却時間をエアの吹込時間と排気時間とに配分し、排気時間の増減によって動作時間を調整する中空成形機の制御方法にて、吹込回路に圧力検出センサ51を設け、成形開始時は操作画面10にて設定した吹込と排気との比率値から求めたエアの吹込時間および排気時間にて成形開始し、排気開始から圧力検出センサ51によって検出した圧力値が大気圧近傍になるまでの時間を1回以上計測し、計測値の平均値を排気時間の設定値とし、該排気時間と前記動作時間と前記吹込時間とを加算した時間を成形サイクル時間とする。
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成形機
【課題】従来の成形機は、主押出機を成形機の長手方向にヘッドとともに1列に並べて配設し、副押出機を主押出機に対し併設していた。そのため副押出機先端からヘッドに至る経路の長さが主押出機先端からヘッドに至る経路にくらべよりかなり長くならざる得なくなり、それゆえに経路途中にて溶融樹脂が炭化しやすくなるという恐れがあった。
【解決手段】成形機において、ヘッド2へ副材となる樹脂組成物を押し出す副押出機4とヘッド2とを成形機の長手方向へ一列に延設し、ヘッド2に対して主材となる樹脂組成物を押し出す主押出機3を副押出機4に併設して構成した。これにより、副押出機4先端からヘッド2までの樹脂経路が短くなり、溶融樹脂の炭化の恐れを排除することができる。
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中空成形機
【課題】従来の中空成形機において、押出機を載置した台を回転支持する支点の位置は、型締装置の奥行き寸法の関係によって成形機のフレーム基台上にて任意の適切な位置をとることに困難な場合があった。そのため載置台後端側にかなりの量の重りを置く必要があったが、これらは外観上の見た目が悪く、かつ地震等によって不測の事態を生起させるおそれがあった。
【解決手段】成形機のフレーム基台1上に重量バランスをとる支点26の後方であって、押出機3を設けた揺動盤11とフレーム基台1との間に揺動盤11を揺動する装置30を設け、揺動装置30の後方に、支点26回りの重量バランスをとるため上下方向の一方向へ揺動盤11を押しまたは引く装置40を設けた構成とした。これにより、常に支点26回りの重量バランスをとることができる。
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