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Fターム[2B003DD01]の内容

人工魚礁 (1,771) | 材質 (494) | コンクリート (159)

Fターム[2B003DD01]に分類される特許

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【課題】産業廃棄物の有効利用を可能にし、アワビなどの貝類の養殖に適した漁礁およびその漁礁を用いたアワビの養殖方法を提供する。
【解決手段】漁礁が、鋳物廃砂を50質量%以上含む細骨材と、砂に対し20乃至30質量%のセメントと、水と、セメントに対し5質量%の塩化カルシウムと、4質量%のケイ酸ナトリウムと、1質量%のカルボキシルメチルセルロースとを混合し固化して成る。表面に表面積の30乃至50%を占めるようカキ貝殻およびホタテ貝殻が貼り付けられている。カキ貝殻およびホタテ貝殻は破砕物から成り、窒素成分、リン酸成分およびカリウム成分を含む水を付着させたものから成る。漁礁を半径方向に10m以上の幅の砂地で包囲されるよう砂地の中に配置し、漁礁でアワビを養殖する。 (もっと読む)


【課題】 付着生物を有効に付着して人工魚礁に有効な水硬性硬化体とその製造方法を提供する。
【解決手段】 水硬性硬化体1は石炭灰などの微粉体、セメントなどの硬化材、および海水/水の混合物を母材とした水和性硬化材11に粉砕した貝殻、金属スラグ、クリンカーアッシュ(溶融スラグ)、廃棄磁気テープ、炭素繊維、木炭、廃棄漁網、シラス、廃FRP船粉砕片等を骨材12として含み、骨材の一部が母材の表面から突出されている。水硬性硬化体1を海中や水中に沈降させて魚介類の魚礁として構築すると、骨材12による表面の突起により海水の小さな渦や対流域、ないし流速の変化は多彩な状態になり、小さな付着生物の卵や遊走子が基質に着底する確率が高くなり、好適な人工魚礁となる。 (もっと読む)


【課題】ポーラスコンクリート塊の吸水性、圧縮強度、藻増殖機能を改善し、目詰まりがなく、更に通気性を改善し得た藻着床用ブロックと、これを用いて構成された藻増殖床及び漁礁床を提供する。
【解決手段】セメント粉に、骨材を混練させて形成したポーラスコンクリート塊において、上記骨材を多孔質の瓦破砕材2で構成し、更に繊維材4とを混入させて藻着床用ブロック1を構成している。 (もっと読む)


【課題】
二価の鉄をフルボ酸鉄として長期間にわたって安定した状態で、尚且つ過剰にならない適度に希釈分散された状態で供給でき、これにより表面に水生植物を確実に根付かせて効率良く生育させることができる水域環境保全材料を提供する。
【解決手段】
硬質体2として多孔質の溶岩を用い、この溶岩の表面から内部深くまで有底孔3を穿設し、該有底孔の底部近傍を収納室4として高二価鉄含有物質と腐植含有物質を収納し、収納室から外側の有底孔内にモルタルを詰めて栓とし、水中に沈設した状態でフルボ酸鉄が溶出するようにした。 (もっと読む)


【課題】特別に養生を行わなくてもアルカリ成分の溶出を抑えることができ、また、別体の増殖材に頼ることなく栄養補給が可能な着生基盤の製造方法を提供する。
【解決手段】骨材、セメントおよび水を混練した後(A)、この混合物を型に注入して、少なくとも上部側がボーラス性状をなす成型体を得(B)、最終的に前記成型体を炭酸と接触させる炭酸処理を行って、成型体中のアルカリ成分を水に不要な炭酸カルシウムに変質させる。また、所望により、混練工程Aでセメントの一部を人工ゼオライトに置換し、あるいは成型工程Bと炭酸処理工程Cとの間に、ミネラル分および鉄イオンを含む酸性溶液を成型体に含浸させる含浸処理工程Dを設定し、栄養補給機能を着生基盤に付与する。 (もっと読む)


【課題】 海底に沈設することによって、多種類の魚介類が集まって生息し、かつコンブ科等の有用海藻が付着して繁殖することが出来る海中林構造体を目的とする。
【解決手段】 中央部とその周りに複数の穴6を設けた偏平板4の周辺縁に脚5を突設してなる基台2と長さの異なる2種類の柱体3a、3bとより構成され、かつ前記偏平板4の穴6に複数の高さの大きい柱体3aを起立固定し、偏平板4の周辺部の複数の穴6に高さの小さい柱体3bを起立固定して構成した海中林構造体1である。 (もっと読む)


【課題】 崩壊したり、飛散することなく長期間にわたり安定した漁礁を維持できる安価な漁礁形成用ユニットを提供する。
【解決手段】 複数の漁礁ブロック体2,2…を互いに所定間隔離間させ連結手段(ワイヤロープ3)によって数珠状に連結した漁礁形成用ユニット1であって、前記漁礁ブロック体2,2…に貫通孔を開穿し、該貫通孔内に前記連結手段を貫通させ、固定手段(固定金具7,7…)によって該連結手段に該漁礁ブロック体2,2…を固定するように構成した漁礁形成用ユニットを提供する。 (もっと読む)


【課題】 アワビが安全に身を置きやすいように各側面に深溝を形成しても、深溝が割れ目となってブロックが割れるようなことがなく、また、溝にごみが付着しがたく浮泥が溜まりにくくなるアワビの保育用ブロックを提供する。
【解決手段】 コンクリートブロックの外周面に、複数条の深溝を対面から見て同一若くはほゞ同一の傾斜において形成した。
【効果】 アワビが安全に身を置きやすいように各側面に深溝を形成したものであるが、深溝どうしの合致が無くなるので、深溝が割れ目となってブロックが割れるようなことがなく、また、溝が斜めに走っていることから深くても適度に採光されるため、アワビが好んで住み着きやすく、さらに、溝にごみや浮泥が付着しがたく表面をきれいに保つことができるため、アワビの保護育成に適する。 (もっと読む)


【課題】海底で楽に移動できるようにする。多数の藻礁・漁礁ブロックを縦横に並べて移動しないように海底に設置する。
【解決手段】 藻礁・漁礁は、複数の藻礁・漁礁ブロック1と複数の藻礁・漁礁ブロック1を連結する連結体3を備える。藻礁・漁礁ブロック1は、ポーラスコンクリートでブロック状に成形して、周囲に固定リング2を固定している。連結体3は、藻礁・漁礁ブロック1の固定リング2に連結される連結リング4を両端に設けている。両端の連結リング4を藻礁・漁礁ブロック1の固定リング2に連結して、隣接する藻礁・漁礁ブロック1を相対的に上下に移動できる状態としながら所定の間隔で連結する。藻礁・漁礁は、外周に沿って配置している藻礁・漁礁ブロック1を連結体3で閉鎖される環状に連結すると共に、内側に配置している藻礁・漁礁ブロック1を連結体3で所定の間隔に連結し、さらに、外周の藻礁・漁礁ブロック1にも連結している。 (もっと読む)


【課題】海底での安定設置性、良好な海藻や磯根資源の増殖等の機能を兼ね備えた人工礁用のコンクリートベースを提供する。
【解決手段】コンクリートベース1を、コンクリート製の概略平板からなるベース本体11と、このベース本体11と一体に形成されて下方へ突出するコンクリート製の三本の脚体12とを具備するものとして、ベース本体11に、概略正三角形の三つの角部を切除して残る残余部分に相当する平面視形状をなす上面と、肉厚を上下に開口して潮流を通過させる貫通孔11hとを形成し、各脚体12を、ベース本体11における前記残余部分の外縁のうち仮想的に切除された部分に該当する辺11bの一部又は全部に沿って配置した構成とした。 (もっと読む)


【課題】 近時の護岸工事、干潟の改良工事、海砂の大量採取、或いは水質汚濁などにより、魚類、貝類、海藻類等の生育に適した水域が大きく減少しているが、従来の魚介礁の場合、対象が限られているため、残された水域を有効に利用する方策を講じる必要に迫られていた。
【解決手段】 コンクリート製ベースブロックと、該ベースブロック上に固定される二枚貝養殖空間形成用枠体とにより構成されるブロックであり、また該枠体は、複数本の金属製支柱とこれらの天部を連結する複数本の金属製桟材により成る構造物であり、該複数本の金属製桟材の一の該桟材とこれと対向する他の該桟材とを間隔を空けながら平行に連結する線状材を有しており、二枚貝養殖のための貝又は貝籠は該線状材に吊下される、という構造のブロックを海底に設置して貝類海藻類を養殖栽培する。 (もっと読む)


【課題】 海藻を十分に生長させることができ、線条が外れにくい藻場構造体が望まれている。
【解決手段】 藻場構造体1は、海中に沈められる錘基台2と、錘基台2の角隅部に上向きに立設された4本の柱体10,10,10,10と、柱体10,10の下部間に架け渡された下部横架材11,11,11,11と、柱体10,10の上部を連結する上部連結部材12,12,12,12とを備え、下部横架材11と上部連結部材12との間に複数の線条16,16,16,・・・を張架した構成にしてある。柱体10,10,10,10はそれぞれ上端に向かうほど互いに近づくように傾斜配置されて構造体全体がピラミッド状になっている。上部連結部材12,12,12,12で囲まれた上面開口17を備えている。 (もっと読む)


【課題】 従来の岩海苔の養殖に較べて安全性と作業効率を高めつつ、コストを低減し、収量を増大させる。
【解決手段】 重量のある基台に、食用岩海苔の胞子を配した育成材を着脱可能に固定する。育成材には食用岩海苔の胞子を配してあるので、当該育成材には岩海苔が優先的に生育し、フノリなど、岩海苔と同じ潮間帯で生育する商品価値の低い海草類の生育を可能な限り抑えることが出来る。育成材の上面を非凹凸(滑面または粗面)とし、上面を略水平に基台に配置する場合がある。岩海苔の収穫作業を容易にするためである。上面を略水平にするのは、潮間帯(飛沫帯)において生育しやすい岩海苔の特性に着目し、作業が容易な波打ち際に育成材を配し、自然の環境に近い生育条件を人為的に作り出すためである。 (もっと読む)


【課題】 水路の通水能力を良好に発揮させつつ、水路周辺部で水生植物を繁茂させて水生動物等の生息空間を形成する。又、水生植物の刈り取り労力を軽減して水路維持管理の容易化を達成する。
【解決手段】 三面張の水路3において、水路底部5の側部分に底部開口9を貫設する。底部開口9は、水路の延長方向に約40cmの間隔で配置する。底部開口9は水生植物の繁茂部となる。水路の底面10の面積に対する全ての底部開口9の合計面積の割合は約15%に設定する。水路側壁部6には、底部開口9に対応させてその上側に位置する如く側壁開口11を貫設し、該側壁開口11の裏面側は栗石充填部12で塞ぐ。側壁開口11の下端は、水路の最低水位以下に設定すると共に、側壁開口11の上端は、水路の最大水位に略合致させる。 (もっと読む)


【課題】一般海域において、より多様な生物の生息環境を創造し、もって水産資源の生産力をいっそう増強する方法を提供する。また、涵養機能の低い海域において、多様な生物の生息環境を創造し、水産資源の生産力を増強する方法を提供する。
【解決手段】一般海域又は地形的に平坦な海域の海底に、魚類蝟集機能を有する構造体と藻類増殖機能を有する構造体とを組み合わせた低天端構造物を海面から露出しないように単独で又は複数個を組み合わせて設置することによって、低天端構造物を設置した背後海域の海底の地形を複雑化すると共にその底質をより安定化させ、生物的多様性を増やし、該海域の生産力を増強する方法。 (もっと読む)


【課題】海藻が早期に着生し、その海藻が着生した軽量の着生基体を簡便に移設することができる藻場造成用構造物と、それを用いた藻場造成方法を提供する。
【解決手段】藻場造成用構造物1は、充実質のコンクリートからなる基盤2と、その上面に着脱自在に載置される3個のポーラスコンクリートからなる着生基体3により構成される。藻場造成の対象海域に藻場造成用構造物1を沈設すると、海中に漂う遊走子が付着して着生基体3の表面で海藻Kが生育する。これらの海藻Kが着生した着生基体3のどれかを他の場所に沈設した海藻のない藻場造成用構造物に設置すれば、新たな場所に簡単に藻場を造成することができる。 (もっと読む)


【課題】 従来の藻場用ブロックは、一般的にはポルトランドセメントであるため、その周囲のpHは、12〜13まで上がる。通常の海のpHは8.2〜8.4程度であるため動植物にとってはpHが高すぎる。即ち、アルカリ性が強すぎるのである。また、通常のセメントでは鉄分が少なく、ポルトランドセメントの場合では、酸化第二鉄で2〜5%である。一般に藻の成長には鉄分が必須であり、これが多いと成長が速いといわれている。
【解決手段】 少なくとも製鋼スラグと高炉スラグ微粉末を含む混合物を空隙率10〜30%になるよう水で硬化させたポーラスコンクリートであり、種々の形状に成型したもの。 (もっと読む)


【課題】 水棲生物を保護するための多自然型コンクリート水路構造およびその魚巣ブロックを提供して、経済的にしかも確実に水棲生物が住める環境とする。
【解決手段】 コンクリートの二次製品水路の施工において、流水方向へ隣接する水路ブロック間に所定の隙間を開けて設置し、その水路側壁背面に隣接する側壁同士に跨るように内部がほぼ空洞の魚巣ブロックを取り付け、前記水路ブロック間の隙間と空洞間を連通させた。水路の一定の区間の水路底を下げて設置し、その下げた区間の中に隙間を設けて水路を設置する。魚巣ブロック下部に石や泥や人工藻を入れ、隣接する水路ブロック間の隙間部分には金網を張って、石や人工藻が流出しないようにした。 (もっと読む)


【課題】 三面コンクリート水路に水が流れなくなり底部の水が無くなると、水棲生物は死滅する。また、生物の隠れ場所が少ない。大水の時、水路を流れる水の流れが速いので底に溜まっている泥や砂、石、藻などと一緒に水棲生物達も全て流れてしまう。
【解決手段】 三面コンクリートの二次製品水路の施工において、通常の水路底より、ある一定の区間の水路底を下げて設置し、その下げた区間の中に水路上流部側をほぼ閉鎖し下流部側を開放したカバーブロックを一ないし複数個取り付け、その中に水、泥、砂、石等を溜めるようにした水棲生物を保護するための多自然型コンクリート水路の施工方法及び水路構造である。 (もっと読む)


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