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Fターム[2B003EE04]の内容

人工魚礁 (1,771) | 対象生物 (273) | 海藻 (182)

Fターム[2B003EE04]に分類される特許

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【課題】 長期に亘って栄養成分を放出することができ、一定量の水棲生物を安定的に定着させることができる水中設置構造物を提供する。
【解決手段】 水棲生物の増殖を目的として水中に設置される水中設置構造物において、水中に設置される基体11と、この基体11に設けられ、周囲の水よりも比重の大きい栄養成分を密閉状態で収容する収容部111と、収容部111に設けられ、前記栄養成分が放出される放出部113と、前記栄養成分の表面を乱したり前記栄養成分を攪拌したりする水流の発生を抑制する水流抑制部14とを有する。前記水流抑制部の表面又は水流抑制部14の内側領域に、前記水棲生物の繁殖と定着を促進するための生物担持体16を設けてもよい。 (もっと読む)


【課題】コンブ等の育成すべき藻体に対し傷を付けることなく、ウニ等の住処にもなり難く、かつ、砂地に設置しても埋没し難い藻礁を提供する。
【解決手段】この藻礁1は、中央部に貫通孔4を有するドーナツ形状のコンクリートブロック製礁体2を有し、その礁体2の底面側には、その外周面側から貫通孔4側へ海水を通す海水通し部3が複数設けられている。礁体2がドーナツ形状であるため、育成すべき藻体に対し傷を付けることを極力低減でき、またその表面は曲面をなしており凸凹がないので、ウニ等がその表面を這い上がり難く、ウニ等による藻体の食害を防止できる。また、礁体2の底面には海水通し部2が設けられているので、礁体2の外周面に海水が当っても海水通し部3を通って礁体2中央の貫通孔4から海水が排出されるため、洗掘現象を極力抑えることが可能となり、砂地に設置しても埋没することを極力防止できる。 (もっと読む)


【目的】
本発明は、淡水、汽水、海水の沿岸、水面、水底等の水域の動植物に必要なミネラルが不足したことにより、藻および水草や海草群落の減少・消失を起こしてしまった水域において,ケイ素、鉄などのミネラルを供給することで、藻および水草や海草の生育、または魚介類の繁殖が促進され、減少・消失した藻場、漁場の改善を可能にするものである。
【構成】
水域環境保全人工ミネラル供給材およびそれを用いた水域環境保全方法において、動植物が生育するのに不可欠であるミネラルが不足している水域に対して適用する材料であって、炭酸化処理された鉄鋼スラグを含むミネラル含有物質とイオン交換物質の混合物のpHが8.5以下となるように調整された混合物を、透水性を有する包装体に収容し水域に設置する構成である。 (もっと読む)


【課題】簡易に製作でき、小型船を含む漁船或いは作業船により少人数で設置できると共に、回収や再設置で基質更新や除掃など人為的な管理が可能であり、引揚げて定量調査が可能であり、且つ、太い網地に着生・生育しやすいコンブ類や他の海藻を着生・生育させることができる、網袋を用いた石詰め藻場礁を提供する。
【解決手段】網袋2と、網袋2内に詰めた石材3と、石材3を詰めた網袋2の外周を締め付け、又は、網袋2を引張して緊張させるロープ4を備え、海底の凹凸に追従し変形して馴染む性質を有し、且つ、反転により着生面の基質更新が容易に行なえる、網袋を用いた石詰め藻場礁であって、更に、網袋2の上面、上下面、上下面及び側面、側周面、その他の所定面、又は、全周面に張設され、目的海藻の種別に対応させて網袋2の網地と異なる網地の太さ又は目相に形成された網体5を備える。 (もっと読む)


【課題】間伐材を利用を促進し、かつ漁礁の集魚効果を長期間発揮できるようにした木柱製漁礁を提供する。
【解決手段】海水中で沈下状態に保つ底枠体2と、底枠体2に固定された複数本の柱体1とからなり、柱体1は、海水の出入りが可能な金網6やパンチングメタルで外皮が構成され、内部は空洞であり、空洞の内に、木質チップが充填されている。柱体1の空洞の内部で金属製の支柱1bが立設されている。柱体1の頭部に蓋9が取付けられている。柱体の底部に底板3が取付けられており、底板3を底枠体2にボルト7とナットで着脱自在に取付けている。柱体1が木質チップを詰め込んだものであるため、柱体1内に空隙が多くなり魚の餌となる虫や甲殻類が多数住み着き、また海藻の発生も多くなる。このため、集魚効果が高くなる。 (もっと読む)


【課題】海中で一人の潜水士でも容易に、かつ現場の地形などに応じて臨機応変に組立てることができ、しかも魚介類が警戒せず、また藻や海藻が育ち易い構造を実現する。
【解決手段】漁礁ブロックは、多角形の基盤を底面に有しているので、水平方向に連結した状態では、海底でも安定し易い。また、その中央に立つセンター凸部の上面中央には、上下方向の連結手段を備えているので、段状に拡張できる。そして、前記基盤の各辺には、隣接する基盤同士を連結するための連結手段を有しており、基盤の形状的に尖っていて強度の弱い、各辺間の角部を無くしてある。従って、水平方向に多数連結した際に、角部を無くすことで、魚介類が上下動するための貫通孔が形成される。漁礁ブロックを海底に設置し組立てた際に、要所を海底に固定するためのアンカーを備えている。 (もっと読む)


【課題】潮流によって流される可能性が低減された漁礁ブロック及び藻場の形成方法を提供する。
【解決手段】一の面から反対の側の面へ貫通する貫通孔12が形成された漁礁ブロック10において、貫通孔12の一方の側の第1の開口部12aの開口面積S1が他方の側の第2の開口部12bの開口面積S2よりも大きく、原材料としての骨材を水砕スラグとする。 (もっと読む)


【課題】製鋼スラグを、水産残渣を原料とする発酵魚粉の製造工程から活用することで、藻場造成用の肥料とすることができる発酵魚粉と表面改質製鋼スラグの混合物を簡便に製造し、低価格にて供給するための発酵魚粉と表面改質製鋼スラグの混合物の製造方法を提供する。
【解決手段】藻場造成用施肥材料とすることができる発酵魚粉と表面改質した製鋼スラグの混合物の製造方法であって、水産残渣と製鋼スラグとを混合して放置することで、前記水産残渣を発酵させると共に、前記製鋼スラグを表面改質して、発酵魚粉と表面改質した製鋼スラグの混合物を製造することを特徴とする。また、前記製鋼スラグは、粒径2mm以下のスラグ塊を10質量%以上含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】磯焼け防止、磯焼けの再生に効果を発揮し長期間鉄イオンの溶出が持続する人工礁を提供する。
【解決手段】鉄鋼工業より排出される廃棄物の微細鉄粉を活用し、砂セメントを用いて固化させた人工礁を、自然環境が破壊され劣化した魚場の海底に沈設し鉄イオンを長期にわたり溶出させ、藻の着床繁茂を計りその結果ウニ、蟹、魚類の生息出来る自然環境の回復が達成できる。 (もっと読む)


【課題】
近年、特に北日本の日本海側沿岸地域では、海藻が減少して海底の岩場等がむき出しになる所謂磯焼けが問題となっている。この原因のひとつとして、河川の護岸、堤防等の整備によって山林から河川を経由して流入する落葉、枝葉、倒木等の植物性の栄養源の不足が挙げられている。
【解決手段】
少なくとも間伐材を含む木質を原料とする木材チップを主材料として含む林産物や穀類副産物などの植物性材料の混合物と、貝類又は頭足類に由来する材料を除く水産物材料を混成したものを結着剤により結着固化して形成したされてなる水産資源賦活用構造体を用いるという簡便な方法によって、安価に非常に海藻類の定着が容易く海藻自身の養殖漁業として有効であり、さらに漁業資源の賦活に寄与する水産資源賦活用構造体を得ることが出来、以って産業に多大なる貢献をする事が出来るものである。 (もっと読む)


【課題】藻類着生誘発物質を長期間に亘り適量流出させることで、磯焼け状態の海域において無節サンゴモの群落が優占しないように藻類を繁茂させて藻場を広範囲に再生させる。
【解決手段】藻類に対して付着・育成効果を発揮する藻類着生誘発物質を混練してなるコンクリートブロック製の水中環境再生構造体であって、藻類着生誘発物質は、アミノ酸及び/又は核酸の1種又は2種以上から選ばれた物質であり、コンクリートブロックの組成物中に3wt%乃至20wt%配合されている。又、コンクリートブロックは3本以上の脚体を有する。これにより、無節サンゴモの群落が優占しないように藻類を繁茂させる。 (もっと読む)


【課題】海中に設置された金属製の構造物の周囲に海洋生物の生存に適した環境を創出しやすい海洋構造物を提供すること。
【解決手段】海洋構造物1は、海中Wに設置されてカソードとなる脚部2と、脚部2と電気的に接続され、かつ海中Wでアノードとなるアノード材料4と、を含む。脚部2は鋼製であり、アノード材料4は、例えば、マグネシウム系の材料とする。このようにして、海中Wにおいて、脚部2の表面に電着鉱物層として石灰質を析出させる。 (もっと読む)


【課題】受圧構造物として用いた場合は、客土や種子等よりなる植生基材の保持が確実に行え、またサンゴや海藻類の増養殖のために用いた場合は、サンゴ幼生や海藻類の着床及び増養殖が確実に行えるような構造物を提供する。
【解決手段】縦方向のリブ2aと横方向のリブ2bよりなり、矩形の開口3を縦横に多数形成したFRP製の格子状構造物よりなる盤体2の下面を除く全面、すなわち上面、四囲の側面及び開口3を形成する四面に図2に示すように樹脂製の接着剤入りの珪砂4を吹き付けて固着し、表面を粗目とする。 (もっと読む)


【課題】
近年、特に北日本の日本海側沿岸地域では、海藻が減少して海底の岩場等がむき出しになる所謂磯焼けが問題となっている。この原因のひとつとして、河川の護岸、堤防等の整備によって山林から河川を経由して流入する落葉、枝葉、倒木等の植物性の栄養源の不足が挙げられている。
【解決手段】
少なくとも間伐材を含む木質を原料とする木材チップを主材料として含む林産物や穀類副産物などの植物性材料の混合物と、貝類又は頭足類に由来する材料を除く水産物材料を混成したものがネット状或いは繊維製の袋に収納されてなる水産資源賦活用構造体を用いるという簡便な方法によって安価に非常に海藻類の定着が容易く海藻自身の養殖漁業として有効であり、さらに漁礁或いは魚類の産卵場所として漁業資源の賦活に寄与する水産資源賦活用構造体を得ることが出来、以って産業に多大なる貢献をする事が出来るものである。 (もっと読む)


【課題】海藻が繁殖しやすい海藻増殖用ブロックを提供する。
【解決手段】複数の脚111,112,113を有する台座ブロック10と,台座ブロック上に一つ又は複数配置される着脱部201,202と,着脱部201,202に取付けられる1つ又は複数の上部ブロック301,302とからなり、台座ブロック10,上部ブロック301,302のいずれか又は複数が,鉄スラグ、必須アミノ酸を含有する海藻増殖用ブロック。 (もっと読む)


【課題】どこでも簡単に設置することができる漁礁形成具を用いた漁礁形成方法を提供する。
【解決手段】漁礁形成具1は、プラスチック製の浮体2と、材木集合体3とを備える。材木集合体3は、互いに水分通導管が略平行に位置するように並べられた複数の材木3Aが、わら縄4で結束されて構成されたものである。材木3Aには、複数の切れ目3Bが形成されている。漁礁形成具1は、材木3Aの水分通導管に対して略平行方向に且つ材木3Aに囲まれた空間に通されると共に、両端に開口部が形成され、材木3Aの水分通導管に対して略平行に位置する水分通導管を有する竹筒7を備える。漁礁形成具1は、竹筒7の内部に通されると共に、一端が浮体2に取付けられ、さらに材木集合体3の長さよりも長い針金5を備え、針金5の他端に取付けられた錘6を備えた漁礁形成具1を、海底に設置する漁礁形成方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】飽和した機能性多孔質体を交換することのできる人工魚礁を提供する。
【解決手段】人工魚礁本体1に挿入孔23が形成されており、交換部材30は、挿入孔23に挿入可能な軸部31と、軸部31の一端に機能性多孔質体で形成された突起部32とで構成されている。機能性多孔質体が飽和した場合に、交換部材30のみを交換することができる。交換作業が容易であり、人工魚礁本体1に着生した餌料生物や藻が失われることもなく、集まってきた小魚等に影響を及ぼすことがない。 (もっと読む)


【課題】水中生物の生育に必要な鉄分を、水中の酸素により酸化されて水酸化鉄にならないように、鉄イオン(Fe2+、Fe3+)の状態のまま、水中に安定して供給することができる鉄イオン供給材を提供することを課題とする。
【解決手段】水中に浸漬させることで、溶解した鉄イオンを水中に供給する鉄イオン供給材であって、鉄分含有物と、キレート剤として果実酸および/または果実酸化合物を含有することにより構成される。また、鉄分含有物と、果実酸および/または果実酸化合物と、結合材が共に混合され、塊状に成形されていても良い。 (もっと読む)


【課題】鉄イオンを継続して発生することができ、かつ、発生した鉄イオンをイオン状態のまま水中に存在させることができ、しかも、海流や潮の満ち引きなどの水流に左右されることなく、容易に所定の位置に固定することができ、所望の位置での継続的な鉄イオン発生を可能とする、鉄キレート発生塗料とこれを用いる鉄キレート発生材および水中の生物環境改善方法を提供する。
【解決手段】本発明にかかる鉄キレート発生塗料は、造膜成分、鉄粉、炭粉およびキレート化材料を含むものであり、本発明にかかる鉄キレート発生材は、前記本発明の鉄キレート発生塗料からなる塗膜を、水流に流されないようにして水中で留め置き可能な支持体に形成してなるものであり、本発明にかかる水中の生物環境改善方法は、前記本発明の鉄キレート発生材を水中で留め置くものである。 (もっと読む)


【課題】耐久性の問題がなく、波浪や水流などの力を受けながらも自然界の河川、湖沼などの水中で、長期的な生物膜の形成を達成できる生物膜形成方法とその方法に使用される生物膜形成材を提供する。
【解決手段】有機材料のマトリックス材と、マトリックス材中に埋包されかつ少なくとも一部がマトリックス材表面に露出している炭素繊維を有した複合材を水中に配置する生物膜形成方法であり、また、有機材料のマトリックス材と、マトリックス材中に埋包されかつ少なくとも一部がマトリックス材表面に露出している単繊維直径が5μm以上10μm以下の炭素繊維とからなり、マトリックス材と炭素繊維の複合比率(体積%)が炭素繊維/マトリックス材=20〜70/80〜30であり、かつマトリックス材表面に露出している炭素繊維の露出面積比率R(%)が10%以上70%以下の複合材料からなる生物膜形成材。
炭素繊維の露出面積比率R(%)={(炭素繊維の露出投影面積)/(複合材の投影全面積)}×100 (もっと読む)


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