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Fターム[2D043EB01]の内容

Fターム[2D043EB01]に分類される特許

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【課題】周辺岩盤や地下水の状態などの地質環境の変化の影響を制御することができる原位置試験方法を提供すること。
【解決手段】試験坑道GTに敷設された支保Mの化学的影響を評価する原位置試験方法であって、試験坑道GTの内空側から地山E側に向けて円筒状に掘削するとともに、掘削により生じた円筒状の空隙Dに非セメント系材料Pを充填し、支保MAおよび所定深さの岩盤E1を周辺支保MBおよび周辺岩盤E2から隔離し、隔離した岩盤E1における間隙水圧を計測するとともに、隔離した岩盤E1に流れる水を採取するので、周辺岩盤E2や地下水の状態などの地質環境の変化の影響を制御できる。これにより、試験坑道GTに敷設された支保Mの化学的影響を正確に評価できる。 (もっと読む)


【課題】周辺岩盤や地下水などの地質環境の変化の影響を制御した原位置試験方法を提供すること。
【解決手段】試験坑道GTに敷設された支保M1の化学的影響を評価する原位置試験方法であって、試験坑道GTの内側から地山Eに向けて筒状部材1を挿入することにより、筒状部材1に囲まれた所要深さの岩盤E1を周辺岩盤E2から隔離し、少なくとも筒状部材1の先端部における間隙水圧を計測するとともに、筒状部材1で隔離された岩盤E1に流れる地下水を採取するので、所要深さの岩盤E1が隔離され、周辺岩盤E2や地下水の状態などの地質環境の影響を制御することができる。 (もっと読む)


【課題】 岩盤内の水みち、特に透水量が小さな水みちを精度よくかつ効率的に検出する。
【解決手段】本発明に係る岩盤内の水みち検出システム1は、ボーリング孔3の内部空間のうち、パッカー4,4で仕切られてなる計測空間5に拡がる地下水を該地下水より電気伝導度の低い清水で置換する液体置換手段としての清水槽9、送水ポンプ10及び揚水ポンプ13と、計測空間5に拡がる水を揚水することで岩盤2内の地下水を計測空間5に流入させる揚水手段と、岩盤2から計測空間5に流入した地下水の電気伝導度を揚水中又は揚水後に深さ方向に沿って計測する電気伝導度センサー16と、計測空間5の岩盤透水量を、電気伝導度センサー16で計測された電気伝導度で深さ方向に配分することにより、岩盤2の透水量分布を深さ方向に沿って算出するコンピュータ19とを備え、揚水手段は、液体置換手段を構成する揚水ポンプ13で兼用する。 (もっと読む)


【課題】ボーリング孔を穿孔する際のビットによる孔壁面の切削、くり粉(切削物)による擦れ、掘削水による洗い等の影響を受けることなく、改良対象の地盤中の亀裂へのグラウト材の充填状況等を正確に評価することのできるグラウト材による地盤中の亀裂評価方法を提供する。
【解決手段】改良対象の岩盤(地盤)に設けたボーリング孔を介して注入されるグラウト材による地盤中の亀裂評価方法であって、蛍光物質を混入した蛍光グラウト材を使用し、改良対象の岩盤10における蛍光グラウト材が注入されるボーリング孔11とは別の箇所にコアボーリング12を行ってコア13を採取し、採取されたコア13に蛍光物質に対応する発光光線を発光光源15から照射し、蛍光物質が蛍光発光するコア13の外周面を撮影して得られた画像を画像処理することにより、改良対象の岩盤10中の亀裂14へのグラウト材の充填状況や岩盤10中の亀裂14の状況を評価する。 (もっと読む)


【課題】 二重管構造のサンプラーを用いてコアを採取するに際し、少量の掘進用水でスライムを確実に排出しながら良質のコアを円滑且つ能率的に採取する。
【解決手段】 掘削ビットとしてダイヤモンド粉末と金属粉末を混合して焼結したインプリグネイテッド型ビットを用い、ボーリング装置としてボーリングロッドとその駆動源の出力軸を同一回転軸上に配置できる構造のものを用い、ボーリングロッドの回転速度を地質が土砂の場合は300rpm、地質が硬岩の場合は1400rpmに設定し、掘進用水として増粘剤を80〜120mL/100Lの割合で混合したものを用いる。 (もっと読む)


【課題】ルジオン試験の後に連続して測定が可能で、短時間に現場で透水性を定量的に評価することが可能な透水性の評価方法を提供する。
【解決手段】透水試験装置1を用いて評価対象区間12に水を圧入し、所定の圧力にする。水の供給を停止すると同時に、バルブ7を閉じて評価対象区間12内を閉鎖する。評価対象区間12内の所定の圧力から所定の度合いだけ低下するまでの経過時間Ttを測定する。また、複数の透水係数Kcを設定し、これらの各透水係数Kcにおける評価対象区間内の圧力と経過時間Tcとの関係を算出して、所定の度合いだけ低下するまでの経過時間Tcと各透水係数Kcとの関係を図示する。経過時間Ttに対応する透水係数Kcを図から読み取り、この値を評価対象区間内の透水係数Ktとする。 (もっと読む)


【課題】硬岩、軟岩、砂質土など地質が異なっても、ビットを効果的に冷却し試料の洗掘を防止可能な試料採取装置と試料採取方法を提供すること。
【解決手段】本発明の試料採取装置は、下端にビット2が取付けられたアウターチューブ3の内側に、水路Wを介在させて、インナーチューブ4を嵌合してなる試料採取装置において、アウターチューブ3の先端内周面とインナーチューブ4の先端外周面との間に形成される水路Wの下端部を、ビット2の刃部2a内周側に向って傾斜させた斜内向き水路Wとし、かつ、ビット2の刃部2a相互間の凹所2bに臨むアウターチューブ3の下端面21に、前記斜内向き水路Wに上端が連なる急傾斜の第一傾斜面19と、前記第一傾斜面19の下端から始まりアウターチューブ3の外周面22で終わる緩傾斜の第二傾斜面18を形成したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 岩盤や土質地盤などの原位置でのせん断強度を、簡易な構成で容易に測定することができる原位置せん断強度測定装置を提供する。
【解決手段】 棒状で被測定体Mに打ち込まれる測定棒3と、被測定体Mに打ち込まれた測定棒3を引き抜く引抜ユニット5と、引抜ユニット5によって被測定体Mから測定棒3が引き抜かれている状態における測定棒3の変位と引き抜きに要する荷重(せん断力)とを測定する測定ユニット6とを備えた原位置せん断強度測定装置1とし、測定棒3の外周に、軸方向に沿った凹凸を連続的に形成する。 (もっと読む)


【課題】トンネルの建設の際に事前探査するための改善された方法を提供すること。
【解決手段】地震波の伝播モデルは、トンネル壁部(3)における表面波(O)の特性に基づいており、これらの表面波は、地震波の発生の際に励起装置(10)からトンネルの切羽領域(4)へ伝播しおよび/または地震波の受信の際には切羽領域(4)からセンサ装置(20)へ伝播する。 (もっと読む)


【課題】本発明はコア採取装置およびコア採取装置の先端クリアランスの調整方法に関し、ビットを先端に有する外管と、回転が規制された内管とを備え、流体用通路を設けた二重管方式のコア採取装置のコアバーレルの先端部における掘削流体の通過面積を決定する先端クリアランスの調整が分解せず、簡単に行え、硬岩から軟岩まで広範囲に対応する。
【解決手段】ビット2を先端に有し、外部操作可能なスイベルヘッド組立体10に取付けられた外管1と、スリーブ材に進退手段9を介して内挿される支持軸体3と、外管内に供回りを規制して内挿された内管5と、外管と内管との間に設けられた流体通路6と、ビット2の刃先内周部下限2aと、内管の先端に取付けられたコア取込手段7とを備え、スライドリング14の外部操作により支持軸体を進出して造作される上方クリアランスK2に応じて先端クリアランスK1を調整する。 (もっと読む)


【課題】より広範囲の岩盤の透気性を効率良く調べることが可能な孔間透気試験方法及びグラウト効果判定方法を提供すること。
【解決手段】岩盤Bに設けられた複数のボーリング孔h1,h2を用い、第1のボーリング孔h1内にガスが送入される送信区間Sを形成し、第2のボーリング孔h2内に複数の受信区間T1〜T5を形成し、受信区間T1〜T5の圧力を検出する。岩盤B内において送信区間Sから受信区間T1〜T5に通じるガス道が存在する場合には、送信区間Sにガスを送入すると、受信区間T1〜T5の圧力が変動するため、受信区間T1〜T5の圧力応答を観測することで、送信区間Sと受信区間T1〜T5との間のガス道を調査することができる。 (もっと読む)


【課題】岩盤内の不連続面位置等の特定された区間を除いて分離したケーシングパイプが固定される方法及び装置を提供する。
【解決手段】分離ケーシング設置装置1は、2本のケーシング5,5と、夫々のケーシング5を内側より一時的に押圧固定するメカニカルパッカ6と、離隔したケーシング5,5間に配設する連結部材7を有し、メカニカルパッカ6により同一中心軸を有して一体をなした状態で組立て、孔井3内に挿入して不連続面4の位置とケーシング5の離隔位置が対応するように高さ調整し、連結部材7の内側に水圧を負荷して拡張変形させ孔井壁面3aに密着させながらケーシング5と孔壁3aとの間に固結材9を充填して、岩盤不連続面4の孔井壁面開口部を固定材で塞がない分割ケーシング構造を達成する。 (もっと読む)


【課題】岩盤内の個別の水みちの連続性を詳細に検出できる透水性評価方法及び装置を提供する。
【解決手段】岩盤1に一対のボーリング孔10、20を並列に穿ち、一方のボーリング孔10の所定深さにパッカー11で仕切られた注入区間Aを設けてトレーサPを注入し、他方のボーリング孔20において所定流量で孔内水を揚水しながらトレーサ検出子26を上昇又は下降させて深さ方向に連続したトレーサPの分布又はその経時的変化を検出し、トレーサPの注入深さとトレーサPの分布又はその変化とから岩盤1内の水みちの位置又は透水性を求める。好ましくは、一方のボーリング孔10の注入区間Aの深さを変えながら他方のボーリング孔20内におけるトレーサPの分布検出を繰り返し、トレーサPの注入深さに応じたトレーサPの分布又はその変化から岩盤1内の水みちの位置又は透水性を求める。 (もっと読む)


【課題】 従来より格段に安い費用で貯水池周辺地盤の水理地質構造を推定する方法を提供する。
【解決手段】
(a)貯水池(24)周辺の複数の湧水地点(28)の水位を測定し、複数の湧水地点(28)の位置を表した平面上で、複数の湧水地点(28)の位置と水位とから水位の等しい位置に印(32)を付け、それらの印(32)を結ぶ等高線(33)を描くことで地下水位等高線図(51)を作成するステップを含む。(b)貯水池(24)の水位及び湧水地点(28)のうち貯水池(24)より低い位置にある湧水地点(28)の湧水量を測定し、貯水池(24)の水位の変化及び湧水地点(28)の湧水量の変化を示す波形をそれぞれ求め、湧水量の変化を示す波形が水位の変化を示す波形に似た形状を示すまでに要した時間を求めるステップを含む。(c)地下水位等高線図及びその時間に基づいて貯水池(24)周辺の水理地質構造を推定するステップを含む。 (もっと読む)


【課題】簡易にかつ迅速に岩盤類の調査、特に割れ目を含む調査を行うことができ、しかも、調査として信頼性の高い調査方法及び装置を提供する。
【解決手段】ダウンザホールハンマー削孔機1に対し削孔速度検知手段23を設け、前記削孔機1により岩盤を削孔するとともに、この削孔過程で前記削孔速度検知手段23により検知された削孔速度が速くなる側に変化する深さ部位において前記岩盤類の割れ目があると判定する。 (もっと読む)


【課題】供試体の平均的な物質移行特性を定量的なデータでより正確に把握することにある。
【解決手段】供試体Wの第1平面(第1面)W1に沿って第1チャンバ3aを構成する第1チャンバ構成部材3と、供試体Wの第2平面(第2面)W2に沿って第2チャンバ4aを構成する第2チャンバ構成部材4とを備え、第1チャンバ構成部材3には第1流入ポート32aと、第1流出ポート32bとが設けられ、第2チャンバ構成部材4には第2流入ポート42aと、第2流出ポート42bとが設けられ、第1流出ポート32b側には第1チャンバ3aを通過した後のトレーサ水Bを検知する第1センサ34が設けられ、第2流出ポート42b側には第2チャンバ4aに流出したトレーサ水(トレーサ流体)Bであって第2チャンバ4aを通過する第2フラッシング水(第2フラッシング流体)Dによって搬送されたトレーサ水Bを検知する第2センサ44が設けられた構成になっている。 (もっと読む)


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