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Fターム[2D055BB05]の内容

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【課題】大断面トンネルを施工する際に適用して好適な覆工壁の構造を提供する。
【解決手段】覆工壁1は築造するべき大断面トンネルの輪郭に沿って間隔をおいて施工された複数の小トンネル5を一体に連結して形成される。当該覆工壁は、鉄筋コンクリート構造により形成された一般部1aと、ジベル付き鋼板10とコンクリート13とが一体化された鋼・コンクリート合成構造により形成されて一般部よりも曲げ耐力に優れる高強度部1bからなる。高強度部は覆工壁の内面及び/又は外面をジベル付き鋼板により形成すれば良い。覆工壁を偏平断面形状としてその両側部における曲率半径が上部および下部における曲率半径よりも小さくされている場合、両側部を高強度部としてそこを鋼・コンクリート合成構造により形成すれば良い。 (もっと読む)


【課題】断面円形の既設覆工を内側から補強する補強方法と補強装置に関し、補強後の覆工内に利用障害となる補強ユニットも存在せず、既設覆工に効果的に内側から力を付与して既設覆工を外側に押し出してその変形を緩和でき、既設覆工を介して地山に押し出し力を付与して既設覆工を効果的に補強できる既設覆工の補強方法と補強装置を提供する。
【解決手段】断面円形の既設覆工Fの内面の周方向に複数の弧状ブロック1を間隔を置いて配設し、間隔内にジャッキ3を配するステップ、各ジャッキ3を張り出させて間隔を広げながら周方向の軸力を弧状ブロック1に付与するステップ、広げられた間隔を保持する間隔保持材を間隔内に配し、ジャッキ3を取り外してジャッキ反力を間隔保持材に受け替え、周方向に配設された複数の弧状ブロック1と複数の間隔保持材からなる補強リングを形成するステップ、からなる。 (もっと読む)


【課題】トンネル接続部の上部の地盤沈下抑制効果を維持しつつ、地盤改良あるいは地盤凍結範囲を抑制して工事費を削減することができるトンネル接続構造およびトンネル施工方法を提供すること。
【解決手段】トンネル接続部3における上部接続覆工4のライズ形状および第1および第2覆工11,21との接続位置を適宜に設定することで、上部地盤からの鉛直荷重に対して上部接続覆工4の鉛直変位量を抑えることができるため、この変形に伴う上部地盤の沈下量を適宜に抑制することができる。従って、トンネル変形を抑制するために桁高や板厚を上げて断面剛性を高める必要がなく、トンネル上部の地盤変位を低コストで抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】上部地盤の沈下を十分に抑制することができるとともに工事費削減を図ることができるトンネル接続構造およびトンネル施工方法を提供すること。
【解決手段】地盤沈下に大きく影響を与えるのは、上半側のトンネル断面を構成する覆工の形態であるため、上部の接続覆工としてRCまたは鋼製または合成構造等の堅固な構造とし、トンネル覆工の変位を抑制し地盤沈下を抑える。上部の地盤沈下に影響を与えにくい下半側については、一定曲率ではなく上半側と異なるライズを有する馬蹄形の覆工を構築する。作用土圧に応じた合理的な覆工仕様を適用することで施工コストを大幅に削減することができる。 (もっと読む)


【課題】 作業性に優れ、品質の高い地下構造物を構築することが可能な地下構造物の施工方法を提供する。
【解決手段】 鋼管13は、軸方向に略まっすぐであり、トンネル5の上方にまたがるようにアーチ状に設置される。鋼管13外方には、板部材15が設けられる。板部材15はあらかじめ鋼管13に溶接等によって接合されており、鋼管13の長手方向に沿って形成される。板部材15は、鋼管13の両側方に向けて設けられている。鋼管13を打設する際には、隣り合う鋼管13のそれぞれの板部材15同士が重なり合うように、所定間隔をあけて鋼管13が打設される。パイプルーフ7下方を掘削して掘削部23を構築するとともに、鋼管13同士の間の土砂を除去する。鋼管13同士の間であって板部材15の下方の領域にモルタル27を打設する。モルタル27が固結すると、鋼管13同士が一体化される。 (もっと読む)


【課題】掘削作業停止時に、切羽を崩落や緩み等の危険性から確実、且つ容易に防護することのできる切羽防護手段および切羽防護システムを提供することを目的とする。
【解決手段】先端部が開放された開放型の刃口30における切羽防護手段であって、エアーを加圧封入するエアーバッグ61と、先端部における開放部分を塞ぐように配置しエアーバッグ61を、後方から切羽400aに押し付けるように支持するラッシングベルト62とで構成し、ラッシングベルト62を、引っ張りに対する伸びが少なく、可撓性を有する高張力繊維帯体62aで構成した。 (もっと読む)


【課題】 自動溶接による製造が容易なトンネル工事用の鉄筋製のアーチ型トラスを提供する。
【解決手段】 アーチ型トラスは、1本の第1鉄筋、2本の第2鉄筋および2本のラチス筋からなり、1本の第1鉄筋と2本の第2鉄筋とを正面三角状に平行配置し、波状に屈曲させた2本のラチス筋を位相を合わせてそれぞれその一方屈曲部で第1鉄筋の同一箇所の両側面に溶接し、各ラチス筋の中間部を各第2鉄筋に溶接し、前記第2鉄筋との溶接箇所よりも他方屈曲部側の各ラチス筋を内側に折り曲げてラチス筋の他方屈曲部の先端部同士を溶接して固着させる。連結されたラチス筋の各折り曲げ部が同一平面を形成しており、そして第1鉄筋がアーチの内側に、第2鉄筋がアーチの外側になるようにそれぞれ湾曲している。 (もっと読む)


【課題】トンネルの拡幅部や合流部において、本線トンネルと支線トンネルとの間の誤差を容易に調整する。
【解決手段】本線トンネル1及び支線トンネル5の覆工間の地中を掘削して空洞部を形成した後、本線トンネル1及び支線トンネル5の上下部の覆工セグメント2、6間に連結セグメント9を配置し、覆工セグメント2、6と連結セグメント9の対向部において、覆工セグメント2、6または連結セグメント9の一方の外周部に、トンネルの長さ方向または周方向に延在する第1の長穴72を設け、第1の長穴72と交差する方向に延在する第2の長穴74を有する調節板73を、第1の長穴72及び第2の長穴74に締結部材75を挿入して締結し、覆工セグメント2,6または連結セグメント9の他方の外周部に、調節板73の一端が当接する当接部材91を設ける。 (もっと読む)


【課題】トンネルの拡幅部や合流部において、本線トンネルと支線トンネルとの間の誤差を容易に調整する。
【解決手段】覆工セグメント6及び連結セグメント9の対向する端面の間に、上側の端部の間隔が下側の端部の間隔よりも広くなるように隙間を設け、両セグメント6、9の間に、覆工セグメント6及び連結セグメント9の端面とそれぞれ平行な端部を有する調整板73を落とし込み、その後、両セグメントの間にコンクリート20を打設する。 (もっと読む)


【課題】セグメントリングの脚部における軸力を確実に伝達可能であるとともに、曲げモーメント及びこれにより生じる応力を分散させて、セグメントリングの強度を向上させることが可能なセグメントリングの継手構造を提供する。
【解決手段】シールドトンネルに構築された扁平セグメントリング2の断面視斜め下方に位置するトンネル脚部K1における扁平セグメントリング2の継手構造10であって、側壁部セグメント22の接合端部22aに、接合端部22a外側に向かって突出してトンネル方向に延在する凸曲面11aを有する雄継手11を設け、脚部セグメント21の接合端部21aに、接合端部21a内側に向かって凹んでトンネル方向に延在する凹曲面12aを有する雌継手12を設け、雄継手11の凸曲面11aの曲率を雌継手12の凹曲面12aの曲率よりも僅かに大きくする。 (もっと読む)


【課題】管路施工時の止水性を十分に確保でき、管路設置後は速やかに止水層を減溶して通水性を回復させることができ、環境への影響負荷もない集水用の通水管とその施工方法を提供する。
【解決手段】通水管10は、管路本体1と、該管路本体1に形成された通水部2と、からなり、この通水部2は、リモネンなどの溶剤によって減溶自在な発泡ポリスチレンからなる止水層22と、通水層21とが積層された構成となっている。また、通水管の施工方法は、この通水管10を推進工法もしくはシールド工法にて地盤内に施工して通水管路を形成し、その内部から溶剤を止水層22に提供することにより、通水管路の通水性を回復させるものである。 (もっと読む)


【課題】トンネル内火災が生じた場合でも、周方向に隣接するセグメント間の継ぎ手部の変形および相互の押圧作用を抑止することができ、もってセグメントの損傷を回避できる耐火セグメントと、この耐火セグメントから構築される耐火性能に優れたトンネルを提供する。
【解決手段】耐火セグメント10は、これが周方向に組み付けられる際に隣接する他の耐火セグメントと接続される2つの端部領域のうちの少なくとも一方の端部領域TR1であって、トンネルの内空側に臨む一側面IPに、耐火樹脂層2を備えている。他の実施の形態では、両側の端部領域TR1,TR2の一側面IPにそれぞれ耐火樹脂層2を備えたもの、一側面IPからセグメント継ぎ手面TP1,TP4に連続する耐火樹脂層2Aを備えたもの、などがある。 (もっと読む)


【課題】長円形や楕円形、メガネ形などの扁平率が高い断面のトンネルや、矩形や長方形断面などコーナー部を有するトンネルであっても、セグメントをスムーズに組立位置に搬送して精度良く位置決めし組み立てる。
【解決手段】シールド掘進機の後部に、シールド軸心Oと平行な旋回軸心O’周りに旋回自在に設けられた旋回リング11と、旋回リング11に基端部がシールド軸心と平行な支軸16を中心に揺動自在に支持されたスイングアーム21と、スイングアーム21が旋回リング11に沿う格納位置と外周側に展開される使用位置との間で開閉揺動されるスイング駆動装置27と、スイングアーム21の遊端部にシールド軸心Oと平行な遊端軸を中心に揺動自在なローリング揺動機構31を介して設けられてセグメントSを保持可能な把持装置41とを具備した。 (もっと読む)


【課題】コンクリート造のトンネル周壁部におけるクラックを抑制することができ、且つ、大引張力を受けた後に元の状態に戻り易い再現性のある定着構造を提供することを目的とする。
【解決手段】トンネル内空部でトンネル断面方向に延在させて配設された補強用鋼棒10の端部10aをコンクリート造のトンネル周壁部21に定着させる定着構造において、補強用鋼棒10の端部10aに装着されているとともにトンネル周壁部21内に埋設されたカップラー11と、カップラー11を介して補強用鋼棒10の端部10aと連結されて補強用鋼棒10の延長方向に延在された定着用鋼棒12と、定着用鋼棒12に設けられてトンネル周壁部21内に定着する定着部13と、カップラー11を被覆する弾性材14と、カップラー11と定着部13との間の定着用鋼棒12に外装されて定着部13と弾性材14との間に介装されたシース管15とが備えられている。 (もっと読む)


【課題】セグメントリングの拡幅時においても、拡幅式シールド掘進機におけるシールブラシ列によるシールド本体とセグメントリングの外周面との間の止水を確実に行う。
【解決手段】拡幅セグメント1は、外周面が半環状セグメントリング3の外周面に沿った形状に形成され、トンネルTの幅方向の外端部を半環状セグメントリング3,3の対向する端部にそれぞれ接合され、内端部どうしを対向して配置されてトンネルTの幅方向に移動可能な可動枠部材5,5と、トンネルTの周方向に沿って湾曲可能であり、可動枠部材5,5の外周部側に沿って形成されたポケットに跨って収納され、環状セグメントリングRの拡幅時に可動枠部材5,5に対してトンネルTの幅方向に相対移動し、可動枠部材5,5の内端部間に生じる空間を閉鎖する可撓板部材7と、可動枠部材5,5の内端部どうし間に介在され可動枠部材5,5どうしを連結する固定部材9,9とを備えている。 (もっと読む)


【課題】経済的な断面の多連円弧状トンネルを形成でき、かつ、トンネルと接合躯体の接続強度の高い多連円弧状トンネルの接続構造および施工方法を提供する。
【解決手段】併設するトンネル1,2と、双方のトンネル1,2を繋ぐ接合躯体3,4と、からなる少なくとも3連以上の多連円弧状トンネル10において、トンネルと接合躯体の接続構造であって、トンネル1,2を構成する鋼製セグメントである鋼殻S,…の一部と鉄筋コンクリート造の接合躯体3,4とが、該接合躯体3,4の円弧に沿う鋼製の接合ピース5,5を介して接続される。 (もっと読む)


【課題】大断面トンネルを効率的にかつ合理的に施工する。
【解決手段】施工するべき大断面トンネル3の周方向に沿って多数の小断面トンネル4を配列して施工し、それら小断面トンネルどうしを連結して大断面トンネルの輪郭に沿う覆工体5を先行施工した後、覆工体の内側を掘削して大断面トンネルを完成させる。小断面トンネルおよび覆工体の施工は、(a)ECL工法によるコンクリート覆工6を有する先行トンネル4Aの施工工程、(b)シールド工法によるスチールセグメント覆工7を有する後行トンネル4Bの施工工程、(c)コンクリート覆工とスチールセグメント覆工との連結部の外側地盤に対して止水材注入により地盤改良部9を形成する工程、(d)連結部の内側に開口部を施工する工程、(e)開口部を通して連続する一連の覆工体5を施工する工程、により行う。 (もっと読む)


【課題】曲げモーメントを小さくすることで、扁平セグメントリングの厚さ寸法を小さくするようにした。
【解決手段】シールドトンネルに構築された扁平セグメントリング2を補強する扁平セグメントリングの補強構造1は、扁平セグメントリング2の断面視斜め下方に位置するトンネル脚部K1,K2に、扁平セグメントリング2の脚部セグメント21及び側壁部セグメント22間を周方向に連結するヒンジ継手10を設けている。そして、扁平セグメントリング2のトンネル脚部K1,K2から底盤部23までのセグメント厚さ寸法を、扁平セグメントリングの上方部より大きくなるようにした。 (もっと読む)


【課題】上下方向及び水平方向に作用する圧縮力に耐えることができる。
【解決手段】シールドトンネルに構築されたセグメントリング2を補強するセグメントリングの補強構造1は、セグメントリング2の内空側に固定され、略水平方向に延在させて水平方向に引張力を受けもつPC鋼材10と、水平方向の圧縮力を受けもつ床版30とが設けられている。そして、PC鋼材10と床版30とは接合されることなく分離された状態で配置されている。 (もっと読む)


【課題】地中空洞やトンネルにおける分岐合流部を効率的に施工する。
【解決手段】地中空洞の施工予定位置の外側に複数のルーフシールドトンネル6を所定間隔で配列した状態で施工して、施工予定位置を取り囲むシールドルーフ先受工3を構築し、各ルーフシールドトンネルの内側から隣り合うルーフシールドトンネル間接合予定位置に改良ゾーンを形成し、各ルーフシールドトンネル間およびルーフシールドトンネル内に、隣り合うルーフシールドトンネルどうしを接合する一連の本設覆工壁4を先行施工し、その内側を掘削して地中空洞を施工する。道路トンネルにおける分岐合流部となる地中空洞を上記工法により施工する。改良ゾーンを凍結工法による凍結ゾーン8として形成する。 (もっと読む)


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