説明

Fターム[2D118AA12]の内容

護岸 (9,935) | 機能、目的 (1,868) | 防潮 (90)

Fターム[2D118AA12]に分類される特許

1 - 20 / 90




【課題】高水位の増水に対する従来の対応策は、何れも水位圧力に対抗する形で堤防の構造を強化し、或いは嵩上げするもので、増水等による自然の力と同等の力で対抗しようとするものであり、構造物の強度や規模において異常時の自然力を想定し、それを上回る安全度を構造物の強度や規模に求めてきた。
【解決手段】水位が変動する河川側の側腹に異常水位時の増水位流入口2を設けた管体状の築堤ブロック1を、底部12に所定の勾配をつけ、排水地に向けて並列して堤防を構築することにより、堤防中に超過水誘導路を形成して高位水のエネルギーを吸収し、これを利用して超過水を処理方向に誘導排水するように構成した (もっと読む)


【課題】
沿岸海域に設置されて津波から沿岸地域の各種施設を防御する津波防波堤について、設置コストを安くし、津波のエネルギを充分に減衰できるようにする。
【解決手段】
沿岸海域の海底に設置され沖合から沿岸地域に向かう津波の流れを上方に案内する傾斜した案内面24aを有して金属材で形成された防波壁2を備えている。防波壁の案内面24aは、津波Wの流れに対して凹状に対面する湾曲形状である。防波壁2は、金属材で枠状に形成され海底に固定された設置枠1に支持されている。 (もっと読む)


【課題】海岸線沿いの景観と住民の防災意識を維持しつつ、想定外の津波が襲来しても被害を最小限に抑えるための、従来型と異なる防災・減災装置を設ける。
【解決手段】平常時にはほぼ水平に倒してあり津波が迫った場合は遠隔操作によって電動で垂直まで立ち上がる防御壁1および、それに付属し防御壁1を後ろから支える柱等3,4が数本設けられている。防御壁1の手前には空堀が設けられており、その最上部の開口は平常時には網2と防御壁1によって覆われている。網2は緊急時に海側の内壁に吊り下がるように構成されている。さらに、空堀の底に繰り石や砂6を敷き詰めるとともに、堀の底に溜まった津波による海水を地下空間等に排水する為のパイプ5を設置する。また、その数メートル上方には、空堀に落下してきた海水に混ざったごみ等を受け止め円滑な排水を可能にするために、空堀の底面積と同程度の面積の金属製で網目状の構造物7を設ける。 (もっと読む)


【課題】耐震性と耐津波性を確保し耐久性に優れた防津波堤を提供する。
【解決手段】鉄筋コンクリート製で地下の岩盤まで施工し、高さを15メートル乃至30メートルとする。さらに想定される津波に向けて菱形突端を90度乃至45度に設定した菱形または半菱形の防波堤とすることで、波切り性をよくして耐久性を確保する。 (もっと読む)


【課題】波浪や津波が押し寄せた際に、電源を必要とせず迅速に機能してその波を防波すると共に、押し寄せる波の外力及び波が引く際の外力によって押し倒されることのない防波装置を得る。
【解決手段】波浪、津波の際に防波構造体2の上端側から突出して防波する複数の浮上管部材3を、取水口8、流通路4を通じて各浮上管部材3の内周面3a側に流入させた海水の水圧及びこの浮上管部材3に発生する浮力により、収容孔5内をガイド管部材6に沿って上昇して防波構造体2の上端側から突出すると共に、各浮上管部材3の内周面3a側の海水が流通路4を通じて流出させることにより収容孔5内をガイド管部材に沿って下降して該収容孔5内に収容される構成とし、上記ガイド管部材6を、上記防波構造体2を上下方向に貫通し、上部側において上記浮上管部材3の昇降をガイドし、下端側が海底の地盤1まで打ち込まれているものとする。 (もっと読む)


【課題】想定規模を超える津波に対しても破壊されてしまうことなく可及的に粘り強く防波機能を発揮し得るフェイルセーフ機能を備えた防波構造物を提供する。
【解決手段】海岸線に沿って設けた護岸構造物11上に鋼板からなる版状の堤体12を起伏可能な状態で設置し、堤体と護岸構造物との間に堤体を支持する緩衝装置13を介装する。想定規模の波高に対してはその波圧に抗して緩衝装置が堤体を支持して堤体の起立状態を維持することにより陸側への越流を防止し、想定規模を超える波高に対してはその波圧により緩衝装置が作動して堤体が陸側に倒伏することにより越流を許容して堤体の破壊を防止する。堤体を陸側に向かって膨出する湾曲版形状の鋼板として起立状態において鉛直面に対して陸側に傾斜状態で設置することにより、その堤体がフレア型の防波構造物として機能する。 (もっと読む)


【課題】複雑な機構や動作を避け、自然の力をうまく活用し、高い信頼性で動作する可動式の防波堤を提供する。
【解決手段】防波堤は、軽質材の板と枠組みで作られた構造体から構成される。構造体は枠組みの一方の軸横柱3を海底の設置面に蝶番形式で接続し、他方の浮き横柱4,前後面の板材1,2縦柱5などの軽質材の浮力と波の力によって、軸横柱3を回転軸として設置面に取り着けられたドアのように立ち上がり、水位に応じて、防波堤として機能する。構造体は、扱い易く、強度を保ちやすい大きさで作成し、対象となる海岸線に平行に(海岸線の対象位置に)複数の構造体をある隙間を置いて並べる。構造体は、ほぼ垂直に立ち上がった後は、浮力によりほぼその位置に維持され、防波堤としての役割を果たす。また、引き波に対しても、浮力により堰として機能する。大規模な津波に対しては、構造体を複数列設置することで対応する。 (もっと読む)


【課題】被災後に発生する大量の瓦礫の処理を可能とすると共に被災後に建設材料の確保が容易な防液堤を提供する。
【解決手段】防液堤であって、内部に収容物を収容可能なプレキャストコンクリートの収容容器3を複数備え、各収容容器3同士が水平方向及び鉛直方向に接続されて一体化されて形成されている。 (もっと読む)


【技術課題】 大きな津波の進入を阻止する防波堤を提供する。
【解決手段】 防波堤1の海側の壁面に波返し用の凹曲面2を形成し、津波4の波頭をこの凹曲面2に沿って上昇反転させることにより、波動エネルギーを減衰させて陸上側に津波4が進行するのを阻止する。また、防波堤1には貫通穴6、段差8を形成し、この貫通穴6、段差8の作用で防波堤に作用する波動エネルギーを減衰させる。 (もっと読む)


【課題】景観を損なわず、しかも、電気等によって駆動する駆動源に依存することなく、防波機能を果たすことのできる防波堤を提供する。
【解決手段】本防波堤1は、沿岸線に沿って配置される堤本体2(ケーソン4)と、該堤本体2上を転動して起伏自在となる防波体3とを備えているので、本防波堤1は、景観を損なわず、電気等によって駆動する駆動源に依存することなく波の力を利用することで防波機能を果たすことができる。 (もっと読む)


【課題】港外と港内の海水の交換を行いつつ、波浪の浸入または津波の越流を効果的に抑制する。
【解決手段】港外Aと港内Bの海水を交換するための通水孔2aを下部に設けた基台2の上端に、平常時は波浪によって動揺し、津波、高潮時には前記通水孔2aを塞ぐ浮体3bを下方に、上方には基台上部からの越流を防止する止水板3cを位置させ、これら浮体3bと止水板3cの間に回転軸3aを設けた扉体3の前記回転軸3aを、扉体3が回転軸3aを支点とする上下揺動自在となるように回転自在に取付ける。
【効果】平常時は、港外と港内の海水の交換を可能としつつ、津波、高潮時は、基台下部の通水孔を通っての海水の浸入、及び基台上部からの越流を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】従来の鋼製で水密性能を有する水門設備に比べて構造が簡単で、重量を軽減できる防波堤を提供する。
【解決手段】この防波堤は、構材の鋼管11,12,13,21,31,22,23をスリット状に配置した構造体からなる函体であり、半潜水状態で波の砕波・減衰と防塵を行うものである。函体の四角状の断面内には、鋼管間に配置される膜材50を備えるとともに、両外側には鋼製の砕波スクリーン60を備える。外洋側から港内へ進入する波は、函体の外洋側に配置されたスクリーン60で一次砕波される。そこを通過した波は、函体中間部に一定間隔で配置された帯状の繊維シート50a、50を通過する際に二次砕波され、更に港内側に配置されたスクリーン60にて三次砕波される。 (もっと読む)


【課題】津波のエネルギーを効果的に低減させることが目的である。
【解決手段】津波Tが来ると、浮部材150が上昇し、岸側に流されて移動する。これに伴い連結線材140が伸張し、且つ岸側に移動し、全体が岸側に向かって湾曲する(伸び上がる)。また、津波Tの位置エネルギーが連結線材140のばね応力とが釣り合った状態となる。これによって、水平状態のプレート110及び浮部材150が傾く。また、津波Tの圧力でプレート110がアール状に湾曲しブラインド状且つ袋状に膨らむように変形する。そして、傾いたプレート110の下面(板面)110Aと浮部材150の下面(板面)150Aとによって、岸側への津波Tの進入が抑制されると共に、津波Tの流速が低減する。したがって、津波Tのエネルギーが効果的に抑制される。 (もっと読む)


【課題】自然環境への悪影響を最小限に止めて軽量且つ堅牢に構成することができるとともに、設置空間を有効利用することができ、さらに設置土台部に対して容易に一体的に安定して設置することが可能なユニット堤体を提供することにある。
【解決手段】ユニット堤体の主体フレーム部10及び天井フレーム部30が鉄骨骨組み躯体の吹き抜け構造である。これらの骨組みにより直方体空間14などの設置空間が形成される。この設置空間を有効利用する。当該ユニット堤体が設置固定される設置土台部は、例えば断面台形のコンクリートブロック200から成る既設の堤防の上部であり、基礎フレーム部20は、該既設の堤防の上部の形状に合わせて嵌め込み固定される。 (もっと読む)


【課題】波浪等の海象の影響を小さく抑えて、防波堤、岸壁、護岸等の海洋構造物を効率的に構築することを可能にする海洋構造物の施工方法及び海洋構造物を提供する。
【解決手段】少なくとも側壁版で囲まれた内部空間を備えて上下に積層配置される上段型枠4と下段型枠1を製作する型枠製作工程と、下端20aを海底S1に着底させて立設した複数の支持柱20に、海面S2よりも上方に配した状態で上段型枠4と下段型枠1を昇降可能に支持させる型枠支持工程と、下段型枠1を海底S1に降下させ、下段型枠1の内部空間H1にコンクリート2を打設して下部構造を形成する下部構造形成工程と、上段型枠4を降下させて下部構造の上に積層配置するとともに、上段型枠4の内部空間H2にコンクリートを打設して、下部構造と一体化した上部構造を形成する上部構造形成工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】 地震、大津波などにより生じる巨大水圧に耐え得る構造物又は堤防などの構築を課題とする。
【解決手段】
鋼材の中間部へ所定の長さに亘り鋼板を周繞設置し、前記鋼材の外面と鋼板の内面との間へ、コンクリートを打設してなる鋼コンクリート杭の複数本を、所定間隔で幅方向に数本打設し、長さ方向に所定数打設すると共に、前記鋼コンクリート杭の頭部を緊結し、前記鋼コンクリート杭に近接して鋼格子を敷設したことを特徴とする杭枠構造体により上記課題を解決した。 (もっと読む)


【課題】 地盤が不陸である場合であっても短期間で施工することができ、洗掘を防止することが可能な防潮堤の施工方法を提供する。
【解決手段】 まず、海13に面した地盤9上に洗掘防止体1を積み上げる。洗掘防止体1は、保持体3の内部に中詰材5が充填されたものであり、上部が口閉じされた部材である。保持体3の内部には、中詰材5が入れられている。中詰材5は、例えば砕石であり、比重の大きな材質のものが望ましい。次に、積み上げられた洗掘防止体1の一部に不織布15を貼り付ける。不織布15は、少なくとも、海13の方向に面した部位の全面に貼り付けられる。次に、吹き付け装置19によって、不織布15の表面側全面に遮水材21を吹き付ける。遮水材21としては固化後に、所定の強度を有するとともに、伸縮性を有することが望ましい。 (もっと読む)


【課題】本発明は、緊急時に最低限必要とされる真水を発電所敷地内に貯蔵する手段を提案する。
【解決手段】本発明は、海岸近くに建設された原子力発電所の周囲に設けられるの堤防であって、当該外壁を水密性とし、内部を空洞とし真水を貯蔵した津波防止用の堤防である。内部を複数に区画し、一部が損壊しても使用可能とするとともに、廃棄すべき水の一時貯留場所ともなるようにした。本来必要とする津波防止用の堤防内部を利用することで必要な真水の貯蔵場所を確保した。 (もっと読む)


1 - 20 / 90