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Fターム[2D118CA03]の内容

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Fターム[2D118CA03]に分類される特許

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【課題】既存の重力式構造物から構造物の法線を変えることなく増深化を図る。
【解決手段】基礎地盤12上に捨石マウンド14を構築し、捨石マウンド14上に壁体16を設置し、捨石マウンド14及び壁体16により背後地盤18を支持した重力式構造物10の増深を行う。捨石マウンド14の、壁体16との密着面を含む所定深度の範囲を、部分的に固化して改良体22とし、捨石マウンド14による壁体16の支持耐力を高める。平面視で、壁体16の沖側壁面16aと同一位置若しくはそれよりも沖側の位置にて、壁体16の直下に位置する改良体22を残して、捨石マウンド14を除去することにより、壁体16の直下に位置する改良体22で壁体16を支持する。そして、捨石マウンド14の、壁体16の沖側壁面16aと同一位置若しくはそれよりも沖側の位置に増深部14dを形成する。 (もっと読む)


【課題】高台移転における問題点と巨大防潮堤の建設における問題点を解決し、実現可能な津波防潮システムを提供する。
【解決手段】海岸の低地帯に住んでいる人間や建物等を津波から護るために該海岸の沿岸部に築堤された防潮堤10と、津波の予警報手段並びに避難路、避難所を具備した津波防災システムにおいて、防潮堤10の堤体の天端部11の上面に歩道または車道を設け、天端部11の両縁部に人または車の落下防止するための防止柵16,17を設け、落下防止柵16,17は、堤体の天端高さを超える津波の来襲時には、海側域で浮遊し、漂流する漂流物が陸側域内へ流入するのを防止し、津波の引き波時には陸側域内で浮遊して漂流する漂流物や人間が漂流して海側域に流出するのを防止するように構成した。 (もっと読む)


【課題】想定規模を超える津波に対しても破壊されてしまうことなく可及的に粘り強く防波機能を発揮し得るフェイルセーフ機能を備えた防波構造物を提供する。
【解決手段】護岸構造物11上に断面形状が略正三角形状の堤体12を転動可能に配置する。堤体は3面の周面のいずれかを底面として護岸構造物上に配置され、その状態で想定規模の津波に対して堤体の自重により波圧に抵抗して防波機能を発揮する。想定規模を超える津波に際してはその波圧によ堤体が陸側に転動して他の周面を底面として護岸構造物上に再配置されることにより防波機能を維持可能である。護岸構造物には堤体を支持するための支持杭13を堤体の各周面12a、12b、12cが底面となる位置にそれぞれ設置する。 (もっと読む)


【課題】想定規模を超える津波に対しても破壊されてしまうことなく可及的に粘り強く防波機能を発揮し得るフェイルセーフ機能を備えた防波構造物を提供する。
【解決手段】護岸構造物11の上部に断面形状が円弧状の凹面座12aを設置して該凹面座上に断面形状が円形の堤体13を陸側および海側に転動可能に配置する。堤体は凹面座の中心部を原位置としてそこに配置され、想定規模の津波に対して自重により波圧に抵抗して原位置において防波機能を発揮し、かつ想定規模を超える津波により凹面座上において原位置から陸側に転動するとともに引き波時には海側に転動して防波機能を維持し、津波終息後は自重によって原位置に復帰する。堤体は原位置に配置されている状態においてその重心14の位置が回転中心位置よりも低い位置に設定されている。 (もっと読む)


【課題】長周期波の反射率を効果的に低減することができ、また、従来と比べて施工費用を大幅に縮減できる長周期波対策用の消波構造物を提供する。
【解決手段】防波構造物10の港内側に、基礎捨石を積み上げてマウンド2を形成し、このマウンド2の天端面、及び、港内側へ向かって次第に低くなる傾斜面の上に被覆材(被覆石、消波ブロック、或いは、被覆ブロック)を配置して被覆材層3を形成することによって構築した長周期波対策用の消波構造物1において、被覆材層3の天端面が、海水面と同じ高さ、或いは、海水面の高さ±1mの範囲内となるように設定したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】想定規模を超える津波に対しても破壊されてしまうことなく可及的に粘り強く防波機能を発揮し得るフェイルセーフ機能を備えた防波構造物を提供する。
【解決手段】海岸線に沿って設けた護岸構造物11上に鋼板からなる版状の堤体12を起伏可能な状態で設置し、堤体と護岸構造物との間に堤体を支持する緩衝装置13を介装する。想定規模の波高に対してはその波圧に抗して緩衝装置が堤体を支持して堤体の起立状態を維持することにより陸側への越流を防止し、想定規模を超える波高に対してはその波圧により緩衝装置が作動して堤体が陸側に倒伏することにより越流を許容して堤体の破壊を防止する。堤体を陸側に向かって膨出する湾曲版形状の鋼板として起立状態において鉛直面に対して陸側に傾斜状態で設置することにより、その堤体がフレア型の防波構造物として機能する。 (もっと読む)


【課題】波浪や津波が押し寄せた際に、電源を必要とせず迅速に機能してその波を防波すると共に、押し寄せる波の外力及び波が引く際の外力によって押し倒されることのない防波装置を得る。
【解決手段】波浪、津波の際に防波構造体2の上端側から突出して防波する複数の浮上管部材3を、取水口8、流通路4を通じて各浮上管部材3の内周面3a側に流入させた海水の水圧及びこの浮上管部材3に発生する浮力により、収容孔5内をガイド管部材6に沿って上昇して防波構造体2の上端側から突出すると共に、各浮上管部材3の内周面3a側の海水が流通路4を通じて流出させることにより収容孔5内をガイド管部材に沿って下降して該収容孔5内に収容される構成とし、上記ガイド管部材6を、上記防波構造体2を上下方向に貫通し、上部側において上記浮上管部材3の昇降をガイドし、下端側が海底の地盤1まで打ち込まれているものとする。 (もっと読む)


【課題】海洋環境において防食性を高めつつ比較的安価に構成することができる被覆構造およびこの被覆構造を用いる海洋鋼構造物を提供する。
【解決手段】海水環境で用いられる鋼管杭1であって、この鋼管杭1は、炭素鋼からなる鋼管2の外周に、ペトロラタム系防食材からなる防食層3が設けられ、この外側にさらに電気的絶縁部4が設けられ、さらにこの外側に耐海水性ステンレス鋼からなる被覆部材5が設けられて構成されている。被覆部材5は、耐海水性ステンレス鋼からなる板材が鋼管2の外周に巻き付けられてその端部どうしがラップされた(重ねられた)ものであって、この被覆部材5のその重なった端部どうしがチタンからなるリベット6により固定されている。 (もっと読む)


【課題】大量の越波が生じるような大波浪の来襲に際しても耐えうる堅牢な構造のケーソン防波堤が低コストで構築でき、越波による背面側の洗掘が抑制される転倒防止補強付ケーソン防波堤の提供。
【解決手段】水底面に造成した捨石マウンド1上にケーソン3を並べて設置することによって堤体Aを構成し、ケーソン3の背面側に、捨石を積み上げた背面支持部5を備えるとともにケーソン3の背面に、ケーソンと一体化させて突出させた転倒防止用張り出し部6を備え、その張り出し部6の下面を背面支持部5に支持させる。 (もっと読む)


【課題】想定外の津波来襲のような想定を超える外力の作用により防波堤のケーソンが滑働したとしても、転倒破壊までには至り難い粘り強い防波堤構造、防波堤用ケーソンおよび防波堤の補強方法を提供する。
【解決手段】この防波堤構造は、ケーソン11を上部工とし、捨石STによる基礎マウンドMを下部工とする防波堤構造であって、ケーソンの背面下部にケーソンの底面に向けて傾斜するように切り欠かれた切欠面13を備え、切欠面は、ケーソンが前面からの外力により滑動したとき、切欠面の背後で地盤および/または捨石による盛り上がりの形成を助長するとともに、盛り上がりがケーソンの移動に抵抗する。 (もっと読む)


【課題】港外と港内の海水の交換を行いつつ、波浪の浸入または津波の越流を効果的に抑制する。
【解決手段】港外Aと港内Bの海水を交換するための通水孔2aを下部に設けた基台2の上端に、平常時は波浪によって動揺し、津波、高潮時には前記通水孔2aを塞ぐ浮体3bを下方に、上方には基台上部からの越流を防止する止水板3cを位置させ、これら浮体3bと止水板3cの間に回転軸3aを設けた扉体3の前記回転軸3aを、扉体3が回転軸3aを支点とする上下揺動自在となるように回転自在に取付ける。
【効果】平常時は、港外と港内の海水の交換を可能としつつ、津波、高潮時は、基台下部の通水孔を通っての海水の浸入、及び基台上部からの越流を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】景観を損なわず、しかも、電気等によって駆動する駆動源に依存することなく、防波機能を果たすことのできる防波堤を提供する。
【解決手段】本防波堤1は、沿岸線に沿って配置される堤本体2(ケーソン4)と、該堤本体2上を軸部10を中心に回動して起伏自在となる防波体3とを備えているので、景観を損なわず、電気等によって駆動する駆動源に依存することなく波の力を利用することで防波機能を果たすことができる。 (もっと読む)


【課題】津波の寄せ波によって流れてきた漂流物をより確実に堰き止めることができ、漂流物によって発生する被害をより確実に防止することができる構造物を得る。
【解決手段】津波による漂流物を捕捉する構造物1は、岸壁50に立設される支柱2を備え、支柱2の海側Aとなる箇所には、海側Aに向かって斜め上方に傾斜する海側傾斜部3が形成されているものである。 (もっと読む)


【課題】津波などが発生したときの引波に対する防波堤の破壊抵抗力を増大可能な防波堤構造およびそのための引波補強機構を提供する。
【解決手段】この防波堤構造は、複数のケーソンKSが並べられて構築される防波堤構造であって、ケーソンの港外側の前面Fに配置されたストッパ部材11と、ケーソンの港内側の背面側に設置されたカウンタ部材12と、ケーソン間の隙間に配置されてストッパ部材とカウンタ部材とを連結する連結部材13と、を有する引波補強機構10を備え、引波補強機構は、ケーソンの背面に引波波力が作用したとき、引波波力に抗してケーソンに抵抗力を作用させる。 (もっと読む)


【課題】従来の鋼製で水密性能を有する水門設備に比べて構造が簡単で、重量を軽減できる防波堤を提供する。
【解決手段】この防波堤は、構材の鋼管11,12,13,21,31,22,23をスリット状に配置した構造体からなる函体であり、半潜水状態で波の砕波・減衰と防塵を行うものである。函体の四角状の断面内には、鋼管間に配置される膜材50を備えるとともに、両外側には鋼製の砕波スクリーン60を備える。外洋側から港内へ進入する波は、函体の外洋側に配置されたスクリーン60で一次砕波される。そこを通過した波は、函体中間部に一定間隔で配置された帯状の繊維シート50a、50を通過する際に二次砕波され、更に港内側に配置されたスクリーン60にて三次砕波される。 (もっと読む)


【課題】 耐候性がよく、摩擦による強度低下の少ない瓦礫を用いたふとん篭を提供する。
【解決手段】 このふとん篭は、方形の枠線内に網が張設されてなる。網は合撚糸を経糸1及び緯糸2として編織されてなる。合撚糸は複数本のポリエステルマルチフィラメント糸よりなる。また、ポリエステルマルチフィラメント糸は複数本のポリエステル長繊維よりなる。ポリエステル長繊維は、芯成分が高融点ポリエステルで鞘成分が低融点ポリエステルよりなる芯鞘型複合長繊維である。高融点ポリエステル中にはカーボンブラックが含有されている。経糸及び緯糸を構成する合撚糸は低融点ポリエステルの溶融固化によって全体が一体化されている。さらに、合撚糸の交点、すなわち経糸と緯糸の交点も低融点ポリエステルの溶融固化によって接着されている。 (もっと読む)


【課題】津波等が作用した場合、構造的に弱点となる特定部位の基礎マウンドを安定させる防波堤を提供する。
【解決手段】本防波堤1は、特に、堤頭部14の基礎マウンド2の全域、及び隣接する堤体12間の開口部における基礎マウンド2の露出面の全域をスラグ材10にて被覆するので、隣接する堤体12、12間の開口部や堤頭部14に非常に大きな流れが発生しても、当該部位の基礎マウンド2を安定させることができ、防波堤1全体を安定させることができる。 (もっと読む)


【課題】潮位変化を利用して、溶存酸素量の不足している水底部の水を取水し、溶存酸素量を増加させた後、水底部へと戻すことにより、水底部の溶存酸素量を増加させ、増加効率が良い溶存酸素量増加方法及びその装置とする。
【解決手段】潮位変化を利用した運河などの水底部の溶存酸素量増加方法及びその装置に次の手段を採用する。第1に、干潮時水位12と満潮時水位11の間に設置され、上部が大気開放とされた貯水槽2と、貯水槽2の底面又は側面下端部と潮位変化のある運河などの水底部付近に設けられた取排水口6とを連結する導水通路4とを有する。第2に、満潮時水位への潮位変化により、水底部付近の水を貯水槽2内に導き、該貯水槽2内の水の溶存酸素量を増加させた後、干潮時水位への潮位変化により貯水槽2内で溶存酸素量を増加させられた水を導水通路4を通じて水底部付近に放出する。 (もっと読む)


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