説明

Fターム[2D118DA04]の内容

護岸 (9,935) | 対象部分 (724) | 水中 (288) | 水面(浮体) (27)

Fターム[2D118DA04]に分類される特許

1 - 20 / 27


【課題】地震の震動などの悪影響を受けることなく、海波に対して安定して効果的な消波を行う海上浮揚式消波装置、及び津波被害の軽減が可能な海波減衰システムを実現する。
【解決手段】海面に浮遊させる浮体の端部に傾斜して固定される主消波板20を設ける。さらに主消波板の上方側へ向けて間隔が連続して狭くなるテーパ状空間40が形成されるように、主消波板上部の消波面側に補助消波板30を並設する。テーパ状空間内に流入した海水がノズル効果により次第に流速を増し、主消波板の上端から天上へ向けて噴出する。そして、その噴出する海水が補助消波板の上端を越える越波に衝突して海波の波エネルギーを減衰させる。また、海底に固定された固定杭に浮体を係留索で係留するようにして、地震の震動によって消波装置本体が損壊するなど地震の悪影響を受けにくくする。 (もっと読む)


【解決手段】水面上に浮揚する単一平板状の浮体1の下方に、上下に貫通する孔3a,3aが開孔率35%で多数形成された制御板3を、入射波の方向に水平に対して6°〜15°傾斜させて配置する。このように構成された単体の浮消波装置Aを、所定数量つなぎ合せて係留する。
【効果】構造が極めて簡易で安価でありながら、極めて良好な消波性能を発揮する。単体の浮消波装置Aを出来る限り小さくできるので、輸送・設置その他の作業上極めて有利である。この単体の浮消波装置A,Aを所定数量つなぎ合せて係留することにより、極めて広い水域での消波効果を充分期待できる。 (もっと読む)


【課題】港外と港内の海水の交換を行いつつ、波浪の浸入または津波の越流を効果的に抑制する。
【解決手段】港外Aと港内Bの海水を交換するための通水孔2aを下部に設けた基台2の上端に、平常時は波浪によって動揺し、津波、高潮時には前記通水孔2aを塞ぐ浮体3bを下方に、上方には基台上部からの越流を防止する止水板3cを位置させ、これら浮体3bと止水板3cの間に回転軸3aを設けた扉体3の前記回転軸3aを、扉体3が回転軸3aを支点とする上下揺動自在となるように回転自在に取付ける。
【効果】平常時は、港外と港内の海水の交換を可能としつつ、津波、高潮時は、基台下部の通水孔を通っての海水の浸入、及び基台上部からの越流を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】従来の鋼製で水密性能を有する水門設備に比べて構造が簡単で、重量を軽減できる防波堤を提供する。
【解決手段】この防波堤は、構材の鋼管11,12,13,21,31,22,23をスリット状に配置した構造体からなる函体であり、半潜水状態で波の砕波・減衰と防塵を行うものである。函体の四角状の断面内には、鋼管間に配置される膜材50を備えるとともに、両外側には鋼製の砕波スクリーン60を備える。外洋側から港内へ進入する波は、函体の外洋側に配置されたスクリーン60で一次砕波される。そこを通過した波は、函体中間部に一定間隔で配置された帯状の繊維シート50a、50を通過する際に二次砕波され、更に港内側に配置されたスクリーン60にて三次砕波される。 (もっと読む)


【課題】津波のエネルギーを効果的に低減させることが目的である。
【解決手段】津波Tが来ると、浮部材150が上昇し、岸側に流されて移動する。これに伴い連結線材140が伸張し、且つ岸側に移動し、全体が岸側に向かって湾曲する(伸び上がる)。また、津波Tの位置エネルギーが連結線材140のばね応力とが釣り合った状態となる。これによって、水平状態のプレート110及び浮部材150が傾く。また、津波Tの圧力でプレート110がアール状に湾曲しブラインド状且つ袋状に膨らむように変形する。そして、傾いたプレート110の下面(板面)110Aと浮部材150の下面(板面)150Aとによって、岸側への津波Tの進入が抑制されると共に、津波Tの流速が低減する。したがって、津波Tのエネルギーが効果的に抑制される。 (もっと読む)


【課題】損傷しにくく維持管理が容易なうえに、非常時に確実に防波堤間の開口を塞ぐことが可能な移動式防波体を提供する。
【解決手段】防波堤8,8間の開口82を塞ぐための自航式防波堤1である。そして、開口の幅と同程度の長さに形成されるとともに、開口に面した防波堤の端面81に対面させる側面21が傾斜面に成形された中空の本体部2と、本体部の側面において高さ方向に連続して延設される可撓性又は弾性のゴムガスケット3と、本体部の内部2aと外部の水域とを連通又は遮蔽自在に仕切る注水ゲート部4と、本体部の内部に貯留された水を排水させる排水装置6とを備えている。 (もっと読む)


【課題】本発明は、堤防の嵩上げを洪水時の増水を利用して嵩上げする方法の提案にある。
【解決手段】本発明は、河川敷に環状に設けた浮上体であって、当該浮上体は河川の両側に堤防に沿って設けた浮上体部1と河川を横断するように設けられた浮上体部2と浮上体を河川敷に設けた固定部と連結する連結体とからなり、連結体はロープ若しくはシートとされ、少なくとも浮上体2の連結体ははロープからなり、浮上体が洪水時には堤防を嵩上げする位置まで浮上するよう連結体の長さを定めた堤防嵩上げ用浮上体である。
河川の水位が上昇しても、浮上体の高さまで堤防の嵩上げが自動的になされるよう、浮上体が洪水時浮上する位置が堤防までに制限するよう固定部と浮上体を連結する長さを定めた。 (もっと読む)


【課題】河川管理を遺憾なく行うためには、河川水位についての多くのデータが必要であり、従来の橋脚や河口堰、堤防などに水位目盛りを表示する方法では、設定場所の確保が困難で、しかも、水位が表示された目盛りのどの部位にあるか、目視によって確認するのが困難であるといった問題があった。
【解決手段】数多くの設置スペースを確保できる河川等の護岸擁壁面に、護岸擁壁の造成と共に計測機構を構築できる浮子摺動溝2を、水位目盛り23に並列して設定し、同摺動溝に浮子3を摺動自在に嵌着して河川水位の上昇、下降に対応して浮子が昇降して河川水位を表示するように構成した。 (もっと読む)


【課題】浮体構造物によって越波を防止するものであり、構造物に付着する海生生物の除去を容易にできるようにすると共に、被災を受けたときの補修を容易にする。
【解決手段】護岸1の前壁面に沿ってH形鋼2を間隔をおいて設置した柱列10、11があり、水平材21で相互に連結され格子状枠体3としてある。格子状枠体3の部材の周囲は開かれており、海生生物が付着しても撤去作業がおこないやすい。この格子体3の内部に複数の浮体構造物4が収納される。浮体構造物4の海側壁面には凹部40が形成してあり、上部と下部が海側に張り出した張り出し部41、42が形成してある。上部張り出し部41によって浮体構造物4の壁面に衝突して壁面を遡上する波浪が越波するのを防止しており、浮体構造物4の海水面からの高さを低くしても越波を抑制することができる。浮体構造物が波浪によって破損しても交換補修が容易であるので短期間で修復することができる。 (もっと読む)


【課題】箱状浮体構造物に作用する波力に基づく水平力を軽減し、箱状浮体構造物が円滑に海水面の上下動に連動して昇降できるようにすると共に、箱状浮体構造物の破損を防止する。
【解決手段】鋼製の箱状浮体構造物2(高さ4000mm、幅1000mm、奥行き2000mm)の前面壁に上向きの角度45°の斜面21が間隔をあけて複数設けてあり、概略鋸歯状の断面形状をしている。斜面21の奥行きは、500mmであり、箱状浮体構造物の幅の2分の1であり、斜面同士は150mmの間隔をあけて設置してある。この箱状浮体構造物を護岸構造物の前面に設置した格子体の内部に設置して波による海水面の上下動に応じて昇降させ、越波を防止する。沖波波高H0'=2.0m、周期T=10.0sの波が作用したとき水平方向の波圧によって箱状浮体構造物が護岸に押し付けられる力は約1/2であると試算された。 (もっと読む)


【課題】平常時には視界を妨げることなく、高浸水時にのみ、動力を使用せずに高浸水を阻止できる設備を提供する。
【解決手段】海岸線付近などに設置した高さが成人の目線以下のコンクリート壁と、このコンクリート壁に接して立てた、コンクリート壁よりも高い枠体と、この枠体の内部に鉛直方向に移動自在に取り付けた壁パネルと、壁パネルに取り付けた浮体とによって構成する。 (もっと読む)


【課題】浮体を係留する係留金物架台の取付作業に、海中作業を要することがあり、その作業の安全性を確保して、作業の煩雑性や長時間化をなくすよう、簡便な操作で作業できるようにした浮体の係留金物架台の取付構造を提供する。
【解決手段】浮桟橋2の係留金物架台15を取り付ける位置にテンプレート10を固定し、該テンプレート10の表面に一対のキープレート11a、11bによる楔型キープレートを配する。係留金物架台15にこの一対のキープレート11a、11bと係合する形状の端部を有する架台ベースプレート16を具備させる。これらキープレート11a、11bでアリミゾを形成し、架台ベースプレート16の端部で該アリミゾと係合するアリガタを形成する。浮桟橋2を係留現場に位置させて、係留金物架台15を上方から吊り込んで、架台ベースプレート16を楔型キープレートに係合させて、係留金物架台15を浮桟橋2に取り付ける。 (もっと読む)


【課題】津波が来襲する前に防波堤を確実に稼動させ、その機能を有効に発揮させることができるとともに、防波堤の延長が長い場合でも、その稼動を効率的に実行することのできる、可動式防波堤を提供する。
【解決手段】可動式防波堤100は、海底地盤KGに造成された掘削部KG1と、掘削部KG1内に収容された収容姿勢と海上にその一部を突出させた浮揚姿勢とを選択的にとり得る浮揚体1と、浮揚体1の収容姿勢および浮揚姿勢を保持し、該浮揚体1の収容姿勢から浮揚姿勢への第1の姿勢変更、および浮揚姿勢から収容姿勢への第2の姿勢変更、を調整する姿勢調整部材2と、からなり、人手(管理者3)が直接的に姿勢調整部材2に作用することにより、少なくとも第1の姿勢変更の調整が実行されるようになっている。 (もっと読む)


【課題】
公知の競艇場の消波装置は、傘形消波体兼ガードレールをコース側に設けていたので、コースを外れたレース艇の選手が操縦のコントロールを失なってレース艇が消波装置のガードレールに激突した場合、レース艇のコックピットのカウルを超えて投出された選手がガードレールを超えて消波装置の鋼材等に衝突して負傷し、又死亡事故に至る場合もある。
【解決手段】
波返し傘形消波体兼ガードレールを改良し、ガードレール取付板をコースと反対側に設け、断面鋭角三角形本体の傾斜辺長手方向中間部のU字形凹部内に第1連結用U形鋼連結金具を、上端段部に第2連結用U形鋼連結金具を夫々設け、該鋭角三角形本体下面に金属製4角形組立金具を設け、下端が該組立金具の両端下部に枢着されたガードレールを有するガードレール取付板を圧縮スプリングで常時コース方向に附勢し、浮力調整部を設けた競艇場における緩衝機能を有する消波装置である。 (もっと読む)


本発明は、洪水から後背地を保護する自動閉鎖式洪水防壁に関するものであり、当該洪水防壁は、第1の側壁(20)および第2の側壁(21)を具えるチャンバと、水を取り入れる水注入口と、第1の側壁(21)上に配置された単独支持ブロックと、上下に移動できるようチャンバ内に配置されたダム壁部材とを具える。当該ダム壁部材は、後背地に水が流入するのを防ぐ保持壁(4)と、ダム壁部材の上方移動をもたらす力発生要素(4、5a、5b)と、上方移動を制限する障害物を提供するブロック要素(5b)と、傾斜面(16)を具えるブロック要素とを具える。支持ブロックは、洪水防壁が閉鎖した状態でブロック要素(5b)の傾斜面(16)と接触する傾斜面(17)を具える。支持ブロックの傾斜壁の方向により、ブロック要素が横方向に移動し、それによってダム壁部材をチャンバの一側面に押しつける横力が発生する。 (もっと読む)


【課題】昇降時における内部鋼管の回転を防止し、かつ、内部鋼管を海上に突出させた状態で、消波用開口率αを小さくして消波性能の高い可動式防波堤を提供する。
【解決手段】内部鋼管6は、外周面に沿って内部鋼管6の長手方向に延設された複数の突起部8を備える。この突起部8は、外部鋼管4が直線配列された防波堤法線方向で、かつ、内部鋼管6の昇降時に、隣接する昇降用開口率調整材7間を通過可能な位置に設けられている。内部鋼管6が海上に突出した際に、隣接する内部鋼管6間により形成される隙間は、突起部8を設けない場合よりも狭くなり、消波用開口率αが低くなる。 (もっと読む)


【課題】ケーソンタイプの既設防波堤の前面壁または背面壁に沿って、断面で前後方向に非対称形状の増設ケーソンを設置して補強するに際し、安全に精度よく補強することができる既設防波堤の補強方法を提供する。
【解決手段】増設ケーソン4に断面前後方向に位置をずらして形成された上部を開口した複数の室5a、5bに、バランス調節材B1、B2を投入し、その際に投入されるバランス調節材B1、B2の増設ケーソン4の断面前後方向における重量の偏在具合を調節して、増設ケーソン4を断面前後方向で水平に均衡させて海に浮いた状態に維持し、この増設ケーソン4と既設防波堤1との間に張設したワイヤ12aをウィンチ12で巻き取って互いをゴムガスケット8を介在させて所定位置まで近接させて連結ボルト9により連結する。 (もっと読む)


【課題】 海上構造物はもちろん杭に損傷を与えることなく簡単に設置できる杭式海上構造物用仮設足場を提供する。
【解決手段】 複数の杭2により水面上に支持される杭式桟橋1の下方水域に設置される仮設足場10であって、前記桟橋1の下側水域に移動可能な浮体11と、該浮体11と桟橋1の床版部4の下面4aとの間に介装される支柱12とを備えている。支柱12は、油圧ジャッキからなるジャッキ支柱12Aと、複数のブロック13の間にスクリュージャッキ14を介在させた複合支柱12Bとの2種類を用意し、油圧ジャッキにより浮体11をその喫水線よりも沈下させて浮力を増大させて、該浮力を、油圧ジャッキをそのまま残したジャッキ支柱12Aまたは油圧ジャッキを置換した複合支柱12Bを介して桟橋1に伝え、浮力を利用して浮体11を桟橋1に対して固定する。 (もっと読む)


【課題】波浪などによる浮体構造物の揺動を効果的に抑制して減衰させ、ストロークの大きい潮位の変動に対応できる。
【解決手段】浮体構造物1と、浮体構造物1の底側に配置された可動フレーム4と、浮体構造物1と可動フレーム4とを伸縮自在でかつ傾動自在に連結する複数の緩衝装置5と、可動フレーム4の周辺位置に設置された複数の杭2と、可動フレーム4と杭2との間に介在されて可動フレーム4の側方への移動を規制するとともに昇降を案内するスタビライザ3とを具備した。 (もっと読む)


【課題】作業性が良くかつ安価に施工できる浮体構造物の補修方法を提供する。
【解決手段】
鋼材からなる骨格体11と骨格体11を外側から覆う外壁材12とで構成される浮体構造物1における外壁材12に瑕疵15が生じたときの補修方法であり、最初に、補修すべき箇所15を仮閉鎖した後、浮体構造物1内に浸入している海水を排出する。次に、骨格体11に下端部21を固定した状態で複数本のアンカー鋼棒20を立設し、該アンカー鋼棒20を挟むようにして複数個の発泡樹脂製ブロック30を浮体構造物1内の所定の高さまで充填する。充填した発泡樹脂製ブロック30の上にコンクリート床版のような抑え盤40を形成した後、立設したアンカー鋼棒20を利用して発泡樹脂製ブロック30と抑え盤40とを自由移動しないように骨格体11に一体に固定する。 (もっと読む)


1 - 20 / 27