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Fターム[2E139AC43]の内容

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Fターム[2E139AC43]に分類される特許

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【課題】建造物における柱や壁等の鉛直構造部材について、大地震や強風によって衝撃的な引張力や曲げモーメントを受けても、PC鋼材や鉄筋が線形復元力の範囲内に維持されるようにしてひび割れや損壊を防止する。
【解決手段】鉛直構造部材を使用して構築された建造物であって、該建造物の基礎から最上層まで各階層に構築される鉛直構造部材の断面において、断面核10a内および断面核外に制震PC鋼材18,16を挿通させて配置し、少なくとも断面核10a内に配設された制震PC鋼材18を前記基礎から最上層まで全長にわたって連通した状態で配置し、断面核10a内と断面核外に配置されたPC鋼材18,16にそれぞれ異なる緊張導入力を与えて緊張定着し、鉛直構造部材の断面耐力を増大させて地震時の部材安全余裕度を大幅に増すと共に、制震水平力Prの効果による制震ダンパー性能を発揮させる。 (もっと読む)


【課題】高層建築物に対して好適であるうえ、メンテナンスにかかる手間を少なくすることができる。
【解決手段】免震構造物1Aは、塔状構造体2の棟頂部21から吊り下げられた吊り構造体4を備えている。吊り構造体4は各層が柱材5によって接合され、最上層4Aと棟頂部21との間に上下方向に減衰するダンパー6が介装されるとともに、最下層4Bと棟頂部21とが低剛性の吊りワイヤー3によって連結された構造とすることで、吊り構造体に生じる上下振動の固有周期を長周期化させることができ、優れた免震効果が得られるとともに、吊り構造体の全体が安定的に吊り支持され、高層建築物に対しての適用を可能とした。 (もっと読む)


【課題】張出部の重量によって免震装置に引抜力が作用し難い建物を、逆打ち工法によって形成するにあたり、過大設計とならないように経済的に施工を進められるようにする。
【解決手段】多数階層の地上コア部8と、地上コア部8から張り出す張出部9と、地上コア部8を免震装置Bを介して支持する地下構造部1Aとを備えた建物本体1を、逆打ち工法によって形成する建物形成方法であって、逆打ち工法における最上段の山留め支保工4の一部となる本設床梁5を設置すると共に、その本設床梁5の両端側に仮設梁6を連結して一連の山留め支保工4を構築し、本設床梁5の上方に地上コア部8と張出部9とを形成するに伴って、上方からの軸力を下方へ伝達させない非伝達部Sを、張出部9の柱9bに形成し、非伝達部Sの非伝達状態を維持しながら最上階の張出部9まで形成した後、非伝達部Sの上下の柱9bを荷重伝達できる状態に連結する。 (もっと読む)


【課題】装置自体の小型化を図ることを可能にし、上下方向の振動に対して免震効果を発揮する上下動免震装置を提供する。
【解決手段】上部構造体7と下部構造体8の間に介設して、上部構造体7の上下方向T1の振動に対して免震効果を発揮する上下動免震装置Aを、弾性体4と補剛体5、6とを交互に積層してなる積層部1と、この積層部1を挟んで水平方向T2両側にそれぞれ配設され、上端2a、3a及び下端2b、3bをそれぞれ上部構造体7と下部構造体8に回動自在に接続するとともに上端2a、3aと下端2b、3bの間にヒンジ部2c、3cを備えて屈曲可能に形成された一対のパンタグラフ部2、3とを備えて構成する。また、積層部1は、積層方向T1の一枚置きに配設された補剛体5を一方のパンタグラフ部2のヒンジ部2cに繋げ、他の補剛体6を他方のパンタグラフ部3のヒンジ部3cに繋げて設ける。 (もっと読む)


【課題】粘弾性ダンパの性能低下を抑制しつつ、クリアランスの変動を低減できる粘弾性ダンパの取付方法を提供することを目的とする。
【解決手段】上部鉄骨梁22と波形鋼板耐震壁14とを仮部材68で連結した状態で、上部鉄骨梁22の端部を鉄骨柱18、20にそれぞれ溶接する。即ち、粘弾性ダンパ16の替わりに仮部材68で上部鉄骨梁22と波形鋼板耐震壁14とを連結した状態で、上部鉄骨梁22の端部を鉄骨柱18、20にそれぞれ溶接する。その後、仮部材68を撤去し、上部鉄骨梁22と波形鋼板耐震壁14との間に粘弾性ダンパ16を取り付ける。 (もっと読む)


【課題】低コストで建設することができる建物の中間階免震構造および立体駐車設備付き建物を提供する。
【解決手段】建物100内に設けられる上下方向に延びた中空部12と、中空部12内に設けられる機械式立体駐車設備14と、建物の中間階に設けられる中間階免震装置16とを備える建物の中間階免震構造10において、機械式立体駐車設備14は、駐車車両を収容するための車庫棚を有するタワーパーク本体18と、タワーパーク本体18の下側に設けられ、下方の車両用の出入り口34から上方のタワーパーク本体18へ駐車車両を昇降するための上下方向に延びた昇降シャフト32を有するカーリフト部20とを含んで構成され、タワーパーク本体18の荷重を中間階免震装置16上の構造体22(54)で受けるようにする。 (もっと読む)


【課題】廉価であって工期がかからず、広い用地を必要としない制震補強工法を提供する。
【解決手段】制震補強工法は、集合住宅12の外壁の面方向に並行する第1鉄骨枠14を住宅12の少なくとも1階層分ずつ構築しつつ、第1鉄骨枠14の少なくとも1階層分ずつを住宅12の外壁13に固定手段を介して順次固定して住宅12の外壁13と第1鉄骨枠14とを一体化し、第1鉄骨枠14から住宅12の外壁13の面外方向へ張り出す第2鉄骨枠15を住宅12の少なくとも1階層分ずつ構築しつつ、第2鉄骨枠15の少なくとも1階層分ずつを第1鉄骨枠14に順次連結するとともに、住宅12の震動を吸収する制震補強ブレース17を第1および第2鉄骨枠14,15の内側に設置する。 (もっと読む)


【課題】地震エネルギーを有効に吸収し、優れた免震効果と制震効果を発揮し得る有効適切な免制震構造を提供する。
【解決手段】高層ないし超高層の建物をチューブ架構による平面視環状の本体部3と該本体部とは独立にその中心位置に構築するコア部2とにより構成して、それら本体部とコア部との間に水平方向の相対振動を許容するためのクリアランス4を確保する。本体部を基礎底盤1等の基礎構造体上に底部免震装置5により免震支持して設置し、コア部を本体部よりも相対的に高剛性として基礎構造体に剛結して自立状態で設置する。コア部の頂部と本体部との間に頂部免震装置6を介装し、本体部の高さ方向中間部とコア部との間に、本体部をコア部により支持してそれらの間に生じる水平方向の相対振動により作動する中間部免制震装置7を上下方向に間隔をおいて多段に介装する。 (もっと読む)


【課題】桁行方向に延設された耐震壁を有する板状集合住宅において、該耐震壁のベランダ側及び共用廊下側の両方のスペースを有効に活用できるようにする。
【解決手段】本発明に係る集合住宅1においては、少なくとも1つの住戸Dの水平断面形状を略L字状とし、該住戸Dと共用廊下Cとの間のスペース(共用部)Dにはエレベータや階段を配置し、該住戸Dのベランダ側区画D2Vと共用部Dとの境界部分には、桁行方向Eに伸びる耐震壁4を設置する。この耐震壁4の設置により集合住宅の強度が増すだけでなく、耐震壁4のベランダ側及び共用廊下側の両方のスペースを有効に活用できる。 (もっと読む)


コア(2)および側柱(3)など、前記構造(1)の2つの平行な要素の間、または2つのコアの間に配置される、粘弾性Gensui減衰装置など二方向減衰手段(5)を用いる、低層、中層、および高層構造(1)のための減衰構成。2つの要素(2、3)の間の軸方向運動を減衰し、2つの要素(2、3)の間の垂直方向運動を同時に減衰することにより、前記構造(1)の振動性または他の撓みまたはせん断変形が減衰される。はね木(6、7、8)は、軸方向の減衰モーメントを高めるために用いられ、二方向減衰手段(5)は、直交する面内の動的せん断力または屈曲力を減衰させるように、互いに反対に作用する対で設置することができる。
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【課題】優れた制震効果が得られる有効適切な制震構造を提供する。
【解決手段】外周チューブ架構1と、内周チューブ架構2と、その内側に設けた制震チューブ架構3とによる三重のチューブ架構を主体とする。外周チューブ架構および内周チューブ架構を柱と梁とにより構成してそれらを各層の繋ぎ梁6により剛接合する。中層階に複数層おきに設定した接合層11において制震チューブ架構を内周チューブ架構に対してコネクター12により剛接合し、制震チューブ架構の要所に接合層間にわたる制震ブレース13を設置する。制震チューブ架構を柱3aと接合層に架設した梁3bとにより構成し、それらによる架構フレーム内の要所に制震ブレース13を設置し、他の架構フレーム内には耐震ブレースを設置する。あるいは制震チューブ架構を筒状の連続耐震壁により構成し、その要所に接合層間にわたる開口部を形成してそこに制震ブレースを設置する。 (もっと読む)


【課題】付加バネを不要として構成を簡略化し得る有効適切な制振機構を提供する。
【解決手段】多層建物の地上階の低層部における任意の階を制振階としてその上下の層間に慣性質量ダンパー1と減衰機構2を並列設置する。慣性質量ダンパー1の慣性質量ψと減衰機構2の減衰係数cを、制振階の層剛性k、制振階の上層の質量m、多層建物の制振階より上部の全質量M、多層建物の1次固有周期T1に基づいて設定して1次モードの振動を制御する。上下に連続している複数階の全体を制振階とする場合にはその合成層剛性に基づいて同調を行う。制振階とは別の階に第2の制振階を設定してその層間に第2の慣性質量ダンパー3と第2の減衰機構4を並列設置し、それらの慣性質量ψtと減衰係数ctを第2の制振階の層剛性ktと高次固有周期Tsに基づいて設定して高次モードの振動を制御する。 (もっと読む)


【課題】施工上の問題を解決し、低コストで施工することができる制震間柱の施工方法を提供する。
【解決手段】建物の上部梁18と下部梁20との間に設けられ、上部梁18と下部梁20との間に層間変形が生じた際にダンパーとして機能して振動エネルギーを吸収する制震間柱であり、上部梁18の下面側に設けられ、上部梁18と鋼材22を介して接合した上部柱10と、下部梁20の上面側に設けられ、下部梁20と鋼材26を介して接合した下部柱12と、上部柱10と下部柱12との間に接合され、所定の層せん断力により降伏する鋼材からなるせん断パネル14を有するダンパー部材16とを備える制震間柱の施工方法であって、上部柱10を上部梁18のコンクリートの現場打設の前または同時に構築する一方で、ダンパー部材16を上部柱10から吊り下げた状態で下部柱12をコンクリートの現場打設により構築する。 (もっと読む)


【課題】制震デバイスとして粘弾性体を用いた壁型の大容量制震ダンパーであって、低コストの制震ダンパーを提供する。
【解決手段】エネルギー吸収材としての粘弾性体12を外鋼板14と中鋼板16とで挟み込み、建物の柱梁フレーム2に設けられる壁型の制震ダンパー10であって、柱梁フレーム2との取合い部を鉄筋コンクリート18、20で構成し、鉄筋コンクリート18、20をアンカー定着筋22で上下梁4、6に固定した。外鋼板14の上端および中鋼板16の下端にせん断抵抗材24を接合し、外鋼板14の上端を上側の鉄筋コンクリート18に埋設し、中鋼板16の下端を下側の鉄筋コンクリート20に埋設した。 (もっと読む)


【課題】柱の軸伸縮を抑えて曲げ変形を制御し、建物の上層においても確実且つ有効に水平力を負担させることを可能にした連層耐震壁構造及びこれを備える建物を提供する。
【解決手段】建物T’の複数階にわたって上下方向に連続するように設けられた耐震壁1と、この耐震壁1を支持する付帯柱7とを備えた連層耐震壁構造Aにおいて、付帯柱7に、軸方向にプレストレスを導入し、予め圧縮歪みを与えておく。また、建物T’の上層に配された付帯柱7にのみ、予めプレストレスを導入する。 (もっと読む)


【課題】優れた耐震性能を確保しつつ、ペリメーター部分のレイアウトあるいは意匠、ファサード面の外観に対する要求を満たすことを可能にした建物の架構構造を提供する。
【解決手段】多層建物の架構構造を、剛なラーメン架構の剛架構部と、該剛架構部の外周部側に連設され、前記剛架構部の柱よりも小径の柱を用いて形成した柔なラーメン架構の柔架構部とで構成する。また、柔架構部は、剛架構部よりも隣り合う柱の間のスパンを小にして形成する。さらに、柔架構部は、隣り合う柱の間に架設される少なくとも一部の梁を柱にピン接合して形成する。さらに、剛架構部に制振装置を設ける。 (もっと読む)


【課題】建物の平面計画の自由度を十分に確保し、建物を構成する部材の点数を減少させてコストを抑えることができるとともに、十分な制震性能を確保でき、かつ居住性を向上できる建物の制震構造を提供すること。
【解決手段】建物は、ラーメン架構10と、ラーメン架構10内に当該ラーメン架構10から独立して設けられた連層耐震壁20とを備える。ラーメン架構10と連層耐震壁20とは、異なる振動特性を有するとともに、1箇所又は複数箇所で制震装置50を介して連結される。連層耐震壁20とラーメン架構10との間には、連層耐震壁20の面外方向の変位を拘束し、面内方向の変位を許容する支承52、53が設けられる。 (もっと読む)


【課題】ダンパーの設置数を減らし、且つ設置スペースの確保を容易にし、極小敷地に構築する建物や塔状建物などに対しても好適に制振性能を向上させることが可能な建物の制振構造を提供する。
【解決手段】建物本体架構2の外側に、一端4aを建物本体架構2に繋げて水平方向外側に延設した梁部材4と、梁部材4の他端4bを繋げて上下方向に延設した柱部材5とを備えてなるアウトリガー架構3を一体に設け、アウトリガー架構3の最下層に、梁部材4の他端4b側に一端を繋げて上下方向に延びる縦型ダンパー8を設置する。 (もっと読む)


【課題】上下方向に作用する振動を減衰させて振動による衝撃を小さくすることで、積層ゴムの機能の低下を抑制するようにした。
【解決手段】免震装置1は、上下方向に配置される上部基礎2Aと下部基礎2Bとの間に設けられ、一端を上部基礎2Aに固定させた積層ゴム3と、積層ゴム3の他端に設けた平板部材4と、平板部材4の側面に接触させた状態で下部基礎2Bに固定させた水平方向拘束部材と、平板部材4及び下部基礎2Bに固定される一対の第1金物62と第2金物63の間に減衰性能を有する粘弾性体を介装させるとともに、その粘弾性体が平板部材4の側方に位置するように設けてなる上下方向減衰部材6とを備えている。 (もっと読む)


【課題】 地震時の振動エネルギーを有効に吸収し、同時に柱の軸圧縮力を過大にしない
【解決方法】 左右の柱と上下の梁からなるフレームにおいて、一端が前記上下の梁の一方に支持され他端が他方の梁方向に伸びるブレースを設け、該ブレースの他端と前記他方の梁との間にダンパーを介在させて前記上下の梁の相対水平変位によってダンパーを作動させる制振補強構造を有する建物であって、前記ダンパーは所定以上の変形領域においては、変形増大する方向の速度に対する反力が変形が減少する方向の速度に対する反力よりも小さいことを特徴とする建物。 (もっと読む)


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