説明

Fターム[2E139AC43]の内容

異常な外部の影響に耐えるための建築物 (12,908) | 対象構造物 (3,103) | 特殊構造物 (186) | 大規模建築物 (180) | 高層、超高層建築物 (145)

Fターム[2E139AC43]に分類される特許

81 - 100 / 145


【課題】建物の振動エネルギーをより効果的に吸収できるようにすること、一方の最外側の柱と他方の最外側の柱との間の領域を有効に利用できるようにすること及び振動エネルギー吸収装置の維持管理作業を効率的に行えるようにすること。
【解決手段】建物は、水平方向に間隔を置かれた複数の柱と、少なくとも一方の最外側の柱に上下方向に間隔を置いて設けられ、それぞれが前記最外側の柱からその外方へ前記水平方向に伸びる複数の第1部材と、互いに隣接する2つの第1部材の間に配置され、上端部が上方の第1部材に取り付けられ、下端部が下方の第1部材に取り付けられた振動エネルギー吸収装置とを含む。 (もっと読む)


【課題】柱と、該柱から間隔を置かれた他の柱と、前記柱と前記他の柱との間にある最上方の梁とにより規定された領域を振動エネルギー吸収装置により狭められることがないようにし、前記領域を有効に利用できるようにすること、及び前記振動エネルギー吸収装置の維持管理作業を効率的に行えるようにすること。
【解決手段】建物は、上方に開放された、上下方向に伸びる中空部を有する第1柱と、該第1柱から間隔を置かれた第2柱と、前記第1柱と前記第2柱との間に上下方向に間隔を置いて設けられた複数の梁と、前記第1柱の前記中空部に配置され、該中空部から上方へ伸びる第1部材と、記第1柱及び最上方の梁の少なくとも一方の上に配置され、一端部が前記第1部材に取り付けられ、他端部が前記第1柱又は前記最上方の梁に取り付けられた振動エネルギー吸収装置とを含む。 (もっと読む)


【課題】本発明は、錘の固有周期を変更できる制振装置、及び制振装置を有する建物を提供することを目的とする。
【解決手段】建物12の揺れが大きくなり、振動検知装置58によって検知された床スラブ28(錘)の振動の大きさが所定値以上となった場合、制御手段56がソレノイド54を作動させる。ソレノイド54は、ストッパ部材52を上方に移動させ、ストッパ部材52とピン44とを係合させる。これにより、コイルばね48の付勢力によってピン44が固定台50側へ移動してフランジ42から抜け出し、係合部材34と床スラブ18Aの貫通孔36との係合が解除され、係合部材34が下方へ移動(落下)する。この結果、係合部材34による吊り材26の一部26Aの固定(拘束)が解除され、床スラブ28の吊り長さがLからL(図4参照)に変わり、床スラブ28の周期が長周期化される。 (もっと読む)


本発明は、階段吹き抜け(38)と、給気シャフト(74)と、該給気シャフトを前記階段吹き抜けに接続する給気口(76)と、前記階段吹き抜けを煙のない状態で維持するための圧力システムとを有する高層ビルに関する。前記階段吹き抜けは、少なくとも1つの隔壁(58)によって複数の部分的な空間に垂直に分けられ、各隔壁は、前記階段吹き抜けの1つの部分的な空間から隣接の部分的な空間への通行を可能にする扉を有する。 (もっと読む)


【課題】免震構造のように挙動する有効適切な制震構造(擬似免震構造)を実現する。
【解決手段】多層建物における低層階の複数層を上層階の各層よりも低剛性の柔層としてそれら柔層により上層階全体を支持し、各柔層にそれぞれ回転慣性質量ダンパー1と付加減衰(オイルダンパー2)を層剛性と並列に配置し、各諸元を以下の(1)〜(4)の全てを満足するように設定する。(1)各柔層の層剛性が上層階各層の層剛性の最大値の1/2以下であること。(2)各柔層の層剛性Ki(kN/m)、各柔層が支持する支持質量Mi(ton)、各柔層の階高Hi(m)、重力加速度g(=9.8m/s2)としたとき、10≦HiKi/(Mig)≦80 。(3)各柔層に設置する各回転慣性質量ダンパーの慣性質量ψiとしたとき、ψi=(0.5〜2.0)Mi。(4)柔層に設置する付加減衰の減衰係数ci、柔層の層数n、減衰定数h=0.2〜1.0、建物の1次固有振動数f1としたとき、ci=(2.5〜12.5)nf1Mi(もっと読む)


【課題】積層ゴム免震より、安く、耐久性があり、高い免震性能が得られる免震装置の開発が求められた。
【解決手段】滑り面部により構成される免震・滑り支承と、重力復元またバネ等により構成される復元装置と、地震力及び風等による引抜き力を防止する引抜き防止装置と、風揺れを防止する固定ピン装置とで構成することにより、課題を解決した。 (もっと読む)


【課題】施工を簡略化させることにより作業効率を向上させることができ、しかも建物にかかる工費の低減が図れる。
【解決手段】建物は、柱フレーム21と梁フレーム22とを格子状に組み合わせたプレキャストコンクリート製の外壁PCパネル2を縦横方向に複数連結して外周架構を形成し、RCコアウォールと外壁PCパネル2とを建物の主架構とするとともに、建物の低層部に免震装置を備えたRC造免震架構から構成されている。外壁PCパネル2は、正面視略田の字型に形成され、柱フレーム21と梁フレーム22とに囲まれた上段に位置する第1開口部2a〜2dに耐震壁パネル25を組み込んだ構造となっている。 (もっと読む)


【課題】弾性体と、この弾性体と直列結合された振動低減手段とを備え、小振幅振動から大振幅振動までの広帯域に渡る振動を低減し、且つ、振動低減手段が作動するまでの弾性体の振幅範囲を調整可能な制震装置、付帯設備支持構造、及び制震装置を有する建物を提供することを目的とする。
【解決手段】連結手段としての長ボルト70には、ネジ部70Aが設けられている。このネジ部70Aにはナット75が取り付けられ、このナット75の締め付け量によって、筒体50の周壁50Bが第1連結部材36に当接するまでの距離、即ち、第1弾性体52の突出長cが調整される共に、筒体58の周壁58Bが第2連結部材38に当接するまでの距離、即ち、第2弾性体60の突出長cが調整される。 (もっと読む)


【課題】建物の曲げ変形を抑え効果的に大きな制震効果を得る。
【解決手段】柱510には上方に引き抜く方向に軸力が作用するが、制震装置700によって柱510には下方に押さえつける方向に軸力が加わる。一方、柱518には下に押さえつける方向に軸力が作用するが、制震装置710によって柱518には上方に引き抜く方向に軸力が加わる。したがって、柱510、518の軸方向の変形が拘束されるので、建物500全体の曲げ変形が抑制され、その結果、大きな制震効果が得られる。 (もっと読む)


【課題】振動を効果的に減衰させることが可能な制振構造物を提供する。
【解決手段】n階までで構成される制振構造物1であって、階全体をnの約数pで等分して複数のブロック2に分け各ブロックの最も下側の階のみに、支持する上層構造物5の重心11を含む鉛直線Cに関して対称に配置され鉛直下向きに凸の円弧軌道を描くように水平面Gに対して斜め方向に運動する一対のアイソレータ4、を備え、各ブロックに配置される一対のアイソレータは、各ブロック毎に一対の各アイソレータに作用する合力が支持する上層構造物の重心に対して向く方向が定められ、一対の各アイソレータに作用する合力が、支持する上層構造物の重心の上方を向くように配置されたブロックと、支持する上層構造物の重心の下方を向くように配置されたブロックと、がそれぞれ少なくとも1つずつ備えられている。 (もっと読む)


【課題】鉄骨構造において開口に制約を生じさせることがなく、しかも外乱に応じた制震力が得られたり、内部応力を許容値内に抑えることができたりする柱脚構造、その利用方法および利用システムを提供する。
【解決手段】柱脚部11の基端部12に球状体13を下方に突出させて設け、かつ、球面電磁石マトリックス41を球状体13を包むようにして設け、その電磁力を外乱検知部により検知された揺れおよびその方向に応じて調節して柱脚部11の固定度を調節する柱脚構造10である。 (もっと読む)


【課題】壁空間を有効に利用し得て、しかも、大きな制震機能を得ることができ、下側水平部材及び上側水平部材のうちの少なく一方と一対の柱との連結部での極端な応力集中を避けることができて、連結部での早期の損壊を低減できる制震壁取付構造及び該制震壁取付構造を具備した建物を提供すること。
【解決手段】制震壁取付構造1は、一対の鉛直柱11及び12と、下梁13と、一対の鉛直柱11及び12及び下梁13と共に壁空間14を形成している上梁15と、壁空間14に配されている下端部16及び下端部16に対して壁空間14の面内で水平方向Hに可動な上端部17を有し、下端部16に対する壁空間14の面内での上端部17の移動に対する減衰力を発生する制震壁18と、制震壁18の下端部16を下梁13に、制震壁18の上端部17を上梁15に連結する連結手段19とを具備している。 (もっと読む)


高層オフィスビルの平面構造上、高層部で必然的に発生する、エレベーターホール及び室内の間の区画ドアの不完全閉鎖現象、及びエレベータードアの開放時の強風の発生を最小化することができる、煙突効果問題の低減のための室内事務空間の加圧方法及び加圧装置を提供することを課題とする。本発明は、区画ドアの耐圧性能及びエレベータードアの開放時の通過風速の低減目標に応じて室内事務空間の加圧程度を決定し、これに基づいて、加圧に必要な給気風量及びエレベーターシャフトからの排気風量を算出する、煙突効果問題の低減のための室内事務空間の加圧方法及び加圧装置を提供する。
(もっと読む)


【課題】振り子の原理と転動原理を融合して、コンパクトで長期振動による大振幅発生時にも常に一定の振動数を保つ高性能な制振装置を提供する。
【解決手段】転動子20と、該転動子20を転動可能に支持する支持体30とを備えて成り、支持体30は、水平面に対して下方へ凹む湾曲断面に形成されて、転動子20が転動するための支持面40を有し、支持面40は、その中央の最下部から両側方向に遠ざかるにつれて、前記湾曲断面を規定する湾曲線の曲率半径が漸次短縮すると共に、該曲率半径の中心が前記最下部を通る鉛直線上を漸次下降する形状に設定される。 (もっと読む)


【課題】本発明は、免震建物に関する。中小階の鉄筋コンクリート建物若しくは超高層ビルディング等の免震建物における免震装置を基礎部に設ける際に、その施工に置いて手間がかかりコストが嵩む従来の課題を解決することである。
【解決手段】平坦な上面を有する下基礎コンクリート7の上の一部若しくは全部に、同一高さの凸曲面突起2が少なくとも3個以上で配置された表層を有する基台3と、平滑な表層を有する滑走板4との点接触による低摩擦の組合せでなる免震装置6を設置し、前記免震装置の上に建築物の上基礎コンクリート8を形成して基礎部Aとした免震建物1とする。 (もっと読む)


【課題】引抜き防止機能と復元機能付きの免震支承が求められた。さらに引抜き防止付きの重力復元型免震装置に特有の、引抜き時にがたつきが生じるという問題の解決も求められた。
【解決手段】横に細長く開口したスライド孔を有する上部スライド部材と下部スライド部材とが、互いに交差する方向に、双方のスライド孔に係合し、スライドできるように構成され、前記スライド孔の両側に、バネまたはゴムまたは磁石等の緩衝材または弾性体を設けることにより構成され、かつ、前記上部スライド部材を免震される構造体に、下部スライド部材を免震される構造体を支持する構造体に設けることによりその課題を解決した。 (もっと読む)


【課題】地震時に免震装置に過大な引張力が作用するのを防ぐことができる簡単な構成の免震建築物を提供する。
【解決手段】側柱11と中柱12との間に亘って緊張材20を張設し、緊張材20の引張力によって中柱12を側柱11に対して上方に向かってつり上げる方向に付勢する。これにより、中柱12の軸力を減少させて、側柱11の軸力を増大させ、地震時に免震建築物1の基礎2から構造体10に水平方向の力が作用した場合に、側柱11の下部と基礎2との間に介在された免震装置4に大きな引張力が作用するのを防ぎ、免震装置4が引き抜かれて免震建築物1が転倒するのを防ぐ。 (もっと読む)


【課題】高層ビルディング等のせん断変形が主となる構造物の耐震性能を向上させること。
【解決手段】下部構造の上に上部構造を支持させると共に、同上部構造は、主に骨組み構造で主たる鉛直荷重と水平荷重に抵抗する構造物であって、上部構造は、固定端側となる最下層階を下部構造に固定させた複数の階層からなる固定端側階層部と、同固定端側階層部の上層階を形成する折曲部形成階層と、同折曲部形成階層が形成する上層階まで複数の階層からなりかつ自由端側となる最下層階を下部構造に水平移動自在に支持させた自由端側階層部とから、一体の片持ちせん断構造体となしている。そのため、下端を固定した従来のせん断構造体に比べると、本発明の折り曲がり片持ちせん断構造体の固有周期に関係する力学上の階数は高さ方向の階数の約2倍となる。そして、せん断構造体の固有周期は階数に比例して増加するので、本発明の折り曲がり片持ちせん断構造体の固有周期は、従来のせん断構造体の固有周期の約2倍になる。 (もっと読む)


【課題】高さが60mを超える超高層建物を対象として、鉄筋コンクリート柱を超高強度コンクリートで形成する場合に、圧壊時に爆裂音を伴って破片が飛散することを防止し、更には限界変形角(靭性)を増大することが可能な鉄筋コンクリート柱を適切に配置して、合理的に構造強度と変形性能を確保しかつ経済性高く建設することが可能な超高層建物を提供する。
【解決手段】高さが60mを超える超高層建物Sであって、少なくとも地上1階を含む低層部Tの建物外周に配列される、隅柱Uを含む少なくとも一部の柱(側柱Vの一部)が、圧縮強度80N/mm2以上の超高強度コンクリートに、繊維径0.1〜1mm、繊維長さ60mm以下の鋼繊維を混入した鉄筋コンクリート柱1である。 (もっと読む)


【課題】鉛直下向きに凸の円弧軌道を描くように、水平面に対して斜めに設置されたアイソレータを備える多層構造物において、アイソレータの円弧垂直方向剛性に対して円弧方向剛性および重力の影響が無視し得ない場合の構造物の振動低減策を示す。
【解決手段】アイソレータ1に作用する合力の方向が、当該アイソレータ1が支持する上層構造物の重心3に向かうようにアイソレータ1の傾斜角度θを設定する。これにより、重心3回りの回転モーメントが発生せず、上層構造物がロッキングすることはない。この際、高周波振動が卓越するように、水平面に対するアイソレータ1の傾斜角度θを設定すれば、建物は小振幅且つ高周波で振動するため、長周期地震動や風振動に対しても強い構造物を実現することができる。 (もっと読む)


81 - 100 / 145