説明

Fターム[2E139AC43]の内容

異常な外部の影響に耐えるための建築物 (12,908) | 対象構造物 (3,103) | 特殊構造物 (186) | 大規模建築物 (180) | 高層、超高層建築物 (145)

Fターム[2E139AC43]に分類される特許

101 - 120 / 145


【課題】鉛直下向きに凸の円弧軌道を描くように、水平面に対して斜めに設置されたアイソレータを備える多層構造物において、アイソレータの円弧垂直方向剛性に対して円弧方向剛性および重力の影響が無視し得ない場合の構造物の振動低減策を示す。
【解決手段】アイソレータ1に作用する合力の方向が、当該アイソレータ1が支持する上層構造物の重心3に向かうようにアイソレータ1の傾斜角度θを設定する。これにより、重心3回りの回転モーメントが発生せず、上層構造物がロッキングすることはない。この際、高周波振動が卓越するように、水平面に対するアイソレータ1の傾斜角度θを設定すれば、建物は小振幅且つ高周波で振動するため、長周期地震動や風振動に対しても強い構造物を実現することができる。 (もっと読む)


【課題】剛性が高い構造物の水平方向の幅や奥行きに対する高さの比が大きい場合であっても、十分な制振効果が得られるようにする。
【解決手段】外部建物20と、外部建物20と異なる固有周期を有する内部構造体30と、複数の高さ位置において外部建物20と内部構造体30とを連結する水平制振装置40と、を備えた制振構造物10に、外部建物20及び内部構造体30の上部における両者の鉛直方向の相対変位を抑制する鉛直変位抑制機構50を設ける。 (もっと読む)


【課題】建物の中央部を取り囲む耐震壁を要することがないようにし、前記中央部にいる人に閉塞感を与えることがないようにすること。また、前記建物の経済的な施工を可能にすること。
【解決手段】ほぼ四角形の平面形状を有し、該平面形状と対応する平面形状を有する中央部を有する建物の構造は、前記中央部の隅部に配置された4つの第1内柱を含む複数の内柱と、前記四角形の辺にあってそれぞれが前記第1内柱を縦方向に結ぶ直線上に位置する複数の第1外柱とそれぞれが前記第1内柱を横方向に結ぶ直線上に位置する複数の第2外柱とを含む複数の外柱と、互いに隣接する2つの内柱の間、前記第1内柱と前記第1外柱との間、前記第1内柱と前記第2外柱との間及び互いに隣接する2つの外柱の間のそれぞれに間隔を置いて配置された複数の梁とを含む。 (もっと読む)


【課題】振動エネルギー吸収装置を有する建物において前記振動エネルギー吸収装置により梁の側方に位置する空間が狭められることがないようにし、該空間を有効に利用できるようにすること。
【解決手段】建物は、柱と、該柱の上方にあって水平方向に間隔を置かれた、互いに平行な2つの梁部分を有する梁と、該梁と結合された他の柱と、前記梁部分の間に配置された振動エネルギー吸収装置とを含む。前記振動エネルギー吸収装置は、一端部が前記柱に取り付けられた棒状部材と、該棒状部材の他端部を貫く回転軸であって前記梁に取り付けられた回転軸と、該回転軸により貫かれた板状部材と、該板状部材に密接する摩擦材とを有する。 (もっと読む)


【課題】建物の振動エネルギーの吸収量が孔の径の大きさにより制限されることがないようにし、前記振動エネルギーが効果的に吸収されるようにすること。
【解決手段】建物は、上端部に設けられた、該上端部から上方へ伸びる伸長部を有する柱と、間隔を置かれた、互いに平行な2つの梁部分を有し、該梁部分の間に前記柱の前記伸長部を受け入れる梁と、該梁の前記梁部分の間に配置された振動エネルギー吸収装置とを含む。前記振動エネルギー吸収装置は、一端部が前記柱の前記伸長部に取り付けられた棒状部材と、該棒状部材の他端部を貫く回転軸であって前記梁に取り付けられた回転軸と、該回転軸により貫かれた板状部材と、該板状部材に密接する摩擦材とを有する。 (もっと読む)


【課題】空間の有効利用を図り、特に、高層建物が高層マンションである場合において、居室として使用勝手の向上を図りながらも、建物を偏心させることなく、高層建物の水平剛性を確保することができる高層建物を提供する。
【解決手段】建物A内部のコア部1に設けた連層耐震壁Bと、平面視で建物Aの外周部2における連層耐震壁Bの延長線上に配置された柱3bとを設け、コア部1の中心に建物Aの剛心が位置またはほぼ位置するように、連層耐震壁Bと一部の延長線上の柱3bとを連結して連層耐震壁Bの曲げ変形を抑制する曲げ戻し壁4を配置してある。 (もっと読む)


【課題】 建築物の設計の自由度を制約せず、既存の建築物に後から付設することも可能な構造物によって、ボイドを有する建築物のボイド内壁面に作用する風圧力の低減、特に、ボイド上部近傍で下の部分より相対的に大きな値となる風圧力を低減すること
【解決方法】 ボイドを有する建築物の、ボイド上縁部からボイド上部を部分的に塞ぐようにボイド内に突出した突出部を有するボイド内風圧力低減構造。突出部が、ボイド上縁部の全周囲からボイド内に突出した上記ボイド内風圧力低減構造。突出部の上面が実質的にボイド上縁部と同一の水平面に位置する上記ボイド内風圧力低減構造。 (もっと読む)


【課題】多層構造の建物の制震性能を確実に向上させることが可能な建物の制震構造を提供する。
【解決手段】多層構造の建物の制震構造Aであって、建物の一部または全ての層の外周部6の大梁を、各層の床面12aの基準高さHを挟んで上方と下方に跨るように設けたアウトリガートラス11で構成し、このアウトリガートラス11を上弦材11aあるいは下弦材11bに制震ダンパー13を備えて形成する。また、アウトリガートラス11の制震ダンパー13を建物の柱10に接続する上弦材11aあるいは下弦材11bの端部に設ける。 (もっと読む)


【課題】強風時・長周期地震時に居住性を損なう程度の揺れを感じる既存大型構造物においてその現状を的確に把握した上で効果的に振動低減を図る制振システムの提供。
【解決手段】既存大型構造物に関する風速、風向、風に伴う振動の加速度の測定、既存大型構造物の解析モデル作成、既存大型構造物への理論的な風荷重の作成を行う各過程S1B、S1Cと、既存大型構造物の固有値を解析する過程S2と、固有値の解析結果と理論的な風荷重とに基づき既存大型構造物の模型を使用した風洞試験を行い、風による応答加速度を推定する過程S3と、推定した応答加速度に基づきアクティブ動吸振器(AMD)と制御装置の設計、製作を行う過程S4、S5と、AMD、制御装置の性能確認試験、設置現場への搬入、AMD、制御装置の設置、調整、現場性能試験を行う各過程S6〜S9とを含み、AMDの質量マスを駆動制御して既存大型構造物の制振を行う制振システム。 (もっと読む)


【課題】構造設計が行い易く、かつ安定した振動エネルギーの吸収性能を有する建築構造物、及び建築構造物の設計方法を提供する。
【解決手段】複数層のラーメン架構18によって建築構造物10が構築され、ラーメン架構18の構面には耐震壁22が設けられている。また、耐震壁22のせん断耐力の大きさは、この耐震壁22が設けられた層20が保有水平耐力に達するまで低下しない。よって、ラーメン架構18及び耐震壁22の変形による振動エネルギーの吸収能力(層20の値D)は、ラーメン架構18の変形によって作用する履歴エネルギー吸収能力(ラーメン架構18の値D)と、耐震壁22の変形によって作用する履歴エネルギー吸収能力(耐震壁22の値D)とを単純に足し合わせたものなので、建築構造物10の構造設計が行い易い。 (もっと読む)


【課題】制振体の固有振動数を構造物の固有振動数に合わせる設定調整作業を容易に行うことができるようにする。
【解決手段】構造物1上に制振体3を水平方向へ反復移動させるように載置してある制振装置において、制振体3の中立位置での制振体3の下面中央部とその真下に位置する構造物1との間に、弾性構造体12を上下方向に取り付ける。弾性構造体12は、引張コイルばね16と連結用ロッド18とを有する。連結用ロッド18は、下端部にねじ部21aを有するロッド18aと、上端部にねじ部21aとは逆のねじ部21bを有するロッド18bと、ねじ部21a,21bに螺合させたターンバックル22とからなる。ターンバックル22の回転操作で連結用ロッド18の長さを変えることにより初期張力を調整して、制振体3の固有振動数を設定する。 (もっと読む)


【課題】多層構造の建物の一部の層に制振機構を設置して、建物全体の応答低減効果を得ることが可能な制振構造を提供する。
【解決手段】多層構造の建物1に、この建物1に作用した振動エネルギーを減衰させるための制振機構2を設置してなる制振構造Aであって、制振機構2が回転慣性質量ダンパー3と付加バネ4を直列に接続して構成され、この制振機構2を、建物1の中間層の架構1bを挟んで上下に位置する上層と下層の架構1a、1cに接続して複数層に跨って設ける。 (もっと読む)


【課題】低コストに抑えつつ、通常の風などの外乱による建物の制振と、地震動による建物の制振との双方を行わせることができる制振装置を提供する。
【解決手段】制振装置は、制御モード切替手段14により、地震動検出手段の出力に対応して、風揺れに対応した制御力を演算する第1の演算部11と、長周期地震動に対応した制御力を演算する第2の演算部12のいずれかに制御力の演算を行わせるようにしている。これによって、地震動検出手段にて地震動が検出された場合には、直ちに、制御モード切替手段14が演算部11・12の切替えを行うことで、第2の演算部12にて長周期地震動に対応した制御力を演算し、この制御力に応じて、建物の揺れを抑制する制振機構をコントロールする。 (もっと読む)


【課題】壁材に低降伏点鋼で製作された波形鋼板又は剛性波形鋼板を使用した制震壁、及び前記の制震壁を具備する制震構造物を提供する。
【解決手段】水平力で層間変形を発生する周辺架構の面内に、低降伏点鋼で製作された波形鋼板が、その波形の筋を水平方向に向けた配置で組み入れられ、周辺架構と波形鋼板とが水平力の伝達が可能に接合されている。 (もっと読む)


【課題】高層建築物外壁が受ける風を分散させて風速を弱める。
【解決手段】本発明に係る高層建築物20の外壁24には、建築物外方Aに突出するように形成された峰部22と、建築物内方Bに凹むように形成された谷部(屈曲部)23とが上下に亘って形成されている。これらの峰部22と谷部23とによって凹凸が形成されるので、該高層建築物20に吹き付けられた風は外壁24に沿って略水平に流れる際にその方向が分散され、風速が弱められる。 (もっと読む)


【課題】免震装置に作用する引抜力を緩和できながら、免震装置の固定部構造の簡単化と、免震装置の取付作業効率の向上を図る。
【解決手段】積層ゴム1aと、その上下に一体的に設けられたフランジ1bとを備えた免震装置1を、上部構造部B2と下部構造部B1との間に介在させてあり、免震装置1に上下方向の引張力が作用した時に自らの撓み変形によって引張力を緩和する引張力緩和部材Gが、上部構造部B2と下部構造部B1との少なくとも一方と免震装置1とにわたって取り付けてある免震建物において、上部構造部B2と下部構造部B1との少なくとも一方と、引張力緩和部材Gとが係合することによって双方の横方向への相対移動に抵抗を与える構造に形成してある。 (もっと読む)


【課題】 立体駐車装置を建物ボイド内壁面に支持させながら、その運転音や小振動が建物躯体へ伝播することを抑制し、地震等の大きな揺れに対しては立体駐車装置が建物躯体に追従して揺れるように作用する、建物ボイド内組込型の立体駐車装置用の水平サポート装置を提供する。
【解決手段】 ボイド3内に設置された駐車装置1と前記ボイドの隔壁内面5aとの間に配設される、隔壁内面5aに駐車装置1を支持させるための水平サポート装置25であって、駐車装置1の立駐塔4に接続され、前記隔壁内面5aとの間に隙間を介して配置される第一緩衝部材26と、立駐塔4および隔壁内面5aの内面の両方に接するように配置される第二緩衝部材27とを備えており、第二緩衝部材27の対歪剛性が第一緩衝部材26の対歪剛性より小さくされている。 (もっと読む)


【課題】コアとコアから側方に張り出す梁部とを有する構造において、制震装置の設置数を抑えつつ、コアの全体曲げによる変形を効果的に抑制することが可能な曲げ制御型制震構造物を提供する。
【解決手段】曲げ変形制御型制震構造物1は、連層の耐震要素からなるコア2と、コア2から側方へ張り出した梁部3とを備え、梁部3は、コア2に対して、上縁側または下縁側のいずれか一方に接続されているとともに、他方で、水平方向に減衰力を作用可能に配設された制震装置3eを介して接続されている。 (もっと読む)


【課題】構造物に避雷針の通電経路を確保する際のPC柱接続部における電気的接続構造に関し、現場での施工工事を簡略化して工期短縮させ、手間の掛かる後工事を無くすようにすること。
【解決手段】避雷針用の通電経路を形成する際の、上階と下階とのプレキャストコンクリート柱2接続部の電気的接続構造1で、上階のプレキャストコンクリート柱2の避雷導体用鉄筋3の下部に嵌合された導電性スリーブ4と、前記上階の避雷導体用鉄筋3とスリーブ用接続部材5と、下階の柱の避雷導体用鉄筋3において、下階の柱の上面から上部に露出した鉄筋上部に刻設されたネジ部と、該ネジ部に螺合されており建入れされた前記上階のプレキャストコンクリート柱2のスリーブ下面に締め込みされることで当接するナット7とで、前記下階の避雷導体用鉄筋3とナットと上階のスリーブ及び避雷導体用鉄筋3とが電気的に接続する。 (もっと読む)


【課題】立体駐車場が内部に取り込まれた建築物において、地震時の緩衝装置の衝突による音や振動が問題となることを防止して、建物の平面計画に与える制約を軽減する。
【解決手段】平面視矩形状に構築された立体駐車場鉄骨3をその周囲に構築された建物躯体5と分離して自立させ、且つ、両者間に緩衝装置6a〜6gを設けて地震力による立体駐車場鉄骨の水平移動が前記緩衝装置を介して建物躯体で支えられるように構成した建築物において、立体駐車場鉄骨の少なくとも一側面とそれに対面する建物躯体との間に設けられる緩衝装置6c、6dを、正逆二方向に機能する構成とすることにより、立体駐車場鉄骨の反対側の側面とそれに対面する建物躯体との間に設けられるべき緩衝装置を省略する。 (もっと読む)


101 - 120 / 145