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Fターム[2E139AD04]の内容

Fターム[2E139AD04]に分類される特許

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【課題】構造物の平面的な捩れ及び高さ方向の剛性差を制御することができる制震構造物を提供することである。
【解決手段】第1の構造物6と、前記第1の構造物よりも高さが低く、かつ剛性が大きい第2の構造物4とを備え、前記第1の構造物は、上層階において水平方向に張り出し前記第2の構造物の少なくとも一部に覆い被さる張出部8を有し、前記第2の構造物は、前記張出部の階下部分10を鉛直方向に支持し、かつ前記張出部との間の水平方向のの変位に追従する水平支承14を上部に備える。 (もっと読む)


【課題】現場での溶接を行うことなく補強部材を取り付けることによって耐震補強が可能であり、従来よりも簡便に補強できる柱梁架構の耐震補強構造を提供すること。
【解決手段】補強部材としてのブレース16の端部あるいはブレース16の端部が取り付けられたガセットプレート18を柱梁架構の柱12または梁14に固定するための固定部材20が付勢部材22によって柱12または梁14のフランジ面に付勢され、この付勢力によって柱12または梁14のフランジ面に固定部材20が固定されており、固定された固定部材20にブレース16の端部あるいはブレース16の端部に取り付けられたガセットプレート18が固定されることにより、ブレース16の端部あるいはブレース16の端部に取り付けられたガセットプレート18が柱12または梁14に固定されている。 (もっと読む)


【課題】既存建物の免震化工法において、後施工アンカーを用いずに、免震装置の上側に配置する上架台を既存のフーチングの下面に取り付けることができ信頼性が高く施工性の良い取付け手段を提供する。
【解決手段】既存建物1の下方を掘削してフーチング2及び既存杭3を露出させ、掘削底に築造した耐圧盤9によりジャッキ14を介して上部荷重を支持した状態で、既存杭3を撤去し、耐圧盤9の上面に設けた下架台Aとフーチング2の下面に設けた上架台Bとの間に免震装置Cを設置する既存建物の免震化工法において、上架台をフーチング2下面から離れた位置で成型する一方、フーチングには上下方向の貫通孔18を掘削形成し、貫通孔18に挿入した定着用鉄筋19と上架台の補強鉄筋10bを連結した後、上架台を定着用鉄筋ごとフーチング下の所定高さ位置まで持ち上げ、この状態で貫通孔内にグラウト材21を充填して、定着用鉄筋をフーチングに定着する。 (もっと読む)


【課題】本願発明の課題は、従来技術が抱える問題を解消することであり、すなわち、目地材設置面の不陸に対応し、かつ製作や設置作業が容易な目地材を提供することであって、この目地材を設置したスリット構造とその施工方法を提供することである。
【解決手段】本願発明の積層目地材は、コンクリート構造体と他のコンクリート構造体と間に設けられるスリット内に設置される積層目地材であって、材質が異なる第1層と第2層を含んで構成される積層体であり、第1層は第2層に比して高い耐火性能を備えた材料からなり、さらに第2層は、第1層に比して高い弾性を備えた材料からなるものである。 (もっと読む)


【課題】既存の、あるいは新設のコンクリート造等の主構造体の構面外に、主構造体を制震補強する制震補強架構を主構造体の構面に平行に構築する上で、主構造体の構面外に店舗、廊下、倉庫等の下屋が付属しているか、下屋を付属させる場合に、下屋の空間を犠牲にすることなく、制震補強架構の構築を可能にする。
【解決手段】柱・梁からなるフレーム6を有する主構造体60の構面外にその構面に平行に配列し、互いに間隔を隔てて立設される支柱2と、構面内水平方向に隣接する支柱2,2間に架設されるつなぎ梁4と、ブレース本体51にダンパー52を組み込んだダンパー一体型ブレース5を備えた制震補強架構1が、構面外に下屋64が付属した主構造体60に付加された制震補強架構付き構造物において、下屋64の、主構造体60の構面内水平方向両側位置に側柱7,7を配置し、この両側の側柱7,7上に制震補強架構1を構成する、少なくとも構面内水平方向両側の支柱2,2の最下部に位置する支柱材21,21を立設し、支持させる。 (もっと読む)


【課題】既存の住宅等でも簡易に設置することができ、また住人を十分に保護することができる簡易な構成の耐震シェルターを提案することを目的とする。
【解決手段】断面半円弧形状による内筒部材4に対して、その外側に、内筒部材4に対して回動に断面半円弧形状による外筒部材3を配置し、内筒部材4の内部空間に人間を収納し、外筒部材3の回動により内筒部材4への侵入口を外筒部材3で塞いで内部に収容した人間を保護する。 (もっと読む)


【課題】 本願発明の課題は、従来技術が抱える問題を解消することである。すなわち、特許文献1の構法を、既存建築物の耐震補強においても(つまり耐震補強リフォームにも)容易に用いることができるように改良することを課題としており、具体的には、天井面や床面を取り外すことなく構築することのできる制震壁面軸組構造を提供することにある。
【解決手段】本願発明の制震壁面軸組構造は、それぞれの主柱の上方及び下方に斜材取付け具が固定され、中央付近に制震デバイスが固定され、斜材の一端は斜材取付け具と螺設され、他端は制震デバイスの一部を構成するガセットプレートに螺設され、枠面に水平力が作用すると、斜材によって力が加えられ制震素子が摺動変形することでこの力を吸収することによって、枠面全体の変形を抑制し得るものである。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成であって簡単かつ安価に建物の基礎構造部に設置できる減震装置及びその設置方法を提供する。
【解決手段】建物の基礎構造部51に設置されるものであって、細長矩形板状に形成され、長さ方向の両端部に取付部を有して基礎53と土台54とに揺動自在に架設され、撓み変形により両取付部の間隔が可変する板ばね材11と、基礎53と土台54との間に取付けられ、基礎53と土台54との間の摺動抵抗を小さくする鋼板21とを備えた。板ばね材11は、中間部分が湾曲形成されている。 (もっと読む)


【課題】 粘弾性ダンパーおよび摩擦ダンパーの双方の利点を有し、既設の木造建築物にも容易に取り付け可能で、コンパクトな木造建築物用制震ダンパーを提供する。
【解決手段】 梁に固定される変位板部材12の変位端12bと柱に固定される固定板部材13の固定対向面部13aとの間に、変位板部材12の突出方向に沿ってせん断変形可能な粘弾性体14が設けられ、粘弾性ダンパー構造が構成される。また、粘弾性体14と固定板部材13との間には、カバー部材15が設けられており、固定板部材13の固定対向面部13aとカバー部材15の背面部15aとは、突出方向の直交方向に沿って摺動可能に対向している。固定対向面部13aと背面部15aとの間には摩擦材16等の摩擦付与部が介在しており、これにより摩擦ダンパー構造が構成される。 (もっと読む)


【課題】地震の大きさに対応して効率よく制震させ、構造物の変形を小さく抑えることができる耐震改修機構を提供する。
【解決手段】補助質量体40と減衰装置18とを構造物12に設けることで、それぞれの利点を生かして構造物12を制震する。すなわち、小さな地震時には補助質量体40により構造物12の振動を抑制し、大きな地震時には減衰装置18により地震エネルギーを吸収して構造物の応答速度を小さくする。これによって、補助質量体40の重量を小さくできる。 (もっと読む)


【課題】既設建物に簡易に付加することが可能で、かつ、多方向から既設建物に作用する地震力に対して制震することを可能とした制震構造を提案する。
【解決手段】地震時の多方向からの入力に対する既設建物1の応答を抑制する制震構造であって、既設建物1の外面に沿って形成された平面視L字状の壁柱2を備えており、壁柱2はその脚部が回転可能に支承されていて、壁柱2の両側端は、ダンパー3,3を介して既設建物1または他の壁柱2に連結されている。 (もっと読む)


【課題】免震建物の構築方法において、免震装置起因の地上階の建築仕様の制約を緩和して、地上階の設計自由度を高める。
【解決手段】地下階を有する既存建物の地下躯体を利用して免震建物を構築する方法である。前記既存建物の地上躯体を解体する地上躯体解体工程と、前記既存建物の地下躯体のうちの少なくとも一つの地下階を残置利用しながら前記地下躯体の上部の一部を解体して前記地下躯体を改造する地下躯体改造工程と、前記上部の一部が解体されて形成された地下空間に免震装置を配しつつ、前記免震装置を前記地下躯体に支持させる免震装置設置工程と、地上階を少なくとも有し、前記免震装置を介して前記地下躯体に免震支持された地上側躯体を形成する地上側躯体形成工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】鉄筋コンクリート造建物を圧縮材としてのみ使用する鉄骨ブレースの後付けによる耐震補強構造及び耐震補強工法を提供する。
【解決手段】鉄筋コンクリート造建物の柱1と梁2が形成する開口部3の一つの対角線方向に、中間部に折れ点4aを有し同折れ点4aが他の対角線方向へ偏倚eを生じた屈曲状態の主ブレース4が配置され、同主ブレース4の両端部は柱1と梁2が形成する開口部3の該当する隅部7、8へ当接状態に固定される。主ブレース4の折れ点4aの構成部分4Aと、折れ点4aが偏倚eを生じた他の対角線方向に対峙する柱・梁開口部3の隅部8’との間に補助ブレース5が配置される。 (もっと読む)


【課題】煩雑な演算を行うことなく簡易な構成で生活振動から地震による振動までの広い範囲の振動を減衰することができる制振システムを適用することを目的とする。
【解決手段】緊急地震速報を受信した場合に、ダンパの減衰レベルを地震モードに切換る(100〜102)と共に、震度情報に応じた減衰力になるようにダンパの減衰力を調整する(103)。そして、余震を含む地震が終了すると考えられる期間経過後に、生活振動減衰レベルに戻す(104〜106)。 (もっと読む)


【課題】木の温もりを感じ取ることができて、鉄筋コンクリート並の強度を発揮でき、さらには鉄筋コンクリート造よりも建築コストを抑えることのできる建築物を提供する。
【解決手段】立ち上がり部の外周に沿って底版部が形成された基礎を構築する基礎構築工程と、立ち上がり部の上側に外面が木板12bによって形成された木造建築物12を建築する木造工程と、立ち上がり部よりも外側の底版部の上側に木板12bに沿って鉄筋13を配置する配筋工程と、立ち上がり部よりも外側の底版部の上側であって鉄筋13よりもさらに外側の部分に型枠20を立てる型枠設置工程と、木板12bと型枠20との隙間にコンクリート14を流し込むコンクリート注入工程と、コンクリート14を養生させるコンクリート養生工程とを経て、木造建築物12の外面に鉄筋コンクリート製の外壁14を一体化させる。 (もっと読む)


【課題】鉄筋コンクリート造ないし鉄骨鉄筋コンクリート造の既存建物の耐震補強工法を提供する。
【解決手段】低降伏点鋼ないし極低降伏点鋼から成り塑性変形することで地震エネルギを吸収する細長く少なくともその長手方向中間部分が一定断面を有するエネルギ吸収鋼材10を梁端部に設置し、その際に、そのエネルギ吸収鋼材の第1端を柱の柱梁接合部に近接した位置に接合し、そのエネルギ吸収鋼材を梁端部に沿わせて梁14の長手方向に延在させ、そのエネルギ吸収鋼材10の第2端を梁端部の柱梁接合部から離隔した位置に接合する。地震が発生して柱梁接合部及び/または梁端部が変形した際に、エネルギ吸収鋼材が長手方向の引張荷重及び圧縮荷重を受けて伸縮塑性変形するようにする。更に、エネルギ吸収鋼材が座屈するのを防止するべくエネルギ吸収鋼材の長手方向中間部分を囲繞してエネルギ吸収鋼材を補剛する座屈拘束用の補剛材30を梁端部に設ける。 (もっと読む)


【課題】免震レトロフィット工法において、従来、免震装置挿入用に構造部材を切断する際に必要とされたジャッキ等の仮設の仮受け部材や、耐震補強材が不要となる。
【解決手段】既存基礎梁2、既存柱3、既存上層階梁4のオープンフレームに新設の壁5を構築し、既存柱3の免震装置8を挿入する柱部分を切断撤去して、前記新設の壁5に建物荷重を移行させ、前記切断撤去部7に免震装置8を設置し、免震装置8の下部および上部の免震装置基礎9を構築し、新設の壁5の一部をスリット状に切断撤去して、免震装置8に建物荷重を移行する。 (もっと読む)


【課題】システムの簡素化、省スペース化、低コスト化を実現でき、木造建物と地面との間、例えば土台と基礎との間に容易に設置できる減振構造を提供する。
【解決手段】基礎側部材11と、基礎側部材11の上面13に下面15が対面する建物側部材17と、基礎側部材11の上面13と建物側部材17の下面15とに設けられて建物19の荷重を建物側部材17を介して支持する積層滑り板21と、上面13の下側凹部23と下面15の上側凹部25を対向させて形成される収容部27と、軟質材料からなり下部29及び上部31を収容部27に嵌入させる粘性減衰部材33と、設けた。 (もっと読む)


【課題】組付け手数、部品点数の増大をもたらすことなく、低価格で、耐火性、耐久性に優れ、しかも二方向から加わる振動、衝撃による応力を吸収緩和することができる制振装置を提供する。
【解決手段】建築物を構成する複数の枠材の交差部に取り付けられる振動吸収要素としての板バネ制振ユニット21を備えた制振装置20であって、板バネ制振ユニットは、一方の枠材11と他方の枠材13に夫々両端部を固定される少なくとも一枚の湾曲したベースバネ板60と、ベースバネ板の少なくとも一端部に対して一端部を固定配置されると共に該一端部を除いた内側面の少なくとも一部を該ベースバネ板の一面と摺擦可能に積層された少なくとも一枚の摺擦バネ板70と、を備え、第1の摺擦バネ板は、ベースバネ板よりも短尺であり、板バネ制振ユニットと各枠材との間に介在する補強材を備えた。 (もっと読む)


【課題】スパン方向と桁行方向のそれぞれの架構が柱・梁のフレームを有し、長辺方向(桁行方向)と短辺方向(スパン方向)の曲げ剛性に差があり得る既存の、あるいは新設の例えば鉄筋コンクリート造、鉄骨造等の構造物に対し、長辺方向(桁行方向)の構面の短辺方向(スパン方向)の曲げ剛性を高め、長辺方向の曲げ剛性との差を縮小させる。
【解決手段】スパン方向と桁行方向のそれぞれの架構が柱2と梁3のフレームを有し、スパン方向に配列する一部の柱2、2間に、桁行方向に連続する廊下4が配置されている複数層の構造物1の内部において、
桁行方向の柱2・梁3のフレームの内、少なくとも桁行方向中間部位置の柱2を通るスパン方向の柱2・梁3のフレームを構成し、廊下4を区画する、並列する柱2、2間にスパン方向を向く耐震要素5を少なくとも地下最下層以上の層に配置する。 (もっと読む)


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