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Fターム[2G040EC04]の内容

Fターム[2G040EC04]に分類される特許

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【課題】 変動する圧力下で2成分混合物中の気体の濃度を検出することができる熱気体センサを提供する。
【解決手段】 記載したセンサは、拡散率と熱伝導率とを測定することによって、変動する圧力下で2成分混合物中の気体の濃度を検出することができる。センサは、熱伝導性のセル(1)の膜(12)を加熱したり、反対に冷却したりして、膜の温度THが第1の安定値から第2の安定値へ、およびその逆へと、遷移モードを介して遷移することができるように、提供される。セルは、膜の温度THの信号の代表値を生成し、センサはこの信号から、第1の安定値および信号の遷移モードにそれぞれ関する、第1および第2のパラメータを抽出する。気体の濃度および2成分混合物の圧力の値を、これら2つのパラメータから計算する。 (もっと読む)


【課題】電子部品と回路基板との接続部における温度負荷を均一に与えることができる加熱冷却試験方法を提供する。
【解決手段】回路基板300の一方の面に接続された複数の接続部210を備える電子部品200を加熱する加熱工程と、電子部品200を冷却する冷却工程とを繰り返し行う加熱冷却試験方法であって、加熱工程および冷却工程は、回路基板300の他方の面に当該回路基板300より熱伝導率の高い均熱材400を配置して行う。 (もっと読む)


【課題】新たな比熱の測定方法を提供する。
【解決手段】比熱測定装置は、熱浴10、伝熱部20、ヒーター30、制御部40、及び比熱算出部50を備えている。熱浴10は、一定の温度に保たれており、熱容量は試料100の熱容量に対して十分大きい。熱浴10は、例えば銅塊などの金属塊である。伝熱部20は、熱浴10と試料100とを熱的に接続する。ヒーター30は試料100に熱を加える。制御部40は、ヒーター30への入力を制御する。比熱算出部50は、試料100と熱浴10との温度差の変化、又は試料100の温度の変化に基づいて試料100の比熱を算出する。そして制御部40は、ヒーター30に、一定の値である第1の電力と、第1の電力とは異なる一定の値である第2の電力とを交互に入力する。 (もっと読む)


【課題】特に、熱分析装置において、載置する試料について、簡便に精度よく位置決めを行うこと。
【解決手段】試料に非接触に位置決めを判定すべく、載置した試料とその周辺の装置の一部について広域の画像を取得し、それを処理して画像上にて幾何学的な解析により相対位置を比較することで、試料位置の合否を判断する。不合格の場合は、試料位置を変更した後に再度同様の合否判定を行なう。 (もっと読む)


【課題】実際のデバイスに近い条件で熱伝導率を測定する。
【解決手段】ヒートスプレッダ26は、互いに対向する主面26aと主面26bを有する。ヒートスプレッダ26の主面26aにスペーサ28が設けられている。スペーサ28はヒートスプレッダ26よりも高い熱抵抗率を持つ。スペーサ28上に熱電対30が載置されている。ヒートスプレッダ26の主面26bに熱電対32が設けられている。ヒートスプレッダ26は、パワーモジュール10の熱放散面16と冷却板18との間に挟まれる。パワーモジュール10の熱放散面16とヒートスプレッダ26の主面26aとの間にサーマルグリース20が配置される。熱電対30が熱放散面16に接触する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、加熱光と検出光との位置関係の変動、環境要因変化に依存して生じる前記加熱光の高周波成分に基づく測定結果の変動を極力防止し、これにより前記熱物性測定の再現性、信頼性を高く保つことが可能な熱物性測定装置を提供する。
【解決手段】本発明にかかる熱物性測定装置Aは、加熱用レーザ光源1からレーザ光を音響光学変調器17で所定の設定周波数に従って強度変調して加熱光として試料7の測定部に照射し、検出用レーザ光源9からのレーザ光を検出光として試料7の測定部に照射し、試料7から反射した前記検出光の強度を光測定器15で測定するものである。ここで、この熱物性測定装置Aでは、試料7の測定部に照射される前の前記加熱光の強度が加熱光測定器24で検出され、その検出結果に基づいて、前記設定周波数以外の強度変調における周波数成分が除去される。 (もっと読む)


【課題】材料の形状や測定の方向に合わせた最適な測定を行うことができ、装置の小型化を図り、試料の厚さの影響に寄らず正確な熱拡散率を得ることを目的とする。
【解決手段】試料にレーザビームを周波数fで周期的に照射するための加熱レーザビーム照射手段と、試料のある一点から放射される赤外光を集光するための赤外光集光手段とが、試料を挟みそれぞれ対向する位置に配置された周期加熱放射測温法熱物性測定装置において、前記加熱レーザビーム照射手段が、試料面における照射形状を任意の形状に変換制御するための光学系を備えており、前記赤外光集光手段をXY方向に移動させるための移動手段を備え、前記赤外光集光手段により集光された赤外光を放射温度計まで導く赤外用ファイバを備え、前記放射温度計の温度変化の周期と前記加熱レーザビームの周期との位相差θと前記周波数fから熱拡散率を演算する制御手段を備える。 (もっと読む)


【課題】回路基板に実装された電子部品に、自己発熱と同様の熱伝導現象を与えて試験できる加熱冷却試験方法を提供することを目的とする。
【解決手段】回路基板1に実装された電子部品2a,2bの表面に単位時間あたりの照射熱量が異なるレーザ光7などの電磁波を照射し、電子部品の昇温速度を制御し、所定の最高温度に到達させて保持した後、ペルチェ素子3によって回路基板1を冷却して所定の最低温度で保持する温度サイクルを繰り返すことを特徴とする。 (もっと読む)


本発明は接触検出装置(100)と対象物(800)との接触を検出する接触検出装置(100)、方法(400)、診断装置及びコンピュータプログラムに関連する。本発明は接触センサの信頼性を改善しようとしている。接触検出装置(100)は、変調されたヒートフロー(熱流)を提供するヒータ(110)を有する。変調されたヒート信号(122)は変調されたヒートフロー(112)に依存して生成される。対象物(800)に物理的に接触すると、変調されたヒートフローを変化させ、これは変調されたヒート信号に影響する。ヒートフローは変調されているので、変調されたヒート信号(122)の変化は或る程度確実になる。接触検出装置(100)の接触検出手段(130)は、好ましくは変調手段(134)により、変調されたヒート信号(122)に基づいて物理的な接触の有無を少なくとも示す接触検知信号(132)を出力する。
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【課題】
本発明は、薄膜が金属であっても、またその厚さが数ミクロン以下であっても、熱伝導率と界面熱抵抗を測定する手段を得ることを目的とする。
【解決手段】
本発明の測定装置は、表面に薄膜を有する対象物の熱物性を調べる熱物性測定装置であって、前記対象物に対して、所定の周波数の交流ポンプ光を照射する加熱光照射手段と、前記ポンプ光の照射により生じた対象物表面の温度応答を、当該表面から反射するプローブ光の振幅とその位相変化の検出によって測定するロックイン検出手段とを有することを特徴とし、本発明の測定方法は、対象物の表面にある薄膜の熱伝導率と基板との間の界面熱抵抗を測定する方法であって、前記の熱物性測定装置で得られた交流温度応答(振幅と位相)に基づき、前記対象物表面にある薄膜の熱伝導率と界面熱抵抗を求めることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本件は、建造物壁面の変状部を検出する変状部検出方法、変状部検出装置および変状部検出プログラムに関し、変状部の検出精度を向上させる。
【解決手段】異なる2つの時間帯における温度分布測定から得られる2つの温度分布画像のそれぞれから平均値を取り去って2つの差分画像(画像値F,G)を作成し、互いに対応する画素ごとにD=F-G、A=|F+G|の双方を変数とする評価値E=(D-A)/2を求め閾値Tと比較して変状部を検出する。 (もっと読む)


【課題】測定対象を増やし薄膜の熱伝導率と体積比熱容量を精度良く測定することを提供する。
【解決手段】基板上に測定対象となる薄膜と金属薄膜とを順に積層して形成された試料に対して、(a)前記金属薄膜の温度応答を測定することにより、前記金属薄膜の温度変化の振幅A及び位相差θを求める工程、(b)前記金属薄膜の熱伝導率λ,体積比熱容量C及び膜厚d、前記基板の熱伝導率λ及び体積比熱容量C、並びに、前記測定対象となる薄膜の膜厚dを、下記式に代入して、前記金属薄膜の表面上の温度の時間依存性を示す関数を導出する工程、及び、


(上記式におけるqは、0以外の定数とする。)(c)Acosθを、上記式における実数部にフィッティングして、前記測定対象となる薄膜の熱伝導率λと体積比熱容量Cを求める工程を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】より精度の高い、樹脂の熱履歴推定方法を提供する。
【解決手段】樹脂熱履歴推定方法は、基準物質及び樹脂材料からなる試料を含む試料部の温度を周期的に変動させながら上昇させた際の、基準物質及び試料間の熱流束の変化に関する情報から、非可逆熱流成分を分離する工程と、分離した非可逆熱流成分から試料の熱履歴を推定する工程とを有する。基準物質及び樹脂材料からなる試料を含む試料部の温度を周期的に変動させながら上昇させた際の試料及び基準物質間の熱流束の変化に関する情報には、可逆熱流成分と非可逆熱流成分とが含まれる。これらを分離し、分離後の非可逆熱流成分から熱履歴を推定することにより、ガラス転移等に由来する可逆熱流成分の熱的挙動を排除した状態で熱履歴を推定することができるため、より高い精度で熱履歴を推定することができる。 (もっと読む)


【課題】レンズ機能付光ファイバを用いて装置の低価格を図り、各種の試料に適用することができ、特に試料厚さの変化に対して充分に対応することが出来るようにする。
【解決手段】所定強度の加熱用レーザ光を照射し、レンズ機能付きの光ファイバを備えた照射手段と、加熱用レーザ光の試料の面上の照射軸を一定にしてスポットサイズを任意に調整可能として、前記光ファイバを試料から上下動させ、試料の面を加熱する単位面積当りの加熱量を制御するようにした光ファイバ位置調整手段と、加熱量が制御されたレーザ光の照射によって放射された赤外線を検知する赤外線検出器とを備える。 (もっと読む)


【課題】 高温環境と低温環境を速やかに切換えることに加え、装置全体の小型化、更には電力消費の低減を図る。
【解決手段】 熱交換器3の上面にペルチェ素子を用いた少なくとも一つ以上のサーモモジュール4…を配し、かつこのサーモモジュール4…の上面に伝熱プレート5を配するとともに、この伝熱プレート5に対して開閉するカバー部6を設け、このカバー部6を閉じた際に伝熱プレート5を底面部2dとする試験槽2を構成する試験槽機構Maと、熱交換器3を冷却する冷却気体Acを得る冷却器7を用いた冷却機構Mbと、サーモモジュール4…及び冷却器7の作動を制御するコントローラ8とを備える。 (もっと読む)


【課題】熱レンズ分光法を適用した物質検出装置のコンパクト化を図るとともに、この物質検出装置を用いて単純な操作で高速検出を行うための検出方法を提供する。
【解決手段】試料S中の物質を検出する物質検出装置100において、所定位置に固定された試料台6と、励起光を、対物レンズ5aを介して、試料台6上の試料S中に入射する励起光源2と、検出光を、対物レンズ5aを介して、励起光が試料S中に照射されることにより形成される熱レンズに入射する検出光源2と、対物レンズ5aを水平方向及び鉛直方向に移動させる駆動部5bと、を備え、熱レンズによる検出光の拡散を測定することにより物質を検出するよう構成し、対物レンズ5aを、光ピックアップ用対物レンズとするとともに、試料S中における励起光及び検出光の焦点位置が一致しないように構成された2焦点レンズとした。 (もっと読む)


本発明は、医薬製品の真正性を判定するためのサーモグラフィIRシステムに関するものである。このシステムは、(a)サーモグラフィIR装置であって、(a1)乃至(a3)のステップを実行するためのものであり、(a1)のステップは、所定の制御条件において、真正医薬製品の真正性識別特性を取得するステップであって、この真正性識別特性が、真正製品の少なくとも1のサーモグラフィイメージを含み、それらイメージの各々が、温度と放射率の関数として、MWIRまたはLWIRスペクトルにおけるIR放射の製品にわたる分布を表現するものであり;(a2)のステップは、取得した真正性識別特性をメモリに記憶するステップであり;(a3)のステップは、真正製品に対応するものでその真正性が疑わしい試験医薬製品について、同じ所定の制御条件において、試験識別特性を取得するステップであって、この試験識別特性も、試験製品の少なくとも1のサーモグラフィイメージを含み、それらイメージの各々が、温度と放射率の関数として、MWIRまたはLWIRスペクトルにおけるIR放射の試験製品にわたる分布を表現するものであり、さらに、当該システムは、(b)真正性識別特性と試験識別特性との間の比較を行う比較ユニットを備える。 (もっと読む)


【課題】熱伝導性の高い試料であっても、すなわち1次元伝熱が成立する条件から逸脱する領域であっても熱伝導率を精確に測定することのできるようにする。
【解決手段】加熱用レーザビーム強度の変化に対する前記測温用レーザビームによる反射光の熱反射強度変化である位相遅れと熱伝導率との関係および位相遅れと熱浸透率との関係が、物性値が既知の校正用基準試料およびこの校正用基準試料よりも高い熱伝導率を有する既知の基準試料からなる比較試料について加熱変調周波数または/および熱拡散率に依存した測定条件で測定して取得された測定データから位相遅れに対する熱伝導率および位相遅れに対する熱浸透率についての設定がされ、位相遅れに対する熱伝導率および熱浸透率が一義的に定められる領域の校正モデルとして格納されるデータベースを備える。 (もっと読む)


【課題】
従来の熱伝達係数の評価法は、界面での変化を直接測定するものではなく、界面の有無による物性値の差から推測する方法に過ぎない。又、従来の熱伝達係数の評価法では、界面熱抵抗の原因である非常に小さな面積率を占める固体−固体真実接触部とほとんどの面積を占める固体−気体−固体接触部を分けて議論することはできなかった。
【解決手段】
固体間界面の気体(例えば大気)を熱拡散率の異なる気体(例えばHeやNe、Xe、CO2等)に置換させたり、気体の平均自由行程が接触界面の空隙厚さ程度になるクヌーセン領域で気圧を変化させることにより生じる界面熱伝達の変化を、一方に周期的な加熱源を置くことにより空間的に減衰する熱波を発生させ、もう一方の温度を位相検波により測定することにより、測定する固体界面の局所的な熱伝達係数や真実接触面積を評価することを特徴とする。
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【課題】共通の光源を用いて複数の測定域についての光熱変換の測定を同時に行うことを可能にする。
【解決手段】励起光入射光学系18と、測定用光源10と、測定用光学系12と、複数の受光素子24とを備える。励起光入射光学系18は、試料収容器16における複数の測定域に励起光を入射する。測定用光学系12は、測定用光源10から発せられる光を分割する素子26や拡大する素子38を含み、その分割または拡大した光を測定光として各測定域に同時に透過させ、各受光素子24に受光させる。 (もっと読む)


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