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Fターム[2G041AA08]の内容

その他の電気的手段による材料の調査、分析 (22,023) | 目的 (205) | ノイズ除去 (32)

Fターム[2G041AA08]に分類される特許

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【課題】ヘリウムリークディテクタに使用するマイクロチャンネルプレートへの過大なイオン電流の入射によって、マイクロチャンネルプレートの寿命が短くなることを避ける。
【解決手段】ヘリウムイオンの検出用にマイクロチャンネルプレートを備えたヘリウムリークディテクタであって、ヘリウムイオンビームがマイクロチャンネルプレートに入射するように偏向するセクター電極を備える。グロスリークの場合は、ヘリウムイオンビームを偏向せず、マイクロチャンネルプレートに入射させないで、セクター電極に入射し、セクター電極でイオンビーム電流を検出する。 (もっと読む)


【課題】リング電極、エンドキャップ電極に矩形波電圧を印加してイオンの捕捉や共鳴励起によるイオン排出を行う構成において、矩形波電圧を作成するための直流電圧に重畳される商用交流電圧由来のリップルの影響を除去して高い質量精度を達成する。
【解決手段】質量走査の開始タイミングを商用交流電圧の特定位相に同期可能とし、この位相を0、(2/3)π、-(2/3)πに設定して同一較正試料に対する測定を実行する(S1〜S9)。複数の較正試料に対するm/zの測定値と真値とから、イオントラップの機械的な誤差等に由来する誤差を補正する関数と交流成分の誤差を補正する関数とを求め、これを補正情報として記憶しておく(S10〜S12)。目的試料の測定時には質量走査の開始タイミングの位相を0に固定し、その状態で得られた質量データに対し上記補正情報を用いた誤差補正処理を実行する。 (もっと読む)


【課題】レーザ脱離イオン化質量分析において、不要なイオン化促進剤の飛散を防止してイオン化促進剤由来の妨害ピークを低減し、より定量性の高い分析を可能とする。
【解決手段】イオン化された被分析物質のマススペクトルを測定するレーザ脱離イオン化質量分析方法に用いられる質量分析用デバイスにおいて、
複数の凹状微細構造を有する微細構造層を備え、
凹状微細構造における開口の開口幅が、凹状微細構造の構造幅よりも小さいものとする。そして、開口を小さくすることにより出口が狭くなった凹状微細構造に、イオン化促進剤を貯留する。 (もっと読む)


【課題】インフュージョン分析に際して試料導入用シリンジで発生する気泡が質量分析に及ぼす影響を抑制する。
【解決手段】インフュージョン分析用のシリンジ20のバレル21内面またはプランジャ22の一部に導電性皮膜21c等の導電性接液面を設け、これを接地する。また、上記シリンジ20を用い、その吸入吐出口21aを下に向けて配置し、且つ、吸入吐出口21aからESIプローブ10に至る管路の全ての接液部Aに非導電性材料を用いてインフュージョン試料導入装置を構成する。上記構成により、電気分解による気泡はバレル21内で発生して上昇するので、下方に位置する吸入吐出口21aから吐出される液体試料中には気泡が混入しない。 (もっと読む)


【課題】目的成分由来の小さなピークを残し、クロマトグラムに重畳したバックグラウンドノイズを適切に除去する。
【解決手段】長さの相違する同種の2本のカラム4A、4Bを用いて目的試料をそれぞれGC/MS分析し、クロマトグラム作成部61でそれぞれマスクロマトグラムを作成する。保持指標換算部62はこれらの時間軸をn−アルカンを基準物質とした保持指標に換算した保持指標ベースのマスクロマトグラムに変換する。その2つのクロマトグラム上では同一成分由来のピークはほぼ同じ位置に現れ、ランダム性のノイズによるピークは同一位置には生じない。そこで、2つのクロマトグラムデータをf(t)、g(t)として適宜の重み関数を設定した重み付け畳み込み演算処理を行うことで、目的成分由来のピークを抽出し、ノイズピークを除去する。 (もっと読む)


【課題】イオン透過率を維持しつつ、光子および中性粒子の除去率が従来に比べて向上したイオン偏向レンズを備えるプラズマイオン源質量分析装置の提供
【解決手段】イオン偏向レンズは、入射側プレート状電極と出射側プレート状電極と、入射側プレート状電極と出射側プレート状電極との間に配置される筒状電極とを具備する。筒状電極は、非点対称形状を成す。また、筒状電極は、筒状電極の中心軸が出射側プレート状電極後のイオンの進行軸よりも入射側プレート状電極前のイオンの進行軸に近いように配置される。 (もっと読む)


【課題】PCBなどの有害物質を処理する設備の分析装置の信頼度を向上させることができる処理設備のガス監視システムを提供する。
【解決手段】有機ハロゲン化処理設備100のガス環境を監視する処理設備のガス監視システムであって、有害物質を処理する設備内外のガス環境を測定するガスモニタリング装置110を備えてなり、前記ガスモニタリング装置110が、試料ガスを真空チャンバ内へ連続的に導入し、レーザ光によりレーザイオン化させ、イオン検出するレーザイオン化飛行時間型質量分析装置であると共に、試料ガス中の油分の有無を検出し、油分量が閾値を超える場合には、分析を中止するか、バックアップ装置に切り換えてガスのモニタリングを行うか、又はガス計測ラインの配管をガス洗浄するかの少なくとも一つを実行する。 (もっと読む)


【課題】質量分析計におけるキャリアガスの準安定状態原子(分子)の数を減少させることによって、質量分析におけるノイズを低減させる。
【解決手段】質量分析計において試料中の検体のイオンを生成するために前記試料をイオン化するステップと、生じたイオンを質量電荷比によって分離するステップと、検出器によって前記分離したイオンを検出するステップと、質量分析計内のイオン化の後でかつ検出の前に、準安定状態原子(分子)を減じたガスを導入するステップとを含有する方法。 (もっと読む)


新規な構成要素は、質量分析システムにおいて準安定性エンティティのボンバードにより生成された二次イオンによって生じるバックグラウンドノイズを低減する。出口電極および偏向板の層状構造は、局所の低いエネルギー井戸に二次イオンを閉じ込め、二次イオンが検出器に入るのを阻止する。 (もっと読む)


【課題】酵素消化によるペプチドの断片化において、解析対象となるペプチドの量が少ない場合、質量分析に必要なペプチド断片量の確保が困難であり、微量なペプチドからも質量分析の感度にかかる量のペプチド断片を酵素的に得る方法の確立が望まれていた。酵素消化によりペプチドを断片化する場合において、効率的に、より多くのペプチド断片を取得できる方法を提供する。
【解決手段】ペプチドをバッファー溶液中でプロテアーゼにより加水分解する方法であって、前記バッファー溶液は、少なくとも双極性非プロトン性溶媒を含有する緩衝液からなる。 (もっと読む)


本発明の実施形態に従えば、液体クロマトグラフィー質量分析システムにおいてバイオ医薬生成物中のマトリクス妨害成分を低減又は排除するための方法が提供される。この方法は、マトリクス妨害を引き起こす夾雑物が、抽出性物質の検出において所望の精度を実現するのに十分な程度に除去されるまでの所定時間にわたり、試料の液体クロマトグラフィーから発生する溶離液のフロー全体を排液部に排流することと;所定時間後に溶離液のフロー全体を質量分析器に送り、抽出性物質の存在を検出することとを含む。
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【課題】デバイス等の不良原因となる数μm以下の微小異物の質量分析を行う。
【解決手段】異物採取プローブ先端へレーザを照射する機構を持たせ、微小異物の採取と異物の加熱が同一のプローブで行える。レーザ照射で加熱するため、採取プローブ自体に特別な加熱機構を持たせることなく、採取に適したプローブを使用できる。また、レーザ光を微小異物に直接照射し脱離させるのではなく、レーザ照射により加熱された採取プローブからの熱伝導により異物を気化、熱分解する機構を持ち、加熱、分解気化の過程が安定しており、再現性の高いデータを得る。該プローブは直接質量分析装置に装着できるためコンタミレスで分析を行え、レーザでプローブ先端部の異物のみを加熱することにより、仮にプローブの先端部以外にコンタミ物質が付着したとしても先端部以外は加熱されずS/Nの良好なマススペクトルが得られる。 (もっと読む)


【課題】質量分析計
【解決手段】イオン検出器からの信号出力がアナログ−デジタル変換器を使用してデジタル化される質量分析計が開示される。飛行時間データがまだ取得されている間に、デジタル化信号からバックグラウンド・レベルすなわちベースライン・レベルが動的に減じられる。電子雑音を低減させるために、閾値もまた、デジタル化信号に動的に適用される。 (もっと読む)


【課題】瞬時的なベースラインのシフトを補償する。
【解決手段】TOFMSの検出器結合回路のベースラインシフトを補正するための回路は、検出器の交流結合の影響を補償する利得及びインピーダンス特性を提供する。一回路においては、検出器の交流結合ネットワーク内の蓄積電荷によって流れる電流と等しい電流を注入することによってベースライン補正が行われる。別の回路においては、電流源が、信号経路に結合された積分器を駆動して、検出器の交流結合の影響を低減する。別の回路においては、低雑音増幅器が、検出器の交流結合の影響を低減する帰還ネットワークを利用している。更に別の回路においては、検出器の交流結合の影響を低減するために演算増幅器が採用されている。 (もっと読む)


【課題】本発明は、質量分析装置における真空装置内において、水分子および水素分子の質量分析時の妨げとなる残留水分子および残留水素分子を簡単な装置構成および方法によって低減し、水分子のバックグラウンドを下げると同時に、水分子を発生源として生成する水素分子のバックグラウンドを下げることができるため、質量分析を行なう際の水分子と水素分子の高感度分析を可能とする質量分析方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明による質量分析方法は、質量分析装置1の質量分析方法であって、(a)質量分析装置1の分析室2を真空排気する工程と、(b)工程(a)の後、分析室2に対して重水ボンベ11から重水ガスを導入する工程とを備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】試料から汚染成分を除去するための高温熱処理等の処理を要することなく、簡便且つ迅速に正確な試料分析を行なう。
【解決手段】ホルダー板12の表面のうち、試料1から散乱したイオン等が衝突し易い、試料1との対向面を絶縁性薄膜13で被覆する。この絶縁性薄膜13により、その被覆部分が帯電して試料と異なる電位となり、所謂チャージアップ現象により絶縁性薄膜13の部分からの二次イオンの放出が抑止される。 (もっと読む)


【課題】イオンサイクロトロン共鳴質量分析計との関連で、高い質量分析を、小型で相対的に価格が低廉な質量分析計で達成するような改善を行う。
【解決手段】イオン源(11)と、イオン注入装置(12)と、特殊形付きの電極(14,16)によって限定される電場発生手段と、イオンを検出するための検出器(18)とを有する質量分析計が提供される。電極(14,16)は、それらの間に略超対数の形の場をもたらすように形造られており、それによってイオンは分析のための場のポテンシャル井戸内に捕捉される。 (もっと読む)


IMS装置は反応領域(3、103)に開口し且つプリコンセントレータ(9)を備える流入手段を有し、検体分子は反応領域(3、103)においてイオン化されるとともにシャッタ(11)を介してドリフト領域(2,102)に流されて収集及び分析される。ポンプ(21)及びフィルタ(22,23)手段は、ハウジング(1,101)に、イオン流と逆に流れるクリーンガスのフラッシング流を供給する。ハウジング(1,101)に接続する圧力パルサ(8)を瞬間的に作動することによって、ハウジング(1,101)内の圧力を一時的に低下させ、そして検体サンプルのボーラスをプリコンセントレータ(9)から吸い込む。サンプルのボーラスを吸い込む直前において、ポンプ(21)をオフしてフラッシング流を実質的にゼロになるまで減少させ、それによって検体分子が反応領域(3)内に滞留する時間を延長させる。
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【課題】FABMS測定を行う際の分子イオンピークの分裂を防ぐことで、分子イオンピークのS/N比の低下を防止し、分子イオンピークの強度が強い質の高いマススペクトルを得ることができるFABMS測定の前処理方法を提供する。
【解決手段】試料とマトリックス溶液とを混合して質量分析を行うFABMS測定における前処理方法であって、交換性の重水素を含む試料と、軽水素を含むマトリックス溶液とを混合する前に、前記試料中の交換性重水素をすべて軽水素に置き換えた後、試料とマトリックス溶液とを混合した状態で質量分析を行う。 (もっと読む)


【課題】試料導入部を脱着する際、試料導入部固定のための2箇所のネジおよびパイプに電力を供給するための2箇所の電源ケーブル圧着端子を脱着する必要があり合計4箇所の脱着を行うので作業効率が悪く、かつ電源ケーブル圧着端子接続箇所の接触不良が発生しやすい問題がある。
【解決手段】試料導入部3を質量分析計側に固定する2箇所を保持部材6および7からのパイプ5への電力供給部を兼ねたフランジ部6aおよび電極7bとし、あらかじめ装置側の真空の隔壁14に固設した試料導入部固定用の支柱15および16に保持部材6、7をネジ止めする構造とし、支柱15、16にはあらかじめ電源ケーブル圧着端子19、20を接続しており試料導入部3を脱着する際、電源ケーブル圧着端子19、20を脱着する必要のない構造として2箇所のネジの脱着のみで試料導入部3の脱着が可能である。 (もっと読む)


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