説明

Fターム[2G041CA01]の内容

その他の電気的手段による材料の調査、分析 (22,023) | 種別 (2,653) | 質量分析 (2,346)

Fターム[2G041CA01]に分類される特許

121 - 140 / 2,346


【課題】スキャン測定のスキャン速度を上げた場合の質量分解能の低下を回避し、高い分解能のマススペクトルを提供可能とする。
【解決手段】標準試料をイオン源31に導入し、大小2種類のスキャン速度でスキャン速度を実行して所定m/z範囲の信号強度を求める。スキャン速度が小であるときにはm/zが隣接するピークは孤立し、スキャン速度が大であるときにはm/zが隣接しているピークが重なって信号強度が互いに影響を受けているみなし、補正情報算出処理部55は両者の信号強度の比較からピークの重なりに伴う強度増加分を推定し、これを除去する補正係数を計算する。この補正係数を補正情報記憶部54に記憶しておき、信号強度補正演算部52は目的試料の測定の際にスキャン速度及びm/zに応じて適当な補正係数を選択し、ピークの重なりによる強度増加分を差し引いて信号強度を補正する。 (もっと読む)


【課題】 組織や器官、臓器が傷害をうけると、その臓器または器官、組織の機能が低下、損失して、生体の恒常性を維持できなくなるばかりか、最悪の場合は死に到る。しかし多くの場合、臓器または組織の傷害を簡便に検出できる方法がない為、発見が遅れて健全な生命活動ができなくなったり、さらには死に到ることも少なくない。また発見が遅れるほど、組織や器官、臓器の傷害を修復させることが困難になり、元来の機能を回復できないことも多い。すなわち組織や器官、臓器の傷害を簡便に検出する方法が望まれている。
【解決手段】生体から採取された検体のタウリン濃度およびヒポタウリン濃度を測定し、健常値に比較したタウリン濃度の上昇およびヒポタウリン濃度の低下を指標として臓器または組織の傷害を検出する傷害検出方法が、上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】高い質量精度を達成する。
【解決手段】第1と第2のタイプのイオンを異なる衝突エネルギによって生成するよう構成された断片化システムと、第1と第2のタイプのイオンを蓄積し組み合わせるように構成されたイオン貯蔵50と、イオン貯蔵50から組み合わされた第1と第2のタイプのイオンを受け入れ分析する質量分析器60と、を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】精密質量情報が得られる高分解能質量分析装置においては、精密質量情報を有するライブラリー・データ自体が存在しないため、精密質量情報と強度比との比較による解析は行なわれて来なかった。混合物の定性分析においては、クロマトグラフなどによる十分な成分分離を予め行なうことが必須である。また、夾雑物を多く含む試料においては、クロマトグラフによる成分分離だけでは不十分な場合もあり、そのような場合は、データシステムを用いて波形を分離するデコンボリューションなどの波形処理が必要であった。成分分離やデコンボリューションが不要な高分解能精密質量スペクトルの定性・定量方法を提供する。
【解決手段】理論的な精密質量と経験的な強度値に基づいて構築した高分解能精密質量スペクトルを、実測の高分解能精密質量スペクトルと比較する。 (もっと読む)


【課題】ホルマリン固定試料やパラフィン包埋組織標本などの、化学的に架橋された分析物を含む細胞のサンプルを分析する方法が提供される。
【解決手段】分析方法は、前記架橋された分析物の前記化学架橋の少なくとも一部を逆転して、脱架橋された分析物を形成するステップと、前記脱架橋された分析物を含有する前記サンプルの少なくとも一部のマススペクトルを作成するステップと、前記マススペクトルをデジタルコンピュータを用いて解析するステップとを含む。 (もっと読む)


【課題】 イオン化効率やイオントラップに導入される測定対象物質の量の変動を補正して定量する。
【解決手段】 標準物質のイオンと測定対象物質のイオンを、イオントラップに同時にトラップし、質量選択的に排出した標準物質のイオンの信号強度と、測定対象物質のフラグメントイオンの信号強度から、測定対象物質の濃度を定量する。 (もっと読む)


【課題】 試料の分析において、質量分布画像と光学顕微鏡の画像とをマーカを利用して重ね合わせることは知られていたが、ラマン分光法を用いて取得されるラマン振動の強度分布情報と、質量分析法を用いて取得される質量情報を精度よく関連させる技術は知られていなかった。
【解決手段】 基板上に、試料と、高さが試料表面と同じか試料表面よりも高い三次元形状のマーカを試料の外周部に配置する。試料とマーカについて、ラマン分光分析および質量分析をする。得られたラマン振動の強度分布情報と質量情報とをマーカの情報に基づいて位置合わせをする。 (もっと読む)


【課題】 被検試料の重量変化とアンモニアの発生温度および発生量を同時に評価する方法を提供する。
【解決手段】 示差熱天秤質量分析法を用いたアンモニアの発生温度および発生量の両者を同時に評価する方法であって、測定した被検試料の質量数18の質量分析プロファイル、および質量数17の質量分析プロファイルを用いて求めた質量数18の強度I18、および質量数17の強度I17から、式[I17−I18×0.212]によって算出される強度プロファイルを用いてアンモニアの発生温度と発生量を評価することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】大気圧下において、イオン化効率にきわめて優れ、微量の試料を高感度で分析することができ、質量分析機器のメンテナンスの手間を軽減することができる質量分析機器用イオン化装置に適用することができる試料イオン化方法を提供すること。
【解決手段】本発明の試料イオン化方法は、質量分析のための測定試料に対して、大気圧下でアルゴンガスと水とを供給するとともに紫外線を照射することで、上記測定試料をイオン化するものであり、励起したアルゴンガスと水分子の二量体(HO)であるダイマーとの反応によりオキソニウムイオン(H)を発生させることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】大気圧下において、イオン化効率にきわめて優れ、微量の測定試料を高感度で分析することができる質量分析機器用試料イオン化装置を提供すること。
【解決手段】本発明の質量分析機器用試料イオン化装置は、薄層クロマトグラフィー板上の所定の展開箇所に熱風を当てることで前記所定の展開箇所から測定試料を脱離させる熱風加熱手段と、上記脱離後の測定試料をイオン化するためのイオン化手段とを備えることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】 臭気を短時間で表現することが可能なにおい測定装置を提供すること。
【解決手段】 カラム11b及びカラム11bの入口端に試料ガスを供給するサンプル注入部11cを有するガスクロマトグラフ装置11と、表示装置23、入力装置24及び制御部21を有する制御装置20と、カラム11bの出口端に接続され、測定者によって測定物質の臭気が確認される臭気嗅機構30とを備えるにおい測定装置1であって、制御部21は、試料ガスの測定中に表示装置23へ複数のイメージ画像を表示する選択画像表示制御部21bと、測定者によって入力装置24を用いて複数のイメージ画像から少なくとも一つのイメージ画像が選択されることにより、選択された時間とイメージ画像とを対応付けて記憶させる記憶制御部21cとを有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高いイオン生成量を有するMALDI質量分析法用の測定試料を調製し、短時間で効率良く質の高いMSスペクトルが得られるようにし、また、構造同定に必要な高感度MS(2≦n)解析を可能とし、自動分析への応用を可能にする高スループットのMALDI質量分析法の実現が可能になるMALDI質量分析法用測定試料調製方法を提供すること。
【解決手段】MALDI質量分析法において、測定対象分子を含む試料とマトリックスの混合結晶を析出させ、該混合結晶のうちの特定の多形構造を利用してイオン化効率を高めることを特徴とするMALDI質量分析法用測定試料調製方法。 (もっと読む)


【課題】安定同位体比の測定に基づく、蒸留酒類の産地を判別する方法、蒸留酒類の種類を判別する方法を提供する。
【解決手段】蒸留酒類について、水素安定同位体比又は酸素安定同位体比又は炭素安定同位体比又を測定し、測定した試料における安定同位体比を産地又は種類が既知である蒸留酒類における安定同位体比と比較して蒸留酒類の産地又は種類を判別する。安定同位体比の測定は、公知の同位体比分析方法を用いることができ、常法に従い、質量分析計を用いて質量電荷比に応じた分離・検出を行い、各同位体の存在量を計測して行うことができる。 (もっと読む)


【課題】ロッド電極の位置ずれ等による四重極電場の非理想状態を補正するためにロッド電極に小振幅交流電圧を印加する際に、信号強度データに現れる不所望の周期的なレベル変動を軽減し分析精度を高める。
【解決手段】共通クロック信号発生部15で生成した共通の基準クロック信号CLKを、A/D制御信号生成部16及び高周波電圧生成部12に送る。A/D制御信号生成部16は基準クロック信号CLKに基づいてサンプリング制御信号を生成しA/D変換部5に送る一方、小振幅交流電圧生成部13は基準クロック信号CLKに基づいて擬似正弦波状の交流電圧を生成して四重極マスフィルタ3に印加する。これにより、小振幅交流電圧の位相とA/D変換部5における検出信号のサンプリングタイミングとが同期し、小振幅交流電圧の決まった位相位置でデータサンプリングが行われるためにデータの周期的変動を回避できる。 (もっと読む)


【課題】測定対象物質を脱離・イオン化する質量分析において、分析対象物質について、その二次元分布状態を損なわず、各測定場所において、分析対象物質のソフトイオン化と、高いイオン化効率の実現を両立することが、困難であるという課題があった。
【解決手段】分析対象物質に、-(CF2)COOH で表される官能基を有する沸点150℃以上の有機酸と、常圧において融点が20℃以下かつ沸点150℃以上である多価アルコールとを含むイオン化補助剤を付与することで、イオン化補助剤の構成成分である有機酸が分析対象物質に効果的にプロトンを付加することによりイオン化効率を向上し、多価アルコールがフラグメンテーションを抑制する。結果、これらの作用が相乗的に奏効することによる幅広い分子量域での高効率な質量分析及びイメージングが可能となる。 (もっと読む)


【課題】潤滑剤塗布プロセスにおいて所定の膜厚で均一な潤滑層を安定的に形成するためには、潤滑剤塗布液のプロセス管理が重要である。塗布液中の潤滑剤の濃度が低い場合にも適用できる、微量の試料で且つ簡便な潤滑剤塗布液の劣化診断方法を提供する。
【解決手段】本発明における潤滑剤塗布液の劣化診断方法は、塗布液を乾燥して溶媒を揮発・除去した後、TOF−SIMSにより発生する各種イオンを測定し、基準のCOイオン強度と標識のBis体潤滑剤末端構造のC11イオンの強度とを比較し、イオン強度比(C11イオン強度/COイオン強度)から潤滑剤塗布液の寿命を判定して劣化診断を行なうことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】試料ガスおよび/または標準ガスがオープンスプリットを経て分析装置に供給され、キャリアガスを付加することが可能である、同位体比を分析するための方法と、ガスを分析装置に供給する装置とを提供する。
【解決手段】所定のガス流がガス管内で調節可能である、ガスを分析装置に供給する装置であって、供給管80と、少なくとも1本の後続の管97と、供給管80と後続の管97との間に設けられた複数の弁89〜96とを備え、この弁89〜96が互いに並列に接続され、かつ段階的に、すなわちバイナリ式にまたは漸次式に切換え可能である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、取り扱いやすい標準ガスを用いて容易に校正を行なうことが可能で、かつ分析計を劣化させることなく、間接的に水素化物ガスの濃度を測定可能なガス測定装置、及び水素化物ガスの測定方法を提供することを課題とする。
【解決手段】ガスを分析する分析計12と、分析計12の前段に配置されると共に、分析計12と接続され、かつ水素化物ガスと反応することで水素化物が含まれていないガスを発生させる置換剤を有する反応管25と、を含む。 (もっと読む)


【課題】試料の構成成分の本来の分布情報を保持しつつ、感度良く検出できる試料分析方法および装置を提供する。
【解決手段】試料に一次イオンビームを照射し、該試料から放出される二次イオンを質量分析法によって分析する試料分析方法であって、チャンバー内に配置した試料を冷却する工程と、前記チャンバー内に水または水溶液を放出し、冷却された前記試料の表面に氷の層を形成する工程と、前記氷の層が形成された状態で、前記試料表面に前記一次ビームを照射する工程とを有し、前記氷の層を形成する水の量が0.1ng/mm以上20ng/mm以下であることを特徴とする分析方法。 (もっと読む)


【課題】三連四重極型質量分析装置においてMS/MS分析で高速の質量走査を実行する際にも、質量電荷軸のずれを抑えて質の高いマススペクトルを取得する。
【解決手段】解離操作を伴わないMS分析用と解離操作を伴うMS/MS分析用とで独立に、スキャン速度をパラメータとしm/zと質量偏差値との関係を示す質量較正テーブル22A1、22A2、22B1、22B1を用意する。MS/MS分析時にはプロダクトイオンスキャン測定やニュートラルロススキャン測定等の測定モードに応じて、選択するm/zが固定である四重極についてはテーブル中で最低スキャン速度S1に対応する質量偏差値を用い、質量走査が行われる四重極についてはテーブル中で指定されたスキャン速度に対応する質量偏差値を用い、それぞれ前段四重極と後段四重極の動作を制御する。 (もっと読む)


121 - 140 / 2,346