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Fターム[2G041CA01]の内容

その他の電気的手段による材料の調査、分析 (22,023) | 種別 (2,653) | 質量分析 (2,346)

Fターム[2G041CA01]に分類される特許

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【課題】レーザー脱離イオン化質量分析(LDI-MS)法において、高い分解能で十分なS/N比を得ることができ、数fmolより低い極微量でも精度良く試料の質量分析を行うことができる質量分析用基板を提供する。
【解決手段】導電性を有する基材とこの基材の表面に設けられた試料保持用の測定スポットとを有し、レーザー脱離イオン化質量分析において分析試料を測定スポットに付着させて使用する質量分析用基板であり、測定スポットが金属酸化物とレーザー照射によりプロトン及び/又はカチオンを供給するイオン供給性有機物質とを含むと共に、スポット高さが1〜100μmであることにその特徴を有する。 (もっと読む)


【課題】少なくともポリプロピレン系フィルムから構成される積層体であって、該ポリプロピレン系フィルムにあらかじめ添加された滑剤などが長期の時間経過や熱履歴を経た後も、積層体の印刷や製袋工程などの二次加工を安定して行う為の、添加剤の挙動を計測する評価方法を提供する。
【解決手段】滑剤などの添加剤を含むオレフィン系フィルムと接着剤と基材フィルムからなる積層体において、断面垂直方向での該添加剤の濃度分布を測定することで添加剤の挙動を予測して、事前に適性な加工条件を導き出すことを特徴とする積層体の評価方法である。 (もっと読む)


【課題】本発明の好ましい実施形態では、真空チャンバは、ターボ分子ポンプで排気され、フォアライン排気は、隔膜ポンプによって提供される。そして、回転ポンプの使用を避けることによって、システムの全体のサイズおよび重量は、かなり低減でき、加えて、衝突冷却として周知の現象が、期待されるよりもはるかに低い圧力で、小型イオンガイドで高効率で生じる。
【解決手段】大気圧イオン化源に結合できる小型質量分析計が、表現される。イオンは、大気圧または低真空の領域から小さなオリフィスを通り抜け、それらが非常に短い差動排気イオンガイドを通過するとき、効率の良い衝突冷却を受ける。低エネルギーイオンの狭いビームは、小さな開口を通り抜けて、質量分析器を含む別個のチャンバに入る。 (もっと読む)


【課題】分析部で選択イオンを変更するタイミングの制御を容易化することができる質量分析装置を提供すること。
【解決手段】蓄積部20は、イオン源10で生成されたイオンを蓄積し、蓄積したイオンをイオンパルスとして排出し、第1分析部30は、蓄積部20が排出するイオンパルスから、質量電荷比に基づいて第1の目的イオンを選択し、コリジョンセル30は、第1の目的イオンの一部又は全部を開裂させてプロダクトイオンを生成し、第2分析部50は、第1の目的イオン及びプロダクトイオンから、質量電荷比に基づいて第2の目的イオンを選択し、検出器60は、第2の目的イオンを検出する。制御部90は、第1分析部30では質量が大きい第1の目的イオンほど光軸方向の運動エネルギーを高くし、第2分析部50では質量が大きい第2の目的イオンほど光軸方向の運動エネルギーを高くするように制御する。 (もっと読む)


【課題】核酸の迅速な溶液捕獲精製法を提供する。
【解決手段】質量スペクトル分析のために、複数の核酸を含む溶液を精製する方法であって、前記複数の核酸を含んだ前記溶液を、9以上のpKa値を有するひとつ以上の陰イオン交換官能基が結合したひとつ以上の磁気ビーズと混合し、さらに単離、洗浄する工程を経て、エレクトロスプレーイオン化質量スペクトル(ESI-MS)法と互換性を持つ溶出バッファーを用いて、前記ひとつ以上の磁気ビーズに結合したひとつ以上の陰イオン交換官能基から該核酸を溶出する工程であって、ここで前記溶出バッファーは金属カチオン塩を含まない、という工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】化合物テーブルに基づいて分析条件テーブルを自動生成した場合に、多数の測定イベントが時間的に重なって測定点時間間隔(ループタイム)が長くなりすぎることを防止し、精度や再現性の良好なクロマトグラムピークを取得する。
【解決手段】化合物テーブルに従って各化合物を測定するための分析条件テーブルを自動生成した後(S1-S3)、測定イベントの重なりが相違する測定区間毎にループタイムを計算する(S4)。或る化合物の或る測定区間でループタイムが規定値を超えていた場合には(S6でNo)、重なっている測定イベントの中で終了時間が最も早いものと開始時間が最も遅いものを抽出し(S71)、その終了時間と開始時間との中間時間を求めて各測定イベントの長さを調整する(S72-S73)。これを繰り返して、ループタイムが規定値以下になるように分析条件テーブル中のパラメータを修正する。 (もっと読む)


【課題】生体組織切片のタンパク質を消化分解した後にTOF−SIMS法で質量分析して、理論消化断片の信号を用いてタンパク質の二次元分布画像を構成する方法では、コントラストの高い画像が得られに難いという課題があった。
【解決手段】試料中のタンパク質又はペプチドを質量分析して、前記質量分析で得られた質量情報に基づいて前記試料中の前記タンパク質又は前記ペプチドの分布状態に関する情報を取得する情報取得方法であって、限定分解された前記タンパク質又はペプチドの親イオンの前記一定領域の強度分布および積算スペクトルのピーク強度に対して、ピアソンの積率相関係数が0・5乃至1.0以下の強度分布を有し、前記一定領域の積算スペクトルのピーク強度比が1.0よりも大きく、m/zが500以上のイオンピークを用いて分布状態に関する質量情報を得る工程と、を有することを特徴とする情報取得方法に関する。 (もっと読む)


【課題】 非認知機能障害被験者と認知機能障害疾患患者において存在量が異なるタンパク質およびその部分ペプチドを用いて軽度認知障害およびアルツハイマー病を含む認知機能障害疾患を検出する方法ならびに該タンパク質および該部分ペプチドからなる軽度認知障害およびアルツハイマー病を含む認知機能障害疾患検出のためのバイオマーカーの提供。
【解決手段】 配列番号1、3、5、7、9,11,13,15,17,19,21,23,25のタンパク質および、これらのタンパク質の部分ペプチドである配列番号2、4、6.8,10,12,14,16,18,20,22,24,26,27で表されるアミノ酸配列から選択される少なくとも1つのタンパク質またはタンパク質から生じるアミノ酸残基5個以上のペプチド断片からなる認知機能障害疾患の診断のためのバイオマーカーならびにこれを用いた診断方法。 (もっと読む)


【課題】シリコンウェーハ等のシリコン試料の所望領域において、ドーパント種(B、P)を特定および定量するための手段を提供すること。
【解決手段】本発明の一態様は、シリコン試料の一部または全部を分解すること、上記分解後に得られるシリコンを含む溶液を加熱蒸発させること、ただし、液滴が1滴残留している状態で加熱蒸発を停止し、上記液滴を回収し、該液滴中に含まれるボロンおよびリンからなる群から選ばれるドーパント元素を誘導結合プラズマ質量分析装置により分析すること、を含むことを特徴とする、シリコン試料の分析方法に関する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、個体差を含む試料に対する高い精度の計量や前処理を必要とせず、また、質量分析に関する専門的な知識・経験を有しない者が分析を行った場合においても、安定した同定を可能とし、オンサイト分析の実現を目的とする。
【解決手段】本発明の質量分析装置は、試料をイオン化するイオン化部5と、質量対電荷比(m/z)に応じてイオンを分離する質量分析部6と、質量分析部6で分離されたイオンを検出するイオン検出部7と、目的イオンの質量数とそのイオンのイオン強度の閾値を予め格納する測定・検出条件格納記憶部8を有し、質量分析(MS1)を行った際に、前記質量数のピークのイオン強度が、前記イオン強度を超える場合に、そのイオンを親イオンとして解離し、質量分析(MS2)を行う。 (もっと読む)


【課題】測定中に分析条件を変化させた場合でも、異なる条件間でマススペクトルを比較することができる液体クロマトグラフ質量分析装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る液体クロマトグラフ質量分析装置では、LC/MS分析部10から取得される検出信号に基づいてマススペクトルを作成するマススペクトル作成部12と、作成されたマススペクトルの全イオン強度を各時刻毎に算出してトータルイオンクロマトグラムを作成するTIC作成部13と、TIC作成部13で作成されたTICからピークを検出するピーク検出部14と、各ピーク内に含まれる複数の時刻のマススペクトルを、全イオン強度を基準に正規化するマススペクトル正規化部15と、を有する。 (もっと読む)


【課題】迅速且つ精確に定量分析でき、定量操作が容易な、レーザーアブレーションICP分析法を用いた貴金属の分析方法を提供する。
【解決手段】貴金属を含む試料を秤量する工程S11と、試料に融剤を調合する工程S12と、融剤を調合させた試料を融解させる工程S13と、融解した試料から鉛ボタンを形成する工程S14と、鉛ボタンにレーザー光を照射して鉛ボタンの一部を微粒子にするアブレーション工程S151と、微粒子をヘリウム(He)ガスによりICP分析装置内へ搬送し(S152)、微粒子をイオン化させて分析するICP分析工程S153とを備える。 (もっと読む)


【課題】MS2スペクトル上で観測されるイオンピークに目的化合物に由来しないピークが混じることを防止し、データベース検索による化合物同定の信頼性を向上させる。
【解決手段】ペプチドに対し質量分析を行って得られたマススペクトル上で、所定の選択条件に照らしてプリカーサイオンを選択しMS2分析を実行する(S1〜S3)。取得されたMS2スペクトル上でプリカーサイオンピークのm/z(Mp)とそれより57[Da]低いm/z(Mp-57)との範囲内にMp−17又はMp−18以外のイオンピークが存在したならば(S5、S6)、同位体ピーククラスタの一部が外れるように選択条件を変更した上でプリカーサイオンの選択を行い、再びMS2分析を実行する(S8、S2−S3)。これにより、同位体ピーククラスタに重畳している夾雑ピークをプリカーサイオンから除外し、純度の高いMS2スペクトルを取得することができる。 (もっと読む)


【課題】イオントラップからイオンを出射する際のターンアラウンドタイムを短縮することにより質量分解能を改善する。
【解決手段】イオン出射前のクーリング行程の最終段階で、捕捉電場を形成するためにリング電極に印加する矩形波電圧の周波数を数周期の期間だけ上昇させる。これにより、イオントラップ内部の閉じ込めポテンシャルが浅くなり、捕捉されているイオンの速度が下がる。そのため、矩形波電圧の印加が停止され加速電場が形成された際のイオンのターンアラウンドタイムが短くなり、同一質量電荷比のイオンの飛行時間のばらつきが小さくなる。閉じ込めポテンシャルが浅くなることでイオンは空間的に拡がるが、その拡がりがTOFMSにおいて補正可能なエネルギ幅内に収まるように周波数を上昇させる時間を定めておくことにより、質量分解能を改善することができる。 (もっと読む)


【課題】導電膜の形成に用いられる樹脂硬化型導電性ペーストに配合される銀粉表面に被覆される多価カルボン酸、特にアジピン酸を効率的に定量することが可能な銀粉表面のアジピン酸の定量方法を提供する。
【解決手段】銀粉に被覆された銀粉表面のアジピン酸の定量方法であって、アジピン酸が被覆された銀粉からアジピン酸を溶出させる塩酸溶出工程と、アジピン酸が溶出された塩酸溶出液においてアジピン酸をエステル化するエステル化工程と、を備えるアジピン酸の定量方法が提供される。 (もっと読む)


【課題】重合体を構成する多種の構成単位の組成分布を、同時にかつより正確に測定できる方法を提供する。
【解決手段】質量分析装置を用いて、ピーク半値幅が0.1Da以下となる条件で、重合体の質量分析を行う質量分析工程と、得られた質量スペクトルにおいて、末端基の組成が共通し、かつ末端基以外の構成単位の組成が共通する成分毎に、対応するピークを特定するピークピック工程を有する、重合体の測定方法。 (もっと読む)


【課題】公定法に準拠し抽出した液、または、それに準拠し抽出した被検査液、さらに濃縮して、対象とする元素の濃度を濃縮した液、もしくは、検査対象としない元素の濃度を相対的に下げる、元素(イオン物質)を選択およびまたは濃縮した液を被検査液として用いて、ラボ分析や現場分析にも使用可能な、検出検体を得る金属検出用センサを提供する。
【解決手段】ベース絶縁基板上に、参照電極、対極電極、及び作用電極を備え、各電極と電気的に接続された端子部を備え、前記各電極のうち、少なくとも作用電極を覆うように、多孔性の交互積層膜が形成されたことを特徴とする金属検出用センサである。 (もっと読む)


【課題】イオン化法として電子イオン化法を採用した質量分析において、イオン源内の残留水分による影響を抑えて正確な測定データを得ることができる同位体濃度の分析方法を提供する。
【解決手段】試料をイオン源に導入して電子イオン化法によりイオン化して質量分析することにより、前記試料中の特定の元素の安定同位体の濃度を求める際に、前記イオン源に前記試料と共に不活性ガス、例えば、ヘリウム、窒素、アルゴン、ネオン、クリプトン及びキセノンの少なくとも1種を同時に導入する。 (もっと読む)


【課題】イメージング質量分析により得られたデータに基づき、特に生体試料中の特定の機能や作用をもつ部位の分布等を的確に且つ容易に把握可能な画像情報を提示する。
【解決手段】試料上の微小領域(ピクセル)毎に得られたマススペクトルデータに対し、ピクセル毎に、まず全m/z範囲に亘る強度の和が1になるように各強度を規格化し(S3)、m/z毎の規格化後の強度の対数と該強度との積を全m/z範囲に亘り加算することでエントロピーを計算する(S4)。全てのピクセルで同様にエントロピーを求めたならば、そのエントロピーの値に応じて各ピクセルを色付けして、エントロピーの分布を表す2次元カラー画像を作成して表示する(S7)。生体中の癌部では存在する物質に片寄りがみられ、正常部に比べて物質の成分比が単純化されるためにエントロピーが小さくなる。そのため、エントロピー画像上では癌部と正常部とを識別することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】これまでTACBUNを測定すること等により間接的に行われてきた透析膜の評価・判定を、尿毒症物質、酸化ストレス惹起物質、染色体優性多発性嚢胞腎において蓄積する物質を含む腎不全物質の検出、定量によって行うための方法を提供することにある。
【解決手段】血液透析後に、被検血液試料中に存在するカチオン性物質(1−メチルアデノシン、オフタルミン酸、クレアチニン、3−メチルヒスチジン、アラントイン、トリメチルアミン−N−オキシド、ヒドロキシプロリン、シトルリン、メチオニンスルホキシド、非対称性ジメチルアルギニン、N,N−ジメチルグリシン、グアニジノコハク酸等)及びアニオン性物質(システイン−S−硫酸、4−ヒドロキシ−3−メトキシ安息香酸、マロン酸、シトラコン酸、クエン酸、シス−アコニット酸、イソクエン酸、3−インドキシル硫酸、トランス−アコニット酸、イセチオネート、ピメリン酸、馬尿酸等)からなる腎不全物質を検出又は定量することによって透析膜を評価する。 (もっと読む)


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