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Fターム[2G041CA02]の内容

その他の電気的手段による材料の調査、分析 (22,023) | 種別 (2,653) | イオン移動度 (142)

Fターム[2G041CA02]に分類される特許

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【課題】小型でありながら選択性の高いイオン移動度分光計を実現する。
【解決手段】ドリフトチューブ5内部に検出器18側からイオン源側に向かう気流を生成し、流れ方向に流速が増加する第一の領域a1、一定である第二の領域a2及び減少する第三の領域a3を、気流の上流側から下流側に向かって順に配置する。第二の領域にイオンを解離するための光照射機構51,52を設ける。 (もっと読む)


様々な実施形態において、本教示は、例えば、微分移動度分光法に有益な高電圧非対称の波形電源を提供する。様々な実施形態において、約5,000ボルトcm−1より大きい電界の値を有して、時間的に600キロヘルツ(kHz)より大きいレートで変動する、高電界非対称波形イオン質量分光器のための高電圧非対称波形電源が提供される。微分イオン移動度分光法のための非対称電界を提供する方法は、第2の電極に対して実質的に一定の間隔を有する第1の電極を提供することと、該第1の電極に、第1の高電圧を適用することと、該第2の電極に、第2の高電圧を適用することと、該第1の周波数値の高調波である該第2の周波数を選択することと、該第1の振幅の該第2の振幅に対する比、および該第1の波形と該第2の波形との間の相対的位相差を選択して、該第1の電極と該第2の電極との間に電界を提供することとを含む。
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【課題】 高感度で選択性の高い化学物質探知装置を提供する。
【解決手段】 有機酸又は有機酸塩を用いて有機酸ガス発生器3から有機酸ガスを発生させ、試料ガスと混合させてイオン源4に導入し、イオン化を行い、質量分析部5で質量スペクトルを得る。データ処理部6は、得られた質量スペクトルに基づいて、探知対象の目的化学物質から生成される固有のm/zをもつ分子に有機酸から生成される分子が付加された固有の有機酸付加イオンのm/zの検出の有無を判定する。有機酸付加イオンのm/zのイオンピークがあった場合、探知対象の目的化学物質が存在すると判断して警報を鳴らす。
【効果】 誤探知を防ぐことが可能となる。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】開示される質量分析計は、分析用の高性能イオントラップ(3)の上流側に配置される貯蔵用の第1のイオントラップ(2)を備える。一実施形態において、第1のイオントラップ(2)と第2のイオントラップ(3)の両方から同時にイオンのスキャンを実行する。任意の瞬間において第2のイオントラップ(3)内部に存在する電荷量を限定・制限することによって、第2のイオントラップ(3)が空間電荷密度の飽和の影響を受けることがなくなり、第2のイオントラップ(3)の性能劣化を防ぐことができる。 (もっと読む)


畳み込みピークを識別するための方法について説明する。複数のスペクトルが入手される。多変量分析技法を使用して、複数のスペクトルから複数の群にデータ点を割り当てる。ピークは、複数のスペクトルから選択される。ピークが、複数の群のうちの2つ以上に割り当てられるデータ点を含む場合、ピークは、畳み込みピークとして識別される。主成分分析は、データ点の割り当てに使用される1つの多変量分析技法である。主成分の数が選択される。部分集合主成分空間が形成される。部分集合主成分空間におけるデータ点が選択される。ベクトルは、部分集合主成分空間の原点からデータ点に延長される。ベクトルの周囲における空間角度内における1つ以上のデータ点は、群に割り当てられる。
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空中に浮遊している化学物質、生体物質、及び爆発性物質をリアルタイムで分析するためのリアルタイム分析装置は、ガス分析センサ(4)と、蛍光/冷光センサ(1)と、粒子の粒子数及び粒径を検出するための粒子センサ(2)とを少なくとも備えたものである。それらセンサは、その各々が、開放型測定パスを構成している多重反射セル(5)(マルチパスレーザセル)に結合されている。この分析装置は更に、化学物質、生体物質、及び爆発性物質をリアルタイムで分析するための評価ユニットを備えたものである。 (もっと読む)


気相サンプル中の分析物を検出する方法及びシステムが提供される。分離領域中に過剰量のドーパントを有する分析物を検出するイオン移動度分光計が提供される。一実施形態では、ドーパントはドリフトガス又は拡散などによって分離領域に直接加えられ、それによって過剰ドーパントガスが供給され、過剰ドーパントはその後のクラスタ形成及び維持を支配する。分離領域中の過剰ドーパントは、IMSに導入される水蒸気などの不要物質に関連する妨害信号を最小化又は低減する。一態様では、本発明は、分析物検出のために感度及び信頼性を向上させたIMSシステム及び方法を提供する。 (もっと読む)


非放射能型大気圧分析物イオン化法は、キャリアガス中で放電を起こし準安定中性励起状態種を作り出す工程を含む。キャリアガスは、プロトン化水および水クラスタを抑制する条件下で分析物に案内される。
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【課題】 従来の質量分析法で必須とされた高真空を必要としない低真空での動作が可能であり、小型で電極点数が少なく形状が加工が容易であること、さらに電子増倍管など増幅を必要としないイオン電流を検知するイオン検出方法を適用可能な、小型、安価、簡便な質量分析手段の提供を課題とする。この真空領域では従来よりイオンモビリティー分析手段が用いられていたが、本方式により真の質量分析手段を提供することが可能となり、種種のアプリケーションに対し分析精度を格段に向上することが可能となる。
【解決手段】 本発明で開示する1次元イオントラップを用いる。1次元イオントラップによる質量分析手段は多量のイオンをトラップ可能であること、低真空にて動作可能な質量分析方式を提供できることから高真空を用いない質量分析手段が可能となる。 (もっと読む)


【課題】 真空系を必要としない小型の分析装置でありながら選択性の高いモニタリング装置を提供する。
【解決手段】 主として分子量関連イオンが生成される大気圧イオン源(非解離性大気圧イオン源)と、主として解離イオンが生成される大気圧イオン源(解離性大気圧イオン源)の2種類の大気圧イオン源をイオン移動度分光計に装備して非解離性イオン源と解離性イオン源との切り替え機構を設ける。また測定対象物質毎に非解離性イオン源により生成される分子量関連イオンと解離性イオン源により生成される解離イオンの特性値(イオン移動度またはそれに相関する値)を登録したデータベースを備える。非解離性イオン源と解離性イオン源の両モードでそれぞれデータベースと一致するイオンが検知された場合に、測定対象物質が検知されたと判定する。またこのとき、非解離性イオン源の動作中には解離イオンの有無を、逆に解離性イオン源の動作中には分子量関連イオンの有無をも調べて判定に資することにより、信頼性を向上する。 (もっと読む)


デジタル駆動に基づく高電圧高速切り替え装置を用いてイオンの微分型電気移動度分離を行う方法。分光計に供給されるデジタル波形は、振幅及び極性の異なる、少なくとも2つのほぼ矩形のパルスによって特徴付けられる。制御電気回路によって波形周波数、デューティーサイクル、及びパルス振幅を独立に変化させることができる。イオンの最適な微分型電気移動度分離のため、安定した、又は不安定で非対称の波形を設計することができる。平行板と、平面対称性、及び円筒対称性を有する分割された多重極板を、随意、直列に配置可能に備える微分型電気移動度分光計のためにデジタル駆動部が設計されている。デジタル駆動部の使用により交流電場を発生させている間にイオン振動の結果として生じる変位は電気移動度係数によって決まる。 (もっと読む)


本発明の検出装置においては、気体または蒸気のサンプルが、筒部2を介してイオン移動度計1へと供給される。前記筒部2は、問題のある物質が筒部2に付着することを低減させるよう選択されたフッ素化エチレンプロピレンで構成され、また、前記筒部2は、その長さに沿って熱されることによって、その付着力がさらに低減される。前記筒部2は、該筒部2を介して気体及び蒸気を吸引するファン4を覆う容器3の中に開口され、分光器1の入口開口部10の近くに配置される。前記筒部2は柔軟性を有していてもよく、また、前記分光器1から遠く離れた場所からサンプリングするためにある程度離れたところまで伸びていてもよい。
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本発明は,診断目的で,差異荷電粒子移動度分析方法を用いて,生物学的サンプルからリポ蛋白質,例えば,HDL,LDL,Lp(a),IDL,およびVLDLを調製するための装置および方法を提供する。さらに,本発明の方法により調製したリポ蛋白質のサイズ分布を差異荷電粒子移動度により分析する方法も提供される。さらに,本発明の方法により決定されるリポ蛋白質サイズ分布を用いて,脂質に関連する健康上のリスク,心臓血管疾患,心臓血管疾患のリスク,および治療的介入に対する応答性を評価する方法も提供される。 (もっと読む)


イオン及び荷電液滴がノズル(6)から荷電粒子輸送装置又は脱溶媒パイプ(7)のオリフィス(22)に向かって移動する。この粒子運動は粒子軌道に沿った擬似ポテンシャル分布により制御される。電極アレイ(24)の隣接電極に印加された高周波電圧が荷電粒子を電極アレイ(24)の上方に実質的に浮遊させる。このようにイオンは電極アレイ(24)に達する直前に電極アレイ(24)の表面に垂直な斥力Fを受ける。この斥力Fは電極アレイ(24)のすぐ手前に実効的な障壁(B)を作り出し、結果として擬似ポテンシャル井戸(A)を生じさせる。この井戸では、荷電粒子はきのこ雲の軸(D)に平行には運動しない。従って荷電粒子は井戸(A)の中心線(C)の周辺に集まってくる。高周波電位に加えて直流電位を電極アレイ(24)内の隣接電極に与えると、井戸の領域(23)に微小な直流電場が形成される。この追加の直流電場は、荷電粒子を対称軸(C)に向けて、従って荷電粒子輸送装置又は脱溶媒パイプ(7)のオリフィス(22)に向けて動かす。こうして、通常ならオリフィス(22)を取り囲む面(21)に衝突するであろう荷電粒子の多くが分析可能となる。
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【課題】大気圧下で特定範囲のイオン移動度のイオンを通過させる低コストでイオン透過率の高いイオン移動度分離フィルターを実現する。
【解決手段】イオン源と、ガス流れ方向と直流電界方向が対向した第1のドリフト領域と、前記第1のドリフト領域におけるガス流れ方向と異なるガス流れ方向を有し、ガス流れ方向と直流電界印加方向が対向した第2のドリフト領域と、前記第1のドリフト領域と前記第2のドリフト領域との間にイオンを進行させる電界を有する中間領域と、前記第1の領域及び前記第2の領域を通過したイオンを検出する検出器を有する。
【効果】従来技術に比べ、低コストでイオン透過率の高いイオン移動度分離フィルターが実現する。 (もっと読む)


イオン移動度分光計は、被分析物質のイオンを生成するためのイオン化領域3に開口している、被分析物質のための導入口2を備えている。互いに平行なグリッド電極41〜43は、イオン流路を横切って横方向に延在しており、前記電界の強度が、複数周期にわたって変動する比較的小さい強度の交番電界と、前記電界の最大強度が、微分イオン移動度効果を発生させる程度に大きな強度の非対称交番電界との間で切替可能な電界をイオンに与える。集電極5は、通過したイオンを回収し、低電界期間および高電界期間双方の間に通過して回収されたイオンにより、被分析物質の性質の指標が生成される。また、略交番電界を電極間に印加することが開示され、この電界は、交番周期を超える時間にわたって低値と高値との間で変化する。
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【課題】屋外、屋内に拘わらずかびの有無の確認や種類の特定を現場で連続的に行うことを極めて容易とし、さらにはその分析結果の信頼性が大いに向上する分析装置および分析方法を提供すること。
【解決手段】サンプル採取部1と、このサンプル採取部1において採取したサンプル中の物質をイオン化するイオン化部2と、前記サンプル中のイオンを下流側に向かうイオン風とするイオン風発生部3と、サンプル中のイオンをイオン移動度に応じて分別する分別部4と、この分別部4により分別したイオンを検出する検出部5とを備え、検出部5の検出対象がイオン化したかび臭物質である。 (もっと読む)


本開示は、N−グリカンの構造および/または組成を分析するための方法を提供するものである。このような方法は、N−グリカンを複数のエキソグリコシダーゼで消化することを含むことが多い。いくつかの実施形態では、N−グリカンを複数のエキソグリコシダーゼで同時に消化する。いくつかの実施形態では、N−グリカンを複数のエキソグリコシダーゼで逐次的に消化する。いくつかの実施形態では、本開示による方法で、複数のエキソグリコシダーゼで同時に消化したN−グリカンの切断産物と、複数のエキソグリコシダーゼで逐次的に消化したN−グリカンとを比較することを含む。 (もっと読む)


電場非対称性イオン移動度分光計(FAIMS)1は、被分析物質イオン源アセンブリ4を備えている。イオン源アセンブリ4によって、被分析物質がイオン化されて、分光計の導入口2に供給される。イオン源アセンブリ4は、清浄乾燥空気を供給する上流に設けられた供給源41と、流路に沿って等距離に配置された、異なる極性を有する2つのイオン源43、44を備えている。イオン源43、44は、生成されるプラズマの全電荷がほぼ中性となるように配置されている。被分析物物質は、イオン源43、44の下流に設けられたインレット61を介して、流れを減速させて被分析物分子がプラズマにさらされる時間を増大するように拡大された断面積を有する反応部63に進入する。
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イオン移動度分光計は、静電ゲート(21)によってドリフト領域(20)から分離された反応領域(5)を有する。ドーピング回路(8)が、反応領域(5)にドーパントを供給するが、ドリフト領域(20)はドープされない。2つの高電場イオンモディファイア(30、31)が、ドリフト領域(20)に前後して設けられている。ドリフト領域に入ったイオンからドーパント付加体を除去するために、一つのモディファイア(30)を用いることができ、又は、両方のモディファイア(30、31)を用いて、イオンをフラグメント化することができる。このようにして、幾つかの異なる反応を生じさせることで、測定物質の性質に関し、追加の情報を提供し、干渉物質から識別することができる。
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