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Fターム[2G041DA04]の内容

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Fターム[2G041DA04]に分類される特許

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【課題】タンパク質・糖類・脂質などの生体高分子の機能解析に利用可能な分子認識基板を用いる生体高分子の分析方法において、窒素由来の共雑シグナルを低減し、高感度かつ高精度の質量分析に基づく生体高分子分析を簡便に行うことができる方法、および、当該方法に使用可能な基板を提供すること。
【解決手段】(1)標的生体高分子認識部位を有し、かつ窒素を含有しない人工高分子を備える生体高分子認識基板を試料と接触させる工程と、(2)試料と接触後の基板を質量分析に供し、前記人工高分子に選択的に結合した生体高分子の質量分析を行う工程と、を包含する生体高分子分析方法。 (もっと読む)


【課題】分析される分子の量や反応試薬の量を減らし、簡便に高感度質量分析測定用の試料を調製でき、イオン化効率や測定の再現性を向上させることによって、信頼性の高い化学構造についての情報を得ることができる質量分析法を提供すること。
【解決手段】分子を誘導体化して質量分析する方法であって、少なくとも、以下の工程
(1)分析される分子及び誘導体化剤を、この質量分析法に用いる試料支持部材上に載せる工程、
(2)分析される分子及び誘導体化剤を試料支持部材上で密閉することなく直接反応及び乾燥させる工程、
(3)試料支持部材を質量分析計に供して、該試料支持部材上の、反応して生成した分析される分子の誘導体を質量分析計に供する工程、
(4)分析される分子の誘導体をイオン化する工程
を有することを特徴とする質量分析法。 (もっと読む)


【課題】 糖タンパク質含有試料から糖鎖を遊離することなく糖タンパク質を分離する糖タンパク質の試料調製方法を提供する。
【解決手段】糖タンパク質含有試料を酸化して糖タンパク質に含まれる−CH2OHを−CHOに酸化する工程、前記酸化糖タンパク質含有試料を−CHOと結合しうる反応基を有するポリマー粒子と反応させ、糖タンパク質−ポリマー粒子結合体を得る工程、前記糖タンパク質−ポリマー粒子結合体を洗浄する工程、前記洗浄した糖タンパク質−ポリマー粒子結合体から糖タンパク質を遊離する工程とからなる、糖タンパク質の試料調製方法である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、メッキ液中の高分子物質の抽出法並びに抽出された高分子物質の定性分析方法及び定量分析方法に関する。
【解決手段】メッキ液に有機溶媒を添加する段階と、当該メッキ液と有機溶媒とを混合してメッキ液に含まれた高分子物質を有機溶媒に溶解させて抽出する段階と、当該高分子物質が溶解された有機溶媒を分離する段階と、当該有機溶媒を気化させて高分子物質を得る段階とを含むメッキ液中から高分子物質を抽出する段階と、当該抽出された高分子物質を定性分析及び定量分析の一つ以上を行う段階と、上記メッキ液に含まれた高分子物質を定性分析及び定量分析してメッキ液の電気メッキの活動度を調節する段階とを含む。 (もっと読む)


【課題】弱い化学結合を分子内にもつ分子を含む生体組織や薬剤などを測定対象物とする場合であっても、質量分析の分解能やS/N比を高めて、正確な二次元画像を得ることができる二次元イメージング装置を提供すること。
【解決手段】レーザ光源11と、測定対象物を含む試料90が載置される試料台13を備える。レーザ光源11からの赤外レーザ光を試料90へ導く光学系30を備える。光学系30と試料台13とを相対移動させる移動機構を備える。赤外レーザ光を受けて試料90が発生したイオンを、イオンの質量電荷比に応じて分離する質量分析部14を備える。イオンを検出するイオン検出器17を備える。試料90のマトリックスが付着された複数の部位について部位毎に質量スペクトルを得て、各部位の座標位置と対応づけて記憶する。測定対象物に含まれる特定分子の質量を表すピークの強度に応じた濃度マップを作成する。 (もっと読む)


【課題】
飛行時間型質量分析装置において、低コストで簡易な構成によって、真空ポンプ等に等に起因する機械的振動が電源ケーブル34を伝わって、リフレクトロン25に伝播することを防止することで、測定される分析データのノイズを抑制する。
【解決手段】
直流電圧源28に繋がる電源ケーブル34をリフレクトロン25に接続する際に、電源ケーブル34よりも剛性が低い導電性緩衝材38を介して接続することにより、電源ケーブル34からリフレクトロン25に伝播する振動を緩和させる。 (もっと読む)


【課題】血液凝固阻止剤の一つであるヘパリンのような多糖類が正常品であるか否かを迅速にかつ精度良く確認できる多糖類検査装置を提供すること。
【解決手段】赤外レーザ光を発生するレーザ光源11と、測定対象物としての多糖類とこの多糖類のためのマトリックスとの混合物からなる試料90が載置される試料台13を備える。レーザ光源11からの赤外レーザ光を試料90へ導く光学系30を備える。赤外レーザ光を受けて試料90が発生したイオンを、イオンの質量電荷比に応じて分離する質量分析部14を備える。イオンを検出するイオン検出器17を備える。イオン検出器17の出力に基づいて、試料90の質量スペクトルを得るデータ取得部50を備える。データ取得部が得た質量スペクトルに基づいて、測定対象物としての多糖類が正常品であるか否かを判定する判定部50を備える。 (もっと読む)


【課題】サンプル中の生物活性ナトリウム利尿ペプチド、またはその断片の存在または量を調べるよう設計された組成物および方法を提供する。
【解決手段】生物活性ナトリウム利尿ペプチドを検出するが、ナトリウム利尿ペプチドの1種以上の生物学的不活性断片からのシグナルは少なくとも5分の1に低下し、好ましくは、これを感知できるほど検出しないアッセイを実施することを含んでなる、サンプル中のナトリウム利尿ペプチドの存在または量を検出する方法、ならびにナトリウム利尿ペプチドの分解のこれまでには未知であった経路を阻害する組成物を提供する。 (もっと読む)


【課題】RNAを簡便に且つ効率良く分解することができる方法、及び簡便に且つ解析感度高くRNAの配列を解析することができる方法を提供する。
【解決手段】ヒドロキシピコリン酸存在下、トリフルオロ酢酸を用いて、RNAの酸加水分解反応を行い、前記RNA由来のフラグメントを含む反応混合物を得る工程を含む、RNAの分解方法。ヒドロキシピコリン酸存在下、トリフルオロ酢酸を用いて、RNAの酸加水分解反応を行い、前記RNA由来のフラグメントを含む反応混合液を得る工程と、前記反応混合物を質量分析に供し、前記RNAの配列を決定する工程とを含む、RNAの配列解析方法。具体的には、前記トリフルオロ酢酸水溶液中のトリフルオロ酢酸の濃度は1.25〜3%(v/v)とすることができる。 (もっと読む)


【課題】 イオン化効率の高い膜フィルターを提供すること。また、前記膜フィルターを用いて、質量分析を行う方法を提供すること。
【解決手段】 孔径が0.2 μm以下であり、疎水的性質を有する多孔質材料からなることを特徴とする、質量分析用膜フィルター。前記膜フィルターと基板とを含む質量分析用サンプルプレート。ゲル電気泳動で分離された試料を前記膜フィルターに転写及び固定することを含む、質量分析方法も提供される。 (もっと読む)


【課題】基板上の試料分子の質量に関する情報を取得するための質量分析装置において、試料成分やマトリックスより産出されるプロトンを無駄なく捕獲し、該プロトンを飛翔中の中性試料分子に有効に付着させることにより、試料分子の検出感度を向上させる質量分析装置を提供すること。
【解決手段】一次ビームの軌跡を一次ビーム軸とし、該一次ビーム軸と基板上の試料表面が交わる点を中心点とし、中心点を通り基板法線方向に延びる軸を中心軸としたときに、中心軸に対し該一次ビーム軸と線対称をなす軸に対して30度の角度で円錐状に広がる領域内に電極を配置する。この電極を使い発生させた電界により、一次ビームの照射により飛翔するプロトンを捕獲し、該プロトンを同様に飛翔する中性試料分子に付着させる。 (もっと読む)


【課題】質量分析に影響を与えることなく高い空間分解能で明瞭な顕微観察画像を、分析実行中にもリアルタイムで取得できようにする。
【解決手段】サンプルプレート2が載置されるステージ1に開口部1aを形成し、サンプルプレート2を透明又は半透明とする。観察光学系20及びCCDカメラ21からなる顕微観察部はステージ1の下方に配設され、ステージ1の開口部1a及び透明なサンプルプレート2を通してサンプル3の裏面の観察画像を取得し、表示部27の画面上に表示する。サンプル3が生体組織切片である場合、裏面からの観察画像は表面からの観察画像とほぼ同様になる。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、所与の糖分子の分子構造から、MSnスペクトルを予測することができるスペクトル予測方法を提供することである。
【解決手段】上記課題を解決するために、本発明に係るスペクトル予測方法は、入力ファイルを読み込む読み込みステップと、前記読み込みステップにより読み込まれた前記入力ファイルに含まれる情報に基づいて、糖分子に含まれる化学結合の切断と前記糖分子のイオン化をシミュレートするシミュレーションステップと、前記シミュレーションステップにより生成がシミュレートされた前記糖分子のフラグメントの情報を記録する記録ステップと、前記フラグメントの情報に基づいて、前記糖分子のMSnスペクトルを予測する予測ステップとを備えたことを特徴する。 (もっと読む)


【課題】アルツハイマー病に関する方法及び組成物を提供する。とくに、健常状態における発現と比較して、アルツハイマー病状態で差異的に発現するタンパク質を提供する。アルツハイマー病に関連するタンパク質を同定し、且つそれを記載する。また、差異的に発現するタンパク質を用いたアルツハイマー病の診断方法を提供し、アルツハイマー病の予防及び治療のための化合物の同定方法、及びそれらの治療上の使用方法を提供する。
【解決手段】例えば本発明は、被験者におけるアルツハイマー病の診断方法を提供する。この方法は、前記被験者からの組織サンプルまたは体液サンプルにおいて、ここに記載する方法により同定された1つ以上の差異的に発現するタンパク質を検出することを含む。 (もっと読む)


【課題】タンパク質の量について比較可能なデータが得られる解析方法を提供する。
【解決手段】解析方法は、タンパク質とタンパク質に対して特異的に結合する担体とを接触させて試料を得る工程と(S100)、試料について、タンパク質解析チップを用いて、等電点電気泳動とマトリックス支援レーザー脱離イオン化質量分析(MALDI−MS)とを行う、二段階解析工程と(S200)、MALDI−MSから得られる、担体または担体の一部からなる標準物質に由来する第1のシグナルと、担体に担持されたタンパク質またはタンパク質の一部に由来する第2のシグナルとを取得する、シグナル取得工程と、標準物質由来の第1のシグナルの所定のピーク強度に基づいて、第2のシグナルの強度を補正して、第2のシグナルの補正後強度を得る、補正工程と(S300)、を含む。 (もっと読む)


【課題】HLAの複雑で高度に多様なDNAの配列要素を同定するための方法の提供。
【解決手段】HLA−B遺伝子中の選択された位置番号で、親由来の対立遺伝子の両方において同時に特定の位置の短いDNA配列要素(2〜6塩基)を一義的に同定することによる、サブグループを作成のための、HLA−DRB1のHLAタイピング方法。位置の組は特定の位置からなり、各位置について、a)特定の位置の上流のDNA鎖に、すべての既知の配列変異体に対して相補的なオリゴヌクレオチド(プライマー)の組み合わせをハイブリダイズする過程、b)停止アナログで置き換えられた、四つのdNTP基質の少なくとも一つを用いてプライマー伸長反応を実施する過程、c)質量分析法によって生成物を分析する過程からなり、得られた質量によって、用いられたプライマーと付加された塩基を一義的に同定することが可能になる。 (もっと読む)


【課題】イメージング質量分析により収集された膨大なデータに基づいて、生体試料の組織構造などを把握するために有意であって且つ分析者が直感的にも理解し易い情報を提示する。
【解決手段】試料8上の各ピクセル8b毎にマススペクトル中の最大強度MI(i)と対応する質量電荷比m/z(i)を抽出し、全ピクセルをm/z(i)に応じてクラスタリングする。1つのクラスタは1つの物質に対応する。クラスタ毎に含まれるピクセルの中の最大強度MI(i)の値が最大のものを代表最大強度MI(cj)として抽出し、これをクラスタ番号cjとともに表示する。分析者がこのMI(cj)を参考にして表示したいクラスタを指定すると、指定されたクラスタに各々異なる色を設定し、各クラスタに含まれるピクセルを色付けしたイメージング画像を作成して表示する。イメージング画像上には、複数の物質の空間分布が異なる色で表される。 (もっと読む)


【課題】タンパク質の機能解析に有効利用することのできる新規なリガンド複合体、リガンド担持体、および、タンパク質の分析方法を提供する。
【解決手段】下記一般式(1)
【化1】


(式中、p,qは0以上6以下の整数)にて表される構造を備え、上記Xとして、末端に芳香族アミノ基を有するとともに、主鎖に炭素−窒素結合を有していてもよい炭化水素誘導鎖を、1鎖又は2鎖又は3鎖含んでなる構造を備え、上記Yとして、硫黄原子を含む炭化水素構造を備え、上記Zとして、炭素−炭素結合又は炭素−酸素結合を持つ直鎖構造を備えているリンカー化合物と、還元末端を有する糖とが、上記芳香族アミノ基を介して結合している構造であるリガンド複合体を用いる。 (もっと読む)


【課題】MALDI-TOF MSは、複雑なサンプル調製が不要で、簡便迅速に測定が行えることから、バイオマーカー探索の強力なツールの一つと考えられる。しかし、糖鎖の分析を行う場合、分析の感度の向上を図ることが一つの課題となっている。生体試料中に含まれる糖鎖を、高い感度で分析する方法を提供する。
【解決手段】試料糖鎖の水酸基をメチル化した上で、MALDI-TOF MS測定を行うことにより、糖鎖のイオンか効率を高めることが可能であり、これにより、高い精度で試料糖鎖の定量的分析や構造解析が可能であることを見出した。 (もっと読む)


【課題】イメージング質量分析により収集された膨大なデータに基づいて、生体試料の組織構造などを把握するために有意であって且つ分析者が直感的にも理解し易い情報を提示する。
【解決手段】試料8上の各ピクセルb毎にマススペクトル中の最大強度MI(i)と対応する質量電荷比m/z(i)をリストアップし、全ピクセルの最大強度MIの中で値が最大であるMIIを抽出する。0〜MIIの範囲で強度値のカラースケールを定め、ピクセル毎に最大強度MIをカラースケールに照らして色を決め、ピクセルを色付けしたイメージング画像を作成して表示する。同時に、全ピクセルのMI(i)とm/z(i)との関係を示すスペクトルを、各ピークの色がイメージング画像上のピクセルに対応した色となるように表示する。イメージング画像により試料上の組織構造の判別が可能となり、スペクトルと照らし合わせることで試料に顕著に含まれる物質のm/zが特定可能となる。 (もっと読む)


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