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Fターム[2G041DA04]の内容

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Fターム[2G041DA04]に分類される特許

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【課題】ポリペプチドやタンパク質、糖などの高分子物質を、マトリックス物質と混合することなく質量分析により解析する手段を提供する。
【解決手段】 タンパク質やポリペプチドあるいはこれら含む細胞や生体組織などの被分析物を、例えば環状ポリオレフィンや芳香族ナイロン、ポリカーボネートなどからなる樹脂シートに載置し、前記樹脂シートに載置した被分析物へ赤外光レーザを照射し、被分析物をイオン化させて質量分析により検出する。 (もっと読む)


質量分析計において使用するレンズアセンブリ内のイオン光学構成要素上に蓄積される汚染物質を減少させるために、質量分析法および方法において使用するレンズアセンブリが本明細書に開示される。レンズアセンブリは、イオンレンズおよびヒータを形成するように組み立てられる複数のイオン光学構成要素を備える。複数のイオン光学構成要素は、概して類似の膨張係数を有する。ヒータは、イオン光学構成要素に動作可能に連結される。ヒータは、イオン光学構成要素を加熱し、イオン光学構成要素上の残屑の集積を減少させる。種々の実施形態では、方法は、レンズアセンブリ内でイオン源からイオンを受容することを含む。レンズアセンブリは、イオンレンズを形成するように組み立てられる複数のイオン光学構成要素を含み、複数のイオン光学構成要素は、概して類似の膨張係数を有する。また方法は、イオン光学構成要素を第1の温度に加熱することを備える。
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【課題】代謝的に標識することができない、組織、生体液、細胞、細胞器官又はタンパク質複合体などのサンプル中の、1若しくは複数の生体分子を精度よく定量する、さらには、絶対定量する。質量分析スペクトルの定量的解析を可能とする解析システムおよび解析方法を提供する。前記定量的解析方法をコンピュータに実行させるプログラムを提供する。
【解決手段】予め同位体標識された生体分子を調製し、各サンプルに加えて、質量分析装置で測定する。また、あらかじめ調製した同位体標識された生体分子を定量しておくことにより、生体分子の網羅的な絶対定量をも可能である。また、生体分子の質量分析法において、同位体標識法とともに、質量分析スペクトルに波形分離処理を施すことにより、より高精度な生体分子発現の定量的解析が可能である。 (もっと読む)


【課題】試料上の狭い測定領域内の異なる複数の測定点についての質量分析を行って収集されたデータを用い該測定領域におけるマススペクトルを求める場合に、試料表面の凹凸により測定点毎の飛行距離に差異があっても、その影響をなくして高い質量分解能のマススペクトルを求める。
【解決手段】1つの測定点について得られるマススペクトル毎に、内部標準法による質量較正を実行して正確な質量軸に修整する(S3〜S7)。測定点毎に得られる較正済みのマススペクトルの中で、積算により質量分解能を低下させるおそれのある形状不良のマススペクトルがある場合にはそれを排除し(S8、S10)、質量軸が正確で形状が正常であるマススペクトルを積算することにより、測定領域に対するマススペクトルを求め、これを表示画面上に表示する(S9、S13)。 (もっと読む)


【課題】レーザー照射時の測定対象分子を含む試料のイオン化効率を、劇的に増強できる質量分析法用測定試料及びその調製方法を提供することであり、スイートスポットを現出させ易い、又はスイートスポットを多く若しくは広く現出させる質量分析法用測定試料及びその調製方法を提供することであり、それによって、測定対象分子を含む試料が極めて微量であっても、イオン化効率や測定の再現性を向上させ、信頼性の高い化学構造についての情報を得ることができる質量分析法を提供すること。
【解決手段】測定対象分子を含む試料とマトリックスから調製される質量分析法用測定試料であって、表面の少なくとも一部に平均周期1nm〜300nmの波状構造を有することを特徴とする質量分析法用測定試料。 (もっと読む)


【課題】従来のマトリックスを用いた場合に良好な検出が困難であった低分子量(特に分子量500以下)の化合物に対するMALDI質量分析を良好に行う。
【解決手段】マトリックスとして、次の構造式を有する1H−テトラゾール誘導体を使用する。
【化1】


ここで、Rは、(a)アルキル基、又は、(b)水酸基、アルキル基、ハロゲン元素を有していてもよいベンゼン系芳香族、のいずれかである。これにより、マトリックス由来の分子イオンピークが低質量領域に出現せず、測定対象物質由来の分子イオンピークを容易に同定することができる。 (もっと読む)


【課題】質量分析計を用いたタンパク質の定量における前処理効率を評価するための、信頼性及び汎用性が高い評価用ペプチド、当該評価用ペプチドを含む人工標準タンパク質、当該人工標準タンパク質を用いたタンパク質の定量方法を提供すること。
【解決手段】天然に存在するタンパク質及びその変異体と一致せず、質量分析によって検出が可能であるアミノ酸配列からなり、かつタンパク質消化酵素によって認識されるアミノ酸を有するペプチドを選択し、当該ペプチドを、質量分析装置を用いたタンパク質定量のための評価用ペプチドとして使用する方法。 (もっと読む)


本発明は、サブクラスIgG1又はIgG4のヒト免疫グロブリンあるいはサブクラスIgG2a又はIgG3のマウス免疫グロブリンのグリコシル化パターンの決定のための方法に関し、以下の工程:a)酵素IdeSを用いた酵素消化により前記免疫グロブリンをフラグメントに切断すること、b)酵素消化により得られる前記免疫グロブリンのフラグメントを、逆相高速液体クロマトグラフィーにより分離すること、c)工程b)において得られる前記免疫グロブリンの分離フラグメントを、マススペクトロメトリー分析に供すること、及びd)前記免疫グロブリンのグリコシル化パターンを、工程c)において得られるマススペクトロメトリーデータから決定すること、を含む。
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本発明は、対象サンプルがまず複数の知られている位置においてイオン化され、その後複数の知られている位置の各々におけるイオン化サンプルの質量スペクトルが質量分析計を用いて生成される、基質のイメージング方法を含む。サンプル全体の全体スペクトルがその後作成され、全体スペクトル内のいくつかのピークが選択される。選択されたピークのうち少なくともいくつかの走査分布が作成され、走査分布は、サンプル内の異なるアナライトの間の相関を特定するために比較される。
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質量分析のための単分散合成デンドリマー較正物質が提供される。該較正物質は、その合成の相対的な容易さおよび迅速さ、比較的低コスト、長い貯蔵寿命、高純度、および混合物としてのバッチ合成への適合性において区別される。後者の特質は、有用な離散的分子量分布を示す、より高分子量の化合物の並行調製を可能にし、それによって、質量分析の多点較正標準を提供する。前記較正物質を製造し使用する方法も提供される。
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本発明は、大規模プロテオミクス手法を使用した新生児敗血症の体液バイオマーカーの同定及び検出に関する。 (もっと読む)


質量スペクトルデータ分析および分類アルゴリズムを用いる方法により、結腸直腸癌(CRC)患者について、上皮増殖因子受容体経路を標的にする薬物、例えばモノクローナル抗体であるEGFR阻害剤が有効である可能性が高いかどうかを決定する可能性を提供する。該方法は、a)該患者より採取した血液に基づくサンプルから質量スペクトルを得ること;b)ステップa)にて得られた質量スペクトルに、1つ以上の所定の前処理ステップを行うこと;c)ステップb)にて質量スペクトルに前処理ステップを行った後、1つ以上の所定のm/z範囲で、該スペクトルの選択された特徴の積分強度値を得ること;および、d)該薬物による治療が有効である可能性が高いか低いかについて該患者を同定するために、他の患者より採取した血液に基づくサンプルから作成したクラス標識したスペクトル(class-labeled spectra)を含む訓練集合(training set)を用いる分類アルゴリズムに、ステップc)にて得られた値を用いること、の各ステップを含む。
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本発明は、哺乳類細胞発現系から発現されたタンパク質において特定のグリカン構造を検出するための方法および材料に関する。本発明は、チャイニーズハムスター卵巣(CHO)細胞集団を、前記細胞によって産生される末端ガラクトース−α−1,3−ガラクトース残基を含有するグリカンを測定することで、評価するための方法であって、CHO細胞が、α−ガラクトシルトランスフェラーゼコード配列を発現するよう遺伝子操作されたものではない、方法を提供するものである。
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本発明は、標的配列を増幅する、被検試料中のHIVのサブタイプ用の組成物、方法、およびキットを目的とする。次いで、増幅された標的配列を幾つもの質量分析技術によって解析し、このデータを、HIVサブタイプの塩基組成シグネチャーのデータベースに対して照会する。 (もっと読む)


【課題】質量分析および示差的な標識試薬を用いる、結合特性に基づく分析物の特徴の決定法を提供する。
【解決手段】示差的な標識試薬を用いる、結合特性に基づく分析物の特徴の決定に関する。示差的な標識試薬としてアイソバリック標識試薬および/またはアイソメリック標識試薬を利用し得、それによって、標識された分析物、または分析物の標識されたフラグメントを生成する。一つ以上のサンプルまたはサンプルの画分は、目的の一つ以上の特徴に基づいて特定のサンプル成分を分離する目的のために、分離され得るか、または固定相(例えば、親和性支持体)へ適用され得る。 (もっと読む)


【課題】レーザー脱離イオン化質量分析において効率良く分析対象の試料を脱離化及びイオン化処理でき、かつ、低分子量域において分解物等に由来する妨害ピークの発生の少ない質量分析用基板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】レーザー脱離イオン化質量分析において分析対象の試料を付着させる質量分析用基板であって、基材上に、Fe、Co及びCuからなる群から選ばれた金属の1種又は2種以上の金属酸化物を含んだ金属酸化物層を備えたことを特徴とする質量分析用基板であり、また、上記金属酸化物を溶剤に分散させた分散液を基材に塗布し、乾燥させて、金属酸化物を含んだ金属酸化物層を形成して質量分析用基板を得る。 (もっと読む)


組換えフォンビルブラント因子(rVWF)分子量マーカーと組み合わせて、MALDI質量分析法を使用して、少なくとも150kDaの目的の検体の分子量を決定するための方法が開示される。より具体的には、モノマーrVWFおよびマルチマーrVWFが、150kDaを上回る高分子量を有する検体に適用される質量スペクトルの外部較正および内部較正のために使用される。いくつかの実施形態において、上記検体は、少なくとも1000kDaもしくは少なくとも1500kDaのMWを有する。特定の実施形態において、上記検体は、抗体もしくは別の大きなタンパク質(例えば、フィブリノゲンもしくはコラーゲンまたはそれらの誘導体)である。
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【課題】真空容器内を迅速に高真空状態とすることができる分析装置の試料載置機構を提供する。
【解決手段】本発明の試料載置機構20は、真空下で試料をイオン化し、発生したイオンを検出して当該試料を分析する装置の試料載置機構である。試料Sを載置する試料台200は、真空容器(第1のチャンバー室21)の外部に配置された駆動手段210に連結されている。試料台200は、真空容器(第1のチャンバー室21)内に挿入され、真空容器(第1のチャンバー室21)への試料台200の挿入部分は、シール部材217によって密閉される。 (もっと読む)


【課題】本発明はタンデム飛行時間型質量分析計に関し、イオン検出面の広がりを抑制することができるタンデム型飛行時間型質量分析計を提供することを目的としている。
【解決手段】サンプルをイオン化するイオン源10と、イオンをパルス的に加速する手段を含む第1の飛行時間型質量分析計20と、特定の質量を持つイオンを選択するイオンゲート11と、該イオンゲート11で選択したイオンを開裂させる手段21と、開裂したプロダクトイオンを再加速させるための手段30と、イオンミラ15ーを含む第2の飛行時間型質量分析計25と、該第2の飛行時間型質量分析計25を通過したイオンを検出する検出器12、とで構成され、再加速させるための手段が所定の機能を持つように構成する。 (もっと読む)


【課題】構造未知の糖鎖についてCID−MSn測定を行い、得られたデータをすでに取得されている参照データと比較することにより該糖鎖の構造解析を行う方法において、多量のサンプルを準備して多数のデータを取得する必要がない方法を提供すること。
【解決手段】(a)目的糖鎖について特定のm/zのフラグメントイオンが得られるまでCID−MSn測定を行い、(b)該フラグメントイオンについてさらにCID−MS/MS測定を行い、プレカーサーイオン量の総イオン量に対する百分率と、特定のm/zのプロダクトイオン量の総イオン量に対する百分率との相関を求め、(c)該相関と、構造既知の参照糖鎖のプレカーサーイオン量の総イオン量に対する百分率と特定のm/zのプロダクトイオン量の総イオン量に対する百分率との相関を比較することを特徴とする糖鎖構造解析方法。 (もっと読む)


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