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Fターム[2G041DA09]の内容

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【課題】タンデム型質量分析計で、断片化の過程の前に、イオンの分子を活性化する手段及び方法を提供する。
【解決手段】タンデム型質量分析計100は、質量分析器140の上流側に、分析物イオンを受け入れる第1の衝突セル124と、その下流に並置される第2の衝突セル128とを有する。第1の衝突セル124は、イオンが第2の衝突セル128に入る前に、分析物イオンの内部エネルギーを高めることができる。第1の衝突セル124で高められる内部エネルギーは、分析物イオンのうちの大部分を断片化するには十分でない程度とされる。 (もっと読む)


【課題】アミノ酸を質量分析計で分析する場合の試料の注入を効率的、かつ精度よく行うための試料の前処理方法を提供する。
【解決手段】アミノ酸、アミン、及び/又はペプチドからなる分析物を含む試料を質量分析法により分析する方法において、前記分析物を修飾試薬により誘導体化し、当該誘導体をマイクロチップ電気泳動に供し、そして、前記マイクロチップ電気泳動からの溶出液を質量分析計へ導入する。 (もっと読む)


イオンが使用時に移送される開口を有する複数の電極を含む閉ループイオンガイド(1)が開示される。イオンは、閉ループイオンガイド(1)中へ注入され、イオンガイド(1)から排出される前に閉ループイオンガイド(1)を数回周回し得る。一動作モードにおいて、イオンガイド(1)は、イオンをそのイオン移動度にしたがって時間的に分離するように構成され得る。
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【課題】
【解決手段】親イオンが混合物から溶離するのと実質的に同時に生成されたと分かった娘イオンを照合することによって親イオンを同定する方法を開示する。イオン源(1)から出射されたイオンは、電子捕獲解離、電子移動解離または表面誘起解離フラグメンテーションデバイスを含むフラグメンテーションデバイス(4)へ移送される。フラグメンテーションデバイス(4)は、イオンが実質的にフラグメンテーションされ、娘イオンを生成する第1のモードとイオンが実質的にフラグメンテーションされない第2のモードとの間を交番しておよび繰り返し切り換えられる。質量スペクトルは、両方のモードにおいてとられる。1回の実験稼動の終了時に、親および娘イオンが2つの異なるモードにおいて得られた質量スペクトルを比較することによって認識される。娘イオンは、それらの溶離時間の一致度にしたがって特定の親イオンと照合され、次いでこれによって親イオンを同定することが可能となる。 (もっと読む)


電子捕獲解離、電子移動解離または表面誘起解離フラグメンテーションデバイスが高フラグメンテーションまたは反応モードと低フラグメンテーションまたは反応モードとの間で繰り返し切り換えられる質量分析の方法が開示される。第1の試料からの親イオンがデバイスを通され、親イオン質量スペクトルおよびフラグメンテーションイオン質量スペクトルが得られる。次いで、第2の試料からの親イオンがデバイスを通され、第2セットの親イオン質量スペクトルおよびフラグメンテーションイオン質量スペクトルが得られる。次いで、質量スペクトルは、比較され、2つの試料における所定の親イオンまたは所定のフラグメンテーションイオンのいずれか一方が異なって発現される場合、さらなる分析が行われて、2つの異なる試料において異なって発現されるイオンを同定しようとする。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】電子衝突解離、電子移動解離または表面誘起解離フラグメンテーションデバイスが高フラグメンテーションモードと低フラグメンテーションモードとの間で繰り返し切り換えられる質量分析の方法が開示される。第1の試料からの親イオンがデバイスを通され、親イオン質量スペクトルおよびフラグメンテーションイオン質量スペクトルが得られる。次いで、第2の試料からの親イオンがデバイスを通され、第2セットの親イオン質量スペクトルおよびフラグメンテーションイオン質量スペクトルが得られる。次いで、質量スペクトルは、比較され、2つの試料における所定の親イオンまたは所定のフラグメンテーションイオンのいずれか一方が異なって表現される場合、さらなる分析が行われて、2つの異なる試料において異なって表現されるイオンを同定しようとする。 (もっと読む)


本発明は、低真空雰囲気の下でも、高質量電荷比を持つイオンを高いイオン通過効率で以て輸送することができるイオンレンズを有する質量分析装置を提供する。従来の大気圧イオン化質量分析装置又は同様の質量分析装置では、イオンレンズに高すぎる電圧を印加すると不所望の放電が起こる。したがって、高質量電荷比のイオンの通過効率をあまり上げることができず、検出感度が犠牲となっている。この問題を解決するために、本発明に係る質量分析装置は、イオンレンズ(5)の各レンズ電極に印加される高周波電圧の振幅と周波数の両方が分析対象のイオンの質量電荷比に応じて変化されるように可変高周波(RF)電圧発生部(24)を制御する電圧制御部(21)を備える。この制御により、たとえ高質量電荷比のイオンを分析する場合であっても、イオンレンズ(5)はイオンを収束させて高い通過効率で以て後段に輸送することができる。それによって、検出感度が改善される。上述した制御は、電圧制御データ記憶部(22)に記憶されている制御データに基づいて行われる。それらデータは、質量電荷比が既知である物質を含む試料を、分析条件を変化させながらイオン検出器の信号強度が保たれるように予め測定することにより得られたものである。
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【課題】無駄な解離と分析を行うことなく高効率にタンデム質量分析を行う。
【解決手段】複数の親イオンの中から選択された特定のイオン種を複数の解離イオンに解離して、質量分析を行う質量分析手段(14,14A)を備え、前段で解離した解離イオンを前記親イオンとして前記質量分析を繰り返すタンデム質量分析システムであって、前段の質量分析で分析した複数の解離イオンの各解離情報を記憶するデータベース(10)と、前記複数の解離情報を組み合わせ、その組み合わせられた前記解離情報を用いて、前記特定のイオン種を決定する組合せ決定手段(16)とを備える。 (もっと読む)


開口を有する複数の電極を含む質量分析器(2)が提供される。使用時にイオンはその開口を通って移送される。複数の擬ポテンシャル波形が質量分析器(2)の軸に沿って生成される。擬ポテンシャル波形の振幅または深さは、イオンの質量電荷比に反比例する。イオンを質量分析器(2)の長さに沿って駆動するために1つ以上の過渡DC電圧が質量分析器(2)の電極に印加される。電極に印加される過渡DC電圧の振幅は、時間とともに増加され、イオンは、質量電荷比の逆順に質量分析器(2)から出射される。
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【課題】実質的な計器ノイズおよび/またはドリフトの存在下で最適化に要する時間を最小限にするために取るステップを含む、分析機器の操作用パラメータ(例えば、質量分析計のレンズ電圧)の最適化方法を提供する。
【解決手段】最適化方法は、初期設定の計器パラメータセット(ベクトル)と最新の最適パラメータとの間の最良点を選択し、パラメータ空間において、選択された最良点で開始シンプレックスを構築し、シンプレックスを進行させて最適パラメータベクトルを求めることを含む。最良のシンプレックスの点を定期的に再測定し、結果の読み込みを使用して前の測定値を置換および/または平均化する。アルゴリズムの収束速度はシンプレックスの収縮を徐々に減少させて調節してもよい。本発明の方法は、全て整数のパラメータ値を用いて機能し、機器範囲外のパラメータ値を認識し、関連する制御用コンピュータではなく機器自身の制御下で機能する。 (もっと読む)


開示された装置は、一対のグリッド無しイオンミラー(12)、ドリフト空間(13)、直交イオン加速器(14)、オプションの偏向器(15)、イオン検出器(16)、一組の周期的レンズ(17)、及びエッジ偏向器(18)を備えた多重反射型飛行時間質量分析計(MR‐TOF MS)(11)を有する。MR‐TOF MSにおける長い飛行によって決定される低い繰り返し速度でのイオン注入のデューティーサイクルを改善するために、多様な対策がとることができる。入射イオンビームと加速器をMR‐TOF内のイオン経路に対して実質的に直交する方向に向けることができ、イオンビームの初期速度は、加速器を傾けビームを同じ角度だけ旋回させることで補償される。任意の多重反射、又はマルチターン質量分析計のデューティーサイクルを更に改善するために、イオンガイドを用いて軸方向イオン速度を変調することによってビームを時間圧縮することができる。加速器内におけるイオンの滞留時間は、ビームを静電トラップ内に閉じ込めることによって改善できる。加速器内における滞留時間を長くした装置は、感度と分解能の両方を改善できる。 (もっと読む)


本教示は、親娘イオン遷移モニタリング(PDITM)を使用した、試料中のタンパク質に関する質量分析ベースの検定を開発する方法を提供する。種々の態様において、本教示内容は、試料中のタンパク質に関する質量分析ベースの検定を、タンパク質の標準物質を使用せずに開発する方法を提供する。種々の実施形態において、試料は、その試料の由来元となる生理学的流体に少量しか存在しないタンパク質のタンパク質分解断片を含む。本教示内容の方法は、例えば、約1アトモル/マイクロリットル未満の濃度の血中タンパク質に関する質量分析ベースの検定を開発するのに応用することができる。 (もっと読む)


【課題】 イオン発生源のメンテナンス時等におけるチャンバ内の真空度の低下を防止しながらもイオンガイドによるイオン輸送効率の高いイオンガイドを提供する。
【解決手段】 互いに平行に配置された複数組の対向する電極ロッド15〜18を具備するイオンガイド12であって、イオンガイドに入射されたイオンが、電極ロッドと平行に延び且つ各組の電極ロッドの中心に位置するイオン輸送軸線14上付近をイオン輸送軸線方向に進むようにこれら電極ロッド間に電圧を印加することによりこれらイオンを案内するイオンガイドにおいて、各電極ロッドは複数の中空ロッドから形成され、これら中空ロッドは当該イオンガイドが伸縮可能であるように入れ子式に連結される。 (もっと読む)


シナプス可塑性は学習および記憶貯蔵および認知障害に重要な役割を果たす。細胞骨格再構築は神経シナプス可塑性の基礎となるが、生体動物における細胞骨格速度論の調整について知られていない。安定な同位体標識は、ネズミ海馬における異なるニューロン区画を示す微小管サブ集団へのチューブリン取り込みの動態学を測定するために用いた。ニューロン微小管は大部分、静的であった。基底ターンオーバーはタウ関連にて最大で(軸索および成長円錐)、MAP2結合にてより低く(細胞体樹状突起)、冷却安定サブ集団にて最小であった(軸索軸)。脳室内グルタミン酸注射は軸索軸および細胞体樹状突起微小管への標識取り込みを刺激し、後者はcAMP-PKAに依存する。文脈恐怖条件付け後の海馬依存記憶形成はMAP2-および冷却安定-微小管の集合の増大と同時に起こった。微小管集合および記憶形成の両方は微小管脱ポリマー化薬物ノコダゾールにより阻害された。このアプローチは、学習および記憶の行動測定との相関、および学習および記憶における刺激活性のための候補薬剤のスクリーニングを可能とする。
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【課題】 脂溶性の高い化合物であっても迅速且つ高分離・高感度な分析を行うことのできる液体クロマトグラフ分析装置及び液体クロマトグラフ分析方法を提供する。
【解決手段】 移動相容器11から移動相を送出する送液ポンプ12と、移動相中に分離対象試料を注入するインジェクタ13と、固定相を充填したカラム14によって試料の分離を行う試料分離手段と、カラム14で分離された試料成分を検出する質量分析計21等の検出手段とを備えた液体クロマトグラフ分析装置において、前記移動相として、高い溶出力を有し、水等の極性溶媒との混和性の高いアセトンを使用する。 (もっと読む)


【課題】飛行時間質量分析においてイオンを処理する改良された方法を提供する。
【解決手段】本発明の方法は、細長い空間(21)にRF電界を適用し、細長いセグメント化ロッド(20、22、24、26)のセグメント(30)にDC電圧を適用し、異なるDC電圧がセグメント(30)に選択的に適用され、それによって細長い空間(21)内で個別の電位を有する複数の電位領域が形成され、複数の電位領域のうちの第1の電位領域内に被分析物イオンを提供し、複数の電位領域のうちの第1の電位領域内で、被分析物イオンの少なくとも一部を処理することを特徴とする。 (もっと読む)


1つ以上のイオン源を1つ以上の下流側デバイスへインターフェースするために質量分析において使用される多重デバイスインターフェース。該多重デバイスインターフェースは、多重極ロッドセットに印加される電位に依存して、入力ロッドセットまたは出力ロッドセットのどちらかとして構成される3つ以上の多重極ロッドセットを含む。入力ロッドセットとして構成される多重極ロッドセットは、1つ以上のイオン源に連結されることにより、該イオン源から生成されたイオンを受け入れて該イオンを出力多重極ロッドセットとして構成された少なくとも1つの多重極ロッドセットへ伝達する。該出力多重極ロッドセットは、下流側デバイスに連結され、生成されたイオンを該デバイスへ伝達できる。
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フーリエ変換イオンサイクロトロン共鳴質量分析法(FTICR−MS)についての今までにない方法及び装置である。FTICR−MS装置は、複数の質量対電荷(M/Z)の部分的な範囲を有するイオン化分子を受け取ることができるICR前の質量分離及びフィルタリング装置を有する。ICR前の質量分離及びフィルタリング装置は、イオン化分子を複数のより小さなパケットに分割し、より小さなパケットそれぞれが、M/Zの部分的な範囲のうちの1つの範囲内にある。FTICR−MS装置中の磁石は、制御された磁場を与える。複数のイオンサイクロトロン共鳴(ICR)セルは、制御された磁場中で直列に配置され、独立して動作する。イオントラッピング装置は、複数のICRセルのうちの1つのICRセルへ送る前に、ICR前の質量分離及びフィルタリング装置を接続し、複数のより小さなパケットのうちの1つのパケットを格納する。
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【課題】本発明の目的は、ペプチドの選択的単離及び標識に基づく複雑なタンパク質試料を比較分析する改良した方法を提供することである。
【解決手段】質量標識体のグループを複数含む質量標識体セットであって、セット内の前記質量標識体は、それぞれ、切断可能なリンカーを介して質量正規化部に結合している質量マーカー部を有し、セット内の前記質量標識体は、互いに質量が同じであり、グループ内の前記質量標識体において、前記質量マーカー部の質量は同じであり、グループ間の前記質量標識体において、前記質量マーカー部の質量が異なり、前記質量マーカー部は、2つ以上のフラグメントにフラグメンテーション可能であり、グループ内の前記質量標識体間で、前記質量マーカー部の少なくとも1つの前記フラグメントの質量が異なることを特徴とする質量標識体セットの提供。 (もっと読む)


【課題】 良好なスペクトル安定性及び装置全体の感度が得られる質量分析システムで使用されるイオン源を提供する。
【解決手段】 本発明のイオン源は、(a)イオンを生成して該イオンをイオン化領域に送るイオン化装置と、(b)前記イオン化装置によって生成されたイオンを収集するための、前記イオン化装置に隣接した収集導管と、(c)前記イオン化装置によって生成されたイオンを脱溶媒和するためにガスを供給する第1のガス源と、(d)イオン化領域に所定の流速でガスを供給する第2のガス源とからなることを特徴とする。 (もっと読む)


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