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Fターム[2G041DA12]の内容

その他の電気的手段による材料の調査、分析 (22,023) | イオン源 (4,018) | 放射線、放射性同位体 (73)

Fターム[2G041DA12]に分類される特許

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【課題】揮発性有機物の拡散定数の大きさを判定可能な揮発性有機物検出器及び揮発性有機物検出方法を提供する。
【解決手段】揮発性有機物に対してイオン化エネルギーを供給するイオン化エネルギー供給手段14と、イオンを検出する少なくとも1対のイオン検出電極20と、イオン検出電極20に対して所定の電圧を印加する電圧極性が反転可能な電圧印加手段22と、イオン検出電極20を流れる電流値を測定する電流測定手段24と、電圧極性を反転させた際に、電流測定手段24が測定した電圧極性反転前後の電流値に基づいた電流比から揮発性有機物の拡散定数を算出する拡散定数算出手段26とを有し、イオン化エネルギー供給手段14は、イオン検出電極18間であって、一方のイオン検出電極18に偏倚した範囲にイオン化エネルギーを供給するよう設けられていることで、イオン検出電極18間に、イオン化エネルギーが供給されない範囲が生じるよう構成した。 (もっと読む)


【課題】ETDプロダクトイオンまたはETDフラグメントイオンが有する比較的高い電荷状態を低減する質量分析計を提供する。
【解決手段】親イオンの電子移動解離フラグメンテーションによって生成された高電荷のフラグメントイオンの電荷状態が、当該フラグメントイオンをオクタヒドロピリミドールアゼピンなどの中性超強塩基試薬ガスと反応させることによってプロトン移動反応セル内で低減される質量分析計が開示される。 (もっと読む)


【課題】従来のFAIM装置に比べて、選択イオンの流れをより高速、かつ高精度で制御して、サンプルのスペクトルを作成するFAIMフィルタおよび検出システムを提供する。
【解決手段】検出システム用の超小型非対称電界イオン移動度フィルタ(24)であって、サンプル入口(16)および出口の間において基板間で流路を画定する、間隔を空けた1対の基板と、流路内に配置され、各電極が各基板にそれぞれ結合された間隔を空けた1対のフィルタ電極(20,22)を有するイオン・フィルタと、イオン・フィルタ電極の両端にバイアス電圧および非対称の周期的電圧を印加して、フィルタを通過するイオン流路を制御する電子コントローラ(30)とを備える。 (もっと読む)


【解決手段】開示される飛行時間取得システムにおいて、デジタイザー(6)を用いて、飛行時間型質量分析計の加速電極に印可される加速パルス(2)をデジタル化する。次に、デジタイザー(6)を切り替えて、イオン検出器(5)から出力されるイオン到達信号をデジタル化する。 (もっと読む)


【課題】高効率で安定性が良く安全なイオン化を実現可能なイオン化装置及び方法を提供する。
【解決手段】X線管1と、ガス流路を流れるガスに接触する状態で設けられた金属薄膜2aとを備え、前記金属薄膜2aに前記X線管1からのX線5を照射して前記ガス流路中に光電子を放出するように構成する。金属体の金属薄膜にX線を照射したときに生じる電子をガス流路中に放出し、電界加速する構成を採用しているので、ガス流路によって形成される限定された空間(イオン化室をなす空間)内において電子とガス流路を流れる分子とを接触させることができ、ガス流路の流路断面積や断面形状等を適宜に設定することにより、安定したイオン化を容易に実現することができる。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】開示されるイオンガイドアレイは、第1のイオンガイド部(1)と第2のイオンガイド部(2)と、必要に応じてさらに別のイオンガイド部とを備える。各イオンガイド部(1、2)が、使用時にイオンを透過させる開口部を有する複数の電極を備える構成でもよい。第1のイオンガイド部(1)の出口に移送部を配置し、第1のイオンガイド部(1)から第2のイオンガイド部(2)に対して径方向にイオンを透過させる。移送部の電極(1b、2b)が、第1のイオンガイド部(1)から第2のイオンガイド部(2)に対して径方向にイオンを透過可能な径方向の開口部を備えるようにしてもよい。 (もっと読む)


【課題】大気圧またはそれに近い圧力の気相中において、検出対象のイオンを簡素な構成で分離して効率よく後段の質量分析計またはイオン検出器に導入する技術を提供し、後段の装置における検出精度を高める。
【解決手段】イオンを含む気体の流れ方向に沿って断面積が漸次減少した後に漸次増加する砂時計型の流路を構成し、砂時計の上部に配置した電極と砂時計流路の内壁および砂時計流路の内壁と砂時計の下部に配置した電極との間にそれぞれ電位差を設ける。これにより、所定の範囲のイオン移動度を有するイオンを流路中心部に収束して透過させ、所定の範囲外のイオン移動度を有するイオンを流路内壁方向へ進行させ、系外へ排除する。 (もっと読む)


【課題】 放射能の低減化が図られると共に高い動作の信頼性が得られ、検知対象ガスを高い精度で検出可能なイオン化式ガスセンサの提供。
【解決手段】 放射線による気体の電離作用により生ずる電離電流がガス粒子の存在により減少するその変化量に応じてガス濃度を検出するイオン化式ガスセンサであって、放射線源および集電極がチャンバ内に配設される共に、集電極とチャンバとの間に電位差を与える電圧印加手段が設けられた検知部と、濃度算出部と、温度検知手段とを有し、濃度算出部は、検知部からの検出出力値を、予め記録された互いに温度が異なる少なくとも2本の検量線データから選択した2本のうちの一方に対照して得られるガス濃度値を、当該2つの検量線データに係る温度値間の温度領域における出力変化量に基づいて、実測ガス温度値と一方の検量線データに係る温度値との温度差に応じた濃度補正量で、温度補正してガス濃度を算出する。 (もっと読む)


【課題】 高い動作の信頼性が得られるものでありながら、放射能の低減化が図られたイオン化式ガスセンサを提供すること。
【解決手段】 放射線による気体の電離作用によって生ずる電離電流が検知対象ガスのガス粒子の存在により減少するその電流変化量に応じて検知対象ガスの濃度を検出するイオン化式ガスセンサにおいて、被検ガスが導入される測定室を画成する導電性を有するチャンバを備え、このチャンバ内に、放射線源および集電極が配設されると共に、チャンバと集電極との間に電位差を与える電圧印加手段が設けられてなる検知部を有し、当該検知部からの検出信号を積分する積分回路が設けられている。 (もっと読む)


【課題】 放射能の低減化が図られた構成のものでありながら、高い動作の信頼性が得られ、しかも、検知対象ガスを高い精度で検出することのできるイオン化式ガスセンサおよびガス検知システムを提供すること。
【解決手段】 放射線による気体の電離作用によって生ずる電離電流が検知対象ガスのガス粒子の存在により減少するその電流変化量に応じて検知対象ガスの濃度を検出するイオン化式ガスセンサにおいて、両端が気密に密閉されて内部に被検ガスが導入される測定室を画成する円筒型の導電性を有するチャンバと、このチャンバの一方の端壁に配設された放射線源と、チャンバの中心軸と同軸上に位置された線材よりなる集電極と、チャンバと集電極との間に電位差を与える電圧印加手段とを備えてなる。ガス検知システムは、上記イオン化式ガスセンサと、熱分解器と、ガス導入手段とを備えてなる。 (もっと読む)


【課題】コレクタ電極の汚染の可能性を極力低減するECDを提供する。
【解決手段】セル室23に被検ガスを導入するガス導入孔24の中心軸の延長線がセル室23内に向けて突設されたコレクタ電極22と交わることのない関係位置にガス導入孔24とコレクタ電極22とを配設する。このように構成することにより、底部のガス導入孔24からセル室23内に流入するガスの流れがコレクタ電極22に直接接触することが避けられるので、電極の汚染が少なく、長期にわたって安定した性能を維持することが可能となり、洗浄や交換に要する保守コストを削減できる。 (もっと読む)


検体粒子の予備濃縮又はトラッピングすることなく、キャリアガス(特に周囲空気)中に溶解又は懸濁した微量ガス状分子化合物を検出するイオン移動度分光計(IMS)を提供する。IMSは、5cm以上、好ましくは100cmより大きいイオン化容量を備える。本発明のより大きいサイズのイオン化装置は、気相内の微量(1ppb未満)の試料化合物の分析を可能にする。IMSの大容量イオン化領域及び反応領域を通して効率的なイオン運動を促進するために、電場勾配が、イオン化領域中、又はイオン化領域と反応領域の両領域中に設けられてもよい。このシステムは、放射性イオン源、コロナ放電イオン源を用いて実施することができる。一実施形態では、試料ガスは、測定器に進入する前に加熱され、測定器は周囲を上回る温度で実行され、測定器は、測定器から退出する加熱試料ガスに接触することで加熱される。 (もっと読む)


【課題】 簡易な構成を有し瞬時的かつ同時的にテスト化合物の検出を可能とする、気体の同定および対応する装置に関し、材料特有の移動度の同定と、電場強度の関数としての上記移動度の変化とを用いる一般的な方法を向上させること。
【解決手段】 非対称の交流電場が重ねて印加された直流電場である合成電場により、各々イオン化された分子が、部分的に増大または減少されるドリフト速度を有するようにすることで、上記課題が解決され得る。気体の検出および同定に関する、上記方法および関連する装置は、化合物を同定または検出することに用いられ、例えば、非常に小さい濃度での検出が必要な、爆発物、及び/又は、健康を害する物質または化合物に対して用いられる。 (もっと読む)


【解決手段】ガス電子増幅イオン検出器を備える質量分析計を開示する。イオン検出器は、3段構造のガス電子増幅段GEM1、GEM2、GEM3を備え、対向電極(12)が第1の電子増幅段GEM1に隣接して配置される。 (もっと読む)


【課題】 高感度で選択性の高い化学物質探知装置を提供する。
【解決手段】 有機酸又は有機酸塩を用いて有機酸ガス発生器3から有機酸ガスを発生させ、試料ガスと混合させてイオン源4に導入し、イオン化を行い、質量分析部5で質量スペクトルを得る。データ処理部6は、得られた質量スペクトルに基づいて、探知対象の目的化学物質から生成される固有のm/zをもつ分子に有機酸から生成される分子が付加された固有の有機酸付加イオンのm/zの検出の有無を判定する。有機酸付加イオンのm/zのイオンピークがあった場合、探知対象の目的化学物質が存在すると判断して警報を鳴らす。
【効果】 誤探知を防ぐことが可能となる。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】開示される質量分析計は、分析用の高性能イオントラップ(3)の上流側に配置される貯蔵用の第1のイオントラップ(2)を備える。一実施形態において、第1のイオントラップ(2)と第2のイオントラップ(3)の両方から同時にイオンのスキャンを実行する。任意の瞬間において第2のイオントラップ(3)内部に存在する電荷量を限定・制限することによって、第2のイオントラップ(3)が空間電荷密度の飽和の影響を受けることがなくなり、第2のイオントラップ(3)の性能劣化を防ぐことができる。 (もっと読む)


【課題】 多種類のバックグラウンド成分中に少数の疾患マーカー成分が含まれる試料について、MSを用いた疾患マーカー探索を行うには、APCI/MSとEI/MSを併用する方法が有用であるが、2台のMSを必要とし、装置コストが高いという問題があった。
【解決手段】 APCIとEIを切り替え可能なイオン源を有する質量分析装置において、APCIイオン源の上流に、APCI測定に適した条件で試料を分離できる第1のGCを接続する。第1のGCで分離した試料の一部を、流路を分岐させることにより第2のGCに導入する。第2のGCにおいて、試料中に含まれる目的物質とバックグラウンド成分をさらに分離し、EIイオン源に導入する。目的物質とバックグラウンド成分を分離することで、バックグラウンド成分の影響を受けることなく、目的物質のEIスペクトルを取得する。 (もっと読む)


【課題】 真空系を必要としない小型の分析装置でありながら選択性の高いモニタリング装置を提供する。
【解決手段】 主として分子量関連イオンが生成される大気圧イオン源(非解離性大気圧イオン源)と、主として解離イオンが生成される大気圧イオン源(解離性大気圧イオン源)の2種類の大気圧イオン源をイオン移動度分光計に装備して非解離性イオン源と解離性イオン源との切り替え機構を設ける。また測定対象物質毎に非解離性イオン源により生成される分子量関連イオンと解離性イオン源により生成される解離イオンの特性値(イオン移動度またはそれに相関する値)を登録したデータベースを備える。非解離性イオン源と解離性イオン源の両モードでそれぞれデータベースと一致するイオンが検知された場合に、測定対象物質が検知されたと判定する。またこのとき、非解離性イオン源の動作中には解離イオンの有無を、逆に解離性イオン源の動作中には分子量関連イオンの有無をも調べて判定に資することにより、信頼性を向上する。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】開示する質量分析装置において、イオン信号は、第一及び第二の信号に分割される。第一及び第二の信号は、異なる利得により増幅され、デジタル化される。両デジタル化信号について、到達時間/強度ペアを計算し、結果的に生じた時間/強度ペアを結合して高ダイナミックレンジスペクトルを形成する。スペクトルは、その後、他の対応するスペクトルと結合して加算スペクトルを形成する。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】電子移動解離セル1を備える質量分析計が開示される。セル1により、正の検体イオンが1価の負の試薬イオンとの衝突によりフラグメントイオンへとフラグメンテーションされる。セルは、球状のトラップ空間を形成する複数のリング電極1を備える。イオンは、トラップ空間の大部分上で無視できる程度のRF加熱を受け、これにより、検体イオンおよび試薬イオンの運動エネルギーを、熱温度をわずかに超える温度に低下させることが可能となる。その結果、感度が向上した電子移動解離セル1が提供される。セル1内で生成されたフラグメントイオンを冷却し、直交加速式飛行時間質量分析部へと前方移送することができ、これにより、得られる質量分析部の分解能を大きく向上させることが可能となる。 (もっと読む)


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