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Fターム[2G041DA20]の内容

Fターム[2G041DA20]に分類される特許

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【課題】脱離/イオン化による高分子量化合物の検出を高感度に行うと共に、実質的に低分子領域の解析に支障がでないようにフラグメンテーションを極力避けることを可能にする質量分析用マトリックス化合物、質量分析用基板及び該マトリックス化合物を用いた質量分析装置を提供することである。
【解決手段】質量分析用マトリックス化合物において、照射レーザー光により質量数が160未満の化合物に分解された主たる分解生成物により測定対象分子を脱離・イオン化せしめる質量分析用マトリックス化合物及び該マトリックス化合物を用いた質量分析装置、
あるいは、金属若しくは半導体基板の表面にミクロポーラス膜又はメソポーラス膜を設け、更に、そのミクロ孔内又はメソ孔内にマトリックス化合物を担持させ、照射レーザー光により質量数が160未満の化合物のみを細孔外に選択的に発生させる質量分析用基板。 (もっと読む)


【課題】油入電気機器における異常部分の特定、異常の状態が具体的に診断できる油入電気機器の異常診断方法を提供することを目的とするものである。
【解決手段】油入電気機器から絶縁油の試料を採取し、試料油中に溶解した低蒸気圧、高沸点の分解成分を検出し、検出した分解成分中に1,3ジアジン、1,3ブタンジオール、1メトキシブタン、トリメチルアミン、2メトキシエタノール、ブタン酸のいずれかが検出された場合には、検出された分解成分を生成する絶縁材料が過熱した絶縁材料であると特定することを特徴とする油入電気機器の異常診断方法である。 (もっと読む)


【課題】 少なくとも2種類の同質量・異成分の被測定ガスのガス分子を正確に区別して定性・定量分析できるイオン付着質量分析方法を提供する。
【解決手段】 このイオン付着質量分析方法は、イオン放出体18により発生させたイオンを被測定ガスの分子に付着させて付着イオンを生成し、Qポール質量分析器30で付着イオンの質量を計測し、被測定ガスの定性・定量を行う方法であり、さらに、少なくとも2種類の同質量・異成分の被測定ガスの分子に、被測定ガスの分子の各々が有するイオン付着特性の差を生じさせる所定のイオンを付着させるステップと、被測定ガスの分子の各々が有するイオン付着特性の差に基づいて被測定ガスの同質量・異成分を区別して計測するステップとを有する。 (もっと読む)


本発明は、凝縮相のサンプルの成分から気体状イオンを発生させ、それを分析するための方法及び装置に関する。1つ又は複数の液体噴射が、調査するサンプルの表面に向けられ、そこで液体噴射をサンプル表面に衝突させることにより、液体の蒸発によって、又は必要に応じて蒸発後の後続のイオン化によって気体状イオンに変えられるサンプル粒子を運ぶ液滴を発生させ、得られたサンプル粒子を周知の方法で分析する。
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【課題】油入電気機器における異常部分の特定、異常の状態が具体的に診断できる油入電気機器の異常診断方法を提供することを目的とするものである。
【解決手段】油入電気機器から絶縁油の試料を採取し、試料油中に溶解した低蒸気圧、高沸点の分解成分を検出し、検出した分解成分中に、3ペンタノン、ジアセチル、2,5ジメチルフラン、酢酸が検出された場合には、絶縁紙が巻回された通電部に250℃以上の過熱部が存在すると判定することを特徴とする油入電気機器の内部異常診断方法である。 (もっと読む)


【課題】量子化学的計算手法を用いて高精度で予測た未知の特定分子の共鳴励起準位やイオン化準位の波長にレーザの波長を効率的に調整して照射する質量分析方法を提供する。
【解決手段】(i)特定分子の電子基底状態の最安定構造Q0、構造Q0における零点振動エネルギーzp0、電子励起状態の最安定構造Q1、構造Q1における零点振動エネルギーzp1を求め、(ii)電子基底状態の構造Q0におけるポテンシャルエネルギーE0(Q0)、電子基底状態の構造Q1におけるポテンシャルエネルギーE0(Q1)を求め、(iii )ポテンシャルエネルギーE0(Q1)から、電子励起状態の構造Q1におけるポテンシャルエネルギーE1(Q1)へのエネルギー増加量ΔE1を求め、(iv)ΔE1-0=E0(Q1)−E0(Q0)+ΔE1+ zp1 −zp0 により断熱的電子励起エネルギーΔE1-0 を求め、ΔE1-0に基づいて、特定分子を電子基底状態から電子励起状態に励起させる照射レーザの波長を調整する。 (もっと読む)


【課題】予め定められた軌道を選択的に設定するための装置と方法であり、軸に関して第1質量/電荷比(m1)のイオンに対して電界が実質的に均一な磁界(E x B)を横切ることを必要とする。
【解決手段】磁界は軸に沿って方向付けられ、電界は直流電圧成分(∇Φ0)及び交流電圧成分(∇Φ1)の両方を有する。操作において、Φ1がゼロのとき、軸の周囲の限定軌道上にイオン(m1)を位置付けするために電圧Φ0は固定的に設定される。一方、Φ1が予め定められた値に調整されたとき、イオン(m1)は軸から離れて放出される。チャンバ内に(E x B)が設定されることにより、限定軌道(Φ1=0)のとき、イオン(m1)はチャンバを通過し、非限定軌道上(Φ1=所定値)のとき、イオンはチャンバの壁に放射される。 (もっと読む)


【課題】本発明は、非接触で電気伝導特性を測定し得るクラスタ、クラスタ生成装置及び方法、並びに、クラスタ又は分子の電気伝導特性測定装置及び方法を提供する。
【解決手段】本発明のクラスタαは、互いに異なる第1乃至第3原子又は分子(原子等)A、B、Cから成り、第2原子等Bが第1原子等Aと第3原子等Cとの間に存在している。クラスタαは、蒸気ビームを断熱膨張させることで生成した初期クラスタに順次に第1乃至第3原子等A、B、Cの蒸気を供給することで生成し得る。そして、クラスタαにX線を照射してクーロン爆発を生じせしめ、これにより生じたイオンを電界Eで加速して2次元ポジションセンサで計測することでクーロン爆発から2次元ポジションセンサに到達するまでの飛行時間と2次元ポジションセンサへの到達位置に基づいてその電気伝導特性を計測する。また、クラスタαに代え分子を用いることでその電気伝導特性も計測できる。 (もっと読む)


アミドイオン化剤を用いるイオン移動スペクトロメータ中でのアナライトの存在を検出する方法を提供する。この方法は、過酸化物ベースの爆発剤の検出に特に有用である。
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【課題】改良された質量分析計および質量分析の方法を提供すること。
【解決手段】期間ΔT1におけるゼロ透過率動作モードと期間ΔT2における非ゼロ透過率動作モードとを繰り返し切り換えてイオンビームを減衰させるイオンビーム減衰器を含む質量分析計が開示されている。イオンビームの減衰の程度は、マークスペース比ΔT2/ΔT1を変化させることによって変化させることができる。イオンビーム減衰器は、イオンをパケットまたはパルスで放出し得るが、イオンのパケットまたはパルスは、イオンビーム減衰器の下流に配置された比較的高圧のイオンガイドまたはガス衝突セルによって、連続したイオンビームに変換され得る。 (もっと読む)


イオントラップと下流の質量分析計とを有する質量分析計システムが提供される。複数のイオン群がイオントラップに提供され、第一の質量対電荷比が選択される。該下流の質量分析計は、(i)該第一の質量対電荷比とは異なる第一の選択されない質量対電荷比を有するイオンと、(ii)該第一の質量対電荷比とは異なる該第一の選択されない質量対電荷比を有するイオンに対する質量シグナルとのうちの1つを除去するように設定される。第一の質量対電荷比の第一のイオン群は、第一のイオントラップから下流の質量分析計まで排出される。
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本発明は、クロマトグラフと質量分析計とを組み合わせて試料を分析する工程と、工程a)からの出力を他の分析測定と調整して炭化水素原料油流れの組成を決定する工程とを含む、少量の炭化水素試料から炭化水素原料油流れの組成を決定する方法に関する。 (もっと読む)


【課題】品質スペクトルを自動的に検出すること。
【解決手段】本出願は、マスフラグメントスペクトルの一部にアクセスし、このスペクトルのピーク対の差異に応じたベクトルを構築し、このベクトルに応じたスペクトルを選択するシステム及び/又は方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】 荷電粒子を衝突セルに導入するための装置を提供する。
【解決手段】 本発明の装置は、イオンと荷電粒子とを混合するための装置であって、イオン出口端を有する多重極装置と、イオン出口端に接続されている質量分析器と、質量分析器に接続されている荷電粒子源とを備え、荷電粒子源によって生成される荷電粒子が質量分析器を通って、イオン出口端を介して、多重極装置内に入るように構成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


本発明は、固体試料を分析する方法に関する。この種類の方法は、特に、固体表面内又は上の材料組成及び分布の分析に使用される。本発明の方法では、分析される表面は、少なくとも部分的に及び/又は複数の領域においてセシウムで被覆される。また、表面は、1イオンあたり少なくとも3原子を有する多原子イオンを主に又は排他的に含む分析ビームにより照射される。生成される二次イオンは、セシウム化合物で分析される。 (もっと読む)


【課題】品質スペクトルを自動的に検出すること。
【解決手段】本出願は、マスフラグメントスペクトルの一部にアクセスし、このスペクトルのピーク対の差異に応じたベクトルを構築し、このベクトルに応じたスペクトルを選択するシステム及び/又は方法を提供する。 (もっと読む)


本発明は、任意の多次元分離に適用されるソフトウェア発展形態および動作を含むデータ処理/視覚化の方法である。ディーゼルのGC−MS分析を例にとって、このソフトウェアの発展形態および動作を実証する。本方法の工程は、(1)GC−MS試験から得られた総イオンクロマトグラムを表示する工程と、(2)各々の質量スペクトル対保持時間を表示する工程と、(3)相対極性を表示するために参照化合物ファミリーとしてノルマルパラフィンファミリーを選択する工程と、(4)全ての質量スライスをそれぞれ変換し、ノルマルパラフィン化合物ファミリーを同じ相対保持時間(位置)で揃える工程と、(5)2次元(多次元)のデータを最も効果的に表示するために軸を回転させる工程とを含む。 (もっと読む)


質量分析、特にマトリックス支援レーザ脱離イオン化(MALDI)質量分析を使用して、非消化で非断片化状態の共有結合的に安定化した超分子標的−リガンド複合体の無傷のイオンの存在を分析もしくは他の方法で検出する、又はそのイオンの正体を決定する方法ならびに種々の生物学的用途、たとえば抗体の特性解析、薬物発見及び自動化又はより高スループットの用途を含むタンパク質複合体形成研究におけるこれらの方法の使用。
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【課題】 炎電流により燃焼状態を検出するものであって、電源電圧検出回路に回路固有のばらつきが存在する場合でも、燃焼状態を正確に検出できる燃焼検出装置を得る。
【解決手段】 燃焼火炎中に挿入されるよう設けたフレームロッドと、このフレームロッドに交流電圧を印加する電源回路と、フレームロッドに流れる炎電流を検出する炎電流検出回路と、電源回路の交流電圧を検出する電源電圧検出回路と、この電源電圧検出回路及び炎電流検出回路の出力を得て電源電圧の変動に対する第1の補正量を算出するとともに炎電流にこの第1の補正量を加算する演算手段とを備え、この演算手段には電源電圧検出回路固有の回路定数に対応した炎電流の第2の補正量が予め設定されている。 (もっと読む)


【課題】 ナノレベル構造組成観察装置に関し、レーザ光の反射光による測定誤差の発生を防止する。
【解決手段】 針状試料4の表面より、少なくとも外部エネルギー3により原子1つ1つ或いは複数の元素からなるクラスター1集団1集団が外部空間に離脱することにより針状試料4のナノレベルの構造組成を観察するためのナノレベル構造組成観察装置を構成する観察室1の内部の少なくとも一部に黒色光吸収体5を設ける。 (もっと読む)


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