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衝突またはフラグメンテーションセル(5)の上流に配置されたイオン移動度分光計またはセパレータ(3)を含む質量分析計が開示される。イオンは、イオン移動度分光計またはセパレータ(3)内でそのイオン移動度にしたがって分離される。衝突またはフラグメンテーションセル(5)に入射する際のイオンのフラグメンテーションエネルギーを最適化するために、イオン移動度分光計またはセパレータ(3)に存在するイオンの運動エネルギーは時間とともに実質的に直線的に増加される。
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本発明は、ヒトおよび動物由来の生物学的サンプル中の病原体を同定する方法、ヒトおよび動物から得られるサンプル中に存在する複数の病原体を分析する方法、病原体についての詳細な遺伝情報または病原体を決定する方法、そして環境的サンプル、臨床的サンプルまたはその他のサンプル由来の生体物質を迅速に検出および同定する方法を提供する。 (もっと読む)


本発明は、動脈硬化症の診断のための、個体からの試料における一つ以上のペプチドマーカーの存在又は不在の使用、及びペプチドマーカーの存在又は不在が動脈硬化症の存在を表す、動脈硬化症の診断のための方法に関する。 (もっと読む)


【課題】特殊電極の表面から放出される固体状、液体状、ガス状の分析物を分析するデバイスを提供する。
【解決手段】圧力、レーザ放射、および電界強度を適当に調整することにより、質量分析法および/または電子常磁性共鳴分光法により形成されたイオンまたはラジカル・イオンを検出し、イオン源を交換しないで、同じイオン容量で、ESI、FI、FD、LIFDIまたはMALDI、またはこれらのハイブリッドにより分析用物質をソフト・イオン化するための技術を提供する。 (もっと読む)


本発明は、免疫学および生化学の分野に関する。本発明は、特に、全身的脈管形成活性における関連の変化を有する臨床状態の初期検出のための方法、デバイスおよびキットを記載する。この臨床状態は、特に、癌、炎症性状態、感染、ならびに妊娠および流産に関連する事象である。本発明は、脈管形成に関連する状態、特に癌の検出および識別を可能にする。本発明は、血液血小板において見出される生物分子の、脈管形成状態および特に癌状態に関連する臨床状態についての生物マーカーとしての使用を包含する。
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第1の流体(14)と第2の流体とを混合するための流体処理装置(10)が開示されている。第1の流体(14)は、容器(12)内に含まれており且つ第2の流体のpH、密度又はイオン強度のような特性を変えるために使用される処理液とすることができる。いくつかの例示的な実施形態においては、流体処理装置(10)は、引き続いて行われる排出液のMALDI MS分析のための分析物に緩衝材料及び/又はマトリックス材料を添加することによって排出液を生成するために使用される。容器(12)内の第1の導管の端部と第2の導管の端部との間には混合空間(54)が形成されている。いくつかの実施形態においては、結合部材(26)が、第1の導管の端部と第2の導管の端部とを結合している。結合部材(26)は、容器(12)の内側領域と混合空間(54)との間の流体の流通を提供する少なくとも1つの穴を有している。
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エレクトロスプレー微細液滴または固体サンプルマトリクスをイオンビームにあてて、検体の不平衡電荷を増大させる質量分析法のためのイオン化方法を提供する。他の実施例によると、検体を含む液体または固体のサンプルマトリクスにイオンビームをあてて、検体をイオン化して不平衡電荷を添加する、質量分析法のイオン化方法を提供する。
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本発明は、マトリックス支援レーザー脱離イオン化-飛行時間型質量分析(MALDI-TOF-MS)による、近縁なアイソフォームを含むタンパク質またはペプチドの定量法を提供する。タンパク質濃度のインビボにおける測定は極めて困難であり問題が多く、またタンパク質の濃度は、過去に使用されてきた標準であるmRNAのレベルとそれほど良好に相関しないことが知られている。本発明は、MALDI-TOF-MS法の利点を確保しながら、これをインビボにおけるタンパク質またはペプチドの濃度の正確な定量的測定を可能とする手段でタンパク質およびペプチドに応用することで従来の方法の短所を克服する。 (もっと読む)


排出液を配置するための装置(10)は、基材位置決め装置(33)、堆積物導管(28)及び導管位置決め装置(30)を含んでいる。基材位置決め装置(33)は、前記堆積物導管(28)が出て来る排出液が堆積される基材(32)を支持し且つ位置決めする。導管位置決め装置(30)は、前記堆積物導管(28)の出口端部を前記基材(32)に対して移動させる。
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流体サンプルの高速選別のためのシステム及び方法である。減圧された圧力が注入弁を介してサンプル吸引チューブに加えられる。第1の流体はサンプルループにサンプルを満たすために、第2の流体は前記吸引チューブを洗い流すために、サンプル吸引チューブを介して第1の流体と第2の流体とが交互に吸引される。第1の流体源から吸引された過剰流体と第2の流体源から吸引された全ての流体とはインライントラップにより捕捉される。
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【課題】第1の分離とそれに続く分離ステップとのインターフェース段階における制約を、提案する考え方に関して報告されている欠点を伴わずに克服する解決法を提案すること。RPLC分離とそれに続くCE分離とのインターフェースを提案すること。
【解決手段】複雑な分析混合物、例えばペプチドの二次元分離装置は、1次元目の分離用の第1の分離装置と2次元目の分離用の第2の装置とを備える。第1の装置と第2の装置の間のインターフェース域において、第2の装置への導入前に第1の装置から流出する個々の試料画分または成分をそれぞれ濃縮する濃縮区間が配置される。この濃縮区間は、分離すべき試料または試料画分の流れ方向に見られる2個以上の電極間のセグメント中に画定される。濃縮は、流体力学的流れの掃流力に打ち勝つのに十分な強度で、画分の成分の電荷と反対の極性を有する電圧を2個の電極間に印加することによって、実施される。第2の装置への導入は、電極間の電位差をなくすことによって実施される。 (もっと読む)


製薬化合物の潜在的に未知の代謝産物を検索する方法が開示される。製薬化合物の正確な質量は一般に既知であり、整数質量若しくは質量電荷比成分及び小数質量若しくは質量電荷比成分の形態とすることができる。可能性のある代謝産物は、親製薬化合物の小数質量若しくは質量電荷比に実質的に極めて同様である小数質量若しくは質量電荷比成分を有することに基づいて検索できる。
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本発明は、カーゴペプチド-担体タンパク質複合体を含有するサンプルからのカーゴペプチドの分離方法を提供する。該方法は、カーゴペプチド-担体タンパク質複合体を含むサンプルを、上記担体タンパク質に対して選択性の結合性成分と、上記担体タンパク質が上記結合性成分と非共有結合し且つ上記結合性成分を支持体に結合させる条件下に接触させる工程;上記カーゴペプチドを、前記カーゴペプチド-担体タンパク質複合体から、上記担体タンパク質が上記結合性成分に結合したままで解離させる工程;及び、上記カーゴペプチドを収集し、それによって上記カーゴペプチドを上記サンプルから分離する工程を含む。
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【解決手段】液体試料中の低濃度の検体を特定する方法及び装置を提供する。液体試料は、連続流動膜入口システムを介して導入される。膜を透過する検体は、光イオン化飛行時間型質量分析によって分析される。膜を透過しない液体試料中に残る検体は、液体試料及び他の検体を小滴として光イオン化領域へ導入する毛細管入口へ導かれる。膜上に吸収又は吸着されて残る検体は、熱を加えることで、膜を通過させる。検体は、共鳴多光子イオン化(REMPI)又は単光子イオン化(SPI)によって分析してよく、その両方を装置で提供し、代替ソースとして選択可能である。 (もっと読む)


分光分析法によって単細胞または単ビーズなどの粒子を連続分析するための装置(100)。該装置、すなわち元素フローサイトメーターは、粒子を連続的に導入する手段(102)と、粒子または該粒子上の分析対象物に結合した元素タグを気化、原子化および励起またはイオン化させる手段(104)と、気化、原子化、励起またはイオン化された粒子の元素成分または該粒子に結合した元素タグを分析する手段(106)とを含む。さらに、分光分析法によって単細胞または単ビーズなどの粒子を連続分析する方法も開示される。
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濃度の高い被験試料をイオン気化した分析装置(10)のイオン化室に、イオン導入量制御手段(8)を設け、イオン引出電極(9)に導入する被験試料イオンの量を制御するため、質量スペクトルの分析および吸収・発光・散乱スペクトルの分析を略同時に行うことができる分析装置を提供することができる。さらに、スプレイヤー(104)に導入される前の上記被験試料溶液を冷却する低温浴(106)と、上記スプレイヤーおよび、上記スプレイヤー(104)に導入された上記被験試料溶液を冷却する、上記スプレイヤーとは独立した構造の冷却ガス導入管(108)とを備えことにより、高電圧印加時における被験試料の加熱を効果的に抑制することが可能となることから、極低温下でのみ安定な被験試料を用いた場合であっても、質量スペクトル分析と吸収・発光・散乱スペクトル分析とを略同時に行うことができる。 (もっと読む)


本発明は、少なくとも部分的に金属箔で覆われたキャピラリーと、HPLC、CE(キャピラリー電気泳動)、CEC(キャピラリー電気クロマトグラフィー)またはpCEC(加圧CEC)などの方法のMS(定量分析)への連結におけるそれらの使用に関する。金属箔での本発明の被覆は、スプレーニードルまたは空のキャピラリー部品などのさらなるアダプタなしで、キャピラリーの質量分析計への直結を可能にする。
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本発明は、標識試薬、標識された分析物(その混合物を含む)、およびそれから誘導されるフラグメントイオンに関する。本発明はまた、標識試薬(N−置換ピペラジン酢酸ベースの標識試薬を含む)、標識された分析物(その混合物を含む)およびそれから誘導されるフラグメントイオンの生成方法、ならびにその標識された分析物の分析方法に関する。本発明の方法によれば、定量されるべき分析物は、標識化される。標識化された分析物、分析物それ自体、その分析物の1種以上のフラグメントおよび/またはその標識のフラグメントは、質量分析により定量され得る。 (もっと読む)


糖鎖の種類に関係なく特異的に糖鎖を結合し得る部位とフラーレン核を含むフラーレン誘導体を提供し、質量分析の際に雑多な生体分子の分子量領域から糖鎖のシグナルのみを大きくシフトさせるとの原理を利用した新しい糖鎖分析手法を提供すること。さらに、糖鎖捕捉フラーレン誘導体の膜特性を利用した糖鎖捕捉担体を作製し、糖鎖または糖鎖含有物質を効率よくおよび/または天然に存在する状態に忠実に分離、精製、濃縮または分析する方法、ならびにそれに供するシステム、装置を提供すること。本発明は、糖鎖と特異的に相互作用し得る部位とフラーレン核とを含む新規なフラーレン誘導体、ならびにそのフラーレン誘導体を含む糖鎖捕捉担体を用いて試料中の糖鎖または糖鎖含有物質を分離、濃縮または精製する方法を提供する。 (もっと読む)


サンプルの質量分析を実施するような様式で、サンプルを支持するためのMALDIプレート構築物が提供される。そのプレート構築物は、サンプル受容表面、そのサンプル受容表面を保持するためのプレートホルダ、およびそのサンプル受容表面に隣接して配置され、かつそのプレートホルダと電気的に接触している導電性格子を備える。いくつかの実施形態において、その格子は、交差する導電性ワイヤから形成され得る。このワイヤは、そのワイヤの交点の範囲内に開放領域を形成する。種々の実施形態において、その格子は、サンプルまたはサンプル受容表面と接触して配置され得、そしてレーザーからの光線がその格子の開放領域を通って、次いでサンプルまたはサンプル受容表面上に通過し、そのサンプルを脱離およびイオン化することを可能にするように配置され得る。
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