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Fターム[2G041EA06]の内容

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Fターム[2G041EA06]に分類される特許

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【課題】 本発明は、特に香りや辛味、苦味等、非常に多くの成分を含むために分析が困難である香辛料中の残留農薬分析法を提供することを目的とする。
【解決手段】 香辛料に残留する農薬の分析方法であって、試料抽出液をシリカゲルカートリッジに供し、混合比率を変えた混合溶媒を溶出溶媒として順次溶出、分画することによって農薬と香辛料中の夾雑成分とを分離する前処理工程と、この前処理工程を経た溶液中の農薬濃度を測定する測定工程からなる。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的とするところは、マススペクトルデータにおいて特にイオンサプレッションの影響により定量結果の信頼性が低下しているマススペクトルデータを判別することで、定量信頼性を向上させることにある。
【解決手段】本発明は、成分のスペクトルが時間の経過順に並ぶように試料を分離する分離手段と、ススペクトルが質量対電荷比(M/Z)の順に並ぶように前記各スペクトルの成分を分析する質量分析手段を含む質量分析システムにおいて、前記スペクトルの全部に及ぶ全マススペクトルの分析データより前記各スペクトルに存在する一定の質量対電荷比のピークを選択する機能と、前記全マススペクトルの分析データから前記各スペクトルの分析データにおける前記ピークの統計的指標を算出する機能と、前記統計的指標を判定基準として、前記各スペクトルの分析データの定量信頼性を判定する機能を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】環境中に存在する微量のダイオキシン化合物を、飛行時間型質量分析計を用いてレーザーイオン化法により測定する方法が提案されている。しかし、この方法は従来の二重収束型質量分析計と比較して質量分解能が低いので雑音を低減できず、十分な検出感度が得られないことが多い。
【解決手段】質量スペクトル分析法において、測定された信号から理想的な同位体ピークの強度分布の成分を抽出することによって、信号中の雑音を低減して検出感度を向上させることができる。また、質量スペクトルの類似性を定量的に評価することによって、分析結果の信頼性を評価することができる。 (もっと読む)


食品添加剤としての使用が容認できる少なくとも1のトレーサー化合物を含むトレーサー物質を物品に加えることによりタグ付けされた物品を形成すること;そして引き続き前記物品のサンプルを分析して前記トレーサー化合物の有無を調べ、これによって前記サンプルがタグ付けされた物品のサンプルであるかどうかを決定すること;を含む、物品を識別する方法。この方法は、持続可能な形で管理される供給源から植物油物品を識別するのに特に有用である。認可されている食品添加剤をトレーサーとして使用することにより、サプライチェーンにおいて物品を識別することが可能となり、それと同時に、必要に応じて食品中に安全に使用することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】SIM/スキャン同時測定時に、SIM測定の時間間隔を短くしてクロマトグラムのピークの測定周期を短くしながら、スキャン測定の走査速度は或る程度遅くして高感度、高質量分解能での定性分析を行えるようにする。
【解決手段】特定質量M1、M2、M3のSIM測定を行う合間に、所望の質量範囲Ms〜Meを複数に区分した細分化質量範囲のスキャン測定を順番に行う。そしてデータ処理の際には、上記質量範囲Ms〜Meをカバーする複数の細分化質量範囲に対するマススペクトルデータが揃ったならば、細分化質量範囲の質量の境界でデータを繋ぎ合わせることで質量範囲Ms〜Meに亘るマススペクトルを作成する。これにより、SIM測定の結果は周期Tsim毎に得ることができ、スキャン測定の結果(マススペクトル)は周期Tscan毎に得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 物質の構造に関する情報の取得効率を向上し、測定及び物質同定の時間を短縮し、同定精度を向上することのできる安価な質量分析システムを提供する。
【解決手段】 タンデム型質量分析装置を用いた質量分析システムにおいて、試料を所望の極性でイオン化し、イオンを解離して得られたフラグメントイオンを第一、あるいは、第二の質量分析部で測定し、その結果に基づき、第二の質量分析装置の極性を決定し、質量分析測定することを特徴とする質量分析システム、及び、質量分析方法を開示する。 (もっと読む)


【課題】ガスクロマトグラフで分離した試料を、高温状態に保持したまま、デッドボリュームが無視できる条件下で、間歇的に短いパルスとして安定に質量分析計に導入することができる。
【解決手段】試料を導入するキャピラリーの真空側の先端部の内径を小さくし、希釈ガスの断熱膨張によってキャピラリー先端部を冷却し、凝着した試料をパルスレーザー照射によって瞬時に蒸発させることにより、試料を間歇的に効率よく質量分析計に導入することができる。 (もっと読む)


【課題】測定スループットを低減することなく、また、多成分の標準化合物を添加することなく、正確な定量を行う方法、手段を提供する。
【解決手段】測定試料に特定の化合物を添加した混合物をイオン化し、生成したイオンを質量分析する手段を有し、上記測定試料中に含まれる測定対象化合物の濃度を定量する分析装置において、測定対象化合物および添加化合物、各々に対し、あるマトリックス成分の濃度に対する信号強度依存性を格納するデータベースを有し、質量分析手段により得られた測定対象化合物由来の信号と添加化合物由来の信号から、データベースを用いて測定対象化合物の濃度を補正する。
【効果】 従来技術に比べ、低コストでスループットの高い質量分析を用いた多成分分析装置が実現できる。 (もっと読む)


【課題】質量分析装置の測定結果により試料ごとの成分量を解析する場合、同一成分と判定された結果は過誤のリスクを伴っている。そこで、成分の一致を判断した際のデータを合わせて表示し、さらに簡便な方法によって着目するデータを確認するための手法を提供する。
【解決手段】試料と成分に対するイオン量の解析結果として得られたヒートマップ上の個々のデータ位置において、同一成分と判断した際の保持時間や質量の誤差、及び同定結果の有無などの情報を、ベクトルやマークなどとして重ね書きし、さらに関連する数値や同定結果の表示と併用する。そのような表示を、ヒートマップの部分拡大に適用し、他の部分を縮小表示することにより、ヒートマップ全体の表示を可能とする。さらに、保持時間と質量電荷比に対するイオン強度のマップ表示上に、ヒートマップにおいて着目する成分をマーク表示し、効率よく近傍を順次拡大表示することによって、検証作業を支援する。 (もっと読む)


【課題】カードボード臭の主要因物質であるトランス−2−ノネナールを、従来よりもさらに低い濃度域において、充分な感度を示し、かつ高い精度で定量分析することができるトランス−2−ノネナールの分析方法の提供
【解決手段】本発明による発酵麦芽飲料もしくはビール様飲料または麦汁中のトランス−2−ノネナールの分析方法は、発酵麦芽飲料もしくはビール様飲料または麦汁から得られた被検サンプルを、ヘッドスペース−固相マイクロ抽出(HS−SPME)ガスクロマトグラフ質量分析法(GC/MS法)に付し、内部標準物質として、トランス−2−ノネナールの安定同位体を使用することを特徴とする。 (もっと読む)


畳み込みピークを識別するための方法について説明する。複数のスペクトルが入手される。多変量分析技法を使用して、複数のスペクトルから複数の群にデータ点を割り当てる。ピークは、複数のスペクトルから選択される。ピークが、複数の群のうちの2つ以上に割り当てられるデータ点を含む場合、ピークは、畳み込みピークとして識別される。主成分分析は、データ点の割り当てに使用される1つの多変量分析技法である。主成分の数が選択される。部分集合主成分空間が形成される。部分集合主成分空間におけるデータ点が選択される。ベクトルは、部分集合主成分空間の原点からデータ点に延長される。ベクトルの周囲における空間角度内における1つ以上のデータ点は、群に割り当てられる。
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【課題】統合失調症を検査する方法、および当該方法に使用される統合失調症の検査試薬または検査機器の提供。統合失調症の治療または改善に有効な統合失調症の治療または改善剤の提供。
【解決手段】被験者について、(1)グリオキシラーゼI遺伝子の遺伝子異常、(2)生体試料中のグリオキシラーゼIの発現量または活性、(3)カルボニル化合物またはその蛋白修飾物の量、および
(4)生体試料中のピリドキサール量からなる群から選択されるいずれか少なくとも1つを測定する工程を経て統合失調症を診断する。カルボニル消去剤またはカルボニル蛋白修飾物生成抑制剤を有効成分とする、統合失調症の治療または改善剤。 (もっと読む)


【課題】信号対雑音比を改善することができるイオン化装置を提供する。
【解決手段】試料受け取り室でイオン化された試料物質は、試料導管に流れ込む。試料導管には、乾燥ガスを流し込んでもよく、乾燥ガスを加熱してもよい。試料導管の圧力および長さは、その積が50Torr・cm以上となるように規定してもよい。試料導管は、変向部を備えていてもよい。また、試料導管は、イオン抽出室に通じていてもよく、イオン抽出室では、サンプリングオリフィスが質量分析計に通じていてもよい。試料導管の直径は、サンプリングオリフィスの直径より大きくてもよい。イオン抽出室内に電界を印加して、流れ込むイオンの速度を低減させてもよい。さらに、電圧ジャンプを試料導管に印加してもよい。 (もっと読む)


【課題】 多種類のバックグラウンド成分中に少数の疾患マーカー成分が含まれる試料について、MSを用いた疾患マーカー探索を行うには、APCI/MSとEI/MSを併用する方法が有用であるが、2台のMSを必要とし、装置コストが高いという問題があった。
【解決手段】 APCIとEIを切り替え可能なイオン源を有する質量分析装置において、APCIイオン源の上流に、APCI測定に適した条件で試料を分離できる第1のGCを接続する。第1のGCで分離した試料の一部を、流路を分岐させることにより第2のGCに導入する。第2のGCにおいて、試料中に含まれる目的物質とバックグラウンド成分をさらに分離し、EIイオン源に導入する。目的物質とバックグラウンド成分を分離することで、バックグラウンド成分の影響を受けることなく、目的物質のEIスペクトルを取得する。 (もっと読む)


【課題】多変量解析の結果に基づいて、試料の相違等を特徴付ける複数の化合物に関する情報を容易に得る。
【解決手段】複数の試料についてLC/MS分析を行って収集したデータに対し、多変量解析(主成分分析)を行ってローディングプロットを作成し表示する。このローディングプロット上でオペレータが複数の試料のグループ分けに影響していると推測できる特徴的な指示点を選択するように範囲Aを指定する。すると、保持時間と質量電荷比とを軸とした等強度線グラフ上に、上記範囲Aに包含される指示点に対応する化合物に対するピークを示すマーキングBが表示される。これにより、例えば試料のグループ分けに影響する化合物が或る化合物系列に属するものである、等の検証が容易に行える。 (もっと読む)


【課題】構造や特徴が類似した複数の化合物を包含する化合物系列について、構造解析に有益な情報を簡単な操作・作業で取得できるようにする。
【解決手段】まず通常のLC/MS分析により収集されたデータに基づいて、保持時間と質量電荷比とを二軸にとり、信号強度を等高線として描いた2次元的な等強度線グラフを作成して表示する(S1、S2)。オペレータがそのグラフ上でマウスのドラッグ操作等により任意の範囲を指定すると(S3)、指定された範囲に含まれるピークを抽出し、該ピークに基づいてプリカーサイオンを選択する(S5、S6)。そして、目的試料に対するLC/MS分析の過程において選択されたプリカーサイオンについてのMS2分析が実行されるようにスケジュールを作成し(S7)、このスケジュールに則って適宜プリカーサイオンの選別・開裂操作を行いながら分析を実行してMS2スペクトルデータを収集する(S8)。 (もっと読む)


【課題】緑茶の品質、特に従来困難であった製品緑茶の総合品質を、簡便にかつ精度よく予測する方法を提供すること。
【解決手段】本発明の緑茶の品質予測方法は、緑茶を前処理して分析サンプルを得る工程;該分析サンプルを機器分析に供して分析結果を得る工程;該分析結果を数値データに変換して多変量解析する工程;および得られた解析結果から、品質を予測する工程を含む。好ましくは、品質既知の複数の緑茶の機器分析結果について多変量解析としてPLS回帰分析を行うことにより品質予測モデルが作成され、品質未知の緑茶についての解析結果を品質予測モデルと照合する。 (もっと読む)


【課題】構造や特徴が類似した複数の化合物を包含する化合物系列についての有益な情報を簡単な操作・作業で取得できるようにする。
【解決手段】クロマトグラフ質量分析により収集したデータに基づいて、保持時間と質量電荷比とを二軸にとり、信号強度を等高線として描いた2次元的な等強度線グラフを作成して表示する(S1)。オペレータがそのグラフ上でマウスのドラッグ操作等により任意の範囲を指定すると(S2)、指定された範囲に含まれるデータを収集し、保持時間毎に質量電荷比軸方向の信号強度を積算し、その積算値に基づいて積算マスクロマトグラムを作成する(S4、S5)。また、質量電荷比毎に保持時間軸方向の信号強度を積算し、その積算値に基づいて積算マススペクトルを作成する(S6、S7)。そして、これらを等強度線グラフと同一画面上に表示する(S8)。 (もっと読む)


【課題】クロマトグラフとMSn型質量分析計とを組み合わせた装置で収集されるデータを見易く且つ管理が容易であるように印刷出力する。
【解決手段】収集したデータから全てのプリカーサイオンの情報を取得した後、設定された選別条件に適合するプリカーサイオンを抽出する(S3、S4)。1個のプリカーサイオンについて、それを開裂させて取得したMS2スペクトルや、それからさらにプリカーサの選択・開裂を行って得たMSnスペクトルがあればそうしたMSnスペクトルのデータを収集し(S5、S6)、1段目のプリカーサイオンのm/zのマスクロマトグラムのデータも収集する(S7)。そして、決まったサイズの印刷領域をスペクトルの数で分割することで領域の割り当てを決め、マスクロマトグラムと1乃至複数のMSnスペクトルを1つの印刷領域に印刷する(S8、S9)。 (もっと読む)


【課題】デバイス等の不良原因となる数μm以下の微小異物の質量分析を行う。
【解決手段】異物採取プローブ先端へレーザを照射する機構を持たせ、微小異物の採取と異物の加熱が同一のプローブで行える。レーザ照射で加熱するため、採取プローブ自体に特別な加熱機構を持たせることなく、採取に適したプローブを使用できる。また、レーザ光を微小異物に直接照射し脱離させるのではなく、レーザ照射により加熱された採取プローブからの熱伝導により異物を気化、熱分解する機構を持ち、加熱、分解気化の過程が安定しており、再現性の高いデータを得る。該プローブは直接質量分析装置に装着できるためコンタミレスで分析を行え、レーザでプローブ先端部の異物のみを加熱することにより、仮にプローブの先端部以外にコンタミ物質が付着したとしても先端部以外は加熱されずS/Nの良好なマススペクトルが得られる。 (もっと読む)


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