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Fターム[2G041FA22]の内容

Fターム[2G041FA22]に分類される特許

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本発明は、コレステロール逆輸送(RCT)を測定するための生化学的方法に関する。具体的には、RCTの3つの成分(流出成分、血漿成分および排出成分)を、同位体標識コレステロールまたはコレステロール関連分子もしくはコレステロール関連複合体を投与するステップ、および続いて種々のコレステロールまたはコレステロール関連分子もしくはコレステロール関連複合体での同位体の希釈または出現、ならびにステロール最終産物(RCTの一部分である)中への回収を測定するステップにより、in vivoで測定する。生体で初めて、組織から血中へのコレステロール流出速度と血液から体外へのコレステロール排出速度との組み合わせを表す、包括的RCT流(Global RCT flux)のパラメータが作成される。そのような方法は、創薬および薬物開発、アテローム硬化その他の血管疾患および症状の診断および予後診断、疾患治療のための適正な用量の選択、ならびにRCT流を標的とする治療法のための被験体の選択に用いられる。 (もっと読む)


【課題】水中に含まれる疎水性有機化合物を効率良く回収する。
【解決手段】疎水性有機化合物の吸着剤であって、平均粒径が1〜100μmであり、BET法における比表面積が1〜800m/gであり、かつESCA分析におけるO/C値(炭素原子に対する酸素原子のモル比)が0.05以下である炭素質粒状吸着剤を調製する。前記吸着剤は、例えば、平均粒径が3〜50μm程度であり、比表面積が1〜700m/g程度であり、かつO/C値が0.001〜0.045程度のグラファイト状炭素粒子で構成されていてもよい。また、前記吸着剤は、平均孔径が0.5〜10nm程度であり、かつBET法における空孔率が0.0001〜0.5ml/g程度である多孔質グラファイト状炭素粒子で構成されていてもよい。前記吸着剤は、水中に含まれる塩素又は臭素原子を含有する疎水性化合物(例えば、ダイオキシン類など)を吸着するのに用いることができる。 (もっと読む)


本発明は、(a)分子中の1つ以上の遊離アミノ基は、アミノ基と反応可能な反応性官能基、及び反応性官能基と結合する3級アミノ基を含む質量タグ試薬と反応する、及び(b)分子を質量分析装置で特徴決定する1つ以上の遊離アミノ基を含む分子を質量分析装置で特徴決定する方法を提供する。 (もっと読む)


本発明は、アルツハイマー病といった神経性及び神経変性疾患又は障害の臨床疾患進行の初期又は脳障害及び臨床症状の発症前における診断、観察、及び治療効果の評価の方法に関する。被験者の中枢神経系(CNS)内で産生される生体分子のインビボでの代謝の測定方法が提供される。 (もっと読む)


サンプルを同位体希釈して分析にかけることにより、ある元素の一つの同位体由来の目的シグナルの強度と同元素の他の同位体由来の目的シグナルの強度の比を調整することができ、その結果、同位体濃度の正確な測定が可能となった。サンプル中の特定の元素の同位体濃度や特定位の同位体濃度を測定するためのキットも提供される。
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本発明は、式I:(I)B−A[式中、B−AはAを導入するための生物学的化合物Bの反応の生成物として形成された生物学的化合物又はその誘導体であり、AはAMS放射性同位体を含む10〜500の範囲のMWを有する放射性同位体部分である]の生物学的化合物を単独又はBと共に含む生物学的組成物を提供し、ここで組成物は最大比放射能の尺度である放射性同位体のパーセント取り込みの値により特徴付けられ、ここで100%取り込みは分子当たり1つの放射性同位体の取り込みとして定義され、そしてここで、パーセント取り込みはゼロ超〜約100%の範囲にある。また、この組成物の製造のためのプロセス、この組成物1つ以上のAMS検出のための方法、及びAMS検出における式Iの組成物又は化合物の使用を、提供する。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】化合物のうち少なくとも2つが、放射性同位元素がAMS活性放射性同位元素であることを特徴とする放射性同位元素でラベルされ、各化合物はその化学的同一性と構造に関する情報を備える化合物またはその薬学的に許容可能な塩のライブラリ。化合物がその化学的同一性と構造に関する情報を備え、さらに放射性同位元素が先に定義したAMS活性放射性同位元素であることを特徴とする放射性同位元素を含む、固体支持体に結合する先に定義した化合物またはその薬学的に許容可能な塩を有する固体支持体。各化合物がAMS活性同位元素を用いてラベルすることを特徴とするその化学的同一性と構造に関する情報を備える、複数の化合物をラベルする放射性同位元素を含む請求項1から19のいずれかに記載の化合物ライブラリの作製方法とそのためのキット。先に定義したAMS活性放射性同位元素でラベルした化合物を含む本発明のライブラリをスクリーニングし、スクリーニングからサンプルを得るか、あるいは、代謝研究用に同定した化合物を提出して、そこからサンプルを得て、それから該サンプルをAMS検出することを含む、1以上の候補化合物を選択する方法。AMS検出により更に研究するための(生物)医学、農芸化学、環境などのスクリーニングでの先に定義したライブラリ、放射性同位元素でラベルした化合物を備える固体支持体、または方法の使用。 (もっと読む)


本教示は、同重体モデルおよび親−娘イオン遷移モニタリング(PDITM)を使用して1つ以上の試料中の1種類以上のアミン含有化合物を分析する方法を提供する。種々の実施形態において本発明の方法は、(a)1種類以上のアミン含有化合物を同重体タグセット由来の異なる同重体タグで標識し;(b)同重体で標識した各アミン含有化合物の少なくとも一部を組合わせて組合わせ試料を作り;(c)上記組合わせ試料の少なくとも一部をPDITMにかけ;(d)1つ以上の送られたリポータイオンのイオンシグナルを測定し;(e)少なくとも、対応するリポータイオンの測定イオンシグナルを標準化合物の1つ以上の測定イオンシグナルに比較することによって、同重体で標識化した1種類以上のアミン含有化合物の濃度を決定する諸工程を含む。
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【課題】従来の技術に固有の制限を克服するproteome分析において使用され得る方法および試薬を提供する。
【解決手段】自動化LC/MS/MSシステムであって、以下: (a)キャピラリーHPLCと流体接続するオートサンプラー (b)該キャピラリーHPLCと流体接続するエレクトロスプレーイオン化三連四重極MS/MS装置;および (c)該オートサンプラー、キャピラリーHPLCおよびMS/MS装置と電気接続する装置制御およびデータ分析システムを備える、システム。 (もっと読む)


本発明は、1)リン酸化タンパク質またはリン酸化ペプチドの一つ以上のセリン残基及び/またはスレオニン残基を脱リン酸化させる工程;2)前記工程1の脱リン酸化されたアミノ酸残基をR-L-Gの構造からなるペプチド反応性標識物質で標識させる工程であって、Rは脱リン酸化されたアミノ酸部位と選択的に結合する親核性作用基、Gは陽イオン形成を誘発させる親陽性子性作用基、Lは前記親核性作用基と親陽性子性作用基とを連結させるリンカーである、工程;及び3)工程2で標識されたタンパク質またはペプチド誘導体を陽イオン質量分析方法で検出する工程を含むリン酸化タンパク質またはリン酸化ペプチドの質量分析方法またはリン酸化位置分析方法であって、前記工程2の標識物質に、グアニジノ基を親陽性子性作用基(G)として使用することを特徴とする、リン酸化タンパク質またはリン酸化ペプチドの質量分析方法またはリン酸化位置分析方法及び前記分析方法の標識反応用標識物質に関するものである。本発明の標識物質の利用により、既存の分析方法に比べて分析感度が優れ、ペプチド内部のリン酸化位置も正確に分析できるため、タンパク質のリン酸化状態による細胞シグナル伝達経路等様々なタンパク質の生体内での機能に対する研究及び数々の疾病の診断に有用に使用できる。

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本発明は、質量分析(MS)において、希少な安定同位元素または放射性同位元素を、それらの原子または分子の同重体から分離する方法および機器に関する。本発明において、原子同重体を取り除くためにとられる手法は、RFイオンガイド内で、イオン分子反応または近共鳴電子移動など低エネルギー反応と組み合わせて、イオンを減速させるための高伝達率装置を利用する。同重体は、低エネルギーの与圧されたRFイオンガイド内でのアニオンとガス状ターゲットの間の電子移動または他の反応により、選択的に激減させられる。エネルギーは、対象となるイオンの反応を防止するような方法で制御されるが、不要な同重体干渉物との反応を誘起する。この技法は、必要な端子電圧を大幅に低減させることができる加速器質量分析(AMS)に特に関係する。その効果は、AMS設置のサイズおよび費用を低減できることである。
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本発明は、胎児異数性の非侵襲性の早期診断のための方法に関する。特に、本発明は、母体の生体液、例えば母体の血清または羊水において異数性の特徴を示すタンパク質発現パターンを同定することによる、胎児異数性の診断に関する。一態様では、本発明は、母体の生体液の試験試料のプロテオームプロフィールと、同じ種類の生体液の標準または参照プロテオームプロフィールとを比較すること、ならびに前記試験試料のプロテオームプロフィールが前記標準プロテオームプロフィールに存在しないかまたは前記参照プロテオームプロフィールに存在する、表1〜2および5〜6に記載されるバイオマーカーからなる群から選択される少なくとも1種類のバイオマーカーを表す少なくとも1つの固有の発現サインを示す場合、胎児異数性の存在を決定することを含む、胎児異数性の診断のための方法に関する。
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本発明は、アミノ酸、ペプチド及びタンパク質の同定、示差定量のための、並びに、翻訳後修飾及び架橋状態の分析のための、方法、試薬及びキットを提供する。該方法は、アミノ酸、ペプチド又はタンパク質の混合物を誘導体化して、そのC末端又はN末端以外の部位に固定電荷イオンを含む1以上のアミノ酸、ペプチド又はタンパク質を形成させる段階、該固定電荷を含むように誘導体化したアミノ酸、ペプチド又はタンパク質を含むアミノ酸、ペプチド又はタンパク質の混合物を質量分析装置に導入する段階、該固定電荷を含むように誘導体化したアミノ酸、ペプチド又はタンパク質を含むアミノ酸、ペプチド又はタンパク質の混合物を第1の質量分解分析装置に通して、第1質量対電荷比を有するタンパク質又はペプチドプリカーサーイオンを選択する段階、上記の第1質量対電荷比を有するプリカーサーイオンを解離させて、固定電荷の近傍の部位において起こるフラグメント化の特性である第2質量対電荷比を有するプロダクトイオンを生成させる段階、及び第2質量対電荷比を有するプロダクトイオンを検出する段階、、を含んでなる。第2質量対電荷比を有するプロダクトイオンは、プリカーサーイオンからの固定電荷の中性脱離によって形成されるプロダクトイオンであっても、又はプリカーサーイオンからの固定電荷の荷電脱離によって形成されるプロダクトイオンであってもよい。
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酵素的又は化学的切断により1つ又は複数の被分析タンパク質から生成された、1つ以上のペプチドの質量分析を用いた定量測定方法であって、1つ又は複数の質量ラベルペプチド内部標準前駆体から1つ又は複数の質量ラベルペプチド内部標準を生成するために、分析されるべきサンプルと1つ又は複数の質量ラベルペプチド内部標準前駆体とを、酵素的又は化学的切断に一緒に暴露する工程を含み、ここで、前記質量ラベルペプチド内部標準前駆体が、前駆体から生じる質量ラベルペプチド内部標準の最もN末端側のN末端に対する少なくとも1つのアミノ酸のN末端伸長部と、前駆体から生じる質量ラベルペプチド内部標準の最もC末端側のC末端に対する少なくとも1つのアミノ酸のC末端伸長部とを含む、方法。
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【課題】ポリペプチド内のアミノ酸配列分析及び定量分析に用いられるポリペプチドのN−末端置換用化合物、これを用いたアミノ酸配列決定方法及びアミノ酸定量分析方法を提供する。
【解決手段】本発明によるアミノ酸配列決定方法及びアミノ酸定量分析方法は、非常に高い信頼度でタンパク質の相対的な定量分析ができ、MS/MSスペクトラム上でyタイプイオンとbタイプイオンを明確に区分できるため、高い信頼度のタンパク質同定が可能である。 (もっと読む)


本発明は、不純物(特にポリマー不純物)を実質的に含有しない、アロステリックヘモグロビン修飾体の新規組成物を提供する。1つの実施態様においては、本発明の新規組成物は、アロステリックヘモグロビン修飾体化合物と、この化合物の製造時に生じる100ppm未満のポリマー不純物とを含有する。ポリマー不純物を実質的に含有しないアロステリックヘモグロビン修飾体を製造する方法は本発明に含まれる。本発明の方法によって形成される生成物を精製するための改良法も本発明に含まれる。新規の精製法は、粗製組成物を水不混和性もしくはある程度水不混和性の溶媒〔たとえばメチルイソブチルケトン(MIBK)〕で抽出して不純物(特にポリマー不純物)の量を減少させることを含む。新規精製法はさらに、粗製の合成生成物を再結晶し、次いで再結晶した生成物を濾過することによって不純物を減少させることを含む。本発明はさらに、本発明の製造法によって製造される生成物、およびこれらの生成質を含んだ組成物を分析するための方法も含む。
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本発明は、標識試薬、標識された分析物(その混合物を含む)、およびそれから誘導されるフラグメントイオンに関する。本発明はまた、標識試薬(N−置換ピペラジン酢酸ベースの標識試薬を含む)、標識された分析物(その混合物を含む)およびそれから誘導されるフラグメントイオンの生成方法、ならびにその標識された分析物の分析方法に関する。本発明の方法によれば、定量されるべき分析物は、標識化される。標識化された分析物、分析物それ自体、その分析物の1種以上のフラグメントおよび/またはその標識のフラグメントは、質量分析により定量され得る。 (もっと読む)


本発明の実施形態は、クワイエットゾーンにおける質量スペクトルデータの分析に関する。いくつかの実施形態において、本発明は、質量スペクトル中のクワイエットゾーンにおいて、標識および/または標識された分析物の分析に有用である、方法、システム、および/または組成物に関する。上記分析を、クワイエットゾーンに向けることより、上記分析のダイナミックレンジを極大化することが可能である。これは、分析物の定性的分析および/または定量的分析に有用であり得る。 (もっと読む)


本発明は、(a)特定のプローブ/ターゲット結合によって複合体混合物中に含まれている特定の分子ターゲットを保持する固定された分子プローブを各マイクロカラム2が備えているマイクロカラムのマトリックスと、(b)本発明の装置中に導入された複合体混合物を(a)において規定されたマトリックスの各マイクロカラムに向って循環させる第1の毛管ネットワーク3と、(c)溶離の後、マイクロカラム上に保持された分子ターゲットを、その再生および、または解析を行うセンサ5に向って循環させる第2の毛管ネットワーク4と、および(d)必要な場合に、種々の異なる分子ターゲットの再生および、または解析を行う質量分光計の形態であることが好ましいセンサ5とを備えていることを特徴とする複合体混合物中に溶解された複数の分子ターゲットを分離し、解析する装置に関する。 (もっと読む)


本発明は、個体における代謝障害を検出する方法を提供する。この方法は、(a)(i)1種又は複数の代謝の指標となる酵素、及び(ii)1種又は複数の代謝被検体を含有する試料を、該1種又は複数の酵素の1種又は複数の基質と、少なくとも1種の該酵素が対応する基質に作用し少なくとも1種の生成物を生成することが可能であるような条件下で接触し、反応混合物を作成する工程;(b)該反応混合物を、該1種又は複数の酵素が対応する基質に作用する能力を阻害する試薬と接触し、被験試料を作成する工程であり、ここで該1種又は複数の代謝被検体及び該少なくとも1種の生成物は、該試薬中に溶解している工程、並びに、(c)質量分析を用い、該被験試料中に含まれる該1種又は複数の代謝被検体及び該少なくとも1種の生成物の存在又は量を決定する工程を含み、ここで決定された該1種又は複数の代謝被検体及び該少なくとも1種の生成物の存在又は量は、該代謝障害の存在又は非存在に相関している。 (もっと読む)


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