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Fターム[2G041GA04]の内容

その他の電気的手段による材料の調査、分析 (22,023) | 装置部品 (5,630) | 質量分析部 (4,146) | 四重極、RF (791) | リング電極を有するもの (59)

Fターム[2G041GA04]に分類される特許

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【課題】
複数のピークが近接するプロファイルスペクトルから、質量数を補正した正確なセントロイドスペクトルを得る。
【解決手段】
質量分析装置によって得られるプロファイルスペクトルについて、近接のピークとの重なりが発生し、その重なり度合いが異なる複数のピークを有する試料を測定して
複数のピークについて重なり度合いと質量数のずれの関係から補正関数を作成し、プロファイルスペクトルをセントロイドスペクトルに変換する際にセントロイドピークを前記補正関数により補正する。 (もっと読む)


本願記載の方法及びイオン減速装置では、所定且つ有限な域内のm/z比(質量対電荷比)を有するイオンのエネルギばらつきを抑圧するため、減速電極アセンブリ(250)を用い電界強度Eの減速場を発生させ、エネルギばらつきを伴っておりそのm/z比が上記域内のイオンをその減速場に入射させ、同域内のイオンがほぼ全て入射しきったらその電場を停止させる。減速場の電界強度Eを入射イオンのエネルギばらつきに応じ設定することで、その電場への入射によってイオンのエネルギばらつきが抑えられるようにする。更に、イオンをそのエネルギに従い大別するため、減速電極アセンブリの上流にエネルギ分散装置を設ける。エネルギ分散装置としては例えばイオンミラーアセンブリ(200)を用いる。その内部のイオンミラー(220)によって反射させると、イオンがそのエネルギに従いデフォーカスする。
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低減された寸法にもかかわらず、1kVp−p程度のRFトラッピング電圧で動作する、環状高周波(RF)イオントラップ質量分析器のスケールダウンバージョンは、従来の三次元四重極イオントラップとほぼ同じイオントラッピング容積を保持し、湾曲した幾何形状は、コンパクトな質量分析器の構築および従来の電子増倍管との容易なインタフェースを可能にする。
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【課題】無駄な解離と分析を行うことなく高効率にタンデム質量分析を行う。
【解決手段】複数の親イオンの中から選択された特定のイオン種を複数の解離イオンに解離して、質量分析を行う質量分析手段(14,14A)を備え、前段で解離した解離イオンを前記親イオンとして前記質量分析を繰り返すタンデム質量分析システムであって、前段の質量分析で分析した複数の解離イオンの各解離情報を記憶するデータベース(10)と、前記複数の解離情報を組み合わせ、その組み合わせられた前記解離情報を用いて、前記特定のイオン種を決定する組合せ決定手段(16)とを備える。 (もっと読む)


【課題】イオントラップ内に捕捉しているイオンのうちの特定の単一質量数のイオンを選択して衝突誘起解離させてそのプロダクトイオンを分析したい場合に、目的イオンが十分に励振されずにプロダクトイオンの感度が低い場合がある。
【解決手段】イオントラップ10へCIDガスを導入した際に、CIDガスとの衝突により捕捉されているイオンの永年振動数が若干下がることを考慮して励振信号の周波数を決める。即ち、イオントラップ10を内装する真空室1内のガス圧を圧力センサ4で検出し、制御部20はこのガス圧に応じて求めた周波数ずれ量データに基づき励振信号の周波数を修正する。CIDガスの導入量の増加によりイオントラップ10内のイオンの永年振動数が下がると、検出ガス圧が上昇して励振信号の周波数も下げられるため、正確に目的イオンを励振させて高い効率で解離を起こすことができる。 (もっと読む)


【課題】タンデム質量分析法は、通常の質量分析法に比べて時間がかかるため、探知装置に求められる探知スピードが達成できなかった。
【解決手段】質量分析装置を用いた分析方法において、質量スペクトルを取得するステップ(201)と、固有のm/zのイオンが存在するか判定するステップ(202)を用いて高速でスクリーニングを行う。前記判定するステップ(202)の判定結果に応じて分析条件をデータベースから読み込み、タンデム質量分析を行うステップ(203)に切り替え、精査する。タンデム質量分析法で得られた結果から、固有のm/zのイオンが存在するか判定するステップ(204)を行う。 (もっと読む)


【課題】 四重極電場のずれを小さくすることができる四重極イオントラップを提供する。
【解決手段】 本発明の四重極イオントラップは、トラップ空間を画定する複数の主電極(15、16、45、46、47、48)であって、開口部(12、13、72)と少なくとも1つの曲面(17、18)とを有する第1の主電極(15、16、45)を含み、曲面がトラップ空間に隣接して配置されている複数の主電極(15、16、45、46、47、48)と、補正電極(20、22、40、42)であって、第1の主電極の一部が開口部と補正電極との間に介在するように、開口部を有する第1の主電極内に配置されている補正電極(20、22、40、42)とを含むことを特徴とする。 (もっと読む)


本発明は一般に多重反射静電システムに関し、より詳しくは、オービトラップ静電イオントラップにおける、またこれに関する改良に関する。単一の電極を模倣した動作が可能な電極アレイを有する静電イオン捕捉装置を操作する方法が提案され、この方法は、3つまたはそれ以上の電圧であって複数の電極の各電極に印加された場合に、単一の電極に電圧を印加することによって発生する電場に近似した静電捕捉電場を発生させる3つまたはそれ以上の電圧を決定するステップと、決定された3つまたはそれ以上の異なる電圧を各電極に印加するステップとを含む。さらなる改良点は、1つまたは複数の収集された質量スペクトルの強度の異なるピークから複数の特徴を測定して特質を導き出し、測定された特質を使って複数の電極に印加されるべき電圧を改善することにある。
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【課題】 試料ガス中の共存物質の濃度が変動した場合でも化学剤の濃度を適切に定量可能なガスモニタリング装置を提供する。
【解決手段】 測定対象物質を含む試料ガスを導入する試料導入部3と、試料ガスに含まれ、測定対象物質と共存する所定の共存物質の濃度を測定する共存物質濃度測定手段4と、試料ガスをイオン化するイオン化部と、イオン化部で生成されたイオンの質量を分析する質量分析計と、質量分析計によって検出された信号を解析し、測定対象物質の濃度を算出するデータ処理部7と、データ処理部7によって解析された解析結果を表示する表示部8とを備えたガスモニタリング装置1であって、データ処理部7は、所定の共存物質の濃度に対応して、測定対象物質の濃度を補正する補正手段を備えたことを特徴とするガスモニタリング装置1である。 (もっと読む)


飛行時間型質量分析計で試料からのイオンを偏向させるためのリフレクトロン(1)は、前面電極(2)および背面電極(3)を備える。前面および背面電極(2、3)の少なくとも一方は、湾曲電界を生成することができる。前面および背面電極は、時間集束を実行し、試料の像を分解するように構成される。 (もっと読む)


【課題】
トラップTOF/MSでMSn 分析を行う際、トラップ部に許容量以上のイオンが導入されるとトラップ内でスペースチャージを引き起こし、マス軸がずれてしまい、正確な
MSn 分析が行えなくなるという問題があった。
【解決手段】
本測定開始前に簡易測定を行い、トラップ内に導入されるイオン(信号)量を測定し、その量によりトラップ部にイオン導入をする際に印加する補助交流電場の印加電圧および印加範囲を設定することにより上記課題を解決する。
【効果】
装置内にトラップ部とTOFの2つの質量分析計を具備するハイブリット型のトラップTOF/MSにおいて、MSn 分析時の感度向上が実現する。 (もっと読む)


【課題】 MALDIイオントラップ型質量分析装置において、1回の測定でより広い質量範囲をカバーすることのできる方法及び装置構成を提供する。
【解決手段】 MALDI部におけるパルスレーザの照射時刻t0とイオントラップ部におけるリング電極へのRF電圧印加時刻t1の間の時間を少しずつ変化させつつ、試料への複数回のパルスレーザ照射を行い、それらにより得られたマススペクトルを加算又は加算平均する。t0とt1の間の時間が短いほど、より小さな質量電荷比を持つイオンがイオントラップ空間122にトラップされるようになるため、このように時間をずらせて多数回の測定を行うことにより、広い質量範囲をカバーしたマススペクトルを得ることができる。 (もっと読む)


【課題】イオンを運動させるための高周波電場や磁場の影響を受けずに電子をイオンに接触させて効率良く電子捕捉解離を促進する。
【解決手段】イオントラップ2を構成するリング電極21に光照射孔27を穿孔し、光源部28から放出された光を光照射孔27を通してリング電極21に当てる。これによってリング電極21から光電子が発生し、きわめて短時間でイオン捕捉空間24に到達する。したがって、光電子はリング電極21による高周波電場の影響を殆ど受けずに、その大部分がイオン捕捉空間24でイオンに接触し得る。 (もっと読む)


【課題】危険物の検査スピードと検査の信頼性を向上し、セキュリティシステムを導入し易くして、社会の安全を向上する。
【解決手段】分析条件が異なる2段の分析処理を行う質量分析手段を備えた危険物検査を行なう端末システム1を検査場に設置し、質量分析手段により計測される検査対象成分の少なくとも2段目の質量分析データに基づいて危険物の有無及び種類を判定する支援システム2をセキュリティサービス事業者の事業所に設置し、それらを通信ネット3を介して情報交換可能に接続し、支援システム2は危険物の判定結果及び処置ガイダンスを通信ネット3を介して端末システム1に送信するセキュリティシステムとすることにより、ユーザはセキュリティシステムを導入し易くなる。 (もっと読む)


【課題】未知の混合物試料を、一連の測定操作により高速で計測することが可能で、操作者の手間を低減することの可能な質量分析計を提供する。
【解決手段】 混合物試料を液体クロマトグラフ1により分離して導入する試料を分析する質量分析計であって、分離された試料をイオン源7によりイオン化し、この生成した試料のイオンをイオン導入細孔14a、14bから取り込んで当該イオンを質量分析部により分析するが、この質量分析部をイオントラップ型の質量分析を行うイオントラップ型質量分析部により構成すると共に、さらに、制御装置41により、分離されて導入される試料を、前記イオントラップ型質量分析部により、正イオン計測と負イオン計測との一連の測定操作により特定する。または、計測の最初に行われる正イオン計測、負イオン計測、判別により、試料の極性を自動的に選択・設定し、高速で高精度の計測を可能とし、かつ、操作者の手間を低減する。 (もっと読む)


【課題】実用的なプロテオーム解析用質量分析装置を提供する。
【解決手段】直交加速型イオントラップ結合飛行時間型質量分析計において、イオントラップから射出されたイオンの速度分布を縮小する手段を設けることにより、一度に分析できる質量対電荷比範囲を拡大する。
【効果】プロテオーム解析におけるタンパク同定の効率が向上される。 (もっと読む)


【課題】特殊電極の表面から放出される固体状、液体状、ガス状の分析物を分析するデバイスを提供する。
【解決手段】圧力、レーザ放射、および電界強度を適当に調整することにより、質量分析法および/または電子常磁性共鳴分光法により形成されたイオンまたはラジカル・イオンを検出し、イオン源を交換しないで、同じイオン容量で、ESI、FI、FD、LIFDIまたはMALDI、またはこれらのハイブリッドにより分析用物質をソフト・イオン化するための技術を提供する。 (もっと読む)


予め定義された狭い質量電荷比範囲にあるイオンが、電場の調整及び排出周波数波形の使用によってイオントラップ内で分離される。従って質量電荷比分離ウィンドウが制御され、周波数成分の数を増加させることなく分解能が改善される。 (もっと読む)


【課題】本発明は飛行時間型質量分析方法及び装置に関し、イオンの垂直方向の収束性を向上させ、感度向上のため直交加速イオン源との接続を可能にすることができる飛行時間型質量分析装置を提供することを目的としている。
【解決手段】 複数のイオンをパルス的に出射できるイオン源10と、らせん型軌道を実現する分析計と、イオンを検出する検出器15とを備えた飛行時間型質量分析装置であって、らせん軌道を実現するために分析計を複数の積層トロイダル電場で構成させる。 (もっと読む)


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