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Fターム[2G041GA05]の内容

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Fターム[2G041GA05]に分類される特許

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【課題】腫瘍組織などに発現しているタンパク質を、細胞レベルで網羅的に可視化する画像の形成方法で、詳しくは定量性の高い二次元画像の形成方法を提供することを目的とする。
【解決手段】細胞または組織を含む生体組織切片を対象とした質量分析法において、生体切片の測定範囲における各画素に対し、その領域に存在量が既知の生体分子を内部標準として用い、得られる測定スペクトルについて(対象分子の強度)/(内部標準物質の強度)値を算出して用いることにより、測定範囲における対象分子の分布像を得るものである。本発明により、検体における対象構成物の質量分析情報に基づく二次元分布画像を取得する際、測定範囲内での各画素間での感度差を補正でき、画像の定量性が向上する。これにより、特に組織切片上のタンパク質について、細胞レベルでの定量的可視化が可能となる。 (もっと読む)


【課題】燃焼ガスや大気中ガスの成分組成を測定する際に、オンサイト・リアルタイムでターゲット分子を異性体識別を含め、完全に特定してpptレベルの高感度で測定し、ほぼ同じタイミングで試料中に存在する他のターゲット分子群の質量数分布を把握することが可能な分析装置及び分析方法を提供する。
【解決手段】ターゲット分子群を一括して1光子でイオン化して分析するイオン化分析装置1は、イオン化部20、レーザー照射系30、分析検出部(質量分析部40、イオン検出部50)を具備し、イオン化部20は、レーザー照射系30の紫外レーザー光33及び真空紫外レーザー光34をほぼ同時に照射することにより、ターゲット分子の異性体識別を行いながら、所定のターゲット分子群をイオン化する。そして、イオン化部20によりイオン化されたイオンを、分析検出部で質量分析して検出する。 (もっと読む)


【課題】涙液中のタンパク質の質量分布を測定することで、シェーグレン症候群であるかどうかを的確かつ簡易に検定する、同症候群の診断用マーカーを提供する。
【解決手段】本発明は、涙液中の質量数2094Da、2743Da、3483Da、4972Da、10860Da、14191Da、14702Da、16429Da、17453Daおよび17792Daのタンパク質を検定指標とするシェーグレン症候群診断用マーカーである。 (もっと読む)


【課題】代謝的に標識することができない、組織、生体液、細胞、細胞器官又はタンパク質複合体などのサンプル中の、1若しくは複数の生体分子を精度よく定量する、さらには、絶対定量する。質量分析スペクトルの定量的解析を可能とする解析システムおよび解析方法を提供する。前記定量的解析方法をコンピュータに実行させるプログラムを提供する。
【解決手段】予め同位体標識された生体分子を調製し、各サンプルに加えて、質量分析装置で測定する。また、あらかじめ調製した同位体標識された生体分子を定量しておくことにより、生体分子の網羅的な絶対定量をも可能である。また、生体分子の質量分析法において、同位体標識法とともに、質量分析スペクトルに波形分離処理を施すことにより、より高精度な生体分子発現の定量的解析が可能である。 (もっと読む)


【課題】試料を安定して保持することができる分析装置を提供する。
【解決手段】本体と、試料を載置する載置面を有し、当該載置面を前記本体外部に露出させる第1の位置と、当該載置面を前記本体内に収容する第2の位置とを通る軌道において往復移動可能に前記本体に設けられたスライダと、前記スライダに設けられ、前記本体と係合して前記スライダを係止させる係合部材と、を備え、前記係合部材は、前記スライダに沿って突出する突出部を有し、前記係合の解除に伴い前記突出部が前記載置面を覆うことを許容するとともに、前記係合に伴い前記突出部による前記載置面の覆いを解除することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】イオン化効率(感度)の低下と凝縮・吸着の両問題を改善する。
【解決手段】金属イオンを放出するエミッタを有するチャンバーと、前記チャンバー内に中性分子を導入する分子導入部と、前記チャンバー内に他のガスを導入するガス導入部と、前記チャンバー内における前記中性分子に前記金属イオンを付着させる領域の温度を制御する制御部と、前記金属イオンが付着した中性分子の質量を分析する質量分析計とを有し、前記制御部は、前記中性分子に前記金属イオンが付着したときの付着エネルギーを横軸、前記金属イオンを付着させる領域の温度[℃]を縦軸とすると、前記領域の温度[℃]=150×付着エネルギー[eV]及び100×付着エネルギー[eV]−50、20℃並びに、付着エネルギー[eV]=2.1及び0.5で囲まれる範囲から、前記領域の温度150℃以上かつ200℃以下の範囲を除いた範囲にあるように前記領域の温度を調整する。 (もっと読む)


本発明は、標的配列を増幅する、被検試料中のHIVのサブタイプ用の組成物、方法、およびキットを目的とする。次いで、増幅された標的配列を幾つもの質量分析技術によって解析し、このデータを、HIVサブタイプの塩基組成シグネチャーのデータベースに対して照会する。 (もっと読む)


【課題】質量分析方法において、高分子量の物質の高感度な質量分析を可能にする。
【解決手段】基板1として、透明基板を用い、試料Sとして、マトリクス剤Mが混合されたマトリクス混合試料を用意し、試料Sを基板1の表面1aに供給し、基板1の裏面1b側から、該基板1の表面1aで全反射するように、該基板1に励起光Loを入射させることにより、該基板1の表面1aにエバネッセント光Leを生じさせ、エバネッセント光Leの照射により、被分析物質Aを基板1から脱離させ、イオン化し、該イオン化した被分析物質Aを捕捉して質量分析を行う。 (もっと読む)


【課題】
より効率的なデータ解析を可能とする質量分析データ処理システムを提供する。
【解決手段】
クロマトグラフ質量分析データを表示する質量分析データ処理システムにおいて、指定された価数を有するマススペクトルのイオン強度変化を表わすクロマトグラムデータを表示する。より効率的なデータ解析を可能とする質量分析データ処理システムを提供することができる。また、価数の代わりにイオンモビリティを指定するように構成を変更可能である。 (もっと読む)


本発明は、チトクロームcアセチル化の検出及び調節に関する。本発明は神経変性障害及び癌の診断上及び治療上の用途を有する。
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本発明は、概して、分析のためにイオンを移動させるためのシステムおよび方法に関する。特定の実施形態において、本発明は、ほぼ大気圧の領域の中で試料の分子を気相イオンに変換するためのイオン化源と、イオン分析装置と、気体流生成装置に動作可能に連結されるイオン移動部材とを含み、気体流生成装置は、イオン移動部材を通してイオン分析装置の入口に気相イオンを移動させる層状気体流を産生する、試料を分析するためのシステムを提供する。
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【課題】、優れた性能(感度・再現性・応答性・メモリー)を実現する。
【解決手段】導入した被検出ガスに対して、フラグメントフリーの被検出イオンを生じさせるイオン化室100と、イオン化室から輸送される被検出イオンを質量分別して検出する質量分析計160を備えた質量分析室140と、を有する質量分析装置において、液体試料あるいは固体試料を保持し、加熱手段により加熱することで液体試料あるいは固体試料から被検出ガスを生じさせるプローブ111を有し、プローブで生じた被検出ガスをイオン化室へ輸送するガスの導入手段170を有する。 (もっと読む)


【課題】基板の表面に固定した物質をレーザ光照射により該表面から脱離させ、そのイオンを捕捉して質量分析する方法において、従来と比べてより低パワーのレーザ光を使用可能とする。
【解決手段】質量分析用基板1として、半透過半反射性を有する第1の反射体10と、透光体20と、反射性を有する第2の反射体30とを順次備えた光共振体を構成するものであり、第1の反射体10の表面1sに試料液中に含まれる複数の被分析物質と表面相互作用を生じる試料分離部を有するものを用い、試料分離部で複数の被分析物質を分離し、被分析物質毎に質量分析を行う。質量分析を行う際には、第1の反射体10の表面1sに接触された試料に対してレーザ光Lを照射することにより、光共振体内に生じる共振によって増強された第1の反射体10の表面1sにおける電場を利用して、試料中に含まれる質量分析の被分析物質Sをイオン化させると共に脱離させる。 (もっと読む)


【課題】乳癌の新規診断マーカーの提供。
【解決手段】被験者より採取した生体試料(好ましくは体液、より好ましくは血清、血漿等)中の、分子量約2030、約2143、約2553、約2860、約3570、約3836、約3947、約4829、約6739および約9990の10種のペプチドからなる群より選択される1種以上のペプチドの量を測定する(好ましくは質量分析もしくは該ペプチドを特異的に認識する抗体を用いて測定する)ことを特徴とする、該被験者における乳癌の診断のための検査方法。 (もっと読む)


【課題】微細構造体を有する基板を用いたレーザ脱離イオン化質量分析方法において、微細構造体の飛散を防止する。
【解決手段】質量分析用基板上に供給された被分析物質を、レーザ光照射により質量分析用基板から脱離させ、イオン化された被分析物質のマススペクトルを測定するレーザ脱離イオン化質量分析方法において、微細構造体12と、この微細構造体12を被覆するように形成された飛散防止膜13とを有する質量分析用基板10を用いて分析を行う。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】開示されるイオンガイドアレイは、第1のイオンガイド部(1)と第2のイオンガイド部(2)と、必要に応じてさらに別のイオンガイド部とを備える。各イオンガイド部(1、2)が、使用時にイオンを透過させる開口部を有する複数の電極を備える構成でもよい。第1のイオンガイド部(1)の出口に移送部を配置し、第1のイオンガイド部(1)から第2のイオンガイド部(2)に対して径方向にイオンを透過させる。移送部の電極(1b、2b)が、第1のイオンガイド部(1)から第2のイオンガイド部(2)に対して径方向にイオンを透過可能な径方向の開口部を備えるようにしてもよい。 (もっと読む)


【課題】生物学的物質を迅速に特定するための細菌及びウイルスを含む、あらゆる生物学的物質からの特有の塩基組成シグネチャー(BCS;base composition signatures)の検出及び特性決定の提供。
【解決手段】生物学的物質に由来する核酸の保存配列領域へハイブリダイズして、該生物学的物質をユニークに特定する可変配列領域を纏めて扱うプライマー。核酸増幅と分子量決定の組み合わせにより、細菌、ウイルス、等を含む未知の生物学的物質を検出して特定する方法。この結果が「塩基組成シグネチャー」であり、次いで、これを塩基組成シグネチャーのデータベースに対して合致させ、それにより該生物学的物質を特定する方法。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】開示されるイオン移動度分光計において、イオンをイオン移動度分光計(5)に通して、時間的に分離させる。比較的高いイオン移動度を有するイオンが、非破壊式イオンゲート(6)を透過する一方、比較的低いイオン移動度を有するイオンは、イオンを前方に透過させないようにイオンゲート(6)が切り替えられると、イオン移動度分光計(5)内に捕捉される。イオンゲート(6)を透過したイオンは、下流側イオントラップ(7)に捕捉される。捕捉されたイオンは、上流側に戻され、上流側第2イオントラップ(4)に捕捉される。 (もっと読む)


【課題】従前の判定方法と比べて、工程時間が短く、かつ作業効率に優れた標的遺伝子を含む種子を判定する方法を提供すること。
【解決手段】種子を粉砕することなしに溶媒と混合し、種子を溶媒から分離して、種子由来の核酸を含有する抽出液を得る工程;並びに
前記抽出液に含まれる核酸を、標的遺伝子の配列を含む30〜100塩基長の二本鎖核酸を増幅し得る核酸増幅反応に供して、前記種子が前記標的遺伝子を含む場合には、二本鎖核酸増幅物を得る工程
を含む、標的遺伝子を含む種子を判定する方法。 (もっと読む)


イオン操作システムが、メッシュを貫通するRF電場によるイオン反発を含む。別のイオン操作システムは、メッシュのまわりの対称RF電場内にイオンを捕捉することを含む。システムは、巨視的部品、即ち容易に入手可能な微細メッシュ、又はMEMS若しくは柔軟PCB方法によって作成された小型化装置を使用する。一用途は、中間及び高ガス圧力での収束によるガスイオン源からのイオン移動である。別の用途は、トラップ配列内でのTOF MS用のパルスイオンパケットの形成である。そのような捕捉は、RF電場のパルススイッチングと、好ましくはパルス蒸気脱離によって形成されたガスパルスとを伴うことが好ましい。フラグメンテーション又はイオン・粒子間反応への露出の際及び質量分離のためのイオン誘導、イオン流操作、捕捉、パルスイオンパケットの作成、イオン閉じ込めが開示される。イオンクロマトグラフィは、質量依存ウェル深さを有する1組の多重トラップを通るガス流内のイオン通路を使用する。 (もっと読む)


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