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Fターム[2G041GA06]の内容

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【課題】本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、イオン源から検出器の間にある構成ユニット、特に1ケ以上のオリフィスの軸ずれにより、検出器に到達するイオン数が低下し、質量分析装置の感度低下,分解能低下などの不具合が発生すること、オリフィスなどの部品交換により性能のバラツキが発生することなどの不具合を解決する手段を提供することを目的とする。
【解決手段】上記の課題を解決するために、本発明では以下の構成を有する。イオン源と、イオンを検出する検出器と、前記イオン源と前記検出器との間に配置されたオリフィス及び質量分離器とを備えた質量分析装置において、前記イオン源と前記検出器の入射口とを結ぶ直線上に前記オリフィスの開口及び/又は前記質量分離器の入射口が配置されるように、前記オリフィス及び/又は前記質量分離器の軸の位置を調整する軸調整機構を備えることを特徴とする質量分析装置。 (もっと読む)


【課題】
飛行時間型質量分析装置において、低コストで簡易な構成によって、真空ポンプ等に等に起因する機械的振動が電源ケーブル34を伝わって、リフレクトロン25に伝播することを防止することで、測定される分析データのノイズを抑制する。
【解決手段】
直流電圧源28に繋がる電源ケーブル34をリフレクトロン25に接続する際に、電源ケーブル34よりも剛性が低い導電性緩衝材38を介して接続することにより、電源ケーブル34からリフレクトロン25に伝播する振動を緩和させる。 (もっと読む)


【課題】安定同位体の存在比が近い元素を含む成分を含有する試料をオートMS2分析する際に、質量が異なる同位体元素を含む同一成分が連続的にプリカーサイオンとして選択されることを防止し、近い保持時間に溶出する多様な成分のMS2分析を可能とする。
【解決手段】プリカーサ選択条件として自動除外の期間と任意のm/zに対するm/z範囲(-p,q)とをユーザが予め設定できるようにする。プリカーサ選択部は分析実行時に、得られたMSスペクトルに対し所定の選択条件に従ってプリカーサを選択し、設定されている繰り返し回数だけ該プリカーサイオン(m/z=M)に対するMS2分析を実行する。その後、指定された自動除外期間の間、M-p〜M+qのm/z範囲のイオンをプリカーサ選択対象から除外する。m/z=Mであるイオンの元の成分と同位体元素のみが異なる成分由来のイオンはこの除外されるm/z範囲に入るため、プリカーサイオンとはならない。 (もっと読む)


【課題】弱い化学結合を分子内にもつ分子を含む生体組織や薬剤などを測定対象物とする場合であっても、質量分析の分解能やS/N比を高めて、正確な二次元画像を得ることができる二次元イメージング装置を提供すること。
【解決手段】レーザ光源11と、測定対象物を含む試料90が載置される試料台13を備える。レーザ光源11からの赤外レーザ光を試料90へ導く光学系30を備える。光学系30と試料台13とを相対移動させる移動機構を備える。赤外レーザ光を受けて試料90が発生したイオンを、イオンの質量電荷比に応じて分離する質量分析部14を備える。イオンを検出するイオン検出器17を備える。試料90のマトリックスが付着された複数の部位について部位毎に質量スペクトルを得て、各部位の座標位置と対応づけて記憶する。測定対象物に含まれる特定分子の質量を表すピークの強度に応じた濃度マップを作成する。 (もっと読む)


【課題】多重周回飛行時間型質量分析装置で得られた飛行時間スペクトルに基づいて、質量分解能が高いのみならずピーク強度の精度も高いマススペクトルを再構成する。
【解決手段】同一の被測定試料に対し、イオンの追い越しのない飛行時間スペクトルと高い時間分解能の追い越しのある飛行時間スペクトルとを取得する(S1、S2)。イオン出射時間に基づきtof値とm/z値との一対多の関係が分かるから、追い越し飛行時間スペクトル上のピーク強度とマススペクトル(未知)上のピーク強度との関係を表す係数行列Aを求める(S3)。ピーク強度がほぼ正確である非追い越し飛行時間スペクトルから求まるマススペクトルを制約とした平均自乗誤差最小化法により、係数行列Aに対する正則化一般逆行列を計算し(S4)、この行列を用いて各m/zにおけるピーク強度を計算する(S5)。 (もっと読む)


【課題】 イオン化効率の高い膜フィルターを提供すること。また、前記膜フィルターを用いて、質量分析を行う方法を提供すること。
【解決手段】 孔径が0.2 μm以下であり、疎水的性質を有する多孔質材料からなることを特徴とする、質量分析用膜フィルター。前記膜フィルターと基板とを含む質量分析用サンプルプレート。ゲル電気泳動で分離された試料を前記膜フィルターに転写及び固定することを含む、質量分析方法も提供される。 (もっと読む)


【課題】RNAを簡便に且つ効率良く分解することができる方法、及び簡便に且つ解析感度高くRNAの配列を解析することができる方法を提供する。
【解決手段】ヒドロキシピコリン酸存在下、トリフルオロ酢酸を用いて、RNAの酸加水分解反応を行い、前記RNA由来のフラグメントを含む反応混合物を得る工程を含む、RNAの分解方法。ヒドロキシピコリン酸存在下、トリフルオロ酢酸を用いて、RNAの酸加水分解反応を行い、前記RNA由来のフラグメントを含む反応混合液を得る工程と、前記反応混合物を質量分析に供し、前記RNAの配列を決定する工程とを含む、RNAの配列解析方法。具体的には、前記トリフルオロ酢酸水溶液中のトリフルオロ酢酸の濃度は1.25〜3%(v/v)とすることができる。 (もっと読む)


【課題】基板上の試料分子の質量に関する情報を取得するための質量分析装置において、試料成分やマトリックスより産出されるプロトンを無駄なく捕獲し、該プロトンを飛翔中の中性試料分子に有効に付着させることにより、試料分子の検出感度を向上させる質量分析装置を提供すること。
【解決手段】一次ビームの軌跡を一次ビーム軸とし、該一次ビーム軸と基板上の試料表面が交わる点を中心点とし、中心点を通り基板法線方向に延びる軸を中心軸としたときに、中心軸に対し該一次ビーム軸と線対称をなす軸に対して30度の角度で円錐状に広がる領域内に電極を配置する。この電極を使い発生させた電界により、一次ビームの照射により飛翔するプロトンを捕獲し、該プロトンを同様に飛翔する中性試料分子に付着させる。 (もっと読む)


【課題】質量分析に影響を与えることなく高い空間分解能で明瞭な顕微観察画像を、分析実行中にもリアルタイムで取得できようにする。
【解決手段】サンプルプレート2が載置されるステージ1に開口部1aを形成し、サンプルプレート2を透明又は半透明とする。観察光学系20及びCCDカメラ21からなる顕微観察部はステージ1の下方に配設され、ステージ1の開口部1a及び透明なサンプルプレート2を通してサンプル3の裏面の観察画像を取得し、表示部27の画面上に表示する。サンプル3が生体組織切片である場合、裏面からの観察画像は表面からの観察画像とほぼ同様になる。 (もっと読む)


【課題】照射面の二次元情報を保持したまま高質量数の二次イオンをパルス化できるガスクラスターイオンビームを用いた飛行時間型二次イオン質量分析装置を提供する。
【解決手段】
分析試料5の照射面から放出される二次イオンは、照射面の二次元情報を保持したまま引出電極15で引き出され、パルスゲート電極部に入射する。第一の通過孔23aから第一、第二の電極21a、21b間に進入した二次イオンはパルス電圧により加速される。第二の通過孔23bを通過した二次イオンは空間的・時間的収束をおこなう複数の扇形静電型分析器からなる分析器40に進入する。パルスゲート電極部で加速された二次イオンのみが選別されるとともに同一の電荷質量比を有する二次イオンは照射面の二次元情報を保持したままイオン検出器50に同時に入射して位置と時刻が検出されるように複数の静電型分析器が配置される。 (もっと読む)


【課題】卒中の診断方法を提供する。
【解決手段】被験者から採取した体液サンプル中の、ApoC-III、血清アミロイドA、ApoC-I、アンチトロンビンIIIフラグメント、およびApoA-Iから選択される少なくともひとつのポリペプチドの濃度を測定することによって、被験者の卒中を診断する方法であって、ポリペプチドが、卒中に罹患した被験者の体液と、卒中に罹患していない被験者の体液とに異なって含まれており、また、サンプル中のポリペプチドの濃度が、卒中の診断と合致しているか否かを決定することを含む。 (もっと読む)


【課題】アルツハイマー病に関する方法及び組成物を提供する。とくに、健常状態における発現と比較して、アルツハイマー病状態で差異的に発現するタンパク質を提供する。アルツハイマー病に関連するタンパク質を同定し、且つそれを記載する。また、差異的に発現するタンパク質を用いたアルツハイマー病の診断方法を提供し、アルツハイマー病の予防及び治療のための化合物の同定方法、及びそれらの治療上の使用方法を提供する。
【解決手段】例えば本発明は、被験者におけるアルツハイマー病の診断方法を提供する。この方法は、前記被験者からの組織サンプルまたは体液サンプルにおいて、ここに記載する方法により同定された1つ以上の差異的に発現するタンパク質を検出することを含む。 (もっと読む)


【課題】第1MSに所望する質量分解能を与える飛行距離よりも短い飛行距離のTOFMSを用いて、所望する質量分解能を与えることが可能なタンデムTOFMSを提供する。
【解決手段】第1TOFMSでマススペクトルを測定する場合には反射場として働き、第1TOFMSでプリカーサイオンを選択する場合には、イオンを反射することなくイオンを通過させる反射場を、第1TOFMSの出口部に置いた。 (もっと読む)



【課題】タンパク質の機能解析に有効利用することのできる新規なリガンド複合体、リガンド担持体、および、タンパク質の分析方法を提供する。
【解決手段】下記一般式(1)
【化1】


(式中、p,qは0以上6以下の整数)にて表される構造を備え、上記Xとして、末端に芳香族アミノ基を有するとともに、主鎖に炭素−窒素結合を有していてもよい炭化水素誘導鎖を、1鎖又は2鎖又は3鎖含んでなる構造を備え、上記Yとして、硫黄原子を含む炭化水素構造を備え、上記Zとして、炭素−炭素結合又は炭素−酸素結合を持つ直鎖構造を備えているリンカー化合物と、還元末端を有する糖とが、上記芳香族アミノ基を介して結合している構造であるリガンド複合体を用いる。 (もっと読む)


【課題】イメージング質量分析により収集された膨大なデータに基づいて、生体試料の組織構造などを把握するために有意であって且つ分析者が直感的にも理解し易い情報を提示する。
【解決手段】試料8上の各ピクセル8b毎にマススペクトル中の最大強度MI(i)と対応する質量電荷比m/z(i)を抽出し、全ピクセルをm/z(i)に応じてクラスタリングする。1つのクラスタは1つの物質に対応する。クラスタ毎に含まれるピクセルの中の最大強度MI(i)の値が最大のものを代表最大強度MI(cj)として抽出し、これをクラスタ番号cjとともに表示する。分析者がこのMI(cj)を参考にして表示したいクラスタを指定すると、指定されたクラスタに各々異なる色を設定し、各クラスタに含まれるピクセルを色付けしたイメージング画像を作成して表示する。イメージング画像上には、複数の物質の空間分布が異なる色で表される。 (もっと読む)


【課題】生物学的サンプル中のメタボライトのような複雑な化合物のための、信頼しうる効率的な分析方法を提供する。
【解決手段】サンプルを分析する方法並びにそのシステムに関し、:a)供試サンプル中の化合物を決定する:b)ステップa)では、参照サンプルの分析を伴う。供試サンプルおよび参照サンプルが同一のシークエンスで分析される。さらに該方法を行うためのシステムを包含し、:(a)化合物を測定する:(b)プロセスのパラメーターをモニターする;(c)(a)で得られた生の結果を分析する:(i)化合物測定手段から生の結果を含む第1データベース;(ii)プロセスパラメーターを含む第2データベース;(iii)生の結果をヴァリデートするためのルールを含む第3データベース;(iv)同定された化合物のアロケートされた結果を含む第4データベース;第2、第3、第4データベースは第1データベースと連結されている。 (もっと読む)


【課題】MALDI-TOF MSは、複雑なサンプル調製が不要で、簡便迅速に測定が行えることから、バイオマーカー探索の強力なツールの一つと考えられる。しかし、糖鎖の分析を行う場合、分析の感度の向上を図ることが一つの課題となっている。生体試料中に含まれる糖鎖を、高い感度で分析する方法を提供する。
【解決手段】試料糖鎖の水酸基をメチル化した上で、MALDI-TOF MS測定を行うことにより、糖鎖のイオンか効率を高めることが可能であり、これにより、高い精度で試料糖鎖の定量的分析や構造解析が可能であることを見出した。 (もっと読む)


【課題】計算量を減らしてリアルタイム性を確保しつつ、複数の多重周回TOFスペクトルに基づいて高精度・高分解能のマススペクトルを作成する。
【解決手段】周回軌道からイオンを排出させるタイミングを変更した複数のTOFスペクトルを測定し(S2,S3)、そのTOFスペクトル上に現れるピークが何れの質量電荷比に由来するものであるのかを判定するためにコインシデンス検出法の概念を利用する。或るTOFスペクトル上の着目ピークの情報等から他のTOFスペクトル上で対応ピークが現れる時間範囲を推定し、該範囲内のピークの有無を判定する(S5)。多数のTOFスペクトル上に対応するピークが存在する場合に、最高分解能のTOFスペクトル上のピークからm/zを求め、マススペクトルを作成する(S6,S7)。そしてまた、同時に着目ピーク周辺のピークの密集具合から推定の信頼度を求め、信頼度が低いピークについてはイオン排出時間を修正してTOFスペクトルを測定し直す(S8)。 (もっと読む)



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