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Fターム[2G041GA06]の内容

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【課題】飛行時間型質量分析を用いた計測において、試料測定面内各点の高低差によって生じるスペクトルピークのズレを自動補正し、精度の高い質量スペクトルを簡易かつ短時間に得る方法を提供する。
【解決手段】測定試料の任意の領域を複数の測定点に分割し、各測定点において求めた測定スペクトルを足し合わせて該領域全体の質量スペクトルを得る飛行時間型質量分析測定において、測定試料表面の高低差から生じる質量誤差を補正する方法であって、各測定点における測定スペクトルの各検出位置の任意ピークの立ち上がり位置からのズレを求め、これを補正に用いることを特徴とする飛行時間型質量分析における質量誤差の補正方法とする。 (もっと読む)


【課題】広い質量電荷比に渡るイオンに対して高感度化とハイスループット化を実現する飛行時間型質量分析装置を提供すること。
【解決手段】イオン輸送部10は、イオン源50で生成されたイオンの少なくとも一部を蓄積し、蓄積したイオンを光軸140(z軸)の方向に排出する衝突室(イオン蓄積部)54と、衝突室(イオン蓄積部)54から排出されたイオンが通過する時の電位が一定である定常電位領域56と、定常電位領域56を通過したイオンが入射する時の定常電位領域56との電位差がイオンの質量電荷比が大きいほど大きくなるように電位が時間的に変化する変動電位領域57と、を含む。飛行時間型質量分析部60は、イオン輸送部10を介して輸送されたイオンを所定の加速タイミングで光軸141(x軸)の方向に加速して検出器160に導く。 (もっと読む)


【課題】廃液の発生量を大幅に抑制できるようにする。
【解決手段】下記の一般式(1)で表される放射性元素検出用化合物を表面に反応させて結合させた保持部12を有する金属の基板11からなる放射性元素検出用器具10に試料を滴下した後、赤外光を照射して反射した赤外光を計測することにより、UやPuを検出する。ただし、式(1)において、A1〜A3のうちの少なくとも一つは、−SH,−PH2,−NH2のうちのいずれかの連結基であり、残りは、−Hであり、R1〜R4は、連結基が結合しているとき、炭素数4〜18のアルキレンであり、連結基が結合していないとき、炭素数0〜18のアルキレンである。
【化1】
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【課題】簡素な電極構造で飛行距離が長くイオンの追い越しが生じない飛行軌道を形成することにより、幅広い質量電荷比のイオンを高い分解能で測定する。
【解決手段】多重周回型の軌道を形成可能な扇形電場E1、E2の一方を、平行な直線飛行部11、12に直交する方向に距離dだけずらして配置し、直線飛行部11、12上にはイオンを一定度合い減速させる誘導減速器7、8を配置することで準周回軌道部4を形成する。イオンが扇形電場E1、E2に入射する前にイオンを減速させることで、半周毎に半径がdだけ減少する円弧状の軌道に沿ってイオンを飛行させ、扇形電場E1で内周に達したイオンは次の扇形電場E2に入らずにイオン検出器10に達する。これにより、全てのイオンに対し飛行距離が同一な、一筆書き状の長い距離の飛行軌道を形成する。 (もっと読む)


本開示は、選択反応モニタリング(SRM)質量分析、または多重反応モニタリング(MRM)質量分析とも名付けられてもいる方法により、ホルマリン中で固定された生物検体中で直接的にSPARCタンパク質を定量するための特に好都合な、酸性およびシステインに富む分泌(SPARC)タンパク質由来の特異的ペプチド、および生成されるペプチドのイオン化特性を提供する。このような生物検体は、化学的に保存および固定され、前記生物検体は、ホルマリン固定組織/細胞、ホルマリン固定/パラフィン包埋(FFPE)組織/細胞、FFPE組織ブロックおよびこれらのブロック由来の細胞、ならびにホルマリン固定および/またはパラフィン包埋されている組織培養細胞を含む試薬/固定液を含むホルムアルデヒドで処理した組織および細胞から選択される。タンパク質検体は、前記生物検体からLiquid Tissue(登録商標)試薬およびプロトコルを使って調製され、SPARCタンパク質が、SRM/MRM質量分析法を使って、Liquid Tissue(登録商標)検体中でタンパク質検体中の少なくとも1つ以上の記載ペプチドを定量することにより定量化される。これらのペプチドが修飾または非修飾型で存在する場合は、定量化可能である。SPARCペプチドの修飾型の一例は、ペプチド配列内のチロシン、トレオニン、セリン、および/または他のアミノ酸残基のリン酸化である。 (もっと読む)


本開示は、選択反応モニタリング(SRM)質量分析、または多重反応モニタリング(MRM)質量分析とも名付けられてもいる方法により、ホルマリン中で固定された生物検体中で直接的にEGFRタンパク質を定量するための特に好都合な、上皮成長因子受容体(EGFR)タンパク質由来の特異的ペプチド、および生成されるペプチドのイオン化特性を提供する。このような生物検体は、化学的に保存および固定され、前記生物検体は、ホルマリン固定組織/細胞、ホルマリン固定/パラフィン包埋(FFPE)組織/細胞、FFPE組織ブロックおよびこれらのブロック由来の細胞、ならびにホルマリン固定および/またはパラフィン包埋されている組織培養細胞を含む試薬/固定液を含むホルムアルデヒドで処理した組織および細胞から選択される。タンパク質検体は、前記生物検体からLiquid Tissue(登録商標)試薬およびプロトコルを使って調製され、EGFRタンパク質が、SRM/MRM質量分析法を使って、Liquid Tissue(登録商標)検体中でタンパク質検体中の少なくとも1つ以上の記載ペプチドを定量することにより定量化される。これらのペプチドが修飾または非修飾型で存在する場合は、定量化可能である。EGFRペプチドの修飾型の一例は、ペプチド配列内のチロシン、トレオニン、セリン、および/または他のアミノ酸残基のリン酸化である。 (もっと読む)


【課題】 本発明は,適切にキャリブレーションを行うことができ,測定誤差を少なくできる多重周回飛行時間型質量分析計を用いた質量分析方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明は,質量電荷比が既に知られているイオンの複数種類の周回時における飛行時間や,周回前の飛行時間に基づくキャリブレーション用定数を用いることで,適切にキャリブレーションを行うことができ,これにより測定誤差を少なくできる質量分析方法を提供することができるという知見に基づく。 (もっと読む)


本開示は、選択反応モニタリング(SRM)質量分析、または多重反応モニタリング(MRM)質量分析とも名付けられてもいる方法により、ホルマリン中で固定された生物検体中で直接的にIGF−1Rタンパク質を定量するための特に好都合な、インスリン様増殖因子1受容体(IGF−1R)タンパク質由来の特異的ペプチド、および生成されるペプチドのイオン化特性を提供する。このような生物検体は、化学的に保存および固定され、前記生物検体は、ホルマリン固定組織/細胞、ホルマリン固定/パラフィン包埋(FFPE)組織/細胞、FFPE組織ブロックおよびこれらのブロック由来の細胞、ならびにホルマリン固定および/またはパラフィン包埋されている組織培養細胞を含む試薬/固定液を含むホルムアルデヒドで処理した組織および細胞から選択される。タンパク質検体は、前記生物検体からLiquid Tissue(登録商標)試薬およびプロトコルを使って調製され、IGF−1Rタンパク質が、SRM/MRM質量分析法を使って、Liquid Tissue(登録商標)検体中でタンパク質検体中の少なくとも1つ以上の記載ペプチドを定量することにより定量化される。これらのペプチドが修飾または非修飾型で存在する場合は、定量化可能である。IGF−1Rペプチドの修飾型の一例は、ペプチド配列内のチロシン、トレオニン、セリン、および/または他のアミノ酸残基のリン酸化である。 (もっと読む)


本開示は、選択反応モニタリング(SRM)質量分析、または多重反応モニタリング(MRM)質量分析とも名付けられてもいる方法により、ホルマリン中で固定された生物検体中で直接的にIRS1タンパク質を定量するための特に好都合な、インスリン受容体基質1(IRS1)タンパク質由来の特異的ペプチド、および生成されるペプチドのイオン化特性を提供する。このような生物検体は、化学的に保存および固定され、前記生物検体は、ホルマリン固定組織/細胞、ホルマリン固定/パラフィン包埋(FFPE)組織/細胞、FFPE組織ブロックおよびこれらのブロック由来の細胞、ならびにホルマリン固定および/またはパラフィン包埋されている組織培養細胞を含む試薬/固定液を含むホルムアルデヒドで処理した組織および細胞から選択される。タンパク質検体は、前記生物検体からLiquid Tissue(登録商標)試薬およびプロトコルを使って調製され、IRS1タンパク質が、SRM/MRM質量分析法を使って、Liquid Tissue(登録商標)検体中でタンパク質検体中の少なくとも1つ以上の記載ペプチドを定量することにより定量化される。これらのペプチドが修飾または非修飾型で存在する場合は、定量化可能である。IRS1ペプチドの修飾型の一例は、ペプチド配列内のチロシン、トレオニン、セリン、および/または他のアミノ酸残基のリン酸化である。 (もっと読む)


【課題】前立腺癌(PC)に罹患した被験者の前立腺特異抗原(PSA)の糖鎖を検出し、PSAの糖鎖構造に基づいてPCを的確に判定する方法を提供すること。
【解決手段】被験者由来の試料中のPSAの糖鎖構造を分析する工程を含み、LacdiNAc(N−アセチルガラクトサミン−N−アセチルグルコサミン)を有する3本鎖以上の糖鎖が存在するときに前立腺癌であると判定することを特徴とする前立腺癌を判定する方法であり、更には、上記PSAの糖鎖構造の分析を、上記PSAに対してレクチンを作用させる方法、上記PSAに対して抗体を作用させる方法、高速液体クロマトグラフィー法もしくは質量分析法、またはこれらを組み合わせた分析手段により行う上記の前立腺癌を判定する方法。 (もっと読む)


【課題】質量分析計の大気圧イオン源から真空ステージへのイオンの効率的な移送を実現する、改良された質量分析計を提供する。
【解決手段】サンプリングコーン3とコーン−ガスコーン4とを含み、サンプリングコーン3を通過し、質量分析計の後続ステージに入り、当該ステージを通過する分子質量が高いイオンの移送を向上させるために、使用時に、六フッ化硫黄(「SF6」)をコーンガス5としてコーン−ガスコーン4とサンプリングコーン3との間の環状部へ供給する質量分析計が開示される。 (もっと読む)


複数の質量差タグ付け試薬を使用して、アミン含有化合物中のアミン官能基を標識する。標識された分析物は、逆相カラム上の明確な保持時間、及び明確な質量を有する。高エネルギー衝突下では、レポーター基を生成することができ、各レポーター基に対して検出された強度又はピーク面積を定量化に使用することができる。試薬の例示的な1セットは、それぞれ(113、117及び121)原子質量単位のレポーター基を有する、それぞれ(140)原子質量単位、(144)原子質量単位及び(148)原子質量単位のタグ付け重量を有する、3種類の質量差試薬からなる1セットを含む。質量差試薬の各々を含むパッケージも提供され、パッケージは、個別の容器、例えば、異なる試薬の各々に対する容器を含むことができる。パッケージは、それぞれ既知濃度のそれぞれ既知のアミン含有化合物を各々含む、1種類以上の標準物質を含むこともできる。 (もっと読む)


【課題】変形性関節症の診断マーカーの提供。
【解決手段】被験者より採取した生体試料中の、配列番号1〜4に示される各アミノ酸配列からなるペプチド群より選ばれる1以上のペプチドの量を測定する(好ましくは質量分析もしくは該ペプチドを特異的に認識する抗体を用いて測定する)ことを特徴とする、該被験者における変形性関節症の診断のための検査方法。 (もっと読む)


【課題】実用的なプロテオーム解析用質量分析装置を提供する。
【解決手段】直交加速型イオントラップ結合飛行時間型質量分析計において、イオントラップから射出されたイオンの速度分布を縮小する手段を設けることにより、一度に分析できる質量対電荷比範囲を拡大する。
【効果】プロテオーム解析におけるタンパク同定の効率が向上される。 (もっと読む)


【課題】
デバイス等の不良原因となる数μmの難揮発性の有機微小異物を高感度に分析できる熱分解質量分析手法を提供することを目的とする。
【解決手段】
加熱プローブ2によって気化した試料をイオン源4に導入し,イオン化された試料を質量/電荷比ごとに分離して検出する質量分析技術において,加熱プローブ2を筒型の気体捕集機構3で覆い,気化した試料を気体捕集機構3によって効率よくイオン源4へ導くことにより,従来は拡散して無駄になっていた試料成分も分析に寄与できるようにした。これにより従来より高感度でS/Nのよい質量分析が可能となる。 (もっと読む)


【課題】界面活性剤中の無機物イオン、とりわけ有機スルホン酸イオンの硫酸イオンの定量分析を高感度および高精度で行う手法を提供する。
【解決手段】有機スルホン酸塩などの界面活性剤中の無機物イオン、例えば、硫酸イオンの定量分析において、ESI(Electrospray Ionization)-MS(Mass Spectrometry)分析法を用い、メタノール・水混合溶液に試料を溶解し、内部標準添加法による所定濃度調製により無機物イオンを高感度および高精度分析法が可能となる。 (もっと読む)


本発明は、少なくとも2つの前駆体を含む被分析試料の多重タンデム質量分析方法に関する。少なくとも2つの単純化された多重MS-MSスペクトルの各々は、前記試料の少なくとも2つの選ばれた前駆体から得られる。当該方法は:各選ばれた前駆体について、前記単純化された多重MS-MSスペクトルのフラグメントイオンを選ぶことによって、前記単純化された多重MS-MSスペクトルから個々のMS-MSスペクトルを生成する手順であって、前記フラグメントイオンは前記前駆体から得られる可能性のあるフラグメントイオンである、MS-MSスペクトル生成手順;前記MS-MSスペクトル生成手順の個々のMS-MSスペクトルを、スコア閾値条件又は低スコア閾値条件が存在しないスコアリング処理を用いることにより現実のデータベース及び囮のデータベース検索へ提出することで、候補となる前駆体及び該前駆体のフラグメントイオンを同定するデータベース検索提出手順;前記データベース検索提出手順の現実のデータベース検索の結果同定された候補となる前駆体から現実の個々のMS-MSスペクトルを生成する現実のMS-MSスペクトル生成手順;前記データベース検索提出手順の囮のデータベース検索の結果同定された候補となる前駆体から囮の個々のMS-MSスペクトルを生成する囮のMS-MSスペクトル生成手順;並びに、前記現実の個々のMS-MSスペクトル及び囮の個々のMS-MSスペクトルを、スコア閾値条件が存在する他のスコアリング処理へ提出することで、現実の個々のMS-MSスペクトル及び囮の個々のMS-MSスペクトルについてのスコアを決定する手順を有する。 (もっと読む)


【課題】複数の時間を測定することが可能な計時装置を提供する。
【解決手段】この時間デジタル変換装置は、スタート信号STAを出力するクロック発生回路3と、スタート信号STAが出力されてからストップ信号ST1〜ST4が入力されるまでそれぞれ時間信号TM1〜TM4を「H」レベルにする時間信号発生回路4と、それぞれ時間信号TM1〜TM4が「H」レベルにされた時間を測定する計時回路5〜8とを備える。したがって、スタート信号STAを出力してからストップ信号ST1〜ST4が入力されるまでの4個の時間を測定できる。 (もっと読む)


【課題】胆道がんと関連する新規バイオマーカーの検出に、質量分析を使用する方法を提供する。
【解決手段】被験体における胆道がんと関連する異常量のバイオマーカーを検出する方法であって、a)質量分析を使用して該被験体由来の生物学的試料における約4204m/zのm/z値を有するプロトロンビンの断片の量を定量化すること、及びb)(a)において取得した定量化した値を閾値と比較することを含み、ここで該定量化した値が該閾値を上回る場合異常量の該バイオマーカーが該生物学的試料中に存在する、方法。 (もっと読む)


【課題】感染症、特に敗血症を迅速且つ早期に診断することのできるツールを提供すること。
【解決手段】本発明は、ペントラキシン3及びアズロシジンを含んでなる、感染症の疾患マーカーを提供する。また、被験動物より採取した試料におけるペントラキシン3及びアズロシジンの有無又はその量を調べる工程を含む、感染症の罹患の有無の検出方法及び感染症の罹患の有無と感染症の病原菌との同時検出方法を提供する。さらに、抗ペントラキシン3抗体が結合した磁性粒子、並びにペントラキシン3及びアズロシジンを検出し得る物質を含有してなる、感染症の診断用キットを提供する。 (もっと読む)


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