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Fターム[2G041GA08]の内容

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Fターム[2G041GA08]に分類される特許

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【課題】三連四重極質量分析法(TQ-MS)を用いた物質の構造解析方法。
【解決手段】目的物質について、CIDエネルギーの値を変化させてTQ−MS測定を行い、各CIDエネルギーの値において、プレカーサーイオン量の総イオン量に対する百分率と、特定のm/zのプロダクトイオン量の総イオン量に対する百分率とを求め、プレカーサーイオン量の総イオン量に対する百分率の各値を与えるCIDエネルギーの各値における、前記特定のm/zのプロダクトイオン量の総イオン量に対する百分率の各値を抽出し、前記特定のm/zのプロダクトイオン量の総イオン量に対する百分率の各値について、全ての組合せの和を求め、プレカーサーイオン量の総イオン量に対する百分率の値をxとし、かつ前記求めた各組合せの和の値をyとする関数のうち直線近似できるものを選択し、選択した各関数を与えるプロダクトイオンのm/z値から目的物質の構造を解析する。 (もっと読む)


【課題】デジタルイオントラップにおいて、q値を略一定に保ちつつ任意のm/zのプリカーサ分離を短時間で行う。
【解決手段】ノッチのあるFNF信号をデジタル化したデータをFNF波形記憶部15に記憶しておき、プリカーサ分離の際に主電圧タイミング制御部7及び主電圧発生部9は基準クロック信号CKに基づき矩形波電圧を発生し、補助信号生成部14はFNF波形記憶部15から読み出したデータを基準クロック信号CKに同期したクロック信号によりD/A変換してFNF信号を生成する。基準クロック発生部6は制御部30の制御の下に、目的イオンのm/zに応じた周波数の基準クロック信号CKを生成するため、目的イオンのm/zが変わると基準クロック信号CKの周波数が変化し、同じ比率で矩形波電圧の周波数、FNF信号のノッチの中心周波数も変化する。 (もっと読む)


【課題】高解像、高質量分解能の質量分析イメージング画像を、その情報を極力損なうことなく圧縮して保存することを可能とする。
【解決手段】試料の光学顕微画像上では同一生体組織が類似した色を持つ。そこで、領域分割判別処理部23はカラー光学顕微画像の色を対象としたクラスター分析を実行し、測定範囲を生体組織に対応した複数の小領域に分割する。画像圧縮/伸張部25は分割された小領域内で完結するようなブロックを設定し、質量分析イメージング画像に対するブロック単位でDCTを用いた画像圧縮を実行する。同一生体組織においてはイオン強度の変化は小さいので、DCTによる変換後の高周波成分は少なく、データ量を削減しても情報の損失を抑えることができる。 (もっと読む)


【課題】分析される分子の量や反応試薬の量を減らし、簡便に高感度質量分析測定用の試料を調製でき、イオン化効率や測定の再現性を向上させることによって、信頼性の高い化学構造についての情報を得ることができる質量分析法を提供すること。
【解決手段】分子を誘導体化して質量分析する方法であって、少なくとも、以下の工程
(1)分析される分子及び誘導体化剤を、この質量分析法に用いる試料支持部材上に載せる工程、
(2)分析される分子及び誘導体化剤を試料支持部材上で密閉することなく直接反応及び乾燥させる工程、
(3)試料支持部材を質量分析計に供して、該試料支持部材上の、反応して生成した分析される分子の誘導体を質量分析計に供する工程、
(4)分析される分子の誘導体をイオン化する工程
を有することを特徴とする質量分析法。 (もっと読む)


【課題】安定同位体の存在比が近い元素を含む成分を含有する試料をオートMS2分析する際に、質量が異なる同位体元素を含む同一成分が連続的にプリカーサイオンとして選択されることを防止し、近い保持時間に溶出する多様な成分のMS2分析を可能とする。
【解決手段】プリカーサ選択条件として自動除外の期間と任意のm/zに対するm/z範囲(-p,q)とをユーザが予め設定できるようにする。プリカーサ選択部は分析実行時に、得られたMSスペクトルに対し所定の選択条件に従ってプリカーサを選択し、設定されている繰り返し回数だけ該プリカーサイオン(m/z=M)に対するMS2分析を実行する。その後、指定された自動除外期間の間、M-p〜M+qのm/z範囲のイオンをプリカーサ選択対象から除外する。m/z=Mであるイオンの元の成分と同位体元素のみが異なる成分由来のイオンはこの除外されるm/z範囲に入るため、プリカーサイオンとはならない。 (もっと読む)


【課題】 イオン化効率の高い膜フィルターを提供すること。また、前記膜フィルターを用いて、質量分析を行う方法を提供すること。
【解決手段】 孔径が0.2 μm以下であり、疎水的性質を有する多孔質材料からなることを特徴とする、質量分析用膜フィルター。前記膜フィルターと基板とを含む質量分析用サンプルプレート。ゲル電気泳動で分離された試料を前記膜フィルターに転写及び固定することを含む、質量分析方法も提供される。 (もっと読む)


【課題】基板上の試料分子の質量に関する情報を取得するための質量分析装置において、試料成分やマトリックスより産出されるプロトンを無駄なく捕獲し、該プロトンを飛翔中の中性試料分子に有効に付着させることにより、試料分子の検出感度を向上させる質量分析装置を提供すること。
【解決手段】一次ビームの軌跡を一次ビーム軸とし、該一次ビーム軸と基板上の試料表面が交わる点を中心点とし、中心点を通り基板法線方向に延びる軸を中心軸としたときに、中心軸に対し該一次ビーム軸と線対称をなす軸に対して30度の角度で円錐状に広がる領域内に電極を配置する。この電極を使い発生させた電界により、一次ビームの照射により飛翔するプロトンを捕獲し、該プロトンを同様に飛翔する中性試料分子に付着させる。 (もっと読む)


【課題】質量分析に影響を与えることなく高い空間分解能で明瞭な顕微観察画像を、分析実行中にもリアルタイムで取得できようにする。
【解決手段】サンプルプレート2が載置されるステージ1に開口部1aを形成し、サンプルプレート2を透明又は半透明とする。観察光学系20及びCCDカメラ21からなる顕微観察部はステージ1の下方に配設され、ステージ1の開口部1a及び透明なサンプルプレート2を通してサンプル3の裏面の観察画像を取得し、表示部27の画面上に表示する。サンプル3が生体組織切片である場合、裏面からの観察画像は表面からの観察画像とほぼ同様になる。 (もっと読む)


【課題】 小型・簡単な構成で、質量分析部へイオンを高効率に導入して分解能を向上させる。
【解決手段】 質量分析部へ試料を導入する試料導入配管部と質量分析部との間に、間欠的にガス導入を行って試料通過を制御するための開閉機構を設け、試料導入配管部の高圧側、つまり、開閉機構に対して質量分析部とは反対側の圧力が100Pa以上10,000Pa以下となるように排気するポンプ機構を備えた質量分析装置。 (もっと読む)


【課題】0.1Torr未満の圧力で、サンプルおよび試薬ガスをイオン源へと流すことにより、化学イオン化によってサンプルをイオン化する。
【解決手段】イオン源を0.1Torr未満の圧力に維持しながら、電子イオン化により、試薬ガスをイオン源内でイオン化して、試薬イオンを生成する。0.1Torr未満の圧力で、サンプルを試薬イオンと反応させて、サンプルの生成イオンを生成する。質量分析のために、生成イオンをイオントラップへと移送する。 (もっと読む)


【課題】光解離により発生した1次フラグメントイオンがさらに2次的に解離してしまうことでMS/MSスペクトルの信号強度が低下することを抑制する。
【解決手段】光解離を起こすための励起レーザ光をイオントラップ1内の捕捉領域Aの中央から外れた位置に照射し、それとともにプリカーサイオンを選択的に励振させるような励振信号をエンドキャップ電極12、13に印加する。これにより形成される励振電場の作用によってプリカーサイオンは大きく振動して捕捉領域Aを外れ励起光照射領域Bを横切るため、励起レーザ光の照射を受けて解離が生じる。一方、解離によって生成されたフラグメントイオンは上記励振電場の作用を殆ど受けないために捕捉領域Aに留まり、励起光照射領域Bには入らない。このため、フラグメントイオンは励起レーザ光を受けにくく2次的な解離は生じにくい。 (もっと読む)


【課題】イメージング質量分析により収集された膨大なデータに基づいて、生体試料の組織構造などを把握するために有意であって且つ分析者が直感的にも理解し易い情報を提示する。
【解決手段】試料8上の各ピクセル8b毎にマススペクトル中の最大強度MI(i)と対応する質量電荷比m/z(i)を抽出し、全ピクセルをm/z(i)に応じてクラスタリングする。1つのクラスタは1つの物質に対応する。クラスタ毎に含まれるピクセルの中の最大強度MI(i)の値が最大のものを代表最大強度MI(cj)として抽出し、これをクラスタ番号cjとともに表示する。分析者がこのMI(cj)を参考にして表示したいクラスタを指定すると、指定されたクラスタに各々異なる色を設定し、各クラスタに含まれるピクセルを色付けしたイメージング画像を作成して表示する。イメージング画像上には、複数の物質の空間分布が異なる色で表される。 (もっと読む)


【課題】質量分析方式を用いて空気中の有害成分等を検知あるいは定量するガス分析装置において、湿度変化による測定対象物質の信号強度の変化に対し、湿度計や内部標準物質を用いることなく簡便に校正する方法を提供する。
【解決手段】大気中に通常含まれる成分ガスのイオンのうち、湿度に対して正の相関を有するイオンと負の相関を有するイオンの湿度依存性をそれぞれデータベースとして保有し、これを利用して測定対象物質の信号強度を校正する。 (もっと読む)


【課題】イメージング質量分析により収集された膨大なデータに基づいて、生体試料の組織構造などを把握するために有意であって且つ分析者が直感的にも理解し易い情報を提示する。
【解決手段】試料8上の各ピクセルb毎にマススペクトル中の最大強度MI(i)と対応する質量電荷比m/z(i)をリストアップし、全ピクセルの最大強度MIの中で値が最大であるMIIを抽出する。0〜MIIの範囲で強度値のカラースケールを定め、ピクセル毎に最大強度MIをカラースケールに照らして色を決め、ピクセルを色付けしたイメージング画像を作成して表示する。同時に、全ピクセルのMI(i)とm/z(i)との関係を示すスペクトルを、各ピークの色がイメージング画像上のピクセルに対応した色となるように表示する。イメージング画像により試料上の組織構造の判別が可能となり、スペクトルと照らし合わせることで試料に顕著に含まれる物質のm/zが特定可能となる。 (もっと読む)


【課題】短い測定時間で広い質量電荷比範囲のマススペクトルを取得可能な分析と、複雑な分子構造の解析に有用なMSスペクトルを取得可能な分析とを、1台の質量分析装置で切り替えて実施できるようにする。
【解決手段】MALDIイオン源、イオンを加速する引出し電極13、イオンを収束させるイオン光学系14などを含むイオン導入部10と、イオンを直線的に飛行させる飛行空間を内部に形成するフライトチューブ34との間に、イオントラップを含むイオン捕捉部20と第2検出部31とを配置する。通常分析の際には、イオン導入穴24及びイオン導出穴25を通過するようにイオン光学系14でイオン流を絞り、フライトチューブ34内空間のほかイオントラップ内空間や第2検出部31内の空間も自由飛行領域として飛行時間を計測する。MS分析の際にはイオントラップに一旦イオンを捕捉し、イオントラップで質量分離して吐き出したイオンを第2検出部31で検出する。 (もっと読む)


【課題】特別に加工された試料プレートを用いることなく、マトリクス付着後の試料プレートをステージに載置した際の位置ずれを精度良く検出し、その位置ずれを補正して分析者により指定された領域に対する正確な質量分析を実施する。
【解決手段】試料プレート3が試料ステージ2上に載置されると、照射痕形成制御部22が試料ステージ2を適宜移動させ高パワーのレーザ光を短時間させることにより、試料プレート3上の所定位置に照射痕を形成する。照射痕は固有の形状を有するから、照射痕の顕微観察画像を取得しこれを画像保存部32に保存しておく。一旦ステージ2上から取り出された試料プレート3が再びステージ2上に置かれたあと、その時点で得られる画像上の照射痕の位置と保存部32に保存されている画像上の照射痕の位置との相違から位置ずれ量を算出し、分析位置補正部24は求まったずれ量に応じて分析者により指定された領域の位置情報を修正する。 (もっと読む)


【解決手段】水素−重水素交換セルを備える質量分析計を開示する。イオンが水素−重水素交換を受けることにより、立体配座が異なる一方でイオン移動度がほぼ等しい異性体イオンを識別することが可能になる。水素−重水素交換の相対的な度合いを求めることにより、イオン移動度がほぼ等しい2つのイオンが異なる表面立体配座を持つ場合には、これら2つのイオンをより効果的に識別することができる。 (もっと読む)


【課題】微量の試料で実施できる上、高い精度でポリエーテル含有高分子の劣化状態を評価することができるポリエーテル含有高分子の劣化度評価方法を提供する。
【解決手段】
ポリエーテル系ポリウレタン等のポリエーテル含有高分子のポリエーテル部由来の熱分解生成物量の変化を、熱分解ガスクロマトグラフィー法を使用し、あるいは熱分解ガスクロマトグラフィーと質量分析法を使用し、測定することにより、該ポリエーテル含有高分子の劣化度を評価する。ポリエーテル部由来の熱分解生成物は、アルコール、エーテル、ケトンであり、ポリオールとして例えばポリオキシプロピレントリオールを使用した場合は、特にジイソプロピルエーテル、4−イソプロポキシ−2−ブタノンの組成変化を測定できる。 (もっと読む)


【解決手段】開示されるイオンガイドにおいて、イオンガイドの出口側に軸方向直流電圧障壁103が形成される。一次RF電圧が電極に印加されると、イオンガイド内で径方向にイオンが閉じ込められる。電極には、さらに、補助RF電圧も印加される。補助RF電圧は、一次RF電圧よりも大きな軸方向反復長を有する。補助RF電圧の振幅は、時間とともに増大するため、イオンが不安定になり、軸方向直流電圧障壁をイオンが乗り越えるのに十分な軸方向運動エネルギーが得られる。イオンは、質量対電荷比の順に、イオンガイドから軸方向に放出される。 (もっと読む)


【課題】広い質量電荷比に渡るイオンに対して高感度化とハイスループット化を実現する飛行時間型質量分析装置を提供すること。
【解決手段】イオン輸送部10は、イオン源50で生成されたイオンの少なくとも一部を蓄積し、蓄積したイオンを光軸140(z軸)の方向に排出する衝突室(イオン蓄積部)54と、衝突室(イオン蓄積部)54から排出されたイオンが通過する時の電位が一定である定常電位領域56と、定常電位領域56を通過したイオンが入射する時の定常電位領域56との電位差がイオンの質量電荷比が大きいほど大きくなるように電位が時間的に変化する変動電位領域57と、を含む。飛行時間型質量分析部60は、イオン輸送部10を介して輸送されたイオンを所定の加速タイミングで光軸141(x軸)の方向に加速して検出器160に導く。 (もっと読む)


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