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Fターム[2G041GA08]の内容

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Fターム[2G041GA08]に分類される特許

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【課題】 顕微質量分析装置は試料を観察し、測定部位を特定し、その部位にレーザー光を微小に絞り照射して顕微レーザー質量分析を行なうもので、レーザー光を分析対象である測定部位周囲にレーザー光が広がって照射しないようにして、測定部位の情報だけを的確に得る顕微レーザー質量分析装置を提供する。
【解決手段】試料観察手段とレーザー光照射手段を同じ顕微鏡対物レンズを用い観察した部位にレーザー光を照射して測定するために、焦点距離の短い対物レンズにより、レーザー光を微小にしぼり、その対物レンズのセンター部に孔を開け、金属細管からなる微細イオン輸送管を挿入したイオン輸送管内蔵対物レンズを用いて微小部の顕微MALDIの測定を可能とする。また、イオン輸送管は高分子イオンの通過率を向上させるために加熱機能を備えている。 (もっと読む)


【課題】m/z範囲が限定された複数の測定モードが用意された質量分析装置において、インソース分解やクーリング時のイオン分解を利用した擬似MS3測定を実施する測定対象イオンのm/z範囲を広げることを可能とする。
【解決手段】全m/z範囲をカバーするように設定した複数の測定モードでそれぞれ目的試料に対するMS1スペクトルを取得するとともに、同試料に対しMS2スペクトルを取得する(S1、S2)。そして、MS2スペクトルに存在するイオンピークと同m/zのピークが全MS1スペクトルにあるかどうかを判定し、同一m/zのイオンを擬似MS3測定対象イオンとして抽出する(S3)。全MS1スペクトルの中で擬似MS3測定対象イオンのピーク強度が最大となる測定モードと該イオンのm/zを測定条件として擬似MS3測定を実施し、擬似MS3スペクトルを取得する(S4、S5)。 (もっと読む)


【課題】 イオントラップToF装置の、特にMS2及びMS3分析モードにおいて、イオンスループット速度及びスペクトル取得速度を改良する。
【解決手段】 飛行時間型質量分析装置(1)が、イオン源と、該イオン源から供給される試料イオンを受容する分割線形イオンデバイス(10)と、該分割デバイスから排出されたイオンを分析する飛行時間型質量分析器を備える。最初にイオンを二以上の隣接するセグメントグループの中に捕捉し、次いでイオンをセグメントグループよりも短い分割デバイスの領域に捕捉するための捕捉電圧が分割デバイスに印加される。捕捉電圧はデバイス(10)の全長に沿って一様な捕捉場を供給するのにも有効である。 (もっと読む)


【課題】或るMS1ピークをプリカーサイオンとしたMS2分析を実行する前にそのMS2分析結果を利用した物質同定の確率を定量的に推定することにより、同定作業の効率向上を図る。
【解決手段】同定確率推定モデル構築部32は、既知試料から得られた多数の分画試料をMS1、MS2分析し、同定を行った結果(成功/失敗)から、同定成功の確率が高いMS1ピークのm/z及びSN比を把握し、MS1ピークを順位付けするパラメータと、その順位に従ってMS2分析及び同定を行った場合の分析累積数と同定成功数との関係を示す同定確率推定モデルを表すパラメータを求め、記憶部33に記憶しておく。目的試料中の物質同定に際しては、分析により得られたMS1ピークについてMS1ピーク順位付けパラメータを用いて近似順位を求め、同定確率推定モデルを参照して近似順位から同定確率推定値を求める。例えば同定確率がを基にMS1ピークを選択しMS2分析することで効率良く網羅的同定が可能である。 (もっと読む)


【課題】ヒトによるコーヒーの官能評価方法は客観性に乏しく、コーヒーの呈味の差異を具体的に数値で比較することが困難であった。また、上述の他の評価方法も呈味を評価する上で十分な方法であるとは言えなかった。
【解決手段】熟練したパネルによる官能検査に依存しないコーヒー豆、及び、コーヒー抽出液の品質評価方法、特に苦味や渋味に強く影響を与える成分を指標として科学的、かつ客観的に品質評価を行う方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】前立腺癌を示す健康状態を予測するための方法を提供する。
【解決手段】未決定健康状態を有する患者からの血液試料中の代謝産物と呼ばれる特定の小さい生化学物質の強度を測定し、これらの強度を健常個体の集団で観察される強度、及び/又は、確定された前立腺癌陽性個体の集団で観察された強度と比較する。本方法は、医師が、スクリーニングされた患者が前立腺癌に陽性である確率を決定することを可能にさせる。 (もっと読む)


【課題】物質の構造に関する情報の取得効率を向上し、測定及び物質同定の時間を短縮することのできる質量分析方法を提供する。
【解決手段】質量分析でのプリカーサイオン選択過程において、MS1スペクトルで検出された任意のイオンと他のイオンとの分子量差を算出し、分子量差が修飾物組み合わせ理論値と一致するイオン群からプリカーサイオンを選択することを特徴とする質量分析方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】MS/MSイオンサーチやデノボシーケンシングによってペプチドが同定できないような場合でも、高い精度でペプチドの同定を可能とする。
【解決手段】低m/zのプリカーサイオンに対するMSnスペクトルは情報量が少ない反面、デノボシーケンシングにより高い信頼度でアミノ酸配列を推定できる。そこで、意図的にm/zが500以下であるプリカーサイオンに対するMSnスペクトルを取得し(S2-S6)、該スペクトルに対しデノボシーケンシングを実行してプリカーサイオンのm/zからm/z=0までの間のアミノ酸配列を推定する。そして、推定されたアミノ酸配列、MSn分析のプリカーサイオンm/z、及びMS2分析のプリカーサイオンm/zを用いてシーケンスタグを生成する(S7)。このタグの信頼度は高く、シーケンスタグサーチではタグが正確であれば正解ペプチドを見逃しなく検索可能であるから、高い精度でペプチド同定又は候補の絞り込みが行える(S8)。 (もっと読む)


【課題】試料に含まれる物質を網羅的に同定する際にMS2分析する分画数を抑えることで分析時間を短縮しながら同定の正確性を確保する。
【解決手段】全ての分画試料をMS1分析した結果に基づき作成した、保持時間、m/z、信号強度を3軸とする3次元グラフに対し(S1-S2)、ωよりも大きな閾値θNで強度を判定してピーク検出を行い、検出されたピークのピークトップが存在する分画試料をMS2分析対象として選択する(S3-S5)。次に、選択された分画試料にピークトップが存在し、強度が閾値ω以上であるピークを検出し、検出されたピークをプリカーサイオン候補として挙げる(S6)。そして、選択された分画試料の含有物質が同定されるまでプリカーサイオン候補についてのMS2分析を順次実行する(S7-S9,S14-S15)。1つの分画試料に対し多くのプリカーサイオン候補が挙げられるので、分画試料の含有物質の同定確率が高まる。 (もっと読む)


【課題】デジタルイオントラップにおいて、イオンを捕捉する際にリング電極に印加する矩形波電圧のデューティ比を50%近傍に保つことで高m/z範囲の検出感度を改善する。
【解決手段】リング電極31に印加される矩形波電圧の正極側部分と負極側部分とを整流回路57、58で別々に抽出し、積分回路59、60でそれぞれ平滑化する。これにより、矩形波電圧の正極側部分の面積値と負極側部分の面積値はそれぞれ直流信号の波高値h1、h2に置き換えられる。比較回路61は両波高値の差を誤差信号Δとして出力し、この誤差信号Δが0になるように可変遅延回路51、52において制御信号の遅延量を調整する。これによって、スイッチ53、54をオン・オフ駆動する正極側制御信号と負極側制御信号との相対的位相関係が変化し、矩形波電圧のデューティ比が50%に近づくように変化する。 (もっと読む)


【課題】ペプチド、特に疎水性ペプチドの質量分析感度を高めるための質量分析用タグを提供する。
【解決手段】一般式(1)で表される、n個のアミノ酸残基からなる質量分析用タグ。
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【課題】ガスクロマトグラフィと連結された質量分析計を含む質量分析計に関し、質量分析計を調整して、その性能を改善または回復させる。
【解決手段】質量分析計またはガスクロマトグラフ/質量分析計システムにおいて、水素等の調整ガスを添加して、イオン源等の質量分析計の1つ以上の構成要素または領域を調整または洗浄する。調整ガスは質量分析計の上流、試料入口またはクロマトグラフカラムの中に添加されてもよく、または質量分析計の中に直接添加されてもよい。調整ガスは質量分析計が試料を分析していないとき、オフラインで添加されてもよく、または試料分析中にオンラインで添加されてもよい。オンラインで添加されるとき、調整ガスはヘリウム等のキャリアガスと混合されてもよい。別の実施形態では、調整ガスはまたカラムを通るキャリアガスとして機能し、ヘリウムなどの別のガスがキャリアガス流に添加されてもよい。 (もっと読む)


【課題】MSn分析によって得られたデータを基に未知物質の構造推定を容易に行うことのできる質量分析データ解析方法を提供する。
【解決手段】未知物質のプリカーサイオンの質量電荷比からその組成式を推定し(S12)、該未知物質に類似する既知物質の構造式と所定の構造変化パターンを組み合わせることで該組成式と同様の組成式が得られる構造候補を作成する(S14)。該構造候補から発生するフラグメントイオンピークを推定し(S15)、それを基に前記構造候補を蓋然性の高い順にランク付けする(S16)。次に、未知物質と既知物質のマススペクトルを比較し、両者に共通するフラグメントイオンピークを探索する(S19)、共通するピークが存在した場合には該ピークに対応する既知物質の部分構造が未知物質にも含まれているものと推定し、該部分構造情報を基に上記構造候補の絞り込みを行う(S21)。 (もっと読む)


【課題】翻訳後修飾を受けたタンパク質の同定を可能としたシステムにおいて非修飾タンパク質の同定性能の低下を防止するとともに同定時間の短縮化を図る。
【解決手段】公的なアミノ酸配列データベース等の登録情報など、既知のタンパク質のアミノ酸配列情報と翻訳後修飾情報とに基づいて、既知の修飾タンパク質のアミノ酸配列を含む同定用DB5を予め構築する。この際に、修飾されたアミノ酸を通常のアミノ酸と重複しない特定の記号で表記する。検索条件入力部44から同定対象のデータと翻訳後修飾を含む検索条件が指定されると、DB検索部43は指定されたデータを同定用DB5と照合してペプチドの候補を抽出する。修飾タンパク質は既知のものに限られるため検索空間はそれほど拡大しない。それによって、高い同定性能を確保しながら検索時間を短縮することができる。 (もっと読む)


【課題】夾雑物等の影響により目的化合物由来のプリカーサイオンピークにほかのピークが重なっているような場合でも、MS2スペクトル上のピークの中から目的化合物由来のプロダクトイオンピークを的確に選出し化合物同定等に供する。
【解決手段】取得したイメージングMS2データからピクセル(測定点位置)とm/zとを行及び列とし強度値を要素とするデータマトリクスを作成し、目的化合物由来のプリカーサイオンの空間強度分布と類似した空間強度分布を示すm/z値を基準ピークとして選出する。目的化合物由来のプロダクトイオンは基準ピークと類似した空間強度分布を示す筈であるから、上記データマトリクスにおいて基準ピークと他ピークとのデータの相関計数を計算する。順相関で大きな相関係数値を与えるピークがプロダクトイオンピークであると判断し、該ピークのm/z値を選出して組成解析や同定処理に供する。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、投与化合物が示しうる副腎毒性を、少ない労力で迅速にかつ簡便に検出するためのバイオマーカーの用途を提供することを課題とする。
【解決手段】
本発明者らはメタボロミクスの手法を用いて、副腎毒性バイオマーカーの探索を実施し、プレグネノン酸(pregnenoic acid)が副腎毒性と相関して増加するバイオマーカーとして有用であることを見出したことによって、上記課題を解決した。 (もっと読む)


【課題】試料液中の[モノ、ビス(塩化トリメチルアンモニウムメチレン)]アルキルトルエンの定量方法を提供する。
【解決手段】試料液中の[モノ、ビス(塩化トリメチルアンモニウムメチレン)]アルキルトルエンのうち、モノ体は試料液を有機溶媒で抽出処理し、当該抽出物を分析用試料とし、ビス体は溶液を陽イオン交換樹脂で吸着処理し、酸性溶液で溶出した画分を分析用試料とし、それぞれを親水性相互作用クロマトグラフィーカラムを用いた液体クロマトグラフ/タンデム型質量分析計を用いて分析し、その濃度を合計することを特徴とする、試料液中の[モノ、ビス(塩化トリメチルアンモニウムメチレン)]アルキルトルエンの定量方法である。 (もっと読む)


【課題】イオントラップで質量分析を行なう場合に、空間電荷の影響を補正し、感度とダイナミックレンジを両立する。
【解決手段】イオン源で試料をイオン化する工程と、イ
オントラップにイオンを蓄積する工程と、前記イオント
ラップから質量選択的にイオンを排出して検出器で検出
し、質量スペクトルを取得する工程を有し、前記質量ス
ペクトルの質量軸を、各イオンが排出される時点で前記
イオントラップ内に蓄積されているイオン量に基づいて
補正する。 (もっと読む)


【課題】患者の認知症又は認知症のリスクを鑑別診断するための方法、及び本方法で役立つ代謝産物マーカー及び化合物を提供する。
【解決手段】患者から試料を得る工程と、1又は複数の代謝産物マーカーの定量化データを得るために試料を分析する工程と、1又は複数の代謝産物マーカーの定量化データを1又は複数の標準試料から得られる対応するデータと比較する工程と、認知症又は認知症のリスクを鑑別診断するために比較を用いる工程とを含む。患者の認知症又は認知症のリスクを評価する際に役立つこともできる。 (もっと読む)


【課題】糖ペプチド又は糖タンパク質を感度良く分析することができる質量分析用マトリックスを提供する。
【解決手段】3−アミノキノリンイオンとp−クマル酸イオンとを含むイオン液体である、糖ペプチド又は糖タンパク質の質量分析用マトリックス。好ましくは、3−アミノキノリンとp−クマル酸とを5:1〜20:1のモル比で混合して調製したものであり、混合されるべきp−クマル酸が99%以上の純度を有するものであり、リン酸アンモニウムを添加剤として用いるものであり、酸性糖を含む糖ペプチド又は糖タンパク質の測定のために用いられるものである。 (もっと読む)


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